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菅江真澄の足跡を辿る旅の二日目。<br />この日も天気は良く、予定通り、笠取峠を越え三瀬集落へ向かうことにする。<br />峠越えに少し不安があるが、時間もあるので何とかなるだろう。<br />そして、素晴らしい景色に出会えることを楽しみに歩くとしよう。

旅猫遊覧記・庄内【2】~笠取峠から三瀬へ~

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2019/05/12 - 2019/05/12

12位(同エリア549件中)

旅猫

旅猫さん

菅江真澄の足跡を辿る旅の二日目。
この日も天気は良く、予定通り、笠取峠を越え三瀬集落へ向かうことにする。
峠越えに少し不安があるが、時間もあるので何とかなるだろう。
そして、素晴らしい景色に出会えることを楽しみに歩くとしよう。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • とりあえず朝風呂を使い、その後、朝食を。<br />バイキングだったが、魚が3種類あり、しらす干しにイカ刺しまであり、ちょっと嬉しい食事だった。

    とりあえず朝風呂を使い、その後、朝食を。
    バイキングだったが、魚が3種類あり、しらす干しにイカ刺しまであり、ちょっと嬉しい食事だった。

  • いつもより少し早く、8時過ぎに宿を辞した。<br />宿の車であつみ温泉駅まで送っていただき、しばらく待ち合わせ。<br />そして、8:29発の酒田行きの普通列車に乗り込んだ。

    いつもより少し早く、8時過ぎに宿を辞した。
    宿の車であつみ温泉駅まで送っていただき、しばらく待ち合わせ。
    そして、8:29発の酒田行きの普通列車に乗り込んだ。

  • 車窓に日本海を望みながら走ること10分ほどで、小波渡駅に到着。<br />今日は、この駅から歩き始め、笠取峠を越えることになる。<br />降り立った駅は無人駅で、可愛い駅舎が出迎えてくれた。

    車窓に日本海を望みながら走ること10分ほどで、小波渡駅に到着。
    今日は、この駅から歩き始め、笠取峠を越えることになる。
    降り立った駅は無人駅で、可愛い駅舎が出迎えてくれた。

    小波渡駅

    笠取峠の最寄り駅 by 旅猫さん
  • その駅前に、趣のある民家があった。<br />かなり大きな家だが、庭木が多く、緑に囲まれて風情がある。

    その駅前に、趣のある民家があった。
    かなり大きな家だが、庭木が多く、緑に囲まれて風情がある。

  • そして、ここから、いよいよ笠取峠へと向かう。<br />駅前の桜の樹に、汽車が描かれた素敵な看板が掛けられていた。<br />

    そして、ここから、いよいよ笠取峠へと向かう。
    駅前の桜の樹に、汽車が描かれた素敵な看板が掛けられていた。

  • 小波渡の集落を抜けると、峠の登り口に小さな社が鎮座していた。<br />不動明王を祀る不動宮のようだ。細いながらも、滝が落ちている。<br />ここで、峠越えの無事を祈願し、いざ峠道へ。<br />

    小波渡の集落を抜けると、峠の登り口に小さな社が鎮座していた。
    不動明王を祀る不動宮のようだ。細いながらも、滝が落ちている。
    ここで、峠越えの無事を祈願し、いざ峠道へ。

  • 登り始めてしばらくすると、道の先に変わった姿をした松が生えている。<br />日本海から吹き付ける強い風せいで、こんな姿になったらしい。<br />この峠の名前は、あまりの風の強さに傘を飛ばされてしまうことから付けられたそうだ。<br />しかし、この日は風もほとんどなく、穏やかそのものだった。

    登り始めてしばらくすると、道の先に変わった姿をした松が生えている。
    日本海から吹き付ける強い風せいで、こんな姿になったらしい。
    この峠の名前は、あまりの風の強さに傘を飛ばされてしまうことから付けられたそうだ。
    しかし、この日は風もほとんどなく、穏やかそのものだった。

