エーゲ海クルーズ／キプロス島へ（後半）

2019/04/26 - 2019/05/05

キプロス島は文化的にはギリシャとトルコ半々ッて感じがしました。
後半です。

エリア パフォス(キプロス)

オモドスの村がどんどん遠ざかる。

日差しが相変わらずきっついですがまた田舎の小道を歩いてレストランに向かいます。

可愛い感じの、普通の田舎の農家のような佇まいのタベルナです。

中東風パンにチーズとソーセージを入れて

トルコ料理もありますが、ブドウの葉でくるんだロールキャベツに似たひき肉料理。

この田舎の農家っぽい内装が好き。

ラビオリかな。チーズきいててもちもち美味しい。

トルコとかであるバグラヴァかインドのクラブジャムみたいな甘ーいシロップを塗られたパイみたいなデザート。

田舎のおばあちゃんの家ッて感じの内装と調度品が素敵。

意味ありげな紋章

銅板画が結構大きい。

田舎の隠れ家的タベルナの雰囲気大好きです。

本日の最後の観光はクリオン遺跡

モデルを見ると分かるようにかなり広大です。
古代ローマ時代から長く公共娯楽施設（浴場・劇場）として使われた場所です。

一応、遺跡を保護するためか大きいドーム状のカバーが

遺跡の上を横切るように遊歩道が整備されています。

古代ローマ時代からのモザイク画がこれだけほぼ完全に残っているのが凄いなあと感心します。

この辺は浴場であったとのことで、映画テルマエロマエを思い出します。

本当に驚いたのは陶器の水道管です。
この時代にすでに水道管を敷設する土木・治水技術があったことに驚かされます。

井戸らしき穴もあります

この遺跡、小高い丘の上で、目の前が海が広がっているのでいいです

よく見てると海洋生物のモチーフとかが多いです。

遠くに馬の寝転ぶのどかな牧場が・・・

ガチョウ、はローマ人も飼っていたんでしょうか。

雉かクジャクの様な・・・？

やはり島国なので魚なんかのモチーフが多いです。

地面をはう水道管が今もそのまま残っていることに驚きます

基本白い石なので照り返しがきついです。帽子とサングラスは欲しいかな・・・

円形劇場もなかなか広いです。
海の見える劇場って素敵だなあ。風も気持ちいいし。

ここで海を眺めながら昔の人が感激していたんだなあと想像すると不思議な感慨があります。

劇場の中心部に謎のくぼみがあるなあと思いましたが闘技場として使い野生動物（ライオンとか？）を放つ時の出口らしいです。

ギリシャ、ローマ人は本当に観劇観戦がすきだったのですね。

海風が気持ちいい遺跡です。

ツアーバスから眺めているだけですが、キプロス島は海岸もいいなあと思いました。
歩いてるだけでいい気分になるんだろうな・・・

港に近づいてきました。遠方に見えるのが本船でまたテンダーボートに乗って戻ります。

ツアーもいいですが何もせずこういう海岸でぼーっとするのもいいですね。

ヤシの木があるので、エーゲ海の島々の中でもリゾート地、南国って雰囲気が強いです。

キプロス島の凄いところはそこらじゅうに遺跡があることです。

駐車場のわきとか無造作に掘り出された遺跡があるので日常の中にあるというかんじがします。

遺跡のわきにふつうに車を停めています

こういう港に泊まっているボート、ヨットの中にはきっとお金持ちのプライベート船舶とかがあるんでしょう。

勿論民間漁船も停まっているのでこういう生活感のある港が個人的には好きです。

帰りのテンダーボートの乗り場はクリスタルセレニティのマークの入ったテントが設置してあるので、目印になります。

港も昔のブロックがそのまま残っているところが多いです。

海保の船っぽいもの。カッコいいなあ。

乗船するとほどなく出航。
段々キプロスが遠ざかっていきます。

夜はモダン中華レストランで

やっぱり春巻き

スイートチリソースで美味しい！

ホット＆サワ―スープ

・・・見た目より無茶苦茶辛いです

香港式カレー
パクチーが効いていますがこれもかなり辛いです。
白い中華バンズにつけて。

タピオカスープ抹茶アイスぞえ

ちょっと中華っぽくないですが、五香（ウーシャン）の利いたスパシーなチョコレートケーキ。ベリーと不思議な化学反応を起こします。

ギリシャは夏時間で日本より時間が1時間早いので
２０時日没と言うことですが日本の感覚で言うと１９時日没って感じです。

食後、ゆっくりと落ちる夕日を部屋のベランダから眺めます

何にも考えずに遠くに沈む夕日を見ていると癒されます。

日没後も暫く余韻を楽しみます

８割の客室にはこのベランダがついているのでいい船です。



初日はこんなもんですが、明日はロードス島に降ります。