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栃木市大平町の「大中寺」のアジサイを見に行きました。<br />栃木市の大平山は、その一帯が太平山県立自然公園であり、東側の太平山神社表参道の石段は、約2,500株のアジサイが咲く「あじさい坂」として知られています。そして南側中腹の「大中寺」も、境内に沢山のアジサイが咲きます。健脚であれば太平山一帯のハイキングコースを歩いてアジサイを楽しむことができます。<br />私は「大中寺」だけでしたが、綺麗に咲き揃った、見頃のアジサイを楽しむことができました。<br /><br />旅行記作成に際しては、現地の説明板、栃木市および栃木市観光協会のホームページ、その他関連するネット情報を参考にしました。

「大中寺」のアジサイ_2019_たくさんの花が綺麗に咲いていて見頃です(栃木市・大平町)

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2019/06/26 - 2019/06/26

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minaMicaze

minaMicazeさん

栃木市大平町の「大中寺」のアジサイを見に行きました。
栃木市の大平山は、その一帯が太平山県立自然公園であり、東側の太平山神社表参道の石段は、約2,500株のアジサイが咲く「あじさい坂」として知られています。そして南側中腹の「大中寺」も、境内に沢山のアジサイが咲きます。健脚であれば太平山一帯のハイキングコースを歩いてアジサイを楽しむことができます。
私は「大中寺」だけでしたが、綺麗に咲き揃った、見頃のアジサイを楽しむことができました。

旅行記作成に際しては、現地の説明板、栃木市および栃木市観光協会のホームページ、その他関連するネット情報を参考にしました。

旅行の満足度
5.0
観光
4.5
同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩

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  • 栃木市大平町西山田の広域農道、通称「ぶどう通り」から「大中寺」方面に分岐する交差点にやってきました。<br />このあたり、太平山の南山麓は、「ぶどう通り」に沿って沢山のぶどう農園があり、北関東最大のぶどう産地だそうです。<br />写真の手前、左右方向が「ぶどう通り」、奥が「大中寺」方向です。ガードレールのすぐ上をよく見ると、左端と右端に「大中寺」への案内板があります。

    栃木市大平町西山田の広域農道、通称「ぶどう通り」から「大中寺」方面に分岐する交差点にやってきました。
    このあたり、太平山の南山麓は、「ぶどう通り」に沿って沢山のぶどう農園があり、北関東最大のぶどう産地だそうです。
    写真の手前、左右方向が「ぶどう通り」、奥が「大中寺」方向です。ガードレールのすぐ上をよく見ると、左端と右端に「大中寺」への案内板があります。

  • 「ぶどう通り」から分岐して「大中寺」方向へ進むと、2本の石柱があり、その向こうに「大中寺」の参道があります。中央奥に山門が見えます。

    「ぶどう通り」から分岐して「大中寺」方向へ進むと、2本の石柱があり、その向こうに「大中寺」の参道があります。中央奥に山門が見えます。

  • 石柱の奥、参道の右側に「太平山南山麓観光案内図」があります。赤丸が現在地、オレンジの丸が「大中寺」、右上の緑の楕円が「太平山神社」です。ハイキングコースは、大平山全体に整備されています。

    石柱の奥、参道の右側に「太平山南山麓観光案内図」があります。赤丸が現在地、オレンジの丸が「大中寺」、右上の緑の楕円が「太平山神社」です。ハイキングコースは、大平山全体に整備されています。

  • 「太平山南山麓観光案内図」の反対側、参道を左へ入ると駐車場があります。既に15~16台の車が駐っています。「大中寺」のアジサイ観光よりは、太平山ハイキングの人の方が多いようです。

    「太平山南山麓観光案内図」の反対側、参道を左へ入ると駐車場があります。既に15~16台の車が駐っています。「大中寺」のアジサイ観光よりは、太平山ハイキングの人の方が多いようです。

