イタリア、チンクエテツレ観光５　ピエンツァからフィレンツェへ　　　

2019/05/16 - 2019/05/23

2019年5月に「イタリアン・リヴィエラとトスカーナの美しい村」というツアーに参加しました。　一年後にこの辺りがコロナで大変な事になろうとは思いもよりませんでした。　　　　
　　海洋貿易で栄えた「ジェノバ」から「ポルトフィーネ」を訪れ、ローカル列車に乗って「チンクエテツレ」の村々を訪れました。　　断崖の上から眺めるパステルカラーの家々が美しかったです。

　その後、トスカーナの丘陵地帯に広がる「オルチャ渓谷」の車窓を楽しみながら「シエナ」「サンジミニャーノ」「ピエンツァ」「ボローニャ」「フィレンツェ」を訪れました。　　中世の面影の残る美しい街並みを楽しみました。
　
　この旅行記は「ピエンツァ」を訪れた時の記録です。
　１４５８年、ピウス２世がローマ教皇になり、生まれ故郷「コルシニャーノ」を理想の都市として造りかえようとしました。　　「ベルナルト・ロッセッリー」を呼び改革を始めましたが、１４６１年二人の死亡により計画は終了しました。　それがこの街です。　　ルネサンス時代の街並みが広がり、１９９６年、世界遺産に登録されています。　



　

エリア ピエンツァ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　サンジミニャーノからバスで２０分位の所にあるホテルです。

「ヴィラ　サンパウロ」に宿泊しました。

Villasanpaolo Resort & Spa ホテル

ホテルの目の前には、オルチャ渓谷の景色が広がります。　　素敵！

ピエンツァとオルチャの谷 散歩・街歩き

　ウエルカムドリンクをいただきます。　　　クッキーもいただきました。

Villasanpaolo Resort & Spa ホテル

　素敵なロビーを通っていきます。

　部屋はこんな感じ。　　まあまあの広さ、洗面所は広く清潔で、快適です。

　TVの下には、冷蔵庫がありました。

　一階の部屋ですので、庭に出られます。

Villasanpaolo Resort & Spa ホテル

　夕食、朝食どちらも美味しく、オルチャ渓谷の自然をたっぷりと感じられるホテルでした。


　今日は「ピエンツァ」に行きます。

ピエンツァに着きました。　　「ロッセリー通り」は　ピエンツァのメインストリート。　　先のほうに見えるのは「ムレッロ門」　です。　この門から中世の街並みが広がっています。　
　
「ロッセリー」とは、この街を造る為に呼び寄せられた建築家の名前です。

ロッセリーノ通り 散歩・街歩き

　ピエンツァの中心「ピウス２世広場」　
　ローマ教皇になったピウス２世が　生まれ故郷の「コルシニャーノ」を理想の郷としてルネサンスの街つくりをしました。　　　　ここはかって街の中で最も高い所にあり、ロッセリーニの都市改革によって造られました。

