2019/07/03 - 2019/07/03
65位(同エリア559件中)
itaruさん
- itaruさんTOP
- 旅行記370冊
- クチコミ25件
- Q&A回答21件
- 317,858アクセス
- フォロワー53人
2019年初のどこかにマイル旅。このところ不順な天候続きで、1週間後の天気予報は西日本は軒並み雨。こりゃ、北海道か東北じゃないとまともな旅はできなさそう。何度か候補地をリセットして、札幌、帯広、三沢、長崎とでたところで4分の3なら大丈夫かな申し込み。で、決まった行き先は三沢。さて、三沢空港からどこに行こうか。津軽半島は2年前、下北半島は5年前に訪ねたし。10年ほど前に両親を連れて行った十和田湖にでもいこうか。などと、考えているうちに、「そういえば八甲田山ってスキーでしか行ったことなかったっけ。じゃあ、夏の八甲田に行ってみようか」
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8時20分発の三沢行きJL155便は端っこの24番ゲート
-
三沢空港には定刻着。いつものように楽天トラベルで空港発で最安(2日の免責込7,830円)だったオリックスレンタカーのカウンターへ。便利なことに空港敷地内に駐車場に車が止めてあるので時間のロスがない。空港近くのローソンで飲み物などを購入して、さあ八甲田に向けて出発
-
まずは十和田湖方面へ。そういえば八甲田山で滑った時も三沢空港からだったけ
-
緑に包まれた国道394号線を快調に進み
-
1時間40分ほどのドライブで八甲田ロープウェイに到着
八甲田ロープウェ- 乗り物
-
そういえば、冬にはこの斜面を滑ったっけ。雪のない緑の斜面を見るのは初めて
-
訪れた日のロープウェイは20分間隔の運行。料金は往復2000円(片道1250円)と、いいお値段。そういえば、ここってスキーシーズンも1日券とかなくて5回券を利用していたっけ(リフトは別)。コースは長いので5回乗ればそこそこ楽しめるけど
-
10分ほどの空中散歩を終えて山頂駅に着くと……。展望デッキから眺めは……。まあ山の上の天候が微妙なのは分かっていたけど
-
それでも山頂全体が濃霧に包まれている(というか雲に覆われている)わけではないので、山頂公園の散策は問題なくできそう
-
とはいえ、もうお昼時。散策する前に山頂駅カフェ&レストラン「ひなざくら」で八甲田山菜そば(800円)で腹ごしらえ。地元で採れた山菜は新鮮でシャキシャキで美味
-
では山頂公園の田茂萢湿原(たもやちしつげん)を散策する八甲田ゴードラインを歩きましょう
八甲田ゴードライン 名所・史跡
-
田茂萢湿原を巡る八甲田ゴードラインは1.8kmゆっくり歩いて1周60分ほどのひょうたん型のコース。木道がよく整備されているので歩きやすい。っていうか、コースを外れると湿原の植生を痛めるのでコース外は歩かないように、とのこと
-
湿原展望台には10分弱で到着。雲が山頂を覆っているけれど、何とか持つかな
-
正面に見えるのが赤倉岳(1548m)で、その隣が井戸岳(1550m)、さらに北八甲田連峰の最高峰である大岳(1585m)があるんだけど、雲に隠れて見えない。でも、山深く、高い山というイメージがある八甲田だけど、一つ一つの山ってそんなに高くないんだよね
-
スキーで八甲田山を滑ったときも快晴にはほど遠かったっけ。時には視界5mほどで、木々などに巻かれたリボンの目印を頼りに滑ったのを思い出す
-
実は八甲田山って青森市の南側にある火山群の総称。なので、八甲田山って山は存在しないんです
-
昔、「八甲田山」って映画があった。日露戦争を前に演習で雪中行軍した陸軍の部隊が遭難して210人の隊員中199人が命を落とした史実を元にしたもの。子どもの頃は八甲田山という山での遭難事件なのかと思っていたけれど、日本有数の豪雪地帯であるこの地域での出来事だったんだよね。写真の右に見える白い部分は雪渓。7月のこの時期でもまだ溶けずに残っている
-
さらに八甲田ゴードラインを進むと
-
登山道との分岐点へ。ここから先に進めば赤倉岳。登山の装備はないので
