2019/05/27 - 2019/05/29
30位(同エリア52件中)
ワンダラーさん
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学生時代に、テントを背負って、山形県の飯豊連峰主稜線を縦走登山した仲間5人で、50年振りに下山した温泉に行くという旅。
その1は初日。
埼玉から車で3時間、米沢市で名物米沢牛を食べ、小国町の山岳展望台の朴ノ木峠と樽口峠から残雪の朝日連峰と飯豊連峰の峰々を望む。
お天気も良く、大正解の初日でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
小国町の観光地図です。
水色のルートが初日、この旅行記。
赤色が2日目のハイキングコース。 -
東北自動車道に乗って、大谷PAと吾妻PAに寄り、新しい東北中央自動車道で分水嶺のトンネルを抜ければ、僅か3時間で米沢市に着く。
学生時代は夜行の急行列車で一晩がかり、峠の駅のスイッチバックが懐かしい旅だったが。
米沢駅前の米沢牛販売の肉屋が2階でやっているというレストラン「鷹山公」駅前店で昼食。 -
店内は清潔で、正午前に着いたのでまだ席が空いていた。
-
この「鷹山公」の名物は、平日限定20食のお値打ち「うし丼」税込み990円。
正午前なので、まだ残っていてラッキー。
各種部位のステーキの切り落とし肉がメインで、帯広の豚丼のようなステーキ丼。もちろん豚丼よりも美味い。 -
一人だけ、こちらも数量10食限定の「とろとろオムライス」税込み990円を注文。
メニューの写真よりもインスタ映えする、女性向メニューか。 -
国道113号に入って小国へ。途中のドラッグストアで食料、飲み物を仕入れる。
生鮮品を扱うスーパーマーケットもあるが、乾きものやパンや菓子、酒類は、ドラッグストアでも十分な品ぞろえ。 -
小国市街の北にある朝日連峰は、南側から眺望は少し遠くなるが、小国の朴ノ木峠なら車で登って見ることができる。
峠越えは舗装路だが、展望台へは砂利道を400mほど登る。
夏でもまだ残雪を残す主稜線は、なだらかで、こちらも学生時代に歩いた時の天国のようなお花畑を思い出す。
唯一、一番近い祝瓶山はピラミダルな風貌。
ロープウェイなどの開発が及ばないのが朝日岳の良さで、このような自然保護はずっと継続が必要と、改めて感じる。 -
朴ノ木峠周辺の低山は、ウツギの花が花盛り。
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朴ノ木峠の次は、南側の県道15号に降りて、樽口峠へ移動する。
北側からの道がまだ除雪未了で通行止めということで、豪雪地帯と実感する。
玉川沿いに迂回して、泡の湯近くから、南山腹の小玉川わらび園の舗装道路を峠の頂上まで車で登る。
頂上には大駐車場、トイレ、国体記念の大レリーフが設置されている。
この写真の中央の雪山が飯豊本山で、右に連なる北の扇の地神に至る主稜線の峰々を同定することができる。 -
小国町の小玉川わらび園は、水曜日と日曜日のみの営業だが、上部の樽口峠からは飯豊連峰の大眺望が望める。もちろん無料
南の飯豊本山から北の扇の地神に至る主稜線の峰々には、残雪が豊富。
5月末は残雪が多く、手前の倉手山越の主稜線は、一段と迫力がある。 -
樽口峠には、飯豊山中の大滝、カイラギの滝の案内板もある。
ここ樽口峠からも遠望できるという。 -
飯豊連峰は、さらに北西に延び、新潟県から日本海に落ちる。
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樽口峠から宿に向かうが、その前に、翌日の登山口を偵察のため、車で飯豊山荘への舗装路を進んでみる。残雪の主稜線が近づいて、期待感が高まってくる。
5月末のこの時期、今年は梅花皮荘から1キロ余り先の、倉手山登山口までは通行可能だった。 -
倉手山登山口駐車場の先がゲートになっていて、その先は通行止め。
雪崩や、厳冬で岩の割れ目が凍っていたのが融けることでの落石の危険があるという。
今年はあと2日で開通で、既に許可を受けた車は通行しているという情報で、注意しつつ自己責任で歩いて入山することに。 -
丁度、国立公園の看板がある。
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周囲の森にはヤマフジが多く、丁度、上品な花を沢山吊り下げて咲かせている。
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国民宿舎 梅花皮荘は、少し古い建物。
周囲は同経営の川入荘以外に何もない閑静な、眺望が良い立地だ。
飯豊山主稜線の梅花皮(カイラギ)岳に由来する名称。 -
先ずお風呂で汗を流す。
泉質は、茶褐色の鉄分が多いナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素泉で暖まる。内湯のみというのが残念。 -
食堂からは、新緑の玉川の谷と、飯豊山の主稜線が望まれる。
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国民宿舎のベース料金の食事にしたので、正直、期待はしていなかったが、
イワナの刺身や塩焼きをメインにした十分な量の食事で美味しい。
(6月1日から今シーズン料金に値上げというので、その前の駆け込み利用で、
1泊2食税込み@7,710円という民宿並みの山奥料金) -
窓の外は、徐々に黄昏ていく。飲み物代もリーゾナブルで安心だ。
西の空は晴れているようで、明日に期待し、部屋で昔話で盛り上がる。
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