【マノスク・バロンソル】ロクシタン工場見学とラベンダーに囲まれて　仏蘭西之旅3

2019/07/09 - 2019/07/10

この旅の目的の1つ、ヴァロンソルのラベンダー畑に向かいます。
想定外の大雨&雷のため、急遽、ロクシタンの工場見学に参加。運よく予約なしでも参加することができました。
ヴァロンソルでラベンダー畑を満喫するんだもの、村に1泊でしょ！？
これが大正解。
すばらしいラベンダー畑に感動しました。

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2019年の夏休みはラベンダー畑とパリ祭、友人宅にお伺いすることを目的に7月に決定。ここのところ体調がよく、秋に予定していた入院がなくなり迷いなく出発できました。

いつも内容の濃い旅ですが、今回も濃厚な旅でした。少し高めでも予約時に変更OKのプランで予約をしておいてよかったです。余裕のある日程にも助かりました。

当初の旅のプランはこんな感じでした。
7/5　羽田空港→
7/6　シャルルドゴール空港→モンサンミッシェル
7/7　モンサンミッシェル→パリ
7/8　パリ→マルセイユ
7/9　マルセイユ→ヴァロンソル
7/10　ヴァロンソル→マルセイユ
7/11　マルセイユ→ボーヌ
7/13　ボーヌ→パリ
7/15　シャルルドゴール空港→
7/16　羽田空港

まず、羽田空港出発の段階で大幅な飛行機の遅延があり初日から予定変更となりました。ちょっとの遅延でしたら、モンサンミッシェルを日帰りにするところでしたが、2日間の予定をまるっと削らなければならないほどの遅延でした。
そもそもモンサンミッシェルはパリの観光を削って無理やり突っ込んだので、神さまが「欲張り過ぎです」とおっしゃったのかも。
またフランスに行く口実ができてよかったかな(笑)

その後は比較的順調でした。
満開のラベンダー畑に友人宅。フランスの田舎の風景や雰囲気のなんと素晴らしいこと!!
そんなので平和ボケしちゃったのでしょうね。再びパリに着いてすぐに地下鉄でスリに遭いドッキリ。革命記念日パレードで黄色いベストの方々と警官の揉み合いを目の前で見てドッキリ。幸い被害はありませんでした。

旅の終わりはエッフェル塔の花火。思い出に残る旅となりました。

今回もできるだけ手配の状況と金額を明記したいと思います。少しイヤらしいですがご容赦ください。今後、どなたかのご参考になれば。

◆航空券
中国国際航空
羽田空港-シャルルドゴール空港
109,960円/人
変更/キャンセル可

お宿や交通手段は文中に記載をいたします。

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実際の旅程はこんな感じです。

7/5　羽田空港
7/6　羽田空港→北京空港
7/7　北京空港→パリ
7/8　パリ→マルセイユ
7/9　マルセイユ→ヴァロンソル
7/10　ヴァロンソル→マルセイユ

エリア エクス=アン=プロヴァンス(フランス)

さて、営業時間の8時が過ぎましたよ。
ハーツ以外のレンタカー屋さんは7時からオープンなのでハーツだけ電気すらついていないの。右側に若い男性が座っていますが、ずっとPCをみながらお電話中。
やがておじさんがやってきてやっとPCを立ち上げる。
ハーツは日本で予約していきました。問題のIHGリワーズクラブのなんちゃらは無視して。

万が一のことを考えて、保険はフルでガソリン満タン返しも不要のプランにしました。デポジットで300ユーロカードを切られましたが、258ユーロくらいでした。
ちょっと高いですが、安心料としては妥当かも。ガソリン代も含んでいますしね。

そしてこのハーツのオジサンが超適当。
「外ずっと歩いて行ったところに車があるから」説明は以上。
アメリカ以上の適当さ。
フランスってこんな国！？

言われた場所がわからず。
もう一度、事務所に戻り聞き直して車を見つけました。

そして傷のチェックと念のためお写真を撮りました。
エビデンスとしてね。
重要だと思う。

駐車場の出口では、番号を押して出るのですが、何度押してもゲートが開かない。
テレビカメラで見ていた駐車場のスタッフにインターフォン越しに

スタッフ「お金を払わないと開かないよ。」
私「レンタカーなので不要でしょ？」
スタッフ「じゃ、番号言って」
私「XXXX」
スタッフ「その番号違うよ。ハーツに行って正しい番号聞いてきて」
私「えー！」