-
標高1300mの湿原を歩く
-
眼下に広がるのは毛無岱湿原。ここへは赤倉岳登山への分岐点から回り込むことができる
-
毛無岱パラダイスラインというコースを辿って酸ヶ湯温泉まで下山するという手もあるけれど、天候が不安定で足元も不安。ロープウェイの往復チケットも購入済みなので今回はパスします
-
雲は多いし、微妙な空模様の中
-
40分弱で山頂駅に戻ってきた。しかし、スキーシーズンとまるで景色が違うので、どこから滑り始めたのか分からない
-
ロープウェイがやってきたので
-
13時20分発の下りで戻ります
-
不安定な山の天気。途中、雲の中に突入しつつ
-
山麓駅へ。平日なので駐車場はガラガラ。そして駐車場の先にはスキーシーズンのみ動くリフトが見える
-
さてロープウェイの各駅には映画「八甲田山」の名場面やロケ風景の写真が展示している。映画そのものは公開時小学生だったので見ていないけれど、「天は我を見放した」という神田大尉役の北大路欣也さんがつぶやいたセリフはCMで流され、無茶印象に残っている。せっかく夏の八甲田に来たんだから、何か雪中行軍に関わりのある場所を訪ねてみよう。ってことで、少し道を戻ってやってきたのが銅像茶屋
銅像茶屋 グルメ・レストラン
-
ここには土産物屋兼レストランのドライブイン、八甲田雪中行軍遭難事件に関する資料を展示してある「鹿鳴庵」があるはずなんですが、やってない。後日調べたところによると、オーナーが高齢ということもあって今シーズンは休業だそうで……。後継者がいなければ、このまま閉店となる可能性もあるんだとか。平日でも観光バスがやってきたり、そこそこ賑わう感じだけど、冬は雪の影響で道路が閉鎖になるので経営環境は厳しい。周りに飲食店もないし、営業してくれた方が助かるんだけど……。ともかく、駐車場から丘を登っていくと
-
丘の上には雪中行軍遭難記念像。モデルは立ったまま仮死状態で発見されたという(諸説あり)後藤伍長。彼は雪中行軍の責任者だった青森第5連隊の神成大尉(映画では神田大尉)とともに行動。彼が発見されたことで第5連隊の遭難が判明し、大規模な捜索活動が展開されることになりました。神成大尉は後藤伍長からわずか100mほどの場所で発見されましたが、すでに凍死していました。大尉の体は凍りつき、気付けのため注射は針が折れてしまうほど。後藤伍長も一命は取り留めたものの、両手の指、両足を凍傷のため失ったそうです
-
雪中行軍で青森第5連隊が目指したのは田代新湯という温泉。それを意識した……ってわけではないけれど、次にやってきたのが田代平湿原
田代平湿原 自然・景勝地
-
湿原の手前にある龍神沼が秋には紅葉赤と沼のエメラルドグリーンとのコントラストが美しいと、ネットの口コミで評価が高かったのでやってきた
龍神沼 自然・景勝地
-
紅葉の時期ではなくても深い緑の中に溶け込む龍神沼も神秘的な感じ
-
朽ちた鳥居もいい味だしている。ただ、標識とかないので見落とさないように注意
-
ってことで、木道が整備された湿原を歩きましょう
田代平湿原ハイキングコース 公園・植物園
-
田茂萢湿原とは違い、ほかの観光客の姿はない
-
マイナスイオンを感じながら、湿原を散策
-
ふと冬の豪雪時、この湿原も雪に覆われる雪原になるのだろうか、なんて思いが浮かぶ。雪中行軍の目指した田代新湯はここからそれほど離れていない場所。兵士の遺体は広範囲に広がっていたというし、もしかしたら、この辺りにも迷い込んだ兵士もいたりしたのだろうか。青森第5連隊が目指した田代新湯の温泉宿はすでにない。地元の有志が清掃などをしている湯船が残っているとの話ですが
-
天候不順が続いた影響もあるかもしれないけれど、木道の一部は半水没している場所もあったりする。中には腐食している部分もあったりするので、防水性がしっかりした靴を履いていた方がいいかも
-
のんびり散策もいいけど、田茂萢湿原も歩いたのでここはちょっとショートカット。南側ルートから中央ルートを歩いたら
-
