2019/07/07 - 2019/07/15
163位(同エリア495件中)
つよしさん
7月7日出国、15日帰国の6泊9日で2度目のミャンマー旅行です。現地ではマンダレー5泊、ヤンゴン1泊。この時期ミャンマーは雨期ですが、マンダレーやその周辺では雨が少ないため、この旅行を決めました。ミャンマーは見所が沢山あるため、前回に引き続きとても満足度の高い旅となりました。《表紙の写真はインワの仏塔群》
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
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▽7月11日(木) 旅行5日目
おはようございます。やっぱり曇っているマンダレーの朝です。ヒルトン マンダレイ ホテル
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6時から朝食です。この日も出発は7時なので、食べ過ぎないように量をセーブしています。麺はモヒンガーです。今日の観光は、この旅のハイライトであるゴッティ鉄橋を列車で渡ります。
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この日は木曜日。ホテル1Fにある"MOAT BAR & GRILL"では、19時からドリンクが半額、料理は3割引きとの表示がありました。ヒルトンマンダレーの目の前は旧王宮で、王宮の回りは掘(Moat)に囲まれているからこの名前なんでしょうね。時間が合えば、行ってみようと思います。
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7時にホテルロビーを出発。車を走らせること2時間15分。9時15分ごろ列車に乗るナウンチオ駅に到着しました。こちらは有人駅ですが、外国人用切符は扱っていないため、ガイドさんがマンダレー駅で事前に購入を済ませています。購入にはパスポートのコピーが必要でした。
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駅構内に掲示されている列車の時刻表です。列車は上り、下りとも1日1本のみ。私が乗る列車は午前4時にマンダレーを出発したものです。この列車は、ナウンチオ駅に10時23分に到着します。10分後に出発して、30分でゴッティ駅に到着。5分後に出発して、ゴッティ鉄橋を渡り50分後にナウンペン駅に到着。私はここで列車を降りる予定です。
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列車がやって来るまで1時間程ありますので、まずはトイレを済ませます。緑色の建物がトイレですが、鍵がかかっていたためドライバーさんが管理をしているおばちゃんを向かいの家から呼んできてくれました。料金は200Ks(14円)。
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駅周辺をガイドさんと散策することにしました。
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ナウンチオ駅近くのお寺に入ったのですが、住み着いている野良犬3匹が猛烈に吠え付いてきたので、水浴びをする部屋に逃げ込みました。ガイドさんが声を上げてお坊さんを呼び、犬を追い払ってもらい外に出ることができました。民家で飼っている犬も野放しなので、結構怖いです。
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コンビニというよりは、田舎の店。
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天然のサンスベリア(虎の尾)。
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駅に戻り列車を待っていると、5分遅れぐらいで列車が到着しました。
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一時帰郷していた姪2人を見送る叔母さんです。2人はタイで働いているそうです。
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停車時間は10分ありますし、座席は指定なので写真を撮ってから乗り込みます。
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私の席は、機関車のすぐ後ろの1号車37番(進行方向右側)です。
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社内にも食べ物の売り子が何人も居ます。
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なかなか出発しないと思っていたら、車輪の辺りを調整していたようです。
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10分遅れぐらいで、列車は出発しました。
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しばらくすると、車窓からゴッティ鉄橋が見えてきました。鉄橋としての高さは世界第2位だそうです。
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ゴッティ駅に到着しました。
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駅舎は進行方向右側なので、右側の扉が開きます。ゴッティ鉄橋は進行方向左側に見えています。
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イチオシ
ガイドさんがゴッティ鉄橋側の扉を開けてくれて、写真を撮りに降りました。
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もう1枚パシャリ!
