2度目の石垣島は梅雨の島を楽しむ旅～1日目那覇～

2019/05/30 - 2019/06/02

2017年10月。初めての離島「石垣島」へ。
しかし、思いがけない超大型台風の影響で天候は大荒れ。
予定が大きく変更になり、果たせなかった宿題が残ることに。
その後、何度か石垣旅行を計画するが、どういう訳かキャンセル続き・・。
やっと念願の「宿題を完了する」ために2度目の石垣島へいくことができました。

宿題その1、「晴天で絶景の平久保崎灯台を満喫する」
　　その2、「絶景カフェで絶景を見つつ美味しいランチを食べる」
　　その3、「ミルミル本舗で島豆腐のアイスを食べる」
　　その4、「サビチ洞窟で探検気分を味わう」
　　その5、「白保日曜市でお買い物」

そして、梅雨の石垣を楽しむための新しい目標は
　　その1、「月桃の花を見る」
　　その2、「南十字星を見る」
　　その3、「ゆっくり手仕事を体験する」
　　その4、「石垣牛を食べる」
　　その5、「シーカヤックかサンセットカヤックツアーに参加する」

さて、どれだけ宿題はコンプリート出来るかな？
しかし、梅雨の石垣島で果たして絶景に逢えるのか？の2度目の石垣旅行記です。

1日目は沖縄那覇で滞在。壺屋やちむん通散策。パームロイヤルNAHA宿泊。居酒屋「じまんや」で夕食。　

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

5月30日木曜日、大阪の天気は雲多めの晴れ。沖縄は梅雨空のよう。
仕事を午前で切り上げて大急ぎで関西空港へ。
この日の搭乗便は「ANA　1737便　関空14時55分発」
時刻は13時半。夫と合流し第一ターミナル内へ。

関西国際空港 空港

平日午後でも人が多い。やっぱり目立つのはアジア圏のお客様。
まずは、お昼ご飯まだなので買い出し。ここでサブウェイへ。
最近、サブウェイは店舗が少なくなって食べる機会が少なくなった。

人の少ない保安検査場を抜けたら、すぐ横のANAラウンジへ。
平日の午後なのにラウンジ内の席は7割埋まっています。
さくっとサンドイッチ食べて搭乗口へと向かいます

ANAラウンジ 関西空港 国内線 グルメ・レストラン

時刻は14時25分。定時に改札開始。

機体はボーイング777-200　座席数405席
那覇行は大きな飛行機ですね。

搭乗も始まり。機内へ。今回はプレミアムシート。広々として快適。

噂の「カブキ機内安全ビデオ」面白い。
YouTubeでも見れます
https://www.youtube.com/watch?v=T0Zkey8LMHU

さて、ビデオを見ていたら、離陸順番が回ってきた模様。

ポーンポーンポーン～皆様、当機は離陸いたします～のアナウンス。
あっという間に関空離陸。この瞬間が一番好きです。

上空より眺める関空は「H」に見える。少し霞んでいる。

淡路島上空。明石海峡大橋も良く見える。

素敵なCAさんのご挨拶。いつも照れます。
この時間帯は軽食。サンドイッチとフルーツ。焼き菓子。
ジュースは香るカボス。
さっきサブウェイ食べた所ですが美味しい。よく食べると自分でも思う。
と、CAさんから「叙々苑のトマトリゾットが余ってるんです。良かったら召し上がりませんか？」と魅惑的なお誘い。
残念ですが、これ以上は無理かと。お断り。本当に残念。
・・・食べっぷり良かったかな？食べそうに見えたんでしょうね。

機内アナウンスで鹿児島上空。桜島が見えると。どこに？

真剣に探していると、隣の夫から「何回この航路飛んでるの？桜島探すかね？」と。いえ。桜島見たことないので・・。と答えると夫に驚かれる。
桜島。いつも雲の下なので・・。桜島。初めて見えました。

しばらくは雲も少なく展望の良いフライト。しかし、徐々に雲が多くなり沖縄本島は雲の隙間から見えたり見えなかったり・・・。

沖縄はやっぱり梅雨空のようです。滑らかな着陸。

到着しました。那覇空港。7か月ぶりです。
そういえば、前の席の方は「フライトログ」をCAさんに渡していたようで、しばし、そのことでご歓談されてました。ログは以前の旅行で隣り合わせた修行僧の方も持参されていて教えていただきました。そういえばプレミアムクラスの方がポイントを稼げるのだとか。どうされているかな？修行も終えて空旅を楽しんでおられるかな。

さて、扉が開くまでCAさんとお話し。
関空→那覇は飛行時間が2時間切りますね～もう少し飛んでいたい。
「千歳→那覇ならゆっくりできますよ～」とお勧めいただく。
あ。それ面白そうですね。関空から千歳に飛んで～。と話してたら扉が開らく。楽しいフライトも終わり。笑顔でお別れ。

