2019年6月2日（前半）レンゴン渓谷、クアラカンサー、イポー＋マレーシア工場出張の旅　イポー旧市街編

2019/06/02 - 2019/06/02

6月になりました。6/1土曜日は交代休暇日。リストアップしてある１泊２日で行く世界遺産巡りを実施することにします。
今回の旅行の目的地となる世界遺産はアフリカ大陸以外で見つかった最古の人類の痕跡とされ、200万年前の旧石器時代の遺跡から鉄器時代にかけての４つの遺跡が発見された場所。更に非常に綺麗な状態で発見された100万年前の全身骨格の人骨「ペラ・マン」が発見されたことが評価されて2012年に世界遺産になったレンゴン渓谷です。
実は我が社のマレーシア工場がペナン市にあるんですが、2017年にラグビーの試合をする際にクアラルンプールに来た際も2018年にペナン島に来た際もマレーシア工場に足を向けなかったんですが、後になってきっちり二回も当時のマレーシアの現地社長から怒られましたので、三回目の正直となる今回は行かん訳にはいかんです。
ということで旅行前日金曜日を出張にしてクアラルンプール→ペナンの飛行機代とペナンのホテル代を会社に出してもらいマレーシア工場に足を運ぶことにしました。（まぁ今回はちょうど仕事の確認と打ち合わせもあったので都合は良かったんですけどね。）

今回立てた予定は以下のようです（実際のスケジュールはスケジュール欄をご覧ください）

-------------旅行計画--------------------------
5/30
https://4travel.jp/travelogue/11502048
23:55チェンナイ
5/31
→6:30クアラルンプール　マレーシア航空MH181便
ここから仕事
8:30 クアラルンプール→9:25 ペナン マレーシア航空MH1138便
マレーシア工場訪問
イースティンホテル泊

6/1（前半）
https://4travel.jp/travelogue/11502049
6:30イースティンホテル→7:10ブッキット・メルタジャン駅　タクシー
7:35ブッキット・メルタジャン駅→8:40クアラカンサー駅　ETSゴールド　9321列車
8:40クアラカンサー駅→9:10クアラカンサーバスターミナル 歩き
10:00クアラカンサーバスターミナル→11:00 Kampung Baru Kota Tampan Stopバス停　99路バス
レンゴン考古学博物館見学
13:00 Kampung Baru Kota Tampan →14:00クアラカンサーバスターミナル

6/1(後半）
https://4travel.jp/travelogue/11502051
ウブディアモスク
イスタナ・イスカンダリア
Istana Kenangan ロイヤルパレス博物館観光
16:52クアラカンサー駅→17:22イポー駅　ETSプラチナム9203列車
シティテルエクスプレスイポー泊

★6/2(前半）★←この旅行記

イポーオールドシティー。建物と壁画巡り

6/2（後半）
イポーニューシティ。食事
15:25イポー駅→18:15クアラルンプールセントラル駅　ETSゴールド9031列車
KLIAエクスプレスでクアラルンプール空港へ移動
21:25クアラルンプール→22:45チェンナイ　マレーシア航空MH180便

鉄道切符はネットで前もって購入してスタートです。

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世界遺産レンゴン渓谷に行く旅最終日。
イポーの旧市街を散策します。
ガイドブックにも詳しく書いていないためホテルのエレベーターに貼ってあった地図を参考にして壁画巡りをすることにしました。
旧市街の真ん中にある建国茶餐室という大きなレストランの入り口にヘリテージトレイル地図が建ててありました。それを参考にして歴史的建築物も見て回ることにしました。
旧市街を散策していたら地元のクラシックカークラブが集会していて大興奮の最終日午前中スタートです。

エリア イポー(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この旅行記は2019年6月1日(後半）レンゴン渓谷、クアラカンサー、イポー＋マレーシア工場出張の旅　クアラカンサー編からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11502051
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8:15に朝食を食べるために１階に降りてきました。