車をバックさせて、ハーツの事務所に向かって歩いていきましたら、ハーツ事務所の右端にいた若い男性が走ってきて、私に紙を「ハイ。」って。
コラー！オヤジ！！

番号をプッシュして無事に駐車場を出ました。

雷がピカピカしてきました。

あら。
フランスは適当な国なのに、お天気予報は当たるのね。
なんて。
アハハ。

素敵な風景が続きます。

なんの橋かな。

この後、ものすごい雷の音とものすごい雨がやってきて、フロントガラスがよく見えず怖かったです。

カーナビを借りずに、google mapのナビで移動していましたので、お写真を撮るのはやめ、ナビゲーターにつとめました。

フランスの運転って怖いのよ。
ものすごく飛ばしますし。

今回、端末を3台持っていきまして、wifiを日本で借りていきました。
1台をカーナビ専用にして、1台をドライブ中の検索端末として、1台を緊急連絡用にしていました。

ドライブで役に立ったのはこちらのサイト
https://www.viamichelin.com/web/Routes
ミシュランが運営しているRoute plannerというサイトです。
こちらには高速道路の金額やお天気、見どころ、そしてもちろんレストランやお宿の情報も詳しく乗っています。

ナビ役の私は、高速道路の料金所で迅速にお金が払えるように準備をしました。

マルセイユからマノスクまで高速道路は4.8ユーロ
お札を用意していましたが、コインの方が良いようで、コインでお支払いしました。カードは飲みこまれる/不具合が発生することもあるようで高速道路では使いませんでした。

お天気がよければ、ヴァロンソルに直行の予定でしたが、大雨なので予定変更。
通りがかりのマノスクのインターチェンジ近くにはロクシタンの工場があることは調べてあったので、ロクシタンに行くことにしました。

インターチェンジを降りて、本当にすぐに工場がありました。
広大な駐車場です。
雨なのに結構な車の台数でした。

けれど・・・
工場併設のお店などはガラーン。

駐車場の車は
従業員の車だったのかしら。

ショップに入るとすぐに目に飛び込んできた50%OFFのフライヤー
このテーブルの上に置いてあるものはすべてセールになっていました。

でも・・・
クレンジングローションやキャンドルなど中途半端な感じのものが多く、また好きな香りがなかったので残念ながらパス。

大好きなバーベナの香りを探していましたら、テスターと水道がありました。
手を洗って、使い心地を試すの。

やっぱりバーベナがいいわね。
そう話していると、スタッフの方がお声掛けしてくださいました。

私「そうだ。工場見学って本日できますか？」
スタッフ「お電話かメールで事前予約なのよ。
でもこの大雨でキャンセルが出たかもしれないので確認しますね。」
しばらくして
スタッフ「1時間後の英語のツアーなら2名OKですよ。」
私「どうもありがとうございます！」

なんと。ラッキーなことに！
工場見学に参加することができました。

そのあと、お天気が回復するにつれ、お客様がわんさかやってきて・・・
そのあとの方々には「当日予約はできません」ってお断りしていました。
よかったー！

集合場所はラベンダーオイルを精製する機械のよこです。

ショップからいったん外に出て、工場に向かいます。
雨はだいぶ小降りで傘がいらない程度までになりました。

工場見学はお写真NGなのでありません。

ロクシタンの歴史や製品をつくっている工程を眺めたり、パッケージの工程をみたり。ビデオも観ましたし、社会貢献活動の展示も拝見しました。
お試しで使用したのはボディークリームとコロン。
なかなか面白かったです。