  • その松の立つ場所から振り返ってみると、海岸線に沿って弧を描く小波渡の集落が望めた。<br />この日の天気は素晴らしく、まさに絶好の峠越え日和。

    その松の立つ場所から振り返ってみると、海岸線に沿って弧を描く小波渡の集落が望めた。
    この日の天気は素晴らしく、まさに絶好の峠越え日和。

  • 海も穏やかで、冬の荒れ狂う姿を想像することは難しい。<br />それにしても、海の青さが美しい。

    海も穏やかで、冬の荒れ狂う姿を想像することは難しい。
    それにしても、海の青さが美しい。

  • 反対側を見れば、新緑の緑が眩しい。<br />鳥たちがさえずり、気持ちがいい。

    反対側を見れば、新緑の緑が眩しい。
    鳥たちがさえずり、気持ちがいい。

  • さらに登って行くと、赤い車止めが見えて来た。<br />ここからは未舗装となり、歩いてのみ通ることが出来る。

    さらに登って行くと、赤い車止めが見えて来た。
    ここからは未舗装となり、歩いてのみ通ることが出来る。

  • 道の脇では、タニウツギがちらほら。<br />この花を見ると、男鹿半島の旅を思い出す。

    道の脇では、タニウツギがちらほら。
    この花を見ると、男鹿半島の旅を思い出す。

  • 緩やかな坂道が続いているが、かなり登ってきたようだ。<br />開けたところから覗いてみると、断崖絶壁だった。<br />砕ける波の白さが涼し気だ。

    緩やかな坂道が続いているが、かなり登ってきたようだ。
    開けたところから覗いてみると、断崖絶壁だった。
    砕ける波の白さが涼し気だ。

  • そこからすぐの場所に、東屋が建っていた。<br />その東屋からの眺めが素晴らしかった。<br />期待を裏切らない絶景に、しばし見惚れる。

    そこからすぐの場所に、東屋が建っていた。
    その東屋からの眺めが素晴らしかった。
    期待を裏切らない絶景に、しばし見惚れる。

  • よく見ると、岬のように突き出した山の向こうに、雪を頂いた鳥海山が浮かんでいる。<br />鳥海山は大好きな山で、いつか登ってみたい憧れの山。<br />まさか、鳥海山が観られるとは。

    よく見ると、岬のように突き出した山の向こうに、雪を頂いた鳥海山が浮かんでいる。
    鳥海山は大好きな山で、いつか登ってみたい憧れの山。
    まさか、鳥海山が観られるとは。

  • 東屋の近くでは、野生の藤の花が咲いていた。<br />5月に、里山や低山の森で滝のように咲いている姿を観るのが好きだ。

    東屋の近くでは、野生の藤の花が咲いていた。
    5月に、里山や低山の森で滝のように咲いている姿を観るのが好きだ。

  • 道が、いつしか下り坂となっていた。<br />結局のところ、峠の頂上がどこだったのかよくわからなかった。<br />それほど緩やかな峠なのだ。<br />思ったよりも楽に越えてしまい、少し拍子抜けだ。<br />でも、景色は抜群だった。

    道が、いつしか下り坂となっていた。
    結局のところ、峠の頂上がどこだったのかよくわからなかった。
    それほど緩やかな峠なのだ。
    思ったよりも楽に越えてしまい、少し拍子抜けだ。
    でも、景色は抜群だった。

  • のんびり下って行くと、足元に白い小さな花を見つけた。<br />葉はバラ科のようだが、花弁は細長く凛とした姿だ。

    のんびり下って行くと、足元に白い小さな花を見つけた。
    葉はバラ科のようだが、花弁は細長く凛とした姿だ。

  • その花が咲いていた場所の近くからは、先ほど眺めを楽しんだ東屋が見えた。<br />昔の旅人も、あの断崖の上を越えていたのだと思うと、感慨深いものがある。<br />今は、峠の下を鉄道と道路が隧道で潜り、この峠を越える人は少ない。

    その花が咲いていた場所の近くからは、先ほど眺めを楽しんだ東屋が見えた。
    昔の旅人も、あの断崖の上を越えていたのだと思うと、感慨深いものがある。
    今は、峠の下を鉄道と道路が隧道で潜り、この峠を越える人は少ない。

  • そろそろ峠越えも終わりのようだ。<br />左手には、弧を描く美しい海岸が見えて来た。<br />綺麗なので、あとで訪れてみることにする。

    そろそろ峠越えも終わりのようだ。
    左手には、弧を描く美しい海岸が見えて来た。
    綺麗なので、あとで訪れてみることにする。

  • そして、集落の中に入ると、満開の八重桜が出迎えてくれた。<br />笠取峠の北の麓に広がるのが、三瀬集落である。

    そして、集落の中に入ると、満開の八重桜が出迎えてくれた。
    笠取峠の北の麓に広がるのが、三瀬集落である。

  • 三瀬の街歩きは後に回し、とりあえず、先ほど見た海岸へと向かう。<br />その海岸は、三瀬海水浴場だった。<br />その浜辺の傍らに、大きな岩が聳えている。