シティテル　エクスプレス　イポーの朝食はこじんまりとしたバイキング。

マカロニ、中華焼きそば、ピラフ。がっつり炭水化物の朝食とアイスティーをいただきました。

デザートにケーキとコーヒーを。
部屋に戻って出発準備をして２時間後10時半にホテルをチェックアウト。

ホテルのエレベーターに貼ってあったこの地図。
旧市街の見どころの壁画とグルメの場所が記載されています。
イポー旧市街はマレーシアの世界文化遺産ペナン島のジョージタウン同様壁画が有名な街です。

旧市街地の見学していきます。
ロイヤルイポークラブの裏側のグラウンド沿いにジャラン・バンダールを歩きます。

カラフルな建物の一番奥。
白色の建物のお店が今日最初の目的地。

オールドタウン・ホワイト・コーヒー本店です。
ここイポーを発祥とするホワイトコーヒーをメインにマレーシア全体に展開する喫茶店チェーンの本店です。

中はこんな感じ。思っていたより明るいお店でした。

前日のクアラカンサー駅前でアイスホワイトコーヒーを飲んだのでここではホットを一度注文したのですが、外がとにかくめちゃくちゃ暑い！思い直してすぐにアイスホワイトコーヒーにオーダーを変更。

オールドタウン・ホワイト・コーヒー本店を出て左手を見るとジャラン・バンダールが左に折れていてそこにある建物が観光案内所。
この建物もかなりレトロな建物です。

オールドタウン・ホワイト・コーヒーの壁。
観光案内所の反対側の壁に描かれている有名な壁画があります。

An Old Uncle Drinking Coffeeと名付けられた壁画です。

気になるレトロな建物、向こうに見える塔がありますが後回し。

ジャラン・バンダールを戻ってオールドタウン・ホワイト・コーヒーのある建物の並びを過ぎたビルの壁に２つ目の壁画A Paper Planeがあります。

旧市街のメインストリートスルタンユスフ通りを渡って見にきた壁画がこれ。
コーヒーブレイクという題名の付けられた壁画です。
ビニール袋に入ったコーヒーがだんだん減っていっています。そのビニール袋にはストローが刺さっているというなかなかユーモラスな壁画です。

次の壁画はIpoh`s Evolution from Tin Mining Town（錫鉱山町からのイポーの進化）という題名の壁画です。

錫鉱山町からのイポーの進化の壁画が描かれている建物の正面は青い壁のおしゃれな建物。
でもこの写真を撮った時に手間にクラシックカーが止まっているのに目が止まった車好きの私、ぱっしょんK。

すぐ調べれば車種もわかると思ったんですが、さっぱりわかりません。
わかる人コメントお願いします！
シボレーだと思うんだけどなぁ。。。。

あれ？ほかにもクラッシックカーが並んでる！

よく見たら地元のクラッシックカークラブPCCCの旗が。
クラッシックカークラブの集まりを開催中でした。

一見VWのビートルっぽいですが我々日本人にはあまり馴染みのないモーリス　ミノールMM ２ドアーサルーン。　1951年型です。

そしてこの車！ぱっしょんが保育園とかに行っていた時代にまだ少し日本でも走っていた初代パブリカ！！

アラフィフの僕でギリギリ見たことがあるくらいの車です。

輸出名はトヨタ700です。

その隣にフォルクスワーゲンビートルが止まっていました。

エンジンカバーをアクリルにして中が見えるようにしていました。
部品も研磨してピカピカです。

この車こそいうまでもありませんが、1938年にヒトラーの国民車構想から生産が始まって、2003年メキシコで生産中止になるまで半世紀以上生産された名車です。

お！この車も知ってますよ！！
イギリスMG社のミジェットです。

1961年から1979年まで生産された２シーターオープンスポーツカーです。

マツダのロードスターにつながるライトウェイトオープンカーの先輩車です。

このフォルクスワーゲンのマークの付いたこの車がよくわからないです。

フォルクスワーゲン・タイプ182っていうジープタイプの車が昔あったのは知っているのですが、形が違いますね。ひょっとしたらビートルベースでカスタマイズした車かもしれません。