お約束のめんそーれ。時刻は17時過ぎ。

那覇空港 空港

さあ。ゆいレールの那覇駅へ移動します。目指すは「牧志駅」
牧志駅到着は17時45分。急いでホテルを目指します。

ホテルは前回もお世話になった「パームロイヤル・NAHA」
ホテル入り口。こんなことになってます。

ホテルパームロイヤルＮＡＨＡ 宿・ホテル

工事中です。前回は客室の増築していましたが、それは終了しているらしい。

今の工事はホテル前にプールを作っているとか。
この夏にはオープン。完成予想はこんな感じだそうです。

迷路のような仮設通路を抜けると到着。

落ち着くロビーはそのまま変わらず。
チェックインは前回宿泊から日も近いので名前だけでOK。
「前回は大浴場は説明させて頂きました？」と、
いえ、ちょうどオープンの前の週でした。
大浴場の説明を聞いて部屋は9階。では急いで部屋へ。

エレベーターがカードキーをかざさないと使えないシステムになってました。つまり、宿泊者以外は上には行けないということですね。
9階のエレベーターを降り、左手に進むと廊下にずらりと絵が並んでます。これが噂の新館のロイヤルアートミュージアム。

昨年10月末にオープンした新館「ＲＡＭタワー」は睡眠とアートをテーマにしており、各階でテーマに沿った絵画が展示されています。
9階は「ペリー来琉時、随行画家（ウィリアムハイネ）が描いた琉球（1853年）シリーズ」

なかなか素敵な絵画ばかりで真剣に鑑賞しそうになる、見るのは後廻し。

廊下突き当りには立派な石造。

さて、新館の室内はどんな感じかな？

26平ですが、広く感じるお部屋。枕元の装飾もお洒落。
このホテルのベッドは硬さが丁度良くて快適な眠りにつけるんですよ。
枕も高過ぎず硬すぎず、二つで調節できるのが良い。

小さいけどカウチもある。

シーリングファンの回る天井。

入り口左手には洗面所とバスルーム。
広々としていてバリアフリー。使い勝手がいい。

バスルームも広めの浴槽に洗い場完備。

窓からの眺めも見晴らしがよく開放感がある。
この部屋なら、このホテルを拠点に沖縄観光でもいいな。
リゾート感がある部屋で素敵です。

さて、荷物を置いたら大急ぎでホテルの外へ。

時刻はすでに18時15分を過ぎている。間に合うかな？
ホテル横の道は桜坂中通り。この道を右手にハイアットリージェンシー那覇を見ながら進むと・・。

着きました。「壺屋　やちむん通り」です。
今回もホテルをパームロイヤルにしたのは、ここに来るため。

壺屋やちむん通り 名所・史跡

趣のある石畳。前回は土砂降りの雨の中でしたが、今回は夕暮れ時。
目的はもちろん買い物です。
でも、この界隈のお店は18時閉店の所が多く、開いてる店の方が少ない。
前回お世話になった「たかえす」さんもすでに閉店。残念。

南窯さんのカフェのシーサー。お久しぶりです。
今日は猫たちいませんね。

と思ったら「ここに居るにゃー」と視線を感じました。

では目的のお店へ。かわいい熊のムーン君がお出迎え。
前回は雨で会えなかったムーン君。よろしくね。

「ヤッチとムーン」さん。店舗の中は、まだ数人の買い物客。
相変わらずの和やかな雰囲気。店員さんから「うちとチャタロウは7時まで開いてますから、ゆっくり見てくださいね～先にチャタロウ見てきて下さっても大丈夫ですよ～」と。そうしようかな。

ヤッチとムーン 専門店

その前に、目前の「カマニー」も営業中のようなので拝見。
ここは育陶園さんの3件あるお店の一つ。落ち着いてモダンな雰囲気の器が多い。気になる物も多いお店。男の人が好みそうな器も多い。

壺屋焼窯元 育陶園 専門店

このお店も気になる。ぶくぶくさん。
白米とさんぴん茶で作り上げる泡を、玄米のお茶に浮かべて楽しむ「ぶくぶく茶」飲んでみたいけど今日は時間がないので次回のお楽しみです。

本当に味わいのある風景。

南国らしい木。この季節は赤い花も咲いてる。鳳凰木かな？

さて、チャタロウさんへ。時刻は18時半。
店内はこの時間は客も少なく。じっくり拝見。伝統柄の小さめのマイカが欲しい。

カフェ茶太郎 グルメ・レストラン

目を引く鮮やかな空色の器。よく見たら中がマンタ柄。これもかわいくていいな。2点選んで購入。その後に、レジ横でかわいい器を発見。
「お会計後に運命の出会いがある事も多いんですよね～」とニコニコ顔の店員さん。その通りですね。しかし、今回は我慢します。