    三瀬の街歩きは後に回し、とりあえず、先ほど見た海岸へと向かう。
    その海岸は、三瀬海水浴場だった。
    その浜辺の傍らに、大きな岩が聳えている。

    三瀬海水浴場 ビーチ

  • 近くまで行ってみると、岩は細い水路で陸と離れていた。<br />その水路に鉄製の簡易な橋が架けられていたので渡ってみることにする。<br />橋の上に立ってみると、沖から打ち寄せる波が時よりこの水路に流れ込み、なかなかの迫力だった。

    近くまで行ってみると、岩は細い水路で陸と離れていた。
    その水路に鉄製の簡易な橋が架けられていたので渡ってみることにする。
    橋の上に立ってみると、沖から打ち寄せる波が時よりこの水路に流れ込み、なかなかの迫力だった。

  • 渡った岩の麓からは、三瀬海水浴場が間近に見えた。<br />峠からは穏やかに見えたが、思ったよりも大きな波が打ち寄せてくる。<br />岩場にも波しぶきが掛かり、少し怖い。<br />早々に、退散することにした。

    渡った岩の麓からは、三瀬海水浴場が間近に見えた。
    峠からは穏やかに見えたが、思ったよりも大きな波が打ち寄せてくる。
    岩場にも波しぶきが掛かり、少し怖い。
    早々に、退散することにした。

  • 海水浴場に隣接して建っていた琴平莊という建物の裏手に、『琴平岩古跡大筒場』と書かれた木柱を見つけた。<br />その木柱の後ろに聳える岩が琴平岩らしく、登れるようなので行ってみることにする。

    海水浴場に隣接して建っていた琴平莊という建物の裏手に、『琴平岩古跡大筒場』と書かれた木柱を見つけた。
    その木柱の後ろに聳える岩が琴平岩らしく、登れるようなので行ってみることにする。

  • 取っ付きは鎖場のようなものがあり険しかったが、そこを過ぎると、気持ちの良い尾根のような道になった。<br />空へ登って行くようで、これは楽しい。

    取っ付きは鎖場のようなものがあり険しかったが、そこを過ぎると、気持ちの良い尾根のような道になった。
    空へ登って行くようで、これは楽しい。

  • 途中からは、綺麗な海岸線が望めた。<br />遠くに見えているのは、越えて来た笠取峠の断崖だ。

    途中からは、綺麗な海岸線が望めた。
    遠くに見えているのは、越えて来た笠取峠の断崖だ。

  • 登り切ると、そこは狭いが平らになっていた。<br />そして、その片隅には小さな祠が置かれている。<br />琴平岩との名前から、祀られているのは金比羅様なのだろう。<br />祠の後ろには、三瀬の浜が広がっていた。

    登り切ると、そこは狭いが平らになっていた。
    そして、その片隅には小さな祠が置かれている。
    琴平岩との名前から、祀られているのは金比羅様なのだろう。
    祠の後ろには、三瀬の浜が広がっていた。

  • 岩の上からの眺めは見事だった。<br />岩場の先に青い海がどこまでも続いている。<br />幕末、ここには大砲が置かれたそうだ。<br />大筒場と言う名は、そこから付けられたもののようだ。

    岩の上からの眺めは見事だった。
    岩場の先に青い海がどこまでも続いている。
    幕末、ここには大砲が置かれたそうだ。
    大筒場と言う名は、そこから付けられたもののようだ。

  • 登って来た方を見れば、山間に広がる三瀬の集落が望めた。<br />こうして見ると、改めて日本が山国だと言うことがよく分かる。<br />人は、山間の僅かな平野に肩を寄せ合って暮らしているのだ。<br />広い関東平野に暮らしていると、このような景色に癒される。

    登って来た方を見れば、山間に広がる三瀬の集落が望めた。
    こうして見ると、改めて日本が山国だと言うことがよく分かる。
    人は、山間の僅かな平野に肩を寄せ合って暮らしているのだ。
    広い関東平野に暮らしていると、このような景色に癒される。

