松本旅行記(ブログ) 一覧に戻る
梅雨時、はっきりしない天候もさることながら、長期入院中の妻の事、降り込められて自宅で蟄居する苛立ちなどから、何とか気分転換と気晴らしに、昨年は神戸大阪まで出かけたが、期待したほどの気分転換は無かった、そんなコントで、普段の外出の足を延ばして、栃木の古賀の町へ行ったり、秩父へ行ったりして気分を変えてみたものの、またぞろ、日常の屈託が重なり、気持ちの落ち込み、妻の容態は、認知症が徐々に進み、居宅介護は、私一人では対応しかねるし、ヘルパーを頼むのは、他人を家に入れるのを嫌う妻の事も有って難しい。そんな中で、一応、居宅介護を踏み出してみたが、結局、私まで共倒れの不安も有って、無理やり再度妻を入院させた。<br /><br />最早、認知症は、回復の見込めない、病気と言うより、加齢と共に脳の働きが衰え、やがては近親の顔さえにんち駅無くなることも、そんな訳で、互いに居所が分かっているが、妻とは生き別れの状態、再び、妻がこの自宅に帰って、一緒に暮らすことは99%」不可能に近いと、二人の子供とも話し合って決断した。<br /><br />生き別れ状態は、かえって気分の落ち込みと苛立ち、侘しさは強い、そんな訳で、一晩泊まりの小旅行で、気晴らしでもしなければと、長野県の松本市を目的地とした。<br /><br />前置きが長くなってしまったが、現役の頃、競技会の為、小淵沢へは良く出かけており、足を延ばせば長野県内へ、松へもそう時間もかからないと、一度は車を走らせて松本へ出かけ、当時有った、街中の東急ホテルへ宿泊した。<br /><br />今回は、天候不順の中、一応PCでチェックして日程を決め、普段コマーシャルで見知ったトリバゴを利用、松本市内のホテルを予約、この前の神戸、ホテルトアロード予約の際、詰めを起こったせいで、現地のホテルのフロントを煩わせたことも有ったので、今回は予約決定通知のメールをプリントして持参。アクセスは新宿から、中央本線の特急あずさを選んだ、一時間に一本の割合で運行されており、特急券と座席指定が条件となって居る。<br /><br />背負った辻間を、通勤時間をさけるべく、新宿までは早い時間帯に出かけ、場合によっては新宿で時間を潰してもいいかと。<br /><br />幸いにも、早婚電車にも乗らず、東横線から副都心線へ切り替わって原宿へ、原宿から新宿へ、9番線からあずさ~号は出発する、プラットホームに、特急券や座席指定券の発券気が有るので、キーをタップして云々とのこと、先日、秩父へ行った際の私鉄でも同様の操作で乗車券を買ったので、慣れたつもりで、キーをタップしたが、何処で枚がったか、特急券は購入できたが、座席指定が見子弟になって居た。時間も迫り、止む無くそのまま乗車。社内の座席の頭の上、網棚の裏側と言うべきか、其処に赤黄青の灯が着いていて、赤い灯りだったら、予約されていない席で、其処に座り、途中停車駅から新たの客が乗って来て、その席を予約して居たら譲るようにとの車内放送で、赤い灯りを探したが見当たらず、取り敢えず黄色の灯の席に腰を掛けて、落ち着かない気持ちでいた。<br /><br />途中、立川、八王子、甲府と停車すごとに、新しい客が乗り込んで来て、他の黄色の席が青に変わって行くのを、不安を持ってみていた。<br />以前は、自由席券で乗車しても、車内で指定席に料金を払って変わることが出来たが、現在はそれが出来ないと言う事だった、<br /><br />何んとも落ち着かない尻がこそばゆい思いで、途中駅に止まるたびに、」そわそわするのも嫌で、或いはグリーン席なら可能ではないかと思い、乗務員に声を変えた。<br /><br />思った通り、グリーン車は、空いた席に移ることは可能だった。無論差額の運賃を払うのは当然、しかし、座席指定量を一寸上回る程度で、のんびりできるなら言う事はない。<br /><br />定刻通り、列車は松本駅に到着、前に来た時は車だったので、松本駅は初めて目にする。<br /><br />駅前から、市内循環バスの、北回りと言うのは、松本城と市役所の前に停車するとのことで、そのバスに乗り込む。<br /><br />バスは、都会ナイズされた町筋を走り、流石城下町、大手通りから大名町を経て、市役所の真ん前、松本城のお堀の前に停車。