2017年　信州の秋を愛でる旅

2017/10/26 - 2017/10/30

　２０１７年も信州の秋を訪ねた。
　１０月末、信州を訪れるのは私達夫婦にとって、今や恒例となっている。この時期の信州は高い山では雪が降り始め、高原では木々が赤や黄色に色付き初め、実に美しい。
　私たちがよく訪れるのは霧ヶ峰から八ヶ岳にかけての領域で、特に八ヶ岳から白樺湖にかけてがお気に入りの場所だ。
毎年八ヶ岳にも登ってきたが、夫のリウマチ症が悪化しているので、今回は山頂を踏むのは無理。
　今の私達に出来る範囲で、信州の自然を心行くまで楽しんできた。

エリア 白樺湖・蓼科・車山(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　２０１７年１０月、今年も秋の信州にやってきた。
　ここは何時も立ち寄る、中央自動車道上り線の駒ヶ岳サービスエリア。
中央アルプスの山々はすっかり雪化粧して、私達を迎えてくれた。

駒ヶ岳サービスエリア (上り線) 道の駅

　続いて立ち寄ったサービスエリアは諏訪湖。諏訪ICで下りる私達にとって、高速道路上の最期のサービスエリアだ。
　ここからの諏訪湖の眺めも素晴らしい！

諏訪湖サービスエリア 道の駅

　これは中央自動車道上り、諏訪湖サービスエリアからの秋の諏訪湖と霧ヶ峰の眺めだ。

諏訪湖サービスエリア 道の駅

　諏訪ICで高速道路を下りた私たちが向かった先は知人の住む八ヶ岳の麓。L152号線、L２９９号線と走って奥蓼科方面に向かう。
　正面に見えているのは私たちが何度も登ったことのある八ヶ岳の天狗岳、根石岳、箕冠山だ。

八ヶ岳中信高原国定公園 自然・景勝地

　これも八ヶ岳山麓１０００mに住む知人宅近くからの八ヶ岳で、天狗岳、根石岳、箕冠山だ。箕冠山の稜線を見ていると、原生林の中の長い登りを懐かしく思いだす。

八ヶ岳中信高原国定公園 自然・景勝地

　奥蓼科からは蓼科山２５３０ｍや北八ヶ岳の北横岳２４８０ｍもきれいに見えている。

北横岳 自然・景勝地

　これも蓼科山だ。
　私たちは知人宅を後に、L１５２号線（大門街道）から白樺湖、池の平、大門峠へと向かう。

蓼科山 自然・景勝地

　L１５２号線（大門街道）を走って、白樺湖までやってきた。蓼科山が対岸に大きく聳え立っていた。

蓼科山 自然・景勝地

　これも白樺湖と蓼科山だ。秋のこの辺りの風景は最高だ。

白樺湖 自然・景勝地

　白樺湖畔ではドウダンツツジが見事に紅葉していた。
　この後、私たちはL152号線で上田まで行き、息子宅に２泊。

白樺湖 自然・景勝地

　１０月２８日早朝、またL１５２号線（大門街道）を走り、八ヶ岳に向かう。
　朝の白樺湖と蓼科山だ。

白樺湖 自然・景勝地

　見えているのは八ヶ岳の硫黄岳、横岳、赤岳。

八ヶ岳中信高原国定公園 自然・景勝地

　私たちはこの日、大きな別荘地の三井の森を抜けて、八ヶ岳の登山口の一つ、桜平から夏沢鉱泉へと向かっている。
　毎年１０月には八ヶ岳に登り続けてきた私達だが、２０１７年は夫の体調がすぐれなかったので、せめて夏沢鉱泉まででも登りたいものと、やってきたのだ。

八ヶ岳中信高原国定公園 自然・景勝地

　ここは信州の秘湯、夏沢鉱泉で、私達のこの日の宿だ。ここまで登れば、自然の懐に抱かれることが出来る。空気が美味しい。

夏沢鉱泉 宿・ホテル

　八ヶ岳の山荘、夏沢鉱泉での食事。
　今回は八ヶ岳の空気をちょっぴり吸っただけで、登山ともハイキングともとてもいえないが、リウマチ持ちの夫の体調を考えれば、良しとしなければ。

夏沢鉱泉 宿・ホテル

　八ヶ岳から下りて息子の所でもう１泊、翌日帰宅の途に就いた。
　帰りはL１４２号線で岡谷ICへと向かう。
　ここはいつも立ち寄る所の一つ、和田宿ステーションだ。

　ここ和田宿ステーションの特産物直売所で、私たちは信州に来る度、毎回信州の高原野菜を買い込む。今回は野菜でなく、リンゴを大量に買い込んだ。

　L１４２号線はこの先、和田峠越えの旧道と、和田トンネルを抜ける新道に分かれており、新道は有料道路になっている。通行料は普通車￥６２０だ。
　私たちは旧道で、一寸先も見えないような霧に２度もあって以来、秋から春までは新道を走るようにしている。

　L１４２号線沿いの山々の黄色の黄葉も美しい。

　ここはL１４２号線のトンネルの中。

　L１４２号線を車で、中山道の和田宿から諏訪へと走り抜け、岡谷ICから長野自動車道に乗り、JCTから中央道へと進む。

ここは駒ヶ岳サービスエリア（下り線）。

　信州の山々と秋に、ここで別れをつげる。また来年もこれますようにと。

　中央自動車道駒ヶ岳サービスエリア（下り線）。
　私たちはこの先、中央道・東名・名神・中国・山陽・瀬戸中央道と走り継ぎ、帰途に着く。
　信州大好きで毎年連れてきている内に、息子が長野に住み着き、孫も出来、年に数回通って来る私達。夫は後期高齢者で、リウマチ持ちの身。最近は、来るたび、後何回これるかな？と、思う。

　これは名神道、多賀サービスエリア（下り線）の王将での昼食風景。
　また食べ物で終わりになってしまった。