2019/06/02 - 2019/07/01
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スタリモストさん
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6月の1ヶ月、ウズベキスタンとキルギスを回った。旅程を組んだ当初は、ウズベキスタンをメインに考えていたが、調べていくうちに、キルギスの大自然の方に目が行き、結果的にはウズベキスタン10日間、キリギス20日間の滞在となった。
ウズベキスタンで堪能した青タイルの世界も素晴らしかったが、キルギスの圧倒的な山容に抱かれながら、大草原を馬で駆けたひとときが、この旅のハイライトとなった。
行く先々の街や村で、交歓の輪が広がったことも極上の思い出だ。
6/2.3出発・タシケント→6/4.5サマルカンド→6/6バス泊→6/7ビシュケク→6/8.9.10.11カラ・コル(アルティン・アラシャントレッキング/家畜市)→6/12ボコンバエバ(スカスカ)→6/13コチコル→6/14.15.16ソン・クル湖へホーストレッキング→6/16.17.18.19ナリン(タシュ・ラバット)→6.20.21.22.23.24ジャララバード(アスランバブ/カラルマ)→6/25.26.27コーカンド(リシタン「NORIKO学級」) →6/28.29.30タシケント→7/1帰国
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■周遊map。当初の計画では、ジャララバードに至ったのち、ビシュケク経由でタシケントに戻ることにしていたが、オシュからウズベク再入国に変更した。
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■準備
◇パッキング・・アルバニアの時と同様、今回もトレッキングを入れる予定だったので、トレッキンシューズを履いていくことにした。あわせて、標高3000mを超える高地での宿泊となる場合に備え、ダウンやレインウェアも用意することにしたので、いつもとは少し多めの荷物となった。常用している湯沸かしを今回も持って行ったが、民宿利用が多かったため、出番はいつもの3分1程度だった。
◇航空券は2月末日に、タシケント往復のコリアンエアーラインを94570円で購入。 -
■1日目(6/2日)
インチョン乗り換えのタシケント往復の大韓航空を利用した。
関空12:25発のインチョン行きKE0724便を降りたあと、タシケント行きのKE0941便の出発まで70分しかない。発券された以上繋がるとは思いながら心配していた。その旨を、関空でチェックインの際伝えたら、バックには積替えを早く促すタグを付けてくれ、座席もエコノミーの最前列にしてくれた。
その心配は全くの肩透かしで、インチョンでは、問題なく乗り継ぎができ、しかも、昼便だったので、身体への負荷も少なく快適にタシケントに至った。
タシケントには定刻19時着(時差4時間)。
※タシケント空港ビル -
入国審査横の両替所で、とりあえず、100$をウズベキスタン通貨UZSスムに替えた。
848000スムが戻ってきた。大金持ちになった気分だ!!。
※1$=110円=8480スムだから、1円=77スム、1000スム=14円。 -
空港からbooking.comで予約して宿には、群がるタクシードライバーをかわし、空港前から発着しているバスで向かった。
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「67」バスがホテル近くまで行く。
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事前に「wikiroutes」というアプリを使い確かめておいた。まさにこれは神アプリで、オンラインでしか使えないが、地図上に出発と目的地の2つのピンを打つと、利用可能な交通機関とその所要時間をしめしてくれる。
タクシーを利用しても安く行けることはわかっていたが、値段交渉が嫌で、バスにした。しかも運賃は、1200スム(17円)!!。旅先で乗ったバスの最安値を更新した。
※帰路についた最終日タクシーを利用・・10000スム。
バスから降りた後はオフラインで作動する「maps.me」が宿まで案内してくれた。 -
ホテルは、「Trip.LE」。1泊朝食付きで26$。
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部屋にバストイレは付いてないが、館内は2足制になっていて清潔だった。
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利用した3ベットの部屋。角部屋で快適。
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部屋や廊下のあちこちにイラストが描かれていた。
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2 Lのビールは9000スム(120円)!。水は1.5 Lが2500スム、0.5 Lが1500スムであわせて4000スム(50円)!
この旅が、とても財布にやさしい予感!・・実際に2人で1ヶ月滞在し、移動・宿泊・食事・観光費用の総合計が15万円ほどで済んでしまった。 -
■2日目((6/3月)
宿の朝食・・テーブルにシンプルな食べ物が並び、自分の皿のスペースをつくって、適当につまんで食べる。チャイやコーヒーも自分で入れる。終わった後は使った皿やカップを自分で洗ってしまう。 -
まず、今日、第一にしておきたかったのが、サマルカンド行きの列車の座席を確保することだった。
宿から最寄りの地下鉄「アイベック」に。1kmほど離れていたが、街の雰囲気を楽しみながら歩いた。日差しは強いが、湿度が低く空気はさわやかだ。
街に行き交う人たちの顔つきは千差万別・・この国が歴史的にも交易の中心を担ったことを物語る。 -
タシケントの地下鉄構内は、それ自体が芸術品のように美しい。
運賃はバス同様1200スム! -
長らく撮影が認められなかったが、昨年2018年6月に解禁された。
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壁のタイル画も素晴らしい。
※この旅行の最終日に地下鉄駅巡りをした。 -
タシケント中央駅の横の建物が乗車券売り場。
あいにく「アフラシャブ (Afrosiyob)」は満席だったけれど、8:55発のテルメズ行き特急列車の席(102000スム)を確保した。 -
コスモトナウトラル駅に出て、「ウズベキスタン工芸博物館」に。
maps.meに、他の博物館上にピンを置いていたものだから、迷走してしまった。近くのあったホテルのフロントで尋ねて何とかたどり着けた。
この博物館(21000スム)は、1900年初頭に建てられたロシア公使公邸を利用していて、建物そのものが第一級の芸術品だ。
大きなナラの木(オーク)が立つ中庭。 -
職人の技が光る壁面装飾。
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公使は、ミフラーブをメッカの逆方向に作らせた。
細やかな細工が施されていて、ため息。このホールに、長い時間いた。 -
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スザニのコレクションも素晴らしかった。
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「チョルスーバザール」に。
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熱気と暑気、人と物の物量が半端なく、やっと建物の中の2階にあがって一息ついた。
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同心円に店が並ぶ、精肉売り場が集まるあたり・・
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カリフラワーがまさに花束に見えた。
ハニウリは、この旅では、何度も口にした。甘くて瑞々しくて、絶品。1個100円ほどで買える。 -
市場建物に上がっていく階段左の店で、ランチ。
中央アジア風うどんのラグマンと、シャシリク(鶏肉をチョイス)、ナン・水、コーラを注文(全部で48000スム)。
違和感なく美味しい。
人気の店で、地元の人たちで常時満席状態。
プロフも食べたかったが、売り切れていた。 -
メトロ「アミール・ティムール・ヒヨボニ」駅で下車し、ティムール広場を散策。
ウズベキスタンのシンボルであるティムール像が立つ。後ろはホテル・ウズベキスタン。 -
抑留された日本兵が建てた「ナヴォイ・オペラ・バレエ劇場」。
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劇場の側面
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プレートには、『1945年から1946年にかけて極東から強制移送された数百名の日本国民が、このアリシェル・ナヴォーイ名称劇場の建設に参加し、その完成に貢献した』と綴られていた。
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公演スケジュールをチェックしておいたおかげで、帰国前日の29日のガラコンサートを聴くことができた。
明日はサマルカンドに移動する。
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