  • それでは「大中寺」へ向かって参道を歩きます。

    それでは「大中寺」へ向かって参道を歩きます。

  • 山門までの間、参道の両側にアジサイが咲いています。

    山門までの間、参道の両側にアジサイが咲いています。

  • 参道のガクアジサイです。

    参道のガクアジサイです。

  • 青紫も赤紫も咲いています。

    青紫も赤紫も咲いています。

  • 綺麗に咲いていて、十分に見頃だと思います。

    綺麗に咲いていて、十分に見頃だと思います。

  • 咲きかけの若い花があるので、まだ満開ではなさそうです。(アジサイに満開と言うかどうかわかりませんが)

    咲きかけの若い花があるので、まだ満開ではなさそうです。(アジサイに満開と言うかどうかわかりませんが)

  • 満開の少し前くらいの時季が、綺麗だと思います。

    イチオシ

    満開の少し前くらいの時季が、綺麗だと思います。

  • 綺麗な花を見つけながら、参道を進みます。

    綺麗な花を見つけながら、参道を進みます。

  • 綺麗な花が多いので、なかなか先に進めません。

    綺麗な花が多いので、なかなか先に進めません。

  • 参道の両側には大きな木が並んでいます。

    参道の両側には大きな木が並んでいます。

  • 背が高いアジサイは、(たぶん)雨に打たれて倒れているものがあります。

    背が高いアジサイは、(たぶん)雨に打たれて倒れているものがあります。

  • 倒れながらも、綺麗な花を咲かせています。

    倒れながらも、綺麗な花を咲かせています。

  • 白いアジサイも若くて傷んでいないので綺麗です。

    白いアジサイも若くて傷んでいないので綺麗です。

  • 手前には咲きかけている花がありますが、向こう側の花達は綺麗に咲いています。

    手前には咲きかけている花がありますが、向こう側の花達は綺麗に咲いています。

  • アジサイは梅雨時の花なので、何となく雨が似合う様な気がしますが、陽が当たるアジサイも綺麗だと思います。

    アジサイは梅雨時の花なので、何となく雨が似合う様な気がしますが、陽が当たるアジサイも綺麗だと思います。

  • 少しずつ進んで、山門の下まで来ました。

    少しずつ進んで、山門の下まで来ました。

  • 山門から境内を覗きますが、山の中腹、斜面にあるお寺なので、正面には階段があり、本堂はさらにその上の方に見えます。

    山門から境内を覗きますが、山の中腹、斜面にあるお寺なので、正面には階段があり、本堂はさらにその上の方に見えます。

  • 山門から振り返って見た参道です。晴れて日が射しているのですが、大きな木に囲まれているので、ほとんど木陰です。

    山門から振り返って見た参道です。晴れて日が射しているのですが、大きな木に囲まれているので、ほとんど木陰です。

  • 山門の左側に咲いていたアジサイです。

    山門の左側に咲いていたアジサイです。

  • この二つの階段を上がると、本堂の下の広場です。

    この二つの階段を上がると、本堂の下の広場です。

  • 左側に咲いていたアジサイです。

    左側に咲いていたアジサイです。

  • アジサイのところから右を見ると、上の方に本堂が見えます。

    アジサイのところから右を見ると、上の方に本堂が見えます。

  • 階段横のガクアジサイです。

    階段横のガクアジサイです。

  • 中央のツブツブ部分(これが花らしい)がだいぶ開いているので、ほぼ満開だと思います。

    中央のツブツブ部分(これが花らしい)がだいぶ開いているので、ほぼ満開だと思います。

  • 階段を上がって、本堂の下の広場に来ました。左奥の階段(通行止めです)の上に本堂があります。

    階段を上がって、本堂の下の広場に来ました。左奥の階段(通行止めです)の上に本堂があります。

  • 本堂の右(東)の建物は庫裡だと思います。

    本堂の右(東)の建物は庫裡だと思います。

  • 広場の東端には、「木造地蔵菩薩半跏像」を安置している御社があります。

    広場の東端には、「木造地蔵菩薩半跏像」を安置している御社があります。

  • 振り返ると、階段の下に山門が見えます。

    イチオシ

    振り返ると、階段の下に山門が見えます。

  • このアジサイは満開です。

    このアジサイは満開です。

  • その東側のガクアジサイです。

    その東側のガクアジサイです。

  • 「木造地蔵菩薩半跏像」が安置されている御社です。この像は、この「大中寺」が開創される以前、近くの円福寺にありましたが、建物が倒壊したのでここへ移して保管されています。

