2012/08/06 - 2012/08/06
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せんなさん
大学3年の夏、初の一人旅の記録♪
日本史関連の史跡めぐり。途中で若干横道にそれます。
※学生当時の文章のまま掲載しておりますので、拙い文章の箇所がございます。ご容赦ください。(2019.6)
◆2012年8月6日◆
三十三間堂→豊国神社→方広寺→若一神社→野宮神社→トロッコ→渡月橋
-
この旅の最終日!
この日は、嵐山方面に行くという予定以外はほぼノープラン。笑
とりあえず、まずは市内で行けてない場所を回ろうか、ということで、まずは三十三間堂。
さすが、三十三間。長いです。笑
三十三間堂といえば、千体千手観音立像。
そもそも三十三間堂は平清盛の資財協力によって創建されたもの。平家全盛期の財力の現れですね。
ここを訪れるのは中学の修学旅行以来2回目でしたが、この数の千手観音が一堂に立っていると…なんだか心が洗われるような気がします…。 -
法住寺殿跡碑がたっていました。
もともとは、法住寺殿の中に三十三間堂を作ったという形だったのに、今ではなんか逆みたいで変な感じですね。笑 -
そして、次は近くにあった豊国神社に立ち寄りました。
豊臣秀吉を祀っている神社です。
この辺は何度か来てるはずなのですが…実はここに豊国神社があったのは知らなかった(笑)
今回、本当に偶然発見したのです!これもめぐり合わせですかね!
豊国神社のすぐ横には、「国家安康」の鐘で有名な方広寺! -
秀吉の死後、豊臣方が造った鐘ですが、
この「国家安康」の碑文が徳川方にケチをつけられたという有名なお話があります。
白く囲んでいるところが問題の碑文です。
よくもまぁ…こんな小さいのを見つけたものだと…。しかし何がなんでもケチをつける理由が欲しかったから必死で探したんでしょうねぇ…。 -
次は若一神社。
平清盛の西八条邸宅跡です。
清盛関連ということで、開運出世の神様をお祀りしているようです。
実際の邸宅は、清盛が亡くなった翌々日に放火で焼失してしまったようで、今は神社のみが残っています。 -
神社の向かいには、清盛手植の楠が残っていました。
この楠は、平家都落ちの際、西八条邸が火をかけられたときも焼け残ったそうです。
この周辺の道(西大路通り)が蛇行しているのは、この楠を避けて道路工事が行われたから。
道路工事の際に、どけようとしたところ、工事関係者に次々と不幸が起こったようで、そのまま工事が行われたようです。
なんだか、近くによると、真夏なのに空気がひんやりしているというか・・・空気が違うんですね。霊験あたらかなのは確かなようです。
さて、次は当初の予定通り、嵐山へ向かいます。 -
まずは野宮神社へ向かいます。
竹林の道の奥にあります。いい雰囲気。
縁結びで有名な神社ですね。学問・子宝の神様でもあります。
黒木の鳥居が有名です。日本最古の鳥居の様式だとか。
近くで見ると、皮を剥いていない木が、自然のままの形で堂々と立っていて、とても立派な印象を受けました。
伊勢神宮に奉仕する斎王が伊勢に向かう前に身を清めた「野宮」に由来する神社だそうで。
源氏物語の斎宮にもゆかりある神社ですね。 -
神社の奥に、こちらも有名な、じゅうたん苔の庭がありました。
雨上がりということもあり、周りの竹林とも相まって、しっとりした感じで、とても良い雰囲気でした。 -
竹林の道。
落ち着く雰囲気。しばらくゆっくり散策しました。 -
そして、お次は、嵐山に来たからには!ということでトロッコに乗りました!
ギリギリ最終に乗せていただくことができました!
桜や紅葉の季節ではなかったのですが、緑がとても美しい。これは夏ならではですね。 -
保津峡!
日本人だからなのかなんなのかわかりませんが、何故か水の風景というものはすごく惹かれるんですよね。
力強い、自然の風景が見れました。やはり美しい。
今度の機会には、保津川下りも是非してみたいものです。
そして、終点、亀山駅よりまた折り返します。
もうそろそろ日も暮れますが、帰りの電車の時間までまだかなりあります。
とりあえずコーヒー休憩でもということで、たまたま見つけた、よーじやカフェにはいりました!
ガイドブックで見て、入ってみたいと思っていたのです^^笑 -
特製カプチーノ。
ストローさすのがもったいない!というか可哀想!笑
しかし美味しくいただきました!笑 -
そして。この旅の最後は。
嵐山のシンボルとも言える、渡月橋。
ちょうど、日が沈むころで、
川面に夕陽が映り、幻想的な風景をみることができました。
川べりに座り、夕陽がゆっくり山に沈んで行く様子をぼんやり眺めつつ、この6日間の旅を思い返したりしておりました。
旅の最後にふさわしい、素敵な時間を過ごすことができました。
その後、京都駅より新幹線に乗り、帰宅いたしました。
初の一人旅で、6日間は長いかな、と思っていたのですが、思い返せば本当にあっという間でした。
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