蔦温泉へ。って、三沢空港方面に戻ってしまう。いやあ、ガイドブックも持たずにスマホを見ながら「ここに行ってみようか」なんてやっているから効率悪い。しかも、田代平湿原もそうだけど、カーナビに位置情報がなくて。スマホのアプリを使ったりしたけど「あれっ、ここでいいのか?」なんて感じで、通りすぎたりで(苦笑)
蔦温泉ビジターセンター 名所・史跡
-
ここに来たのは温泉に入るためではなく、この遊歩道を通って
-
蔦七沼を巡るため
-
あいにくの曇り空で湖面に映る木々の緑もくすんでいるけれど、静寂の池には心が落ち着く。秋には真っ赤な紅葉が湖面に映し出されまさに絶景なんだとか
-
蔦沼まではバリアフリー化が為されていて誰でも気軽に訪れることができるけれど、その席の遊歩道はそこそこアップダウンがある
-
蔦沼から10分ほどのところにあるのが鏡沼。ひっそりと周りの景色に溶け込んでいるようなこの沼は実は人造の沼
-
苔の生えた岩の間を清流が流れていく
-
この水は蔦七沼の一つ月沼から流れてきたもの
-
水面に樹木が映りこみ幻想的
-
遊歩道は国立公園に指定されている原生林。ブナの木々が生い茂り、豊かな自然を具現化した光景が目の前に広がっている
蔦の森 自然・景勝地
-
遊歩道「沼めぐりの小路」は高低差200mほど。そして一番高い場所に位置しているのが月沼。この沼、蔦温泉旅館に泊まった客が夜の徳利を持って夜の散策に出て、月見酒を楽しんだということから月沼と言われているらしい。それは確かに風流だとは思うのだけれども、真っ暗の中をこんな山深く入っていくのはちょっと……
-
月沼から10分ほど歩いくと木々の間にエメラルドグリーンの沼が見えてきて
-
さらに原生林を進むと
-
長沼に到着。雪解けの水が豊富な時期はまさに長方形の長沼は
-
7月ともなれば水量も減ってくる。春の時期ならここまで水で満たされているらしい
-
しかし、平日ってこともあって蔦沼で年配の3人組に会っただけ。誰とも出会うことなく、ブナ林を進んでいく
-
濃い緑の道を歩き続けると
-
5つ目の沼、菅沼へ。風もなく水面は鏡のように緑の木々を映し出す
蔦七沼 自然・景勝地
-
誰もいない静かな菅沼を眺めたら
-
沼沿いに道があったので進んでいくと、だんだん道が狭くなりけもの道のように……。あれっ、道を間違えたかな
-
ってことで、引き返して
-
瓢箪沼へ。元々は瓢箪型をした沼だったらしいけど、水量が減ってしまって。ただの沼って感じで今一つかな。ここまでで沼は6つ。蔦七沼にはもう一つ、赤沼があるのだけれども、この沼だけはかなり離れた場所にあるので今回はパスということで
-
ってことで、1時間強で沼めぐりは終了です。蔦温泉には次の機会に入るとして
蔦温泉旅館 宿・ホテル
-
本日の宿、谷地温泉へ。ここは開湯400年の歴史を誇る日本三秘湯の一つ。三秘湯?ってどこ。調べてみたら、ほかの二つは北海道のニセコ薬師温泉、徳島の祖谷温泉らしい。祖谷温泉は関西に住んでいた時に日帰り入浴したことがあるから、ニセコ薬師温泉に行けばコンプリート! なら、是非行ってみようか
谷地温泉 宿・ホテル
-
レトロな山間の一軒宿。まさに庄和って感じ。ぎしぎし音の鳴る階段を登り
-
畳にベッドという和室に荷物を置いたら
-
単純硫黄泉の源泉かけ流しの湯を楽しみます。残念ながら撮影禁止なので温泉の写真はなしですが、泉質は文句なし。浴槽は温めの38度の下の湯と42度の上の湯の二つで、打たせ湯あり。ただ、露天風呂はありません
-
さて温泉を堪能したら夕食です。今回は「いわなのお造りを骨酒とともに」にプラン(じゃらんで12636円)。淡水魚のいわなも刺身OKなんだ、なんて思いつつ塩焼きも堪能。奥入瀬地ビール、骨酒にもよくあって美味。さらにしゃぶしゃぶや天ぷらもあって、デザートをいただくころにはお腹いっぱい
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
八甲田・酸ヶ湯温泉(青森) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ どこかにマイルで八甲田 2019年7月
0
69