堀端の楊柳に目を停めながら下車して、大手門へ堀を渡る。<br /><br />国宝として指定された天守に登る。<br /><br />各階への階段の段差が高く、当時、武者たちがいざと言う時、両刀などを手挟み、鎧兜で身を固めて、この会談を上り下りしたことを想像すると、当時の武者たちは、相当な体力だったと、変にかんしんした。私にとっては膝への負担がかなりの物で、遂に最上階へ上るのは断念した。<br /><br />最上階へ上って、銃狭間の窓からのぞいても、そう変わった景色でもなかろうと、最上段を残して下段した。<br /><br />丁度昼時のなって居たので、城へ入る時に目にし禎太、真ん前の蕎麦屋でヒルを済ませることにした。<br /><br />流石、蕎麦の産地長野、腰のある蕎麦、「天蒸篭」とちゅうもんしてもわからなかった。天ざるの事だったが、店員は蒸篭を知らなかったのかもしれない。<br /><br />さて、かなり疲労感も覚え、取り敢えずホテルへチェックインするかと思ったが、まだその時間委は早すぎる。<br /><br />駅近くのホテルまで、徒歩で行くかと、途中道草を食って行けばよかろうと、広々した城跡を背にして、中央の大手通りに足を向けた。<br /><br />途中、四柱神社の守護神とか、派手な装いの蛙の像を拝見、薄川を渡り、蚊縁の時計博物館に立ち寄り、興味深く様々な時計の展示物を拝見する。<br /><br />折から「チンコンカン」と柔らかで済んだ金の時報が耳に入って来た。展示の大時計の懐かしい時報の音だった。ほかの時計は鳴らなかった。<br /><br />途中、人形の町と言う通りを通って、足の向くまま気儘に進んで、既に七夕の日は過ぎているのに、こちらの地方では、旧の七夕の日でもあるのかと思いながらぶらっと歩いてみた。<br /><br />実際に、松本の市内を歩いてみて、以前来た時の記憶をたどってみたが、完全に消え去っていて、唯、、町筋には、地方都市らしい雰囲気があまり感じられず、すっかり東京へ右へ倣えのごとく、都市化されているのに、何と無く拍子抜けした。<br /><br />歩いた疲れも重なって、少し早い時間だったが、ホテルへ直行することにした。<br /><br />小公園の木立の向こうに、のしかかるように新しいホテルの建物が見えた。<br /><br />最上階のレストランからの景観が自慢で、ホテルの名がついたとか、「ホテル ブエナヴィスタ」見事な眺めと言う事らしい。<br /><br />フロントで、少し早い時間だがと断って、念のためプリントして来た予約決定書を提示する。<br /><br />最初、名前だけでは、首を傾げられたので、プリントを持ってきてよかったと思った。<br /><br />「ダブルベッドのシングルユーズでお部屋を用意しております、目下その部屋の準備中で、しばらくお待ちくださいとのことだった。<br /><br />フロントの前の、お土産やケーキなどを揃えた売店前のソファーで、疲れた体を暫し休ませる。<br /><br />時間を見計らって、再びフロントへ、今度は、宿泊性にサインし、部屋のカードキーを受け取った。荷物も、肩掛けのカバン一つ、フロント右手奥のエレベーターで12階へ。<br /><br />9階まではスタンダードシングルの部屋が有るが、10階より上はエグゼクテイブルームと言う事らしい。エレベーターをおりると、眼に前に、ガラスのドアが立ちふさがって、いたずらに入れないようになっていた。<br /><br />ドア脇のセンサーにカードキーを押し付けて、ドアを開いた。<br /><br />長い廊下の両側に部屋が続き、部屋番号を数えながら用意された部屋のドアを、これもカードをかざして開ける、。部屋へ入ると、ドアの取っ手の上あたりの壁に位置に、カードを差し込むところが有って、カードキーを挿入すると、部屋の灯が一斉についた。<br /><br />結構広い部屋で、正面の広い窓、高低の殆どない松本市内の町が俯瞰できた。<br /><br />歳は摂りたくないもので、松本城内と街歩きで、いささか疲れた足と体、気分は、折角来たのだから、街中へ出かけようと思うが、何と無く、暫く横にでもなって居たい気分。