  • 海岸から、集落へと戻る。<br />その街並みの中でひときわ目立っていたのが坂本屋。<br />旅館であるが、この場所には、羽州浜街道三瀬宿の本陣があったらしい。<br />蔵の前に、『羽州山浜通 三瀬組 御本陣跡』と書かれた標柱が建っていた。<br />ここ三瀬は、藤沢周平の短編時代小説『三年目』の舞台となった街。<br />この坂本屋も小説の中に登場しているが、江戸時代には西の木戸口近くにあったそうだ。

    海岸から、集落へと戻る。
    その街並みの中でひときわ目立っていたのが坂本屋。
    旅館であるが、この場所には、羽州浜街道三瀬宿の本陣があったらしい。
    蔵の前に、『羽州山浜通 三瀬組 御本陣跡』と書かれた標柱が建っていた。
    ここ三瀬は、藤沢周平の短編時代小説『三年目』の舞台となった街。
    この坂本屋も小説の中に登場しているが、江戸時代には西の木戸口近くにあったそうだ。

  • 坂本屋のすぐ先にある丁字路には、秋田屋の屋号を掲げる家と、石塚弥左エ門商店と言うった建物が並んでいた。<br />坂本屋と同じく、どちらも江戸時代の頃から続く家で、やはり『三年目』にも登場する。<br />秋田屋は宿として、石塚弥左エ門商店は、主人公のおはるが働く茶店常盤屋として描かれている。<br />よく見ると、商店のガラス戸に常盤屋弥左エ門とあった。<br />まさしく、ここが『三年目』の中で主人公が働いている店なのだろう。

    坂本屋のすぐ先にある丁字路には、秋田屋の屋号を掲げる家と、石塚弥左エ門商店と言うった建物が並んでいた。
    坂本屋と同じく、どちらも江戸時代の頃から続く家で、やはり『三年目』にも登場する。
    秋田屋は宿として、石塚弥左エ門商店は、主人公のおはるが働く茶店常盤屋として描かれている。
    よく見ると、商店のガラス戸に常盤屋弥左エ門とあった。
    まさしく、ここが『三年目』の中で主人公が働いている店なのだろう。

  • 丁字路の先には、気比神社があるのだが、時間の都合で断念。<br />すると、街並みの一角にあった民家の庭先にも気比神社が勧請されていた。<br />そこで、こちらでご挨拶をさせていただいた。

    丁字路の先には、気比神社があるのだが、時間の都合で断念。
    すると、街並みの一角にあった民家の庭先にも気比神社が勧請されていた。
    そこで、こちらでご挨拶をさせていただいた。

  • その先の空き地に、豊浦村役場跡と書かれた標柱が建っていた。<br />豊浦村は、この日歩いた小波渡駅から三瀬駅周辺にあった村で、昭和30年(1955)に鶴岡市に編入されたそうだ。

    その先の空き地に、豊浦村役場跡と書かれた標柱が建っていた。
    豊浦村は、この日歩いた小波渡駅から三瀬駅周辺にあった村で、昭和30年(1955)に鶴岡市に編入されたそうだ。

  • 小さな川を渡りしばらく歩くと、三瀬駅に辿り着いた。<br />こちらも無人駅。<br />三瀬の街は、『三年目』当時の絵図が丁字路近くに表示されていて、散策するには楽しかった。<br />このように、小説の舞台となった街では、描かれた場所を地図で示してくれるとありがたい。

    小さな川を渡りしばらく歩くと、三瀬駅に辿り着いた。
    こちらも無人駅。
    三瀬の街は、『三年目』当時の絵図が丁字路近くに表示されていて、散策するには楽しかった。
    このように、小説の舞台となった街では、描かれた場所を地図で示してくれるとありがたい。

    三瀬駅

  • ホームに出て、列車を待つ。<br />待つ人も無く、ゆったりとした時間が流れて行く。

    ホームに出て、列車を待つ。
    待つ人も無く、ゆったりとした時間が流れて行く。

  • 20分ほど待つと、11:43発の酒田行き普通列車がやってきた。<br />この列車に乗り、三つ先の鶴岡駅へと向かう。<br />羽前水沢駅と羽前大山駅の間では、羽黒山が車窓に見えていた。

    20分ほど待つと、11:43発の酒田行き普通列車がやってきた。
    この列車に乗り、三つ先の鶴岡駅へと向かう。
    羽前水沢駅と羽前大山駅の間では、羽黒山が車窓に見えていた。

