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日本からジャマイカ(Jamaica)への帰路、再びトロント(Toronto)に立ち寄った。前回は空港エリアのホテルに泊まり、翌日日本への出発が午後だったので、午前中にトロントまで出て、CNタワー(CN Tower)からオンタリオ湖(Lake Ontario)のウォーターフロントを回ったが、今回はダウンタウンのホテルに泊まり、ダウンタウンを散策した。<br /><br />ダウンタウン観光の一番のポイントはトロント市庁舎(Toronto City Hall)のあるネイサン・フィリップス広場(Nathan Phillips Square)。1965年にオープンしたこの公園の名は、1955年から62年までトロント市長を務めたネイサン・フィリップス(Nathan Phillips)に因んでいる。北側正面に建つ2棟のアーチ状の建物からなる新市庁舎は65年にフィンランド人建築家によって建てられたもの。道路を挟んで東側に立つ旧市庁舎は1899年に完成し、現在は州裁判所になっている。2015年には噴水池の北側に「TORONTO」という巨大文字の3Dモニュメントがお目見えし、人気の写真撮影スポットとなっている。この噴水池は冬になるとスケートリンクへと変わる。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2886144208122251&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />ダウンタウンにはこの他にもいろいろなビル、時代を感じさせるものから近代的なものまで、いろいろと揃っている。まずユニオン駅(Union Station)は1927年に建てられた3代目の駅で、ビクトリア調の巨大な石造りの駅舎。全長229mで、建物正面には高さ12mの石柱が22本の立ち並んでおり、この石柱の重さは1本、75トンだそうだ。歴史的建造物に指定されている。正面東側から眺めると駅の奥にCNタワーがそびえる。その駅の正面にあるのがフェアモントロイヤルヨーク(Fairmont Royal York)。これも1929年竣工の歴史的な雰囲気溢れるヨーロピアンスタイルのビルで、サミットの会場ともなり、各国元首が宿泊するトロント一の高級老舗ホテル。<br /><br />駅とフェアモントロイヤルヨークの間から東側を眺めると左手に金色に輝くロイヤルバンクプラザ(Royal Bank Plaza)と右手にちょっと変わった形のLタワー(L Tower)と云う近代的なビルが見える。ロイヤルバンクプラザは79年完成で41階建て180mのオフィスビルでカナダ王立銀行(Royal Bank of Canada)の本社などが入っている。トロント市内で30番目の高さ。Lタワーはポーランド系アメリカ人の建築家ダニエル・リベスキンド(Daniel Libeskind)設計で、彼の名前からLタワーと命名された高層住宅。14年竣工で、58階建て205mはトロントで17番目の高さ。<br /><br />宿泊したのはヤング通り(Yonge St)からコルボーン通り(Colborne St)を少し東に入ったところにあるエグゼクティブホテル コスモポリタントロント(Executive Hotel Cosmopolitan Toronto)。キング通り(King St)の地下鉄駅からすぐで、ユニオン駅から歩いても10分ほどの4つ星の近代的なホテル。私が宿泊したのは16階の部屋だったが、リビングの大きな窓から向かいのビルや通りが見え、CNタワーも見えて、なかなかの景色だった。後で触れるが花火もよく見えた。トロントはホテル代が高く、1泊1万5千円くらいで、結構なお値段だったが、価値はあった。<br /><br />ヤング通りを北に歩くと、近代的なビルの中に少し毛色の違う建物がいくつかある。アデレート通り(Adelaide St)との北東角にあるのがカナダHSBC銀行(HSBC Bank Canada)のトロント支店。ヤング通り沿いの窓枠の形がユニーク。リッチモンド通り(Richmond Street)の北東にあるネオロマネスク建築(Romanesque Revival architecture)の建物は1892年に建てられたコンフェデレーション生命ビル(Confederation Life Building)。クイーン通り(Queen St)の北東にはモントリオール銀行(Bank of Montreal)ビル。石造りの年代物のビルの中に高層ビルが建つ不思議な光景。<br /><br />このクイーン通りとキング通りにはトロント市電(Toronto streetcar)が走る。クイーン通りを走る路線は1875年開業の現存する中では最古の路線。また、キング通りを走る路線は最も利用客数が多い路線。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2886124761457529&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />続く

カナダ トロント再び (Toronto Again, Canada)