ピウス2世広場 広場・公園

　「ドゥォーモ」　　これもピウス２世によって建てられました。

大聖堂 寺院・教会

　広場には多くの人がいましたが、聖堂の中は静かでした。　　明るい雰囲気です。

「ドゥォーモ」に向かって右側にあるのが「ピッコローミニ宮」

　宮殿の前に井戸がありました。

ピッコローミニ宮 城・宮殿

　内部の見学は予約制ですが、中庭までは入れました。

　イベント会場にもなっていました。

　「ドゥォーモ」の横から後ろに回ると、「カステッロ通り」　城壁の上を歩くような形です。　　歩行者専用通りです。

カステッロ通り 散歩・街歩き

　オルチャ渓谷を望む通りです。　　ここからの景色は素晴らしいです。

　通りを歩きます。　　　　とても可愛らしい家々が並んでいます。

　「サンフランチェスコ教会」

　こちらはピウス２世の改革以前からある教会のようです。

サン フランチェスコ教会 (ピエンツァ) 寺院・教会

　内部は天井等いろんな所が木でできていて、落ち着いた雰囲気でした。

サン フランチェスコ教会 (ピエンツァ) 寺院・教会

　こんな工夫もしてあって、散策には最適な通りです。

　ピエンツァは目抜き通りでも４００ｍ位、小さな街なのですぐに観光は終わります。
　　　ランチに向かいます。　

　オルチャ渓谷の中を通ってやってきたのは「アグリツーモ　イル・リーゴ」

　オルチャ渓谷の中にポツンと建っていました。

　まわりには何もありません。

　中はこんな感じ。　　ランチをいただきます。

「サラミ・チーズのブルスケッタ」　　これは美味しかった。

　「牛肉の煮込み」　牛肉をコショウの実と煮込んだもの。

　籠に入ったクッキーが運ばれてきました。　　とても固いクッキーで、「カントゥッチのヴァンサント浸し」強いデザートワインに浸して食べるそうな。　私はアルコールがダメなので、これは食べられず。
　他にデザートが来ると思っていたら、このクッキーがデザートでした。
　　　以前訪れたアグリツーモとは違いすぎて、期待はずれでした。

　オルチャ渓谷の中を走って、フィレンツェに向かいます。

ピエンツァとオルチャの谷 散歩・街歩き

　フィレンツェのホテルに着きました。

　「アルバーニ　フローレンス」　駅や中央市場に近く、とても便利な場所です。

ホテル アルバーニ フィレンツェ ホテル

　部屋は激狭でした。　　ベッドの枕元は鏡貼りになっていて、部屋を大きく見せるようになっていますが、狭いものは狭い。　世界遺産の市街地なので、ある程度の狭さは仕方がありませんが。

　隣りの部屋とコネクティングになっているようで、ドアの外に又ドアがあります。

　窓があったのだけど、これが問題。　ちなみに窓はここだけ。

　窓の外はヨロイ戸になっています。　　
　窓を開けると、向かいの住宅から見えます。　　レースのカーテンが無いので、ヨロイ戸を閉めておくしかなくて、暗い部屋で2泊はきつかった。　明日は午後からフリーなので、部屋ですごすことも多いし。
　 歴史ある建物なので狭いのは仕方がないですが、暗いのには困りました。　部屋の向きによっては鎧戸の無い部屋もあるようで、そこならよかったと思います。

　昼間ですが、暗くて電気を点けます。　　狭いし。

　朝食は、地下のレストランで大混雑。　長い列に並んで、席に案内されます。　勝手に席につくのはダメです。　指定された席で、相席です。　　その後、食べ物を取る列に並びます。　多くの人が並んでいるので、時間がかかります。　一皿に沢山盛り付けて、一度で済ませました。　席の間も狭いので、出るのも大変ですしね。　この日は満室で、高齢の白人団体が何組も宿泊していました。
レストランは狭く、部屋に入りきらない人はお皿を持って別室に運びます。でもここも満員。　　種類も少なかったです。

　話が前後しましたが、チェックインした日の夕方です。

「サンタマリアノヴェッラ教会」　の前を歩いて夕食のレストランに行きます。

サンタ マリア ノヴェッラ教会 寺院・教会

　雨の中を歩いていきます。

　このレストランです。「ＧＩＧＬＩＯ　ＲＯＳＳＯ」

イル ジグリオ ロッソ - B&B ホテル

　ズッキーニのグリル。　　夫のお皿はこれ。　私のお皿には小さなのが３個しか乗っていませんでした。

　全般に、いい加減なスタッフ。　　運んで来るときに気がつくと思うけど、直さないのね。　　この後も、各自の盛り付けに差がありすぎでした。

イル ジグリオ ロッソ - B&B ホテル

　メインは魚でした。白身魚のトマトソースかけ。

　デザートのティラミス。　　これは美味しかったです。　　これだけが美味しかった、とも言える。
　でも、お客さんはどんどん入ってきました。　　人気なのかな。　　スタッフのサービスはいい加減ですが、陽気でした。

　「ドゥォーモ」まで行ってみました。

ドゥオモ広場 広場・公園

　「洗礼堂」　

サン ジョヴァンニ洗礼堂 (フィレンツェ) 城・宮殿

　ホテルの近くのスーパーで買い物をしました。「コナド、　CONAD」

　このスーパー、思ったより使えました。　　ワイン少ないですが買いたいものがあったし(夫の言うには)、少しですがホットミールもありました。　　　部屋飲み用に色々買ってホテルに戻りました。

コナド シティ スーパー・コンビニ