  • 鶴岡駅には、12:02に到着。<br />ここで、12:20発の特急『いなほ8号』に乗り換え、庄内を後にする。<br />席は日本海側。<br />往きにゆっくり眺めることができなかった笹川流れが楽しみだ。

    鶴岡駅には、12:02に到着。
    ここで、12:20発の特急『いなほ8号』に乗り換え、庄内を後にする。
    席は日本海側。
    往きにゆっくり眺めることができなかった笹川流れが楽しみだ。

  • とりあえず、鶴岡駅で買い込んで来た駅弁を食べる。<br />『庄内弁』と言う庄内の食材を使った駅弁で、主役は、酢飯にした『つや姫』にだだちゃ豆を混ぜたものを、庄内が故郷だと言う高級鮭の『めじか』で巻いたもの。<br />他にも、温海の特産である『温海かぶ』の漬物などがあった。<br />旅先の食材が入った駅弁と言うのは、旅の想い出の一つになる。

    とりあえず、鶴岡駅で買い込んで来た駅弁を食べる。
    『庄内弁』と言う庄内の食材を使った駅弁で、主役は、酢飯にした『つや姫』にだだちゃ豆を混ぜたものを、庄内が故郷だと言う高級鮭の『めじか』で巻いたもの。
    他にも、温海の特産である『温海かぶ』の漬物などがあった。
    旅先の食材が入った駅弁と言うのは、旅の想い出の一つになる。

  • お腹もいっぱいになり、いつしか眠ってしまったようだ。<br />車窓を見ると、あろうことか笹川流れを過ぎていた。<br />結局、帰りも観ることが出来ず、今回は、余程縁が無かったのだろう。<br />終着の新潟駅からは、『とき326号』に乗り一気に高崎駅へ。<br />高崎駅で高崎線の普通列車に乗り換えて、今回の旅を終えた。

    お腹もいっぱいになり、いつしか眠ってしまったようだ。
    車窓を見ると、あろうことか笹川流れを過ぎていた。
    結局、帰りも観ることが出来ず、今回は、余程縁が無かったのだろう。
    終着の新潟駅からは、『とき326号』に乗り一気に高崎駅へ。
    高崎駅で高崎線の普通列車に乗り換えて、今回の旅を終えた。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • hot chocolateさん 2019/07/10 04:13:54
    海を見ながらの峠越え♪
    旅猫さま

    引き続き、「旅猫遊覧記・庄内【2】~笠取峠から三瀬へ」を拝見。

    素晴らしい好天の下、海を見ながらの峠越えが楽しめてよかったですね。
    海の碧さがとても清々しく、記憶に残る1日だったのではと思います。

    庄内の食材を使った「庄内弁」がとても美味しそうです。
    竹の皮風な容器もいいですね。(本物の竹の皮ならもっといいけど)

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/07/14 18:10:00
    RE: 海を見ながらの峠越え♪
    hot chocoさん、続けてありがとうございます。

    庄内の旅の二日目は、素晴らしいお天気で、快適な峠越えが楽しめました。
    思ったよりも楽な道のりでしたし、海を眺めながらの歩きは楽しかったです。
    三瀬の海もとても綺麗でしたし。

    『庄内弁』は、あまり他では見かけない感じの駅弁でした。
    ある意味地味。
    でも、なかなか美味しかったですよ。
    確かに本物の竹の皮なら、もっと風情があったことでしょう。
    やっぱり、衛生面でダメなのでしょうね。

    旅猫
  • HAKUさん 2019/07/07 18:09:39
    はじめまして!
    おもいっきり地元の旅行記だったので興味深く拝見させていただきました。
    地元の私もわからないような所をご存知のようで驚いているところです。また、前の旅行記も拝見しましたが、1日に何本もない…(笑)使い勝手の悪い路線バスで行動されているところも大変感服した次第です。
    何もない所ですが、また庄内に足を運んでいただけたら、と思っています。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/07/07 20:46:53
    RE: はじめまして!
    HAKUさん、こんばんは。
    書き込みありがとうございます。
    庄内地方にお住まいなのですね!
    良いところですよね。
    今回は、あまり多くの観光客が行かないようなところばかり歩いたような気がします(笑)
    でも、のんびりできて良かったですよ。
    また、ぜひ足を運ばせていただきます!
    旅猫

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