2019/06/26 - 2019/06/26
178位(同エリア416件中)
minaMicazeさん
- minaMicazeさんTOP
- 旅行記1052冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 700,692アクセス
- フォロワー82人
栃木市大平町の「大中寺」のアジサイを見に行きました。
栃木市の大平山は、その一帯が太平山県立自然公園であり、東側の太平山神社表参道の石段は、約2,500株のアジサイが咲く「あじさい坂」として知られています。そして南側中腹の「大中寺」も、境内に沢山のアジサイが咲きます。健脚であれば太平山一帯のハイキングコースを歩いてアジサイを楽しむことができます。
私は「大中寺」だけでしたが、綺麗に咲き揃った、見頃のアジサイを楽しむことができました。
旅行記作成に際しては、現地の説明板、栃木市および栃木市観光協会のホームページ、その他関連するネット情報を参考にしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
栃木市大平町西山田の広域農道、通称「ぶどう通り」から「大中寺」方面に分岐する交差点にやってきました。
このあたり、太平山の南山麓は、「ぶどう通り」に沿って沢山のぶどう農園があり、北関東最大のぶどう産地だそうです。
写真の手前、左右方向が「ぶどう通り」、奥が「大中寺」方向です。ガードレールのすぐ上をよく見ると、左端と右端に「大中寺」への案内板があります。 -
「ぶどう通り」から分岐して「大中寺」方向へ進むと、2本の石柱があり、その向こうに「大中寺」の参道があります。中央奥に山門が見えます。
-
石柱の奥、参道の右側に「太平山南山麓観光案内図」があります。赤丸が現在地、オレンジの丸が「大中寺」、右上の緑の楕円が「太平山神社」です。ハイキングコースは、大平山全体に整備されています。
-
「太平山南山麓観光案内図」の反対側、参道を左へ入ると駐車場があります。既に15~16台の車が駐っています。「大中寺」のアジサイ観光よりは、太平山ハイキングの人の方が多いようです。
-
それでは「大中寺」へ向かって参道を歩きます。
-
山門までの間、参道の両側にアジサイが咲いています。
-
参道のガクアジサイです。
-
青紫も赤紫も咲いています。
-
綺麗に咲いていて、十分に見頃だと思います。
-
咲きかけの若い花があるので、まだ満開ではなさそうです。(アジサイに満開と言うかどうかわかりませんが)
-
イチオシ
満開の少し前くらいの時季が、綺麗だと思います。
-
綺麗な花を見つけながら、参道を進みます。
-
綺麗な花が多いので、なかなか先に進めません。
-
参道の両側には大きな木が並んでいます。
-
背が高いアジサイは、(たぶん)雨に打たれて倒れているものがあります。
-
倒れながらも、綺麗な花を咲かせています。
-
白いアジサイも若くて傷んでいないので綺麗です。
-
手前には咲きかけている花がありますが、向こう側の花達は綺麗に咲いています。
-
アジサイは梅雨時の花なので、何となく雨が似合う様な気がしますが、陽が当たるアジサイも綺麗だと思います。
-
少しずつ進んで、山門の下まで来ました。
-
山門から境内を覗きますが、山の中腹、斜面にあるお寺なので、正面には階段があり、本堂はさらにその上の方に見えます。
-
山門から振り返って見た参道です。晴れて日が射しているのですが、大きな木に囲まれているので、ほとんど木陰です。
-
山門の左側に咲いていたアジサイです。
-
この二つの階段を上がると、本堂の下の広場です。
-
左側に咲いていたアジサイです。
-
アジサイのところから右を見ると、上の方に本堂が見えます。
-
階段横のガクアジサイです。
-
中央のツブツブ部分(これが花らしい)がだいぶ開いているので、ほぼ満開だと思います。
-
階段を上がって、本堂の下の広場に来ました。左奥の階段(通行止めです)の上に本堂があります。
-
本堂の右(東)の建物は庫裡だと思います。
-
広場の東端には、「木造地蔵菩薩半跏像」を安置している御社があります。