お土産に大好きなバーベナのボディソープをいただいて解散でした。
どうもありがとうございました。
工場見学は無料ですし、おススメです。

お土産にバーベナのハンドソープの一番大きなものを購入。
自宅ではなく山の家に置く予定です。

ロクシタンの工場/ショップを出るころには薄日が差してきました。


お天気によって、スケジュールを変えられるって、個人旅行の強みですよね。

さて、お昼になりますね。
ランチにしましょうか。

google mapでレストランを検索したところ、リストに出てきましたこちらのレストラン。最高に美味しかったです。

La Cri?・e Manosque
http://www.lacriee.com/

2階のお席もありましたが、ランチには使用しないみたいです。
私たちはタイミングよく座れましたが、食事の途中にはウエイティングもできていました。

ランチメニューから選びました。

主人は前菜の盛り合わせとこちらのお魚料理

私は小なべいっぱいのムール貝とパンナコッタのデザート

お隣のお席の方のものすごいボリュームの海鮮盛り
すごかった！！
ワインがいただけるのでしたら絶対にこちらにしていたと思います。

お会計が2人で27ユーロ
お安いですね！！
しかもものすごいボリューム。

行き当たりばったりにしては最高のお店でした。
マノスクでは本当におススメします。

さて、大満足のランチの後はヴァロンソルに向かいます。

まだお天気回復していないみたい。

ヴァロンソルの看板が見えてきたと思ったらラベンダー！

うわーーーーー！！
思わず車を停めて観に行ってしまった。

この後に観るラベンダー畑は、これとは比べ物にならないほどの広大さなのですが、初めて見るラベンダー畑に大興奮。

雨はあがっているものの、靴がドロドロになってしまいました。

株が小さかったのですが、ものすごい量のラベンダーです。
香りもすごい♪
濃厚なラベンダー香にエリアが包まれています。
草で泥を払って先に進みます。

そしてまた見えてきたラベンダー！

うわーーー！！！
今度はひまわりも一緒！！

こちらはラベンダーオイルを販売しているお店の畑のようで、お店の駐車場に車を停めさせていただき、畑をみに行きました。

ここの畑はちゃいな系の方々が多く、衣装もすごくて、ポーズもすごくて・・・
ここに来る意気込みを感じました。

40過ぎのオバサマを熱心に撮るオジサマ。
後ろ向いて～！
スカートつまんで持ち上げて～！

そこまでする???
アングリ。

すごすぎる。
お店は好みのものがなく何も買いませんでした。
ごめんなさい。

次にお伺いしたこちらのお店
お品物はここが一番よかったかも。

ラベンダーオイルなどを購入しました。
カードは20ユーロ以上からだそうです。

こちらのお店の裏のラベンダー畑が美しいの！！

色といい
大きさといい

ラベンダーは大人の太ももくらいまでの高さまであります。
大きな株です。

お宿に向かいます。
ヴァロンソルのお宿はシャンブルドット(民宿)にしました。
・・・というより、ホテルなどないの。

民宿ははじめてで、ハードル高いかな？
なんて思いましたが、意外と楽しかったです。

門が閉まっていましたので、チャイムを押して門を開けていただきます。
お宿の名前は、Les costebellesです。

駐車場に車を停め、小さな木戸をあけて敷地に入るとこの景色！
建物が新しいのとお手入れがされているので美しいです。

プールもあるのです。
素敵なお宅です。

たった3部屋しかありません。
真ん中のお部屋が私たちのお部屋です。

お部屋からプールを眺めて。
宿泊費はweb決済をしていました。11,822円でした。
ですが、お宿帳などの記載もなく・・・ちょっとびっくり。
ゆるい感じ。

お宿の番犬ネスちゃん
女の子です。

お宿のお部屋からプールをみたところです。
窓はなく、開口部はこの出入口のみです。
網戸がないので、虫がダメな方はつらいかも。

私は大丈夫です(笑)

ベット
寝るときに気づいたのですが
上掛けはシーツとこのパープルのベットカバーのみでした。

寝る時になって「え。」って(笑)

バスルームはシャワーのみ

シャワーカーテンがやや短く、お水がはねないか心配でした(笑)
とっても清潔。

1泊朝食付きで1万円ですもの、素晴らしいですよね。
清潔なのが一番

もちろんwifiも飛んでいます。

ただ、困ったことが2つ。
1つは施設内は飲食禁止なのです。
テラスででもダメ。これはツライ。

もう1つはエアコンがないこと。
扇風機はあるのですが・・・
お部屋には、暑い場合はドアを開けて寝てください。セキュリティはネス(わんちゃん)がいるから大丈夫。って書いてあったのですが・・・