<br /><br />宋朝からの道中、思ったより体じゃ疲れていたに違いない、以前なら平気で出かけたのに、入院中の妻を思うと、無理は出来ない、まして自宅を離れた地方で、何かトラブっても困ることになると思い、暫くテレビなどを着けて、見てるのか見ていないのか、兎も角、人の話し声を耳にしているだけでも、何となく気も休まるとベッドにごろりと横になる。<br /><br />ダブルベッドの広さが侘しさを増幅する。<br /><br />折角、遠くまで来たのだから、気を取り直して外出し、ついでの夕食も外で摂ってこようかと、何処へ行くかも決めずに外出することにした。<br /><br />地方の年らしさを求めて、町筋を歩いたが、町の背景をなす南アルプスの山並みを目にするだけで、これと言って特に地方へ来ていると言う感覚にはならなかった。<br />前に来た時はどうだってろうかと記憶をたどったが、全く比較する様な記憶はなかった。<br /><br /><br />ホテル内で夕食を取る気にもなれず、」街中で、以前なら、赤い灯青い灯を求めて、ぶらぶら散策をしたが、もうそんな歳でもないと言う気持ちが強く、結局、目についたイタリアンレストランの看板と、張り出されたメニューを見て入る固tに決めた。<br /><br />盟絵下りる階段を下り、ドアを引き開けた、地下のレストランの入り口は、階段居り切ったところで狭いスペースのフロアに、ドアは手前に引き開ける造りで、ふと、日本の建物のドアは、押しなべて手前へ引いて明ける物が多いと思った。<br /><br />狭い内部を更に狭くするのではなく、外側へ引きつけて開けると言う作りが多い。<br /><br />言えの主が、客などを中へドアと共に引き入れると言う感じで、欧米などは殆ど、ドアは殆ど家側に引き開ける。<br />日本では、ドアを外へ大きく開けて、解放する無防備と言う感じがする。来る者は拒まずの精神の表れかとも思った。<br /><br />翌朝、折角松本まで来ているのだから、と言う気持ちも有ったが、特に見たいところも、目的も無いので、随分もったいない話だが、早々に引き上げてもいいかと思うようになっていた。<br /><br />歩き回るのが、何と無く実行する前から疲れを感じ始めていた。取り敢えず朝食をと、チェックインの際、朝食のチケットでも買い取るシステムにでもなって居るかと思い、部屋から電話してフロントに確認を取った。<br /><br />一応、14階のレストランへ直接行けばよいと言うことで、自宅なら、いつも食事の後で、歯を磨いたり洗顔とかシェービングするのだが、まさか外部のレストランで、他の客の前へ、むさ苦しい無精髭のままでと言う訳にもゆくまいと、洗顔等を住まえてからやおら14階へ上った。<br /><br />レストランの14階は、全フロアレストランで、拾い大きな窓が向かい合って開け、背景の山並みと、市街が見事に俯瞰できた。<br /><br />この警官が自慢のホテルであったかと、改めて思い至った。<br /><br />朝食は、<br />此処でもバイキング・ビュッヘスタイルで、中央にしつらえた台に、朝食の料理等が、狭しとばかりに並び、シェフが一人ついて目玉焼きなどを目の前で料理していた。<br /><br />食後、早めの帰宅を考えながら、それでも折角の遠出の勿体なさをもあって、あまり歩きたくはなかったが、ホテルからも比較的遠くない、深志神社と、隣の市民民芸館でも見学してからと思い、ホテルをチェックアウトした。<br /><br />相変わらずの行き当たりばったりの旅は、特に目的の場所を目指すでもなく、民芸館まで、痛む足を気にしながら出向いたが、会館の時間前で、結局見学する気にもなれず、帰宅の道に就くことに決めて、駅へ向かった。<br /><br />帰路の列車は、間違いなく特急券を手にして、一路家路についた。<br /><br />今回の、気晴らし気分転換の旅は、体の疲れをいつも以上に感じたが、どうやら気晴らしの目的は達したかと思った。<br /><br />また、明日からは、独り暮らしの日常を、何とかやり過ごさねばならない。<br /><br />妻の入院先から請求書が届いていた。<br /><br /><br />