-
イチオシ
振り返ると、階段の下に山門が見えます。
-
このアジサイは満開です。
-
その東側のガクアジサイです。
-
「木造地蔵菩薩半跏像」が安置されている御社です。この像は、この「大中寺」が開創される以前、近くの円福寺にありましたが、建物が倒壊したのでここへ移して保管されています。
-
その御社から見た本堂です。
-
ここのアジサイも綺麗に咲いています。
-
このお寺には「大中寺七不思議」と呼ばれる伝説があり、境内の該当する所に説明板が建てられています。
-
その一つが、この「油坂」です。山門から上がってきた正面にある階段です。
ある学僧が夜間の勉学のために本堂の灯明の油を盗んでいたが、それがある時ばれそうになり、逃げようとして誤って石段から転げ落ちて死んでしまった。それ以降、この石段を上り下りすると不吉なことが起こるとして、使用が禁じられた。(日本伝承大鑑)
現在でも、この階段は通行止めになっています。 -
それなので、広場から庫裡や本堂へ行くには、東端の階段を使います。
-
上の写真の階段を上がると、すぐ左にもう一つ階段があります。
-
階段から振り返ると。地蔵像のお社が見えます。
-
庫裡の前まで上がって見た広場です。奥の屋根は山門です。
-
本堂です。1154年に開創されたときは真言宗のお寺でしたが、そのご荒廃し、1489年に曹洞宗のお寺として再興されました。
戦国時代には、上杉氏と北条氏がここで和を結びました。
江戸時代には、関三刹の筆頭寺として、日本全国の曹洞宗の寺院を管理していました。 -
境内の東の端に、雨除けの屋根に護られた茅引き小屋があります。「大中寺七不思議」の一つ「不開(あかず)の雪隠」です。
近隣の豪族・晃石(佐竹)太郎が戦に敗れて、大中寺に逃げ込みましたが、住職は匿うことを拒否しました。晃石は恨みに思い、馬の首を切り落として井戸に投げ込み、自身も切腹して果てました。晃石太郎の後を追って奥方も大中寺に逃げ込みましたが、夫の死を知ると、雪隠へ籠もってその場で自害した。それ以来、雪隠には奥方の生首が現れると言われ、開けることがなくなりました。(日本伝承大鑑) -
イチオシ
境内の東端には、参道の入り口から庫裡の横までの坂道があります。
-
その東側は、竹林です。
-
境内の東端にも、いろいろなアジサイが咲いています。
-
境内の東には、坂道に並行した階段もあります。正面の建物は庫裡、右に少しだけ見える建物は「不開の雪隠」です。
-
東の端を降りてきたところに咲くアジサイです。
-
山門のほぼ横(東側)まで下りてきました。
-
イチオシ
下から見上げた本堂です。
-
イチオシ
下から見上げた庫裡(の屋根)です。
-
綺麗に色づいています。
-
白や紫も綺麗です。左奥の屋根は山門です。
-
雨が似合うアジサイですが、青空もいいですね。
-
陽が当たった葉の緑も綺麗です。
-
陽の光が透過して綺麗に見えるのは、葉が若いからでしょうか。
-
イチオシ
奥に見えるお社は、境内の東の端にありますが、特に説明もなく、何の御社かはわかりません。お社の前には、風化が進んだ一対の狛犬がありました。
-
山門の横まで降りてきました。灯篭の左に山門があります。
-
白と紫の組み合わせが、綺麗でした。
-
これもガクアジサイだと思うのですが、ガクは二つだけでおしまいですか。
-
綺麗に色づいたアジサイを沢山見られました。
-
アジサイに満開という言葉が適当かどうかわかりませんが、ほぼ満開のアジサイを楽しむことができました。
-
参道を戻りながら、それでも綺麗な花があると撮ってしまいます。
-
陽が高くなってきたので、参道にも陽が射しこむようになりました。
-
イチオシ
陽のあたり具合が、ちょうど良い時間帯かもしれません。
-
駐車所まで戻ってきたら、ほぼ満車になっていました。
( おしまい )
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
栃木・壬生・都賀(栃木) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
68