パラドールdeアルカニス Mayo②

2019/04/29 - 2019/05/08

シニアの域に入り、あと１０年・２０年も元気に旅ができるのか。
カウントダウンを感じた時から、最低５月の連休は旅に出ようと決めている。
航空券予約は、３３０日前。
今年のＧＷが１０連休になるなんて。
ましてや平成から令和になるなんて、全く知らずに計画したスペイン旅行。
日本中がその瞬間、歓喜の渦に巻き込まれている頃、私達はのんびりスペインの田舎アルカニスのパラドールにいた。

今回の旅の目的は、次の３つ。
①エスタディオ・デ・メンディソロツァで乾選手の試合を観戦。
②複数のパラドールでホテルライフを楽しむ。
③美食の街、サンセバスチャンでバルのはしご。

ここでは、４/３０～５/２のパラドールの様子を書いてみよう。

エリア その他の都市(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

パラドール　デ　アルカニス。
かつての城の修道院で、丘の上に建ち、眼下に広がる景色が素晴らしい。

ゴシック様式の壁面とバロック様式の外観を持つ歴史的な建築物が、きれいに保存されている。

私達のお部屋は、１０８号室。

ダブルルーム１泊１００ユーロ。
日本円で１２６５０円。

お風呂は、バスタブ付き。

客室サイズ 25 m?。
眺望あり。
部屋は可能な限りバルコニー付きにする。

来る途中立ち寄ったスーパー「カルフール(Carrefour)」で買ったイチゴ。
２キロ３ユーロ。

以前アンゴラでも買ったが、この時期安くて美味しいイチゴが手に入る。
思い存分、ここでいただきました。

バルコニーから、右を見たり・・

左を見たり・・

正面を見たり・・。
わーい、わーい、嬉しいなぁ。
と、まるで子供にかえる。

外に出て、ホテルのまわりを散歩しながら・・

丘を下りて、ぶらぶらしながら、カフェに入る。
夫はカフェオレ、私はビール。

昼間っから、どうもすいません。
普段は、ほとんど飲まないアルコールを旅先でだけ楽しんでいる。
旅先で楽しむ為に、普段は飲まない様にしていると言っていい。

日暮れて、夕焼け空が茜色に染まってきた。

このホテルは料理が自慢。
レストランで、典型的な郷土料理を、美味しいスペインワインと共に味わえるという事で、そろってコース料理を注文する。

前菜の段階で、このボリューム。
イベリコ豚・ハム・サラミ・チーズ・カナッペ・・。
パンも好きなので、一緒に食べていたら、すでにお腹一杯。

サラダは、前のご夫婦が二つそれぞれ食べていたので、きっと二つ来るんだよと夫だけ食べたら、２人で１つだったようだ。

魚料理は、干した鱈を塩抜きしてミルフィーユ状に重ねたものだが、とにかく塩味がきつい。

肉料理。ここまで来るとボリュームがあり過ぎでお腹いっぱいだし、こちらも塩気が多すぎてしょっぱい。

いつもは別腹と言って飛びつくデザートだが、さすがに食べ切れずに残してしまった。

最後に珈琲をいただき、コースは終了。
付いてきたチョコレートすら食べられない程の満腹。

ここは、レストランの評判が良いパラドール。
しかし、メニューを見ても中身はよくわからず、気持ちは逸るがそれ程食べられない胃袋だという事がわかった。

お天気が良ければ朝陽を見るのに絶好のスポットだろうと、翌朝は日の出の時間に合わせて早起きして外に出る。
午前６時５０分。

東の空が明るくなって来た。

ほら、ほら。
出て来た、出て来た。

飛行機雲も美しい。
近くにLleida-Alguaire Airportと Castellon Airport があるからね。
もう飛んでいるんだね。
皆どこに行くんだろう。

おぉ～～！
すごいなぁ。
息をのむ美しさだ。

あーー、すっかり顔を出してしまった。
たった１５分の束の間の感動劇。
こんな朝は、本当にしあわせだ。

余韻に浸りながら部屋に戻ろうとすると、『Ｄ』と記されたバイクが数台。
乗り込もうとするおじ様に『ドイツからいらしたんですか？』と聞いてみる。
想像するに５０～６０代。
４人でツーリングしているのだとか。
男同士好きなバイクで旅をして、ホテルはパラドール。
良い環境だなぁ・・。

さて、このあとはサラゴサに行く。