僕としては比較的新しいボルボ740がやってきました。
とは言っても約25年前の車ですから、もう立派なクラッシックカーですね。

パブリカのオーナー、プッドさんとお話ができました。
僕が豊田の出身だと話したら話が弾んじゃってボンネットを開けてもらうことができました。

エンジンの電装品部分にカタカナを元にしたトヨタの古いマークが見えました。

ボンネットの上にあるTマークがたまらないです。

ここから離れづらくなってしまいましたが、立ち去らなくては。。。。
しかし雰囲気のいいところで集会をやっていましたね。

先ほどの集会のすぐそばにある駐車場に壁画が２つ。
１つはホテルの地図に載っていないこれ。
廃車を積み上げたのをモチーフにしていますね。

その反対側にはホテルの地図に載っているA Yellow Hummingbird(黄色いハチドリ)の名付けられた壁画が。

建国茶餐室という大きなレストランがありました。

そこの入り口にこのヘリテージトレイル地図がありました。

建物の写真もありましたのでこれを探して散策することにします。
ということでスマホでこの地図を撮影して建国茶餐室を立ち去ります。

この壁画は何やってるんですかね？
砂金を取ってるのかな？ホテルにあった地図には載っていませんでした。

先ほど撮影したヘリテージトレイル地図を基にして散策を進めます。

プリーク水力発電所ビルです。
1926年に設立されたプリーク川水力発電会社という電力会社が1930年代にこのビルに入っていたそうです。

プリーク水力発電所ビルの隣にあるアール・デコ調のビルが1931年に建てられた元インド商業銀行。

さらに道を挟んだところにあるのが1924年からここで営業を続けるスタンダード　チャータード　バンク。
インドで僕が口座を持っている銀行です。お世話になっております！！

旧市街のメインストリートスルタンユスフ通りに戻ってきました。この通り沿いの一番右の家。1911年に建てられミカサフォトショップがあったところです。
日本人スパイ『フカボリマサジ』がここを根城として活動していたそうです。

ミカサフォトショップの旧市街のメインストリートスルタンユスフ通りを挟んだ反対側にある1930年代初頭に建てられたヤン・サヒブのオフィス。

前夜も食事を取るところを探してここを通りました。Concubine Lane。
この通りの出口にある建物が

1920年代に建てられたドラマティスツ　ホステル。現在はレストラン光興茶室になっています。
昔この隣に京劇の劇場があってそこの演者のために使われたホステルだったんだそうです。
当の京劇劇場は1891年に建てられ1906年に建て直されたが、その後取り壊されたそうです。

ペラックコンチョウ協会
1928年に建てられた建物で中国の協会が入っていたんだそうです。今も古岡州公会のビルディングのようです。

1929年に建てられた建物で、Tet ShinとLeong Feeによってマイナーズクラブとして設立されたHan Chin Pet Soo。

ビールで乾杯！の壁画。

パンリナレーンを歩いてスルタンユスフ通りまで進みます。

イタリアンルネッサンス様式のこの建物。
Straits Trading社が入っていたビルです。
現在はOCBCバンクになっています。

高台にこの時計台があります。

これはここペラ州の初代イギリス人駐在員J.W.W.バーチを記念して1909年に建てたものです。
これで前日この日で旧市街にある歴史的建物探訪はひとまず終了です。

時間は12:45 になっています。昼食をとるために新市街に壁画を見ながら向かいます。
イポーはマレーシアのグルメタウンとして挙げられる街なのです。名物食べに行きますよ！

この壁画はお父さんがお土産持って帰ってきたのかな？

ドリアン？マンゴ？

壁画と手芸工品の博物館なのかなぁ？お店なのかなぁ？
二階に上がる階段を利用した壁画が描かれていました。

お腹が空いているので中は覗かず先を急ぎます。

トラ。マレートラですね。

農作業でしょうか？他と雰囲気がだいぶ違う壁画でした。
さぁ！新市街に向かってご飯食べねば！！

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この旅行記は2019年6月2日（後半）レンゴン渓谷、クアラカンサー、イポー＋マレーシア工場出張の旅　グルメシティーイポー編に続きます

https://4travel.jp/travelogue/11502057