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2019/05/20 - 2019/05/20

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ちふゆ

ちふゆさん

日本からジャマイカ(Jamaica)への帰路、再びトロント(Toronto)に立ち寄った。前回は空港エリアのホテルに泊まり、翌日日本への出発が午後だったので、午前中にトロントまで出て、CNタワー(CN Tower)からオンタリオ湖(Lake Ontario)のウォーターフロントを回ったが、今回はダウンタウンのホテルに泊まり、ダウンタウンを散策した。

ダウンタウン観光の一番のポイントはトロント市庁舎(Toronto City Hall)のあるネイサン・フィリップス広場(Nathan Phillips Square)。1965年にオープンしたこの公園の名は、1955年から62年までトロント市長を務めたネイサン・フィリップス(Nathan Phillips)に因んでいる。北側正面に建つ2棟のアーチ状の建物からなる新市庁舎は65年にフィンランド人建築家によって建てられたもの。道路を挟んで東側に立つ旧市庁舎は1899年に完成し、現在は州裁判所になっている。2015年には噴水池の北側に「TORONTO」という巨大文字の3Dモニュメントがお目見えし、人気の写真撮影スポットとなっている。この噴水池は冬になるとスケートリンクへと変わる。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2886144208122251&type=1&l=8a89379cb0

ダウンタウンにはこの他にもいろいろなビル、時代を感じさせるものから近代的なものまで、いろいろと揃っている。まずユニオン駅(Union Station)は1927年に建てられた3代目の駅で、ビクトリア調の巨大な石造りの駅舎。全長229mで、建物正面には高さ12mの石柱が22本の立ち並んでおり、この石柱の重さは1本、75トンだそうだ。歴史的建造物に指定されている。正面東側から眺めると駅の奥にCNタワーがそびえる。その駅の正面にあるのがフェアモントロイヤルヨーク(Fairmont Royal York)。これも1929年竣工の歴史的な雰囲気溢れるヨーロピアンスタイルのビルで、サミットの会場ともなり、各国元首が宿泊するトロント一の高級老舗ホテル。

駅とフェアモントロイヤルヨークの間から東側を眺めると左手に金色に輝くロイヤルバンクプラザ(Royal Bank Plaza)と右手にちょっと変わった形のLタワー(L Tower)と云う近代的なビルが見える。ロイヤルバンクプラザは79年完成で41階建て180mのオフィスビルでカナダ王立銀行(Royal Bank of Canada)の本社などが入っている。トロント市内で30番目の高さ。Lタワーはポーランド系アメリカ人の建築家ダニエル・リベスキンド(Daniel Libeskind)設計で、彼の名前からLタワーと命名された高層住宅。14年竣工で、58階建て205mはトロントで17番目の高さ。

宿泊したのはヤング通り(Yonge St)からコルボーン通り(Colborne St)を少し東に入ったところにあるエグゼクティブホテル コスモポリタントロント(Executive Hotel Cosmopolitan Toronto)。キング通り(King St)の地下鉄駅からすぐで、ユニオン駅から歩いても10分ほどの4つ星の近代的なホテル。私が宿泊したのは16階の部屋だったが、リビングの大きな窓から向かいのビルや通りが見え、CNタワーも見えて、なかなかの景色だった。後で触れるが花火もよく見えた。トロントはホテル代が高く、1泊1万5千円くらいで、結構なお値段だったが、価値はあった。

ヤング通りを北に歩くと、近代的なビルの中に少し毛色の違う建物がいくつかある。アデレート通り(Adelaide St)との北東角にあるのがカナダHSBC銀行(HSBC Bank Canada)のトロント支店。ヤング通り沿いの窓枠の形がユニーク。リッチモンド通り(Richmond Street)の北東にあるネオロマネスク建築(Romanesque Revival architecture)の建物は1892年に建てられたコンフェデレーション生命ビル(Confederation Life Building)。クイーン通り(Queen St)の北東にはモントリオール銀行(Bank of Montreal)ビル。石造りの年代物のビルの中に高層ビルが建つ不思議な光景。

このクイーン通りとキング通りにはトロント市電(Toronto streetcar)が走る。クイーン通りを走る路線は1875年開業の現存する中では最古の路線。また、キング通りを走る路線は最も利用客数が多い路線。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2886124761457529&type=1&l=8a89379cb0

続く

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