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ゴッティ鉄橋を渡っている間、列車はスピードを落とすのですが、必死で写真を撮っていると、鉄橋の上にいる時間はとても短く感じます。
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イチオシ
マンダレーから出発する列車の場合、良い写真を撮るポイントはできるだけ前の車両に乗り(写真に写り込む車両数が多くなります)、座席は進行方向左側がお勧めとなります。
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イチオシ
写真を撮影する際は、進行方向だけでなく、後方も振り返ってください。この写真は鉄橋を渡り終わるぐらいにガイドさんに撮影してもらったものです。
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イチオシ
鉄橋を渡り終わるとトンネルを通過します。トンネルを抜けた後にも、この写真のような絶景ポイントがあります。
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ナウンペン駅に到着しました。
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絶景を楽しんだ列車の旅もここで終了です。
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この列車にはアッパークラスも設定されており、欧米からのツアー客が乗っていました。ただし、アッパークラスは連結の中央付近なので、ゴッティ鉄橋を撮影する構図としてはあまり良くないかもしれません。また、一般車両の方がミャンマー鉄道旅の雰囲気を味わえますから、私は一般車両への乗車をお勧めします。
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ピンウールインに向かう途中で、昼食にします。こちらはシャンヌードルのお店です。
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お店では土産物も売っていました。ガイドさんはヒマワリの種を買っていました。
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シャンヌードルの麺はもちもちと食感が強いものと、柔らかいものを選びます。お勧めは食感が強い方なんだそうで、私はそちらにしました。ミャンマー料理の中で最も日本人の口に合うのはシャン料理と言われています。右上の茶色い物は揚げ豆腐です。麺に入れてスープを浸み込ませて食べました。その手前が、キムチのような漬物です。シャンヌードルは美味しいけれど、辛味とパクチーの香りが効いています。左側の薄いピンクの料理は、豚の脂身とお餅を混ぜたような料理でした。生っぽいので少しだけ試しましたが、私の口には合いませんでした。翌朝、少しお腹にきたので、生っぽいものは食べなかったほうが良かったかもしれません。
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この店はビールを置いていなかったため、ドライバーさんが隣接する店でビールを買ってきてくれました。値段は3,000KS(210円)だったような気がします。ジョッキの向こう側のチョコレート色の料理はお餅です。塩か砂糖を付けて食べす。私は何も付けずに頂きましたが、ビールのおつまみにもなって美味しかったです。
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食事が終わったら、ペイチンミャァウン鍾乳洞(洞窟寺院)へ向かいます。車で谷を抜ける途中、雨に降られました。この辺りは山間部なので、マンダレーに比べて雨が多いそうです。
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ペイチンミャァウン鍾乳洞に到着しました。
ペイチンミャァウン 寺院・教会
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洞窟の中の仏像は新しい物なので、日本人としては有難みをあまり感じませんが、ミャンマーの人達はそうしたことを考えないようです。
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金粉を貼られた寝釈迦仏。
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マンダレーのマハムニ仏とヤンゴンのシュエダゴンパゴダを模したものもあります。こちらも日本人は子供騙し的に感じてしまいますが、本物を見ることができないミャンマーの人達にとっては、とてもありがたい存在になっているようです。
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休みの日は近隣の町から家族連れがやって来て賑わうディッセンバーガーデンに入ります。こちらでは牛などの動物を飼って、イチゴなどの果物を栽培している農園です。食事のできるレストランやカフェがあります。
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ドラゴンフルーツって、サボテンの実なんですね。
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こちらはアボガド。
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園内のレストランで休憩。私はブルーベリーヨーグルトとアイス2,000Ks(140円)、ガイドさんはミルク1,000Ks(70円)。
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ホテルには17時ごろ到着。
ヒルトン マンダレイ ホテル
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部屋に戻ったら、まずはお風呂にします。
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お風呂をあがったら、ラウンジでビール!