気晴らしは長野県松本市で。

45いいね!

2019/07/10 - 2019/07/11

211位(同エリア1933件中)

1

35

horseriderさん

梅雨時、はっきりしない天候もさることながら、長期入院中の妻の事、降り込められて自宅で蟄居する苛立ちなどから、何とか気分転換と気晴らしに、昨年は神戸大阪まで出かけたが、期待したほどの気分転換は無かった、そんなコントで、普段の外出の足を延ばして、栃木の古賀の町へ行ったり、秩父へ行ったりして気分を変えてみたものの、またぞろ、日常の屈託が重なり、気持ちの落ち込み、妻の容態は、認知症が徐々に進み、居宅介護は、私一人では対応しかねるし、ヘルパーを頼むのは、他人を家に入れるのを嫌う妻の事も有って難しい。そんな中で、一応、居宅介護を踏み出してみたが、結局、私まで共倒れの不安も有って、無理やり再度妻を入院させた。

最早、認知症は、回復の見込めない、病気と言うより、加齢と共に脳の働きが衰え、やがては近親の顔さえにんち駅無くなることも、そんな訳で、互いに居所が分かっているが、妻とは生き別れの状態、再び、妻がこの自宅に帰って、一緒に暮らすことは99%」不可能に近いと、二人の子供とも話し合って決断した。

生き別れ状態は、かえって気分の落ち込みと苛立ち、侘しさは強い、そんな訳で、一晩泊まりの小旅行で、気晴らしでもしなければと、長野県の松本市を目的地とした。

前置きが長くなってしまったが、現役の頃、競技会の為、小淵沢へは良く出かけており、足を延ばせば長野県内へ、松へもそう時間もかからないと、一度は車を走らせて松本へ出かけ、当時有った、街中の東急ホテルへ宿泊した。

今回は、天候不順の中、一応PCでチェックして日程を決め、普段コマーシャルで見知ったトリバゴを利用、松本市内のホテルを予約、この前の神戸、ホテルトアロード予約の際、詰めを起こったせいで、現地のホテルのフロントを煩わせたことも有ったので、今回は予約決定通知のメールをプリントして持参。アクセスは新宿から、中央本線の特急あずさを選んだ、一時間に一本の割合で運行されており、特急券と座席指定が条件となって居る。

背負った辻間を、通勤時間をさけるべく、新宿までは早い時間帯に出かけ、場合によっては新宿で時間を潰してもいいかと。

幸いにも、早婚電車にも乗らず、東横線から副都心線へ切り替わって原宿へ、原宿から新宿へ、9番線からあずさ~号は出発する、プラットホームに、特急券や座席指定券の発券気が有るので、キーをタップして云々とのこと、先日、秩父へ行った際の私鉄でも同様の操作で乗車券を買ったので、慣れたつもりで、キーをタップしたが、何処で枚がったか、特急券は購入できたが、座席指定が見子弟になって居た。時間も迫り、止む無くそのまま乗車。社内の座席の頭の上、網棚の裏側と言うべきか、其処に赤黄青の灯が着いていて、赤い灯りだったら、予約されていない席で、其処に座り、途中停車駅から新たの客が乗って来て、その席を予約して居たら譲るようにとの車内放送で、赤い灯りを探したが見当たらず、取り敢えず黄色の灯の席に腰を掛けて、落ち着かない気持ちでいた。

途中、立川、八王子、甲府と停車すごとに、新しい客が乗り込んで来て、他の黄色の席が青に変わって行くのを、不安を持ってみていた。
以前は、自由席券で乗車しても、車内で指定席に料金を払って変わることが出来たが、現在はそれが出来ないと言う事だった、

何んとも落ち着かない尻がこそばゆい思いで、途中駅に止まるたびに、」そわそわするのも嫌で、或いはグリーン席なら可能ではないかと思い、乗務員に声を変えた。

思った通り、グリーン車は、空いた席に移ることは可能だった。無論差額の運賃を払うのは当然、しかし、座席指定量を一寸上回る程度で、のんびりできるなら言う事はない。

定刻通り、列車は松本駅に到着、前に来た時は車だったので、松本駅は初めて目にする。

駅前から、市内循環バスの、北回りと言うのは、松本城と市役所の前に停車するとのことで、そのバスに乗り込む。

バスは、都会ナイズされた町筋を走り、流石城下町、大手通りから大名町を経て、市役所の真ん前、松本城のお堀の前に停車。堀端の楊柳に目を停めながら下車して、大手門へ堀を渡る。

国宝として指定された天守に登る。

各階への階段の段差が高く、当時、武者たちがいざと言う時、両刀などを手挟み、鎧兜で身を固めて、この会談を上り下りしたことを想像すると、当時の武者たちは、相当な体力だったと、変にかんしんした。私にとっては膝への負担がかなりの物で、遂に最上階へ上るのは断念した。