    「木造地蔵菩薩半跏像」が安置されている御社です。この像は、この「大中寺」が開創される以前、近くの円福寺にありましたが、建物が倒壊したのでここへ移して保管されています。

  • その御社から見た本堂です。

    その御社から見た本堂です。

  • ここのアジサイも綺麗に咲いています。

    ここのアジサイも綺麗に咲いています。

  • このお寺には「大中寺七不思議」と呼ばれる伝説があり、境内の該当する所に説明板が建てられています。

    このお寺には「大中寺七不思議」と呼ばれる伝説があり、境内の該当する所に説明板が建てられています。

  • その一つが、この「油坂」です。山門から上がってきた正面にある階段です。<br /><br />ある学僧が夜間の勉学のために本堂の灯明の油を盗んでいたが、それがある時ばれそうになり、逃げようとして誤って石段から転げ落ちて死んでしまった。それ以降、この石段を上り下りすると不吉なことが起こるとして、使用が禁じられた。(日本伝承大鑑)<br />現在でも、この階段は通行止めになっています。

    その一つが、この「油坂」です。山門から上がってきた正面にある階段です。

    ある学僧が夜間の勉学のために本堂の灯明の油を盗んでいたが、それがある時ばれそうになり、逃げようとして誤って石段から転げ落ちて死んでしまった。それ以降、この石段を上り下りすると不吉なことが起こるとして、使用が禁じられた。(日本伝承大鑑)
    現在でも、この階段は通行止めになっています。

  • それなので、広場から庫裡や本堂へ行くには、東端の階段を使います。

    それなので、広場から庫裡や本堂へ行くには、東端の階段を使います。

  • 上の写真の階段を上がると、すぐ左にもう一つ階段があります。

    上の写真の階段を上がると、すぐ左にもう一つ階段があります。

  • 階段から振り返ると。地蔵像のお社が見えます。

    階段から振り返ると。地蔵像のお社が見えます。

  • 庫裡の前まで上がって見た広場です。奥の屋根は山門です。

    庫裡の前まで上がって見た広場です。奥の屋根は山門です。

  • 本堂です。1154年に開創されたときは真言宗のお寺でしたが、そのご荒廃し、1489年に曹洞宗のお寺として再興されました。<br />戦国時代には、上杉氏と北条氏がここで和を結びました。<br />江戸時代には、関三刹の筆頭寺として、日本全国の曹洞宗の寺院を管理していました。

    本堂です。1154年に開創されたときは真言宗のお寺でしたが、そのご荒廃し、1489年に曹洞宗のお寺として再興されました。
    戦国時代には、上杉氏と北条氏がここで和を結びました。
    江戸時代には、関三刹の筆頭寺として、日本全国の曹洞宗の寺院を管理していました。

  • 境内の東の端に、雨除けの屋根に護られた茅引き小屋があります。「大中寺七不思議」の一つ「不開(あかず)の雪隠」です。<br />近隣の豪族・晃石(佐竹)太郎が戦に敗れて、大中寺に逃げ込みましたが、住職は匿うことを拒否しました。晃石は恨みに思い、馬の首を切り落として井戸に投げ込み、自身も切腹して果てました。晃石太郎の後を追って奥方も大中寺に逃げ込みましたが、夫の死を知ると、雪隠へ籠もってその場で自害した。それ以来、雪隠には奥方の生首が現れると言われ、開けることがなくなりました。(日本伝承大鑑)