いやぁ・・・ネスちゃんも虫も入ってくるかもでしょ！？
閉めて寝ました。

お夕飯は村の中心部にあるカルフールで調達してラベンダー畑でピクニック。
本当はお宿でいただくつもりだったの。でもダメって。

なのでピクニック。
ものすごいラベンダー畑を見つけちゃったの。

しかも誰もいない。

どこまでも続くラベンダー畑
香りも充満しています。

この村に来て気がついたのですが、シャンブルドット(民宿)だらけです。
でも、レストランは極少。
次回があるのなら、レストラン併設のお宿もいいかも。

昼夜2食アルコール抜き
やっぱりさみしいもの。

翌朝です。
ものすごくいいお天気の予感

朝焼けのラベンダー畑をみにいこう！！
両隣2部屋の皆さまはまだまだ寝ている様子。

真っ青！！
いいお天気になりそう

素敵な村なんですよ。
色合いといい
感じといい
雰囲気といい

ラベンダーの季節以外はさらに静かなのでしょうね。

うわーーーー！

適当に農道を曲がって・・・

曲がっても
曲がっても
ラベンダー畑

すごい。

今度はこっちに曲がってみる？

どこまでもラベンダー畑

畑によってはラベンダーの色が違うのね

おおおおおお！
ここもすごい。

どんなことになってるの。

とーーーーーーくまでラベンダー畑

こちらの先には車が停まっているのがわかりました。
こちらをみてお写真を撮っています。

すごい。
想像以上にすごい。

お宿に戻ってきました。
軽くシャワーを浴びて朝食に向かいます。

3部屋1つのテーブルを囲みます。

18歳未満お断りのお宿なので、みなさん大人ばかり。
この日は、デンマーク人、フランス人、タイ人、日本人(私たち)という感じ。

バイキング形式になっています。
クロワッサンやチョコレートタルトが美味しかった！！

ラベンダーハニーもおいしかった。
購入しようと思ってお買い物忘れちゃいました。

お話が盛り上がり、みなさんでLINEを交換してチェックアウトしました。
またどこかでご一緒しましょうね！

お宿のママ
どうもありがとうございました。

さて、どうやってマルセイユに帰る！？
小さな村を巡って帰る？
でも...道が狭そうだものね。

エスバラン湖経由でエクサンプロバンスに向かいましょうか？
ということに決定。

来た道とは違う道を選んだのに、また、ものすごいラベンダー畑が両サイドに！！
うわーーーー。

このお宅に住みたい。
ラベンダーの香りに包まれて暮らすってすごく羨ましい！！

このエリアのラベンダー畑の広さは。本当に想像以上でした。
すばらしい。
観光と産業と。

美しい橋や景色

山や空

ものすごく癒されました。
行き当たりばったりでこれですから、もっと目的を持って、村めぐりをしたら最高ですね。

エスバラン湖
エメラルドグリーンの湖
きれーーーーい！

たくさんの家族がここでランチをとっていました。

私たちもどこかでランチを・・・と思ったのですが
レストランの場所と駐車場に困り

まずはエクサンプロヴァンスまで行こうか。
ということになりました。

カランク国立公園もすごい隆起の断崖絶壁でしたが、このあたりの山々もすごいわね。

エクサンプロバンスに到着
この右側がセザンヌのアトリエです。

ちょうどお昼休みに入るところで・・・行くのやめました。

エクサンプロバンス市街は、駐車場が混雑していて、駐車が難しいの。
街を2周して・・・

困ったときのマクドナルド

ま、いつものグランマック(笑)
どこの国に行っても、1回はマクドナルド。
アハハ。


で、で、で、
帰るときに・・・

マクドナルドの入口で人が車にひかれたのを目撃しちゃって・・・




なんだか市街地の運転が恐ろしくなり
エクサンプロバンスから離れてマルセイユに帰ることにしました。

レンタカーは夕方まで借りていましたが
2時間くらい早めに返してもいいよね！？

マルセイユのレンタカー屋さんの駐車場に到着。

返却時は、適当にハーツの駐車スペースに停めておいて。
と言われたので、適当に(笑)

適当なオジサンがいまして、返却しました。
まったくねー。

事故怪我なく、無事にマルセイユに帰ってこれてよかった。

この旅行記へのコメント （2）

• fujickeyさん 2019/07/22 15:17:42

  ３作まとめて

  クラウディアさん、こんにちは。
  フランスの旅行記、３作を読み終えまして。。。
  いやいや、毎回何かしらのハプニングが起きましたね。
  しかも、どれも軽いものではなく精神的にズシッとくるものが。
  
  出発のハプニングはここまで来たらもう心が折れて
  旅をキャンセルしちゃいそうです。
  パリに無事に到着したときの安堵感は相当のものでしたでしょうね。
  バスに並ばないとか、レンタカーのおじさんがテキトーとか
  フランスってそういう感じなんですか？
  わたしの中のフランスのイメージと違っていました。
  
  ＩＨＧリワーズクラブの対応も失礼しちゃいますね。
  こういう内容なら着信だけでなく、メッセージを入れるべきなのではと。
  しかも、先方の手続きミスですよね。
  
  インスタにアップされていたラベンダーのステキな景色の前には
  いろいろなハプニングがあったのですね。。。
  さらに人身事故まで目撃されたなんて！
  
  無事で何よりでした。。。。
  
  fujickey
  

  クラウディアさん からの返信 2019/07/22 21:50:32

  Re: ３作まとめて

  こんにちは♪
  飛行機の遅延や乗り継げなかった経験はあったのですが...めげていたのは羽田空港出発まででした。
  北京に到着しましたら、なんだか楽しくなっちゃって、北京ダック宴会しちゃいました(笑)
  今回の旅は本当にいろいろあって、長編になりそうです。
  いつもコメントありがとうございます♪