最上階へ上って、銃狭間の窓からのぞいても、そう変わった景色でもなかろうと、最上段を残して下段した。

丁度昼時のなって居たので、城へ入る時に目にし禎太、真ん前の蕎麦屋でヒルを済ませることにした。

流石、蕎麦の産地長野、腰のある蕎麦、「天蒸篭」とちゅうもんしてもわからなかった。天ざるの事だったが、店員は蒸篭を知らなかったのかもしれない。

さて、かなり疲労感も覚え、取り敢えずホテルへチェックインするかと思ったが、まだその時間委は早すぎる。

駅近くのホテルまで、徒歩で行くかと、途中道草を食って行けばよかろうと、広々した城跡を背にして、中央の大手通りに足を向けた。

途中、四柱神社の守護神とか、派手な装いの蛙の像を拝見、薄川を渡り、蚊縁の時計博物館に立ち寄り、興味深く様々な時計の展示物を拝見する。

折から「チンコンカン」と柔らかで済んだ金の時報が耳に入って来た。展示の大時計の懐かしい時報の音だった。ほかの時計は鳴らなかった。

途中、人形の町と言う通りを通って、足の向くまま気儘に進んで、既に七夕の日は過ぎているのに、こちらの地方では、旧の七夕の日でもあるのかと思いながらぶらっと歩いてみた。

実際に、松本の市内を歩いてみて、以前来た時の記憶をたどってみたが、完全に消え去っていて、唯、、町筋には、地方都市らしい雰囲気があまり感じられず、すっかり東京へ右へ倣えのごとく、都市化されているのに、何と無く拍子抜けした。

歩いた疲れも重なって、少し早い時間だったが、ホテルへ直行することにした。

小公園の木立の向こうに、のしかかるように新しいホテルの建物が見えた。

最上階のレストランからの景観が自慢で、ホテルの名がついたとか、「ホテル ブエナヴィスタ」見事な眺めと言う事らしい。

フロントで、少し早い時間だがと断って、念のためプリントして来た予約決定書を提示する。

最初、名前だけでは、首を傾げられたので、プリントを持ってきてよかったと思った。

「ダブルベッドのシングルユーズでお部屋を用意しております、目下その部屋の準備中で、しばらくお待ちくださいとのことだった。

フロントの前の、お土産やケーキなどを揃えた売店前のソファーで、疲れた体を暫し休ませる。

時間を見計らって、再びフロントへ、今度は、宿泊性にサインし、部屋のカードキーを受け取った。荷物も、肩掛けのカバン一つ、フロント右手奥のエレベーターで12階へ。

9階まではスタンダードシングルの部屋が有るが、10階より上はエグゼクテイブルームと言う事らしい。エレベーターをおりると、眼に前に、ガラスのドアが立ちふさがって、いたずらに入れないようになっていた。

ドア脇のセンサーにカードキーを押し付けて、ドアを開いた。

長い廊下の両側に部屋が続き、部屋番号を数えながら用意された部屋のドアを、これもカードをかざして開ける、。部屋へ入ると、ドアの取っ手の上あたりの壁に位置に、カードを差し込むところが有って、カードキーを挿入すると、部屋の灯が一斉についた。

結構広い部屋で、正面の広い窓、高低の殆どない松本市内の町が俯瞰できた。

歳は摂りたくないもので、松本城内と街歩きで、いささか疲れた足と体、気分は、折角来たのだから、街中へ出かけようと思うが、何と無く、暫く横にでもなって居たい気分。

宋朝からの道中、思ったより体じゃ疲れていたに違いない、以前なら平気で出かけたのに、入院中の妻を思うと、無理は出来ない、まして自宅を離れた地方で、何かトラブっても困ることになると思い、暫くテレビなどを着けて、見てるのか見ていないのか、兎も角、人の話し声を耳にしているだけでも、何となく気も休まるとベッドにごろりと横になる。

ダブルベッドの広さが侘しさを増幅する。

折角、遠くまで来たのだから、気を取り直して外出し、ついでの夕食も外で摂ってこようかと、何処へ行くかも決めずに外出することにした。

地方の年らしさを求めて、町筋を歩いたが、町の背景をなす南アルプスの山並みを目にするだけで、これと言って特に地方へ来ていると言う感覚にはならなかった。
前に来た時はどうだってろうかと記憶をたどったが、全く比較する様な記憶はなかった。


ホテル内で夕食を取る気にもなれず、」街中で、以前なら、赤い灯青い灯を求めて、ぶらぶら散策をしたが、もうそんな歳でもないと言う気持ちが強く、結局、目についたイタリアンレストランの看板と、張り出されたメニューを見て入る固tに決めた。