    境内の東の端に、雨除けの屋根に護られた茅引き小屋があります。「大中寺七不思議」の一つ「不開(あかず)の雪隠」です。
    近隣の豪族・晃石(佐竹)太郎が戦に敗れて、大中寺に逃げ込みましたが、住職は匿うことを拒否しました。晃石は恨みに思い、馬の首を切り落として井戸に投げ込み、自身も切腹して果てました。晃石太郎の後を追って奥方も大中寺に逃げ込みましたが、夫の死を知ると、雪隠へ籠もってその場で自害した。それ以来、雪隠には奥方の生首が現れると言われ、開けることがなくなりました。(日本伝承大鑑)

  • 境内の東端には、参道の入り口から庫裡の横までの坂道があります。

    イチオシ

    境内の東端には、参道の入り口から庫裡の横までの坂道があります。

  • その東側は、竹林です。

    その東側は、竹林です。

  • 境内の東端にも、いろいろなアジサイが咲いています。

    境内の東端にも、いろいろなアジサイが咲いています。

  • 境内の東には、坂道に並行した階段もあります。正面の建物は庫裡、右に少しだけ見える建物は「不開の雪隠」です。

    境内の東には、坂道に並行した階段もあります。正面の建物は庫裡、右に少しだけ見える建物は「不開の雪隠」です。

  • 東の端を降りてきたところに咲くアジサイです。

    東の端を降りてきたところに咲くアジサイです。

  • 山門のほぼ横(東側)まで下りてきました。<br />

    山門のほぼ横(東側)まで下りてきました。

  • 下から見上げた本堂です。

    イチオシ

    下から見上げた本堂です。

  • 下から見上げた庫裡(の屋根)です。

    イチオシ

    下から見上げた庫裡(の屋根)です。

  • 綺麗に色づいています。

    綺麗に色づいています。

  • 白や紫も綺麗です。左奥の屋根は山門です。

    白や紫も綺麗です。左奥の屋根は山門です。

  • 雨が似合うアジサイですが、青空もいいですね。

    雨が似合うアジサイですが、青空もいいですね。

  • 陽が当たった葉の緑も綺麗です。

    陽が当たった葉の緑も綺麗です。

  • 陽の光が透過して綺麗に見えるのは、葉が若いからでしょうか。

    陽の光が透過して綺麗に見えるのは、葉が若いからでしょうか。

  • 奥に見えるお社は、境内の東の端にありますが、特に説明もなく、何の御社かはわかりません。お社の前には、風化が進んだ一対の狛犬がありました。

    イチオシ

    奥に見えるお社は、境内の東の端にありますが、特に説明もなく、何の御社かはわかりません。お社の前には、風化が進んだ一対の狛犬がありました。

  • 山門の横まで降りてきました。灯篭の左に山門があります。

    山門の横まで降りてきました。灯篭の左に山門があります。

  • 白と紫の組み合わせが、綺麗でした。

    白と紫の組み合わせが、綺麗でした。

  • これもガクアジサイだと思うのですが、ガクは二つだけでおしまいですか。

    これもガクアジサイだと思うのですが、ガクは二つだけでおしまいですか。

  • 綺麗に色づいたアジサイを沢山見られました。

    綺麗に色づいたアジサイを沢山見られました。

  • アジサイに満開という言葉が適当かどうかわかりませんが、ほぼ満開のアジサイを楽しむことができました。

    アジサイに満開という言葉が適当かどうかわかりませんが、ほぼ満開のアジサイを楽しむことができました。

  • 参道を戻りながら、それでも綺麗な花があると撮ってしまいます。

    参道を戻りながら、それでも綺麗な花があると撮ってしまいます。

  • 陽が高くなってきたので、参道にも陽が射しこむようになりました。

    陽が高くなってきたので、参道にも陽が射しこむようになりました。

  • 陽のあたり具合が、ちょうど良い時間帯かもしれません。

    イチオシ

    陽のあたり具合が、ちょうど良い時間帯かもしれません。

  • 駐車所まで戻ってきたら、ほぼ満車になっていました。<br /><br />( おしまい )

    駐車所まで戻ってきたら、ほぼ満車になっていました。

    ( おしまい )

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