やちむんも購入できたので、夫がいるお店に向かいます。
やちむん通り壺屋陶芸センター前にあるお店「かりゆしウェアMAJUN　日進商会 那覇本店」前回は改装中で糸満市の店舗に行きました。
今回もかりゆしウェア購入するためこちらへ。

夫は既に何点か定員さんに選んで頂いているようで試着中。
新柄がかわいくて勧めたら却下。「リネンはチクチクするから嫌い。綿100％よりも、少しポリが入ってる方がさらりとして好き」とか。
店員さんも「そういう方が多いので、ポリ混紡生地の物も多いんですよ～。沖縄は蒸しますからね～」と。なるほどね。

というわけで、こちらに決定。
私は今回はいいかと思ったのですが、「買えば？」と夫。2点買うと割引になるとか。割引に弱い関西人です。
できたら7分袖がいいけど・・季節的に無いか。
「いっそのことお揃いはどうですか？」と店員さん。勘弁してください。
ということで、朝顔柄のウェアを購入。これが後で大活躍。

さて、買い物後はホテルに戻り、ちょっと休憩。
7時45分になったので予約していたお店に向かいます。

ホテルから美栄橋方面に歩くこと8分ほど。
古民家を改装したお洒落な外観の居酒屋。
パイナップルポークで有名な「じまんや」さん。
豚しゃぶが食べたいという夫のリクエストで、ホテルからも近いこちらにしました。

じまんや 那覇店 グルメ・レストラン

木曜の夜８時ですが、お店は満席。カウンター席に案内される。
後から来た予約なしの方はお断りされていました。
お客さんも地元の方の方が多い。さすが地元人気店。
泡盛の種類がとても多くて、夫の目が泳いでました。泡盛好きには天国のようなお店ですね。

すぐに冷やされたおしぼりとお通しが運ばれてきました。
お通しは小さな「島豆腐の和風ハンバーグ」と「ミミガーの煮凝り」
どちらもすごく凝った味わい。期待できそう。色々と注文。

まずは、お店一押しの「ざるもずく」温かい南蛮つけ汁。
これが本当に美味しくて、もずくは色々食べたけど、これまで食べた「もずく」の食べ方ではこの食べ方が一番美味しかった。目からうろこの付けもずく。他のお客もほぼ頼んでいるようで、知らない人が見たら蕎麦屋の様な風景。

ジーマミ豆腐。これもすごくモチモチで味が濃くて、今まで食べた中では一番美味しい。
しばらくすると、後ろの広いテーブル席が空いたので、そちらへ移動しませんかと声をかけていただけました。細やかな気配りが嬉しい。

フーチャンプル。シンプルな味だけど、ちょうどよい塩梅。
食べている間も次々と来店。本当に人気店ですね。

そして、夫リクエストの「パイナップルポークのしゃぶしゃぶ」が運ばれてきました。
「豚骨を9時間煮込んで作ったコラーゲンの特製スープでパイナップル豚をしゃぶしゃぶ。お野菜もたっぷりで食べ応えあり！！」ということで、確かにお野菜たっぷり。これで２人で丁度良い分量。
他の方もこれを頼んでる方が多くいました。中の野菜についても説明頂き沖縄伝統野菜とか。食感が面白い。

そして、パイナップルポーク。ロースとバラ。
これが甘くて、柔らかくて臭みのない本当に美味しい豚です。
自家製ポン酢もいい味。でも、この豚は塩が美味しかった。

最後に追加で本日のおすすめより「ハーブソーセージ」
ローズマリーの風味が美味しい。

最後の締めのおそばを頼むと、鍋を引き上げ厨房で作ってきてくれるとか。しばらくすると仕上げられたおそば。小さな器に半人前ほどの量。味は濃いめ。この味付けだと雑炊でもいいかも。全部が本当に美味しくて。ごちそうさまでした。

さて、お腹もいっぱいになったので帰ります。
とても感じの良い店員さんにお見送りを受ける。本当に良いお店だった。
夫も「これからは那覇はこの店でいいな」とご機嫌。泡盛の美味しい銘柄が沢山あってご満足のようです。
そして夜の街をぶらぶら帰る。どこからか流れてくる懐かしい曲。
～旅先の店　新聞の隅。こんな所に居るはずもないのに～
そう、華やかな表通りと違い裏道は、こんな曲がしんみりと似合う町だなと思う。

さて、ホテルに帰ったら入浴後早々に就寝。一日目はここまで。
ありがとうございました。