盟絵下りる階段を下り、ドアを引き開けた、地下のレストランの入り口は、階段居り切ったところで狭いスペースのフロアに、ドアは手前に引き開ける造りで、ふと、日本の建物のドアは、押しなべて手前へ引いて明ける物が多いと思った。

狭い内部を更に狭くするのではなく、外側へ引きつけて開けると言う作りが多い。

言えの主が、客などを中へドアと共に引き入れると言う感じで、欧米などは殆ど、ドアは殆ど家側に引き開ける。
日本では、ドアを外へ大きく開けて、解放する無防備と言う感じがする。来る者は拒まずの精神の表れかとも思った。

翌朝、折角松本まで来ているのだから、と言う気持ちも有ったが、特に見たいところも、目的も無いので、随分もったいない話だが、早々に引き上げてもいいかと思うようになっていた。

歩き回るのが、何と無く実行する前から疲れを感じ始めていた。取り敢えず朝食をと、チェックインの際、朝食のチケットでも買い取るシステムにでもなって居るかと思い、部屋から電話してフロントに確認を取った。

一応、14階のレストランへ直接行けばよいと言うことで、自宅なら、いつも食事の後で、歯を磨いたり洗顔とかシェービングするのだが、まさか外部のレストランで、他の客の前へ、むさ苦しい無精髭のままでと言う訳にもゆくまいと、洗顔等を住まえてからやおら14階へ上った。

レストランの14階は、全フロアレストランで、拾い大きな窓が向かい合って開け、背景の山並みと、市街が見事に俯瞰できた。

この警官が自慢のホテルであったかと、改めて思い至った。

朝食は、
此処でもバイキング・ビュッヘスタイルで、中央にしつらえた台に、朝食の料理等が、狭しとばかりに並び、シェフが一人ついて目玉焼きなどを目の前で料理していた。

食後、早めの帰宅を考えながら、それでも折角の遠出の勿体なさをもあって、あまり歩きたくはなかったが、ホテルからも比較的遠くない、深志神社と、隣の市民民芸館でも見学してからと思い、ホテルをチェックアウトした。

相変わらずの行き当たりばったりの旅は、特に目的の場所を目指すでもなく、民芸館まで、痛む足を気にしながら出向いたが、会館の時間前で、結局見学する気にもなれず、帰宅の道に就くことに決めて、駅へ向かった。

帰路の列車は、間違いなく特急券を手にして、一路家路についた。

今回の、気晴らし気分転換の旅は、体の疲れをいつも以上に感じたが、どうやら気晴らしの目的は達したかと思った。

また、明日からは、独り暮らしの日常を、何とかやり過ごさねばならない。

妻の入院先から請求書が届いていた。


同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
JR特急 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 松本市役所

    松本市役所

  • 大手門

    大手門

  • 松本城天守閣

    松本城天守閣

  • 大名通り。

    大名通り。

  • 七夕の人形飾り・<br /><br />牽牛・織姫を象ったか。

    七夕の人形飾り・

    牽牛・織姫を象ったか。

  • 人形の町通り

    人形の町通り

  • 四柱神社の守護神、蛙の派手な像。

    四柱神社の守護神、蛙の派手な像。

  • 時計博物館の建物

    時計博物館の建物

  • ウインドウ内の展示時計。

    ウインドウ内の展示時計。

  • 結構蔵造りの店舗が目に付く。

    結構蔵造りの店舗が目に付く。

  • 店頭の七夕人形。。

    店頭の七夕人形。。

  • これも時計。

    これも時計。

  • 御香を使った時計。

    御香を使った時計。

  • とまったホテルの部屋。

    とまったホテルの部屋。

  • ホテルの浴室

    ホテルの浴室

  • イタリアンレストラン,  「TREMANI」

    イタリアンレストラン, 「TREMANI」

  • 店内の一部

    店内の一部

45いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (1)

開く

閉じる

  • sanaboさん 2020/03/02 19:32:15
    はじめまして
    horseriderさん、はじめまして

    ご訪問、ご投票をいただきまして、ありがとうございました。
    奥様は長期入院中でいらっしゃるのですね。
    病院とご自宅で離ればなれのご生活では、毎日奥様のお顔を見ることもままならず
    ご心配、ご心痛も尽きないことと思います。心よりお見舞い申し上げます。
    どうかhorseriderさんご自身のご健康にも十分留意され、
    お元気に過ごされますよう心より願っております。

    sanabo

horseriderさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP