印象派を極めるパリ旅　其の２　　オルセー美術館～シテ島～マレ地区

2019/06/27 - 2019/07/03

一夜開けました。
オルセー美術館～シテ島～マレ地区へ向かいます。
印象派の絵画が多いオルセー美術館は今回の目玉の一つ。
明日予定しているジベルニー行きの予行演習を兼ねています。
そして、先日火災に遭ったノートルダムの現状確認は欠かせません。

マレ地区は前回のパリ訪問で行けていませんし、マリアージュ・フレールで紅茶を買わねばなりません。
マレ地区は、これぞパリと思う雰囲気の場所と紹介ししてあるので、ワクワクですねぇ。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテル朝食は地下のレストランで頂きます。
毎日ほぼ同じで、こんな感じでセットされています。

１テーブルに付き2セットの所と１セットの所があり、
私はお一人様なので、当然１セットの所を選択。

フルーツポンチがあったのがありがたいです。
毎日食べてました。

オルセー美術館に向かってます。
ここは、ルーブルの中庭、ここを通ってオルセーに向かいますが、
写真を写しているすきに、周りをロマ族女子に取り囲まれてしまいました。
「サイン・サイン」と言って紙を持って、鞄の中に手を入れてくるので、
こちらも鞄に手を入れて手を握り返してやりました。

奴らスリです。
以前イタリアで取り囲まれた時は、「馬鹿野郎、あっちへ行け」
と怒鳴りましたが、老獪になった空飛犬quillは若い子の手をしっかり握ってお返しをしましたよ。

彼女たち、20歳くらいでしょうかね。
やっぱ、元締めみたいなのがいるんでしょうか？？

当然、被害は無し。

翌日、ルーブルの反対側では韓国の若者3人が囲まれてましたが
被害は無かったんでしょうか？？

オルセー美術館入口付近。

入場料とオーディオガイドを借りてまずは最上階へ。

時計台の裏側。

モネ：草上の昼食カット版

マネ：草上の昼食

草上の昼食のアップ、女性が裸なのがどうしても納得できません・・・・・

ルノワール：ムーラン・ド・ラ・ギャレット

モネ：日傘の女

モネ：日傘の女

昼食はカフェ・デ・オトゥールでチキンライスを。

アジア風味で美味しいです。

二階バルコニーから見た一階の彫刻。

元々は駅舎だったので、駅舎の風貌をしっかり残しています。

ゴッホ：オーヴェルの教会

ゴッホ：昼寝

マネ：笛を吹く少年

素晴らしいですねぇ。
フランスでは美術館で写真を写す事を制限しない（一部を除いて）のが良いと思います。

今回の旅の目的は「印象派を極める」なのでピッタリです。

個人的な感想を言わせていただくと、ルーブルは素晴らしい、量・質共に言う事無しです。でも私はオルセーの方が好き。

ちょっと疲れたので、途中モノプリでお土産を買って、一旦ホテルにもどりましょ。

ホテルがオペラ地区にあるから出来る事です。

ソリ・フェリーノ歩道橋にはカップルが付けた鍵がビッシリ。

今は愛を誓ってますが、永遠に愛を誓えれば良いですね。

年齢によって価値観が違ってきますからねぇ。
結婚という形態が、お互いにとってどれだけ有用なのか？？
ってことだと思いますよ。

セーヌ川

セーヌ川、遠くにはグランパレ。

黄金のジャンヌダルク像脇を通って

モノプリではクッキー類、エコバッグをお買い上げ。

一休み後、さあシテ島へ。

正面から見たノートルダム寺院。
思ったほど傷みはありません。
石造り（恐らく石灰岩）だから火が回らなかった部分は傷みが少ないのでしょう。

でも、本来見えるはずの中央部の塔はありません。

横に回ってみます。

ここまで来ると結構黒くなってます。

ガーゴイルも若干黒くなって悲しげです。

火元が近付くにつれて被害が大きくなっていく感じです。

裏側に行くと

足場が組まれてました。

結局、再建のプランは決まったんですかねぇ。

モダンな建屋にするとか、従来の外見に戻すとか、色々な案があるようですが、
個人的には、従来の姿がシテ島のノートルダム寺院だと思うのですがね。

シテ島からマリー橋を渡ってマレ地区に入ってきました。

道が狭くて微妙に曲がっているので方向音痴になりそうです。
とにかくマリアージュを目指して歩きます。

マリアージュ到着し、頼まれ物の紅茶をゲットして奥のサロン・ドゥ・テで休憩。

暑くて仕方ないので、冷たい紅茶でお勧めを訪ねると
「期間限定のキャッチズブルーは如何？」との事。
オーダーしたらこれです。
何と青い紅茶、写真では黒く写っていますが、青と言うか紺色と言うか・・・
思わず青繋がりでブルーベリーのタルトをオーダー。
それぞれ、11～12ユーロ。
おいしかったですよ。あっさりした味でした。
暑い時期には是非。

このエリア、歩いているだけで楽しいですが今日はとにかく暑い。

サンポール駅周辺。

サンポール駅周辺。

地下鉄でラファイエットまで、帰ってきました。

明日のジベルニーはツアーなので集合場所の確認です。
ラファイエットで出会うアジア人は中国人ばかり・・・・
大のお得意さんでしょうな。

明日の集合場所はこの辺り。

これ、メンズ館。
だったはず。

オペラガルニエ脇を通りホテルに向かいます。

オペラガルニエ

日陰に入ると涼しい。

囲いの奥はレストラン。

本日はギターと歌声が聞こえます。
曲は、「Somethig Stupid」　元々フランクシナトラと娘さんのナンシーがデュエットしてヒットした曲ですが、大瀧 詠一さんと竹内まりあさんもデュエットしてます。
結構好きな曲です。

メトロオペラ前広場。
右に小さく写っている、ギターを持ったストリートミュージシャンと後日遊ぶ事になるとは、今は全く思ってません。

今日は、女子サッカーＷ杯　フランスＶＳアメリカを見なければなりません。

どこかテレビ放送が見れるレストランを探して帰る事にします。

ラーメン屋さんで中継していたので餃子とビールを注文したら、我々が知っている餃子とは全く違う食べ物でした。
ありゃ肉団子の包み焼きだな。
もし、これを餃子だと認識しているパリっ子がいたら不幸としか言えません。

to be continued

この旅行記へのコメント （4）

• capriさん 2019/10/15 20:48:16

  quillさんは絵画お好き？

  再びこんばんは。パリ、やっぱりいいですね。行きたくなっちゃった。モノプリも好きです。何をかくそう私はパリでルーブルへ入ったことがないのです。台北でも故宮博物館に行ったことないしマドリッドでもプラド美術館に行ってない芸術オンチなのです(^^;でもマリアージュドフレールとかフォションとかは好きですよ(#^.^#)オペラの宿だと空港から北駅まで電車でそのあとバスかメトロですか？エアコン付きなんてすすんでますね。もう地球温暖化でヨーロッパもクーラーマストかもしれないですね

  空飛犬quillさん からの返信 2019/10/15 21:08:01

  RE: quillさんは絵画お好き？

  > 再びこんばんは。パリ、やっぱりいいですね。行きたくなっちゃった。モノプリも好きです。何をかくそう私はパリでルーブルへ入ったことがないのです。台北でも故宮博物館に行ったことないしマドリッドでもプラド美術館に行ってない芸術オンチなのです(^^;でもマリアージュドフレールとかフォションとかは好きですよ(#^.^#)オペラの宿だと空港から北駅まで電車でそのあとバスかメトロですか？エアコン付きなんてすすんでますね。もう地球温暖化でヨーロッパもクーラーマストかもしれないですね
  
  
  →
  ルーブルは二度目なんですが、広すぎて何を見たらいいのか分からなくて、今回もみんな中で迷子になってました。それが元で変な一体感が生まれて楽しかったですよ。
  
  今夏のパリは本当に暑かった、女子Ｗ杯サッカーやってましたが選手も観客も大変だったと思います。
  
  quill
  

• fuzzさん 2019/07/27 23:54:32

  せちがないっすね・・・

  空飛犬quillさん、ボンジュー
  
  スリですか・・・怖いですね。
  私は幸いにも一度も怖い体験がありません。
  ロマ族(笑)
  母も言ってました。母もロマ族被害者です。
  まだ二十歳位ですか・・・
  せっかくの美貌も勿体ないですね。
  （美貌かどうかは分かりませんけど騙されそうになるほど美貌なのでしょう）
  空飛犬quillさんは騙されずに済んで良かったですね。
  
  海外でのラーメン屋さん
  これは、アウトですよね。
  ほとんどの国でアウトでした。
  やはり日本のラーメンと餃子は世界一ですね(*^▽^*)
  
  fuzz

  空飛犬quillさん からの返信 2019/07/29 20:02:53

  RE: せちがないっすね・・・

  fuzzさん
  
  ボンソワール。
  返事遅れてすんません。
  
  ロマ族って調べていくとちょっとかわいそうなんですよね。
  ご存知の通りヨーロッパは日本のように自由な国ではありません。
  生まれた時点である程度の将来が決まってしまいます。
  ロマの子として生まれた時点で、殆ど将来は決まっちゃうんですよね。
  だからって、悪い事をして良いって話ではないですけど・・・・
  
  そこで、私は一方的な否定をするのではなくちょっと遊んでみることもありかな？？
  なんて思うようになりました。
  今回は正にそれですね。
  お勧めできる遊びではないですが、スリのリスクを考えながら手を握り返してやる。
  ってね。ロマの子は戸惑ってましたよ。
  「私、サインが欲しいだけなのに」って捨て台詞が悲しかったですね。
  
  餃子の件：専門店ではないのでパリの餃子が全部×って事じゃないですけど、
  今回入った店は、日本人の経営みたいなんですよ。
  何とかならんもんですかね。
  
  ちなみに、家では白ワインと餃子の組み合わせにハマってます!(^^)!
  
  ではでは。
  
  
  空飛犬quill