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今日のラウンジのおつまみ。ラウンジスタッフがレストランから持ってきてくれます。
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ビールに続いては、赤ワイン。
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クッキーやフルーツ、ナッツはラウンジ内に用意されています。
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チーズとパン、干しブドウなどのおつまみが美味しかったので、追加で持ってきてもらいました。
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ナッツも少し頂きました。
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19時20分ぐらいに、ホテル1Fのバーへやって来ました。丁度バンドの生演奏をやっていました。
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ドリンクは赤ワインを注文。
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料理は手羽先の照り焼き。肉がジューシーでかなり美味しかったです。
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店の雰囲気がよく、2時間ぐらい利用したと思います。結果、この夜は飲み過ぎでした。部屋に戻ったら、反省する時間もなくすぐに熟睡状態でした。
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▽7月12日(金) 旅行6日目
おはようございます。マンダレーはやっぱり曇りの朝が来ました。 -
朝食は6時から。前夜飲みすぎたので、軽い朝食です。
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9時にホテルを出発。この日はザガインとインワの観光です。ミャンマーで車が日本の中古車なのは当たり前なのですが、木箱まで中古というのは驚きです。
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イチオシ
ザガイン観光のトップバッターはカウンムードーパゴダです。元々白いパゴダでしたが、一時金色になっていました。でも、金色のペンキに含まれていた油成分が保存に良くなかったようで、最近になって金のペンキを剥がして白い漆喰に塗り直したそうです。
カウンムドー パゴタ 寺院・教会
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ザガインは果物のリュウガンが名産品だそうで、1つ試してみました。味はライチとほぼ同じです。皮は剥きやすいのですが、ややえぐみがあります。
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ザガインヒルにやって来ました。まずは、45体の仏像が並ぶウーミントンゼーパゴダに入ります。
ザガインヒル 自然・景勝地
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水色の壁がとても綺麗なパゴダです。
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ザガインヒルからの眺望。右側に白く見えるのは、カウンムードーパゴダです。
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この後、左手の小高い丘にあるサンウーポンニャーシン・パゴダへ向かいます。
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サンウーポンニャーシン・パゴダのご本尊です。
Soon U Ponnya Shin 寺院・教会
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左手をよく見ると、指が6本あります。
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この山は角度によってはカエルの形に似ているそうで、本堂にもカエルの置物がありました。
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イチオシ
ザガインヒルの麓近くに彫刻が綺麗なヨウッソソウン僧院があります。観光客が訪れるようになったのは、ごく最近だそうです。
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屋根に付けられている金属の飾りがとても精巧に作られており、見ごたえがあります。
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扉にはミャンマーの神様マハーギーリーが装飾されています。
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正面から向かって右側のお堂の手すり部分の外側にも精巧な彫刻が配置されています。
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左側のお堂の手すりにも、綺麗な彫刻が配置されています。なお、この僧院は地球の歩き方(2019~20)には掲載されていません。
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昼食はザガインヒルレストラン。店の向かい側は尼僧の寄宿舎です。
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尼僧たちは昼食を終えて、校舎へ向かっているところです。
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まずは、ミャンマービール。1本3,000Ks(210円)だったと思います。
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料理は鶏肉と豆のカレー。タケノコと野菜の炒め物。フライドポテト。シイタケと卵のとろみスープ。どれも美味しく頂きました。なお、日本人としてはスープの塩気をもう少し抑えればより美味しくなるはずです。
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午後の観光はインワ(地元民はアヴァと呼称)です。インワ鉄橋でエーヤワディー川を渡り、一旦アマラプラ側へ戻ります。
インワ鉄橋 建造物
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ミイッンゲ川を船で渡りインワへ向かいます。
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渡し船の舵は足で調整しています。艪を足で漕ぐインレー湖のインター族を思い出しました。
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5~10分でインワの船着き場に到着しました。
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インワでは馬車に乗って観光名所を回ります。
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まずは、復元された城壁を抜けて僧院やパゴダへ向かいます。
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イチオシ
