2019/06/29 - 2019/06/29
88位(同エリア131件中)
Tomoさん
能勢妙見・里山ぐるっとパスを使って、久々に大阪の旅、のせでん沿線の観光スポットを巡る旅。能勢妙見山、多田神社をお参りして、締めに汐の湯温泉で日帰り入浴を楽しんできました。妙見の森リフトの紫陽花が見頃できれいでした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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梅田から阪急宝塚線の急行に乗って川西能勢口まで行き、能勢電鉄に乗り換えます。妙見山への参拝客輸送を目的に設立された鉄道ですが、現在では大阪北部のニュータウンからの通勤・通学で多く利用され、運転本数も多くなっています。平日の朝夕には、梅田までの通勤特急・日生エクスプレスもあります。
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今回もフリーきっぷを利用する旅で、梅田駅で「能勢妙見・里山ぐるっとパス」というものを買いました。これは阪急・能勢電鉄全線、妙見ケーブル・リフト、一部の阪急バスも利用できるかなりおトクなもので、フル活用したいと思います。
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最初にやってきたのは終点の妙見口駅で、妙見山への登山口となる駅です。のどかな里山にあり、終点でも無人駅でハイキング客の利用が中心のようです。
妙見口駅 駅
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妙見の森ケーブルのふもと・黒川駅までは歩いて25分かかるため、阪急バスを利用しました。ケーブルを利用して妙見山上までは4分で行くことができます。
妙見の森ケーブル 乗り物
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妙見の森ケーブル。珍しい標準軌の快適なケーブルカーで、それほど揺れも大きくないように思えました。春になると線路に沿って植えられた桜が咲き、とてもきれいだそう。
妙見の森ケーブル 乗り物
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ケーブルの山上駅から坂道を登ったところに、妙見の森リフトがあり、妙見堂の入口を結んでいます。この季節はあじさいが美しいことで知られますが、天気が悪いためか、ほとんど利用客がいませんでした。
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リフトを降りて、妙見堂までは少し山道を歩くことになります。その途中には鳥居跡が残っていました。湿度がとても高く、雨と聞いていたが、日が差すこともあり、体力が奪われます。。
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梅田から寄り道せずに来ても2時間、ようやく妙見山の入口につきました。神仏習合時代の名残からと思われますが、入口に鳥居が建っており、神社のような雰囲気でした。
能勢妙見山 寺・神社・教会
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奇抜なガラス張りの建物が見えてきたが、これは参詣者の心のふれあいの場として、平成10年に建てられた信徒会館「星嶺」というものです。
能勢妙見山 寺・神社・教会
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星嶺を過ぎると、いよいよ妙見堂の境内に入る山門に着きました。ここは大阪府と兵庫県の府県境にあたる場所で、別世界に続くような雰囲気が。
能勢妙見山 寺・神社・教会
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梵鐘は1627年に鋳造されたもので、参拝客は自由に撞くことができます。
能勢妙見山 寺・神社・教会
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妙見山は能勢頼次が日乾上人の説法を聞き、帰依したのが始まりといわれています。日蓮宗の寺院なのですが、境内はまるで神社のような建物が並んでいます。
能勢妙見山 寺・神社・教会
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1787年に能勢頼直公によって再建された本殿は開運殿と呼ばれる建物です(明治28年に大改修)。内陣には開運の守護神である、北辰妙見大菩薩が祀られています。
能勢妙見山 寺・神社・教会
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珍しい、お寺の境内に郵便局がありました。
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戻り馬がまつられていました。境内に多数あった神馬は太平洋戦争の金属供出の際に供出されましたが、石製のものは徴用されずに戻ってくることになりました。これにあやかって、出征兵が無事に戻ってくるようにと、お参りする人が後を絶えなかったそうです。
能勢妙見山 寺・神社・教会
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1時間ほどで妙見山をお参りした後、ふたたびリフト・ケーブルを乗り継いで妙見口まで戻ることにしました。帰りのリフトも利用客は少なく、あじさいをゆっくりと見ながら妙見山を後にします。
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足湯もできる山上駅に戻ってきたが、利用客は誰もおらず、駅前は閑散としていました。ケーブル下を12時に出るバスに乗りたかったのですが、山上駅に着くと、すぐにケーブルカーが出てしまい、接続できなくなったため、妙見口駅まで歩いて行くことにしました。
妙見の森ケーブル 乗り物
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能勢電鉄は、阪急の子会社であるため、車両は阪急からの譲渡車が使用されています。マルーン色の車体が基本であるが、青と白ののせでんオリジナルの塗色も見られました。
妙見口駅 駅
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妙見口から多田まで行き、昼食をとった後、多田神社をお参りします。源満仲は多田神社の前身であった多田院を建立し、多田は清和源氏発祥の地といわれています。
多田神社 寺・神社・教会
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境内の建物の多くは徳川四代将軍・家綱公によって再興されたものだそう。随神門は築地塀がつき、三棟造と呼ばれる手法で建てられた八脚門で重要文化財です。
多田神社 寺・神社・教会
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拝殿は桁行7間、梁間3間の大規模な入母屋造の檜皮葺屋根の建築物です。ご祭神として、源満仲、頼光、頼信、頼義、頼家の五公が祀られています。
多田神社からは1日4便だけ出ている日生中央行きのバスを利用しました(このバスはフリーパス対象外です)。多田神社 寺・神社・教会
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日生中央駅の周辺は日本生命・新星和不動産が開発したニュータウンが広がっており、駅名である「日生」は日本生命という会社の名前から来ているそうです。この駅の利用客は多く、駅前には複合商業施設のサピエもあり、発着するバスも多く賑やかです。
日生中央駅 駅
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日生中央から電車で1駅、山下まで移動して、能勢の郷行きのバスに乗り換えて汐の湯温泉へ。汐の湯温泉まで、ぐるっとパスで利用することができ、観光後の日帰り入浴に最適です。
温泉旅館 汐の湯温泉 宿・ホテル
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含二酸化炭素・ナトリウム・炭酸水素塩化物泉で、有馬温泉と同じような茶褐色の湯でした。まるで有馬温泉のようですね。
空気と触れて酸化して赤くなったもので、大阪府内でこのような本格的な温泉が楽しめるとは思っていませんでした。ゆっくりと浸かることができますが、出てからもしばらくポカポカが続きました。温泉の成分が豊富に含まれているという証拠なのでしょう。温泉旅館 汐の湯温泉 宿・ホテル
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バスで山下駅へ戻り、山下駅から川西能勢口へ出て、宝塚線の急行に乗り換えて帰ることにしました。能勢は大阪府内であっても、乗り換えが何度か発生するため、意外に時間がかかります。
山下駅 駅
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この旅行で行ったホテル
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温泉旅館 汐の湯温泉
3.09
能勢・豊能(大阪) の旅行記
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