通常の観光コースはガイドブックに掲載されている有名な4カ所だけですが、私が遺跡好きなのとこの日は時間に余裕があるため、ガイドさんが馬車の案内人と交渉して、通常は行かないような所を回ってくれることになりました。まずは"Daw Gyan Pagoda Complex"です。
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この化粧漆喰の彫刻はガルーダですね。
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続いては"Win Ka Par Temple"に登ります。化粧漆喰が一部残っていて、沢山の窓のようなデザインが彫られていたのが分かります。
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"Win Ka Par Temple"の天井部分に登ると、隣の"Myint Mor Taung Pagoda"とその向こう側にはアユタヤ形式に似た白い仏塔が見渡せます。
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今度は、"Myint Mor Taung Pagoda"に登ります。
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"Myint Mor Taung Pagoda"の上に登って隣の仏塔を眺めます。
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仏塔とは反対側にある"Win Ka Par Temple"の天井の様子です。天井部分に小さな仏塔があったのでしょうね。今は塔の土台のみが残っているようです。
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イチオシ
メキシコから来ていたアミーゴと"Myint Mor Taung Pagoda"のテラスで記念撮影。
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続いては名前も付いていなような小さな仏塔群へ。
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イチオシ
こんな風景がたまらなく好きなんですよね。
(追記)こちらのアユタヤ形式に似た仏塔は、パヤンガズ(5本の仏塔)と呼ばれているそうです。 -
インワのメジャー観光第1弾。総チーク造りのバガヤー僧院。
バガヤー僧院 寺院・教会
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僧院内の龍の彫刻はまずまずでした。
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ご本尊の仏像も独特の卵型の顔をしていて、あまり見ない形かもしれません。
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インワのメジャー観光第2弾。ヤタナーシンメパゴダ。
ヤタナーシンメ パゴダ 寺院・教会
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地球の歩き方にフォトジェニックな1枚が撮影できると書いてある仏像。
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インワのメジャー観光第3弾。ナンミイン監視塔。地震で傾いたそうです。
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インワのメジャー観光第4弾。マハーアウンミェ僧院。バーヂードー王のナンマドー・メヌ王妃によって寄進されました。
マハーアウンミェ僧院 寺院・教会
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イチオシ
ご本尊の仏像。とても綺麗な顔をしています。ナンマドー・メヌ王妃は美人だったそうで、ガイドさんに写真を見せてもらいました。私は、この仏像と王妃の顔が似ているように思えてなりません。
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マハーアウンミェ僧院の隣に建つ白いパゴダ。空が青いと白いパゴダが綺麗です。これにてインワ観光が終了。
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ミイッンゲ川をアマナプラ側へ渡ります。写真は渡し船から見えるインワ鉄橋とザガインヒルの景色です。この後、ウーベイン橋でのサンセット鑑賞が予定されていましたが、ウーベイン橋は既に観光していますし、曇天でサンセットは見えそうにもないので、ホテルに直帰することにしました。
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ホテルに戻ってきました。
ヒルトン マンダレイ ホテル
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今日もお風呂に入って疲れを取ります。
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お風呂の後は、ラウンジでビール。
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おつまみは、毎日変えてくれています。
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そして赤ワイン。
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続いてはバーボンのロック。
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部屋に戻って、味噌汁で〆ます。おやすみなさい。(つづく)
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この旅行記へのコメント (3)
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- tabinakanotaekoさん 2020/01/24 00:26:52
- 初めまして、tabinakanotaeko
- つよしさん、
大変参考になる書き方をされているのでメモをとりながら拝見しています。2月にマンダレーと近郊に6泊滞在します。特別、列車が好きと言うわけではないのですが、ゴッティ鉄橋をみたいので参考にさせていただきました。
- つよしさん からの返信 2020/01/24 07:16:51
- RE: 初めまして、tabinakanotaeko
tabinakanotaekoさん、コメントありがとうございます。
私の旅は、現地の旅行会社(ミャンマーの場合はミャンマーPLG、サラトラベル、HISミャンマー)に頼りっぱなしなので、あまり参考にならないかもしれませんが、少しでもお役に立てているのであらば、とても嬉しいです。ゴッディ鉄橋の絶景体験は、とても良い思い出になっています。実は、ゴッディ鉄橋で撮影した私の写真はデジカメの不調でデータが消えてしまい、ガイドさんのスマホ写真をメールで送ってもらって、旅行記にまとめたりしています。小さなトラブルですが、これもまたよい旅の思い出です。
- tabinakanotaekoさん からの返信 2020/01/24 10:30:09
- Re: 初めまして、tabinakanotaeko
- つよしさん、
なるほど納得でした。どうして写真にはいつも貴方の後ろ姿が入っているのだろうと思っていたのです。
マンダレーでは同じホテルにずっと滞在だったのですね? 私は2泊をピンウールインの街にしようかと考え中です。またいろいろ教えてください。taeko
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