2019/05/01 - 2019/05/03
567位(同エリア1682件中)
シリィーさん
GWを利用して憧れのエジプトを観光しました。
アスワンから列車を使いカイロまで行くというキツキツスケジュールでしたが、意外と行けました。
大好きな遺跡が目当てでしたが、噂に反して美味しすぎたエジプト料理や、温かい人達に元気をもらいました。
セキリュティも厳重で、治安も良かったです。
◆スケジュール
4/27 関空から移動
4/28 エジプト着→アスワン観光
4/29 アブシンベル神殿観光→ルクソールへ列車で移動
4/30 ルクソール観光→寝台列車でカイロへ移動
5/1~5/3 カイロ観光
5/4 帰国
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ルクソールからカイロへは夜行列車で向かいます!
カルナック神殿観光後、夜行列車発車の時間(23時)までホテルでひたすら時間を潰しました。汗だくでシャワーも浴びられないので辛かった上に、異常に蚊が多くて目が回りました。
夜行列車の室内は写真の通りです。意外にも快適で、身長188cmの筆者でも脚を伸ばして寝ることが出来ました。勿論エアコンも効いています。
ちなみに、夜行列車のチケットは下記の旅行会社を用いて取りました。
◆夜行列車予約会社:カルナック
http://www.karnakjapan.com/rail.html
手配料込みで15000円でした。高いので窓口で当日普通に買っても良かったのですが、チケットが取れなかった場合に計画が狂うので断腸の想いで利用しました。
ちなみに先方からメールで伝えられた列車と別のチケットを渡されたため、鉄道会社に電話して確認する羽目になりました。やっぱり窓口での購入推奨です。 -
夜行列車内。快適です。
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夜行列車で出てきたご飯。
不味かったです。 -
ぽきた!
何度も言いますが非常に快適でした。到着まではボーッと外を眺めて過ごしましたが、エジプトの田園風景を伺うことができ最高でした。
また海外で列車の旅をしたいな~ -
朝食。
夕飯と打って変わって、朝食のパンはそこそこ美味しかったです。 -
ギザ駅に着きました!駅舎も立派です。
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ホテルまではタクシーで向かいます。
カイロではuberが使用可能なため、移動は全てuberを使いました。
タクシードライバーとの交渉バトルをしなくて済むので、カイロを訪れるならマストだと思います。 -
ホテル到着!
ピラミッドアイズというホテル名の通り、ピラミッドが一望できます。値段は5000円ぐらいでしたが、大満足でした。
それにしても、ピラミッドって想像以上に大きいんですね。それが分かっただけでも来た甲斐がありました。 -
ホテルで少し休んでから、エジプトといえばコシャリだろ!ということで、コシャリの有名店「アブータリク」に行きました。
お店: アブータリク(Abou Tarek)
カイロに来たら是非訪れましょう。 -
店内。
店長の絵がいくつも飾られており、主張が激しい。 -
米+マカロニの東洋が誇る炭水化物のコラボレーション料理。これにトマトソース、フライドガーリック、ひよこ豆なども絡めて食べる訳ですが、当然の如く死ぬほど美味い!
ジャンクさの極みのような料理ですが、この手の料理には当然コーラが合うんだよなぁ。
値段は300円ぐらいでした。ボリュームもあるので、ファストフードのような感覚で食べられます。 -
色が地味なのと写真が下手なので美味しそうに見えませんが、味はホンモノです。
途中で酢などを加えて味変も出来、何となく日本のまぜそばを彷彿とさせます。
絶対に日本人好みの料理だと思うので、仕事を辞めたらコシャリ屋を開こうと思います。 -
コシャリの次はエジプト考古学博物館に向かいます。
徒歩圏内なので歩いて向かいますが、博物館手前の広場に関門がありました。
そう、車道を渡れないのです!
アスワンやルクソールもそうでしたが、エジプトには信号というものが全然ありません。そのためタイミングを見計らって車道を渡ることを強いられるのですが、これが中々難しい!今回のような広車通りの多い箇所では、基本的に車は途切れません。そうなると、「オレが車を止める」という覚悟を持って渡る必要が出てきます。慣れないうちは現地の人のタイミングで渡ってましたが、そのうち普通に渡れるようになりました。
今回の旅で鍛えた車道を渡るテクニックは、今後の旅行でも役立てていきたいですね。 -
エジプト考古学博物館に着きました。
イギリスで大英博物館に行ってから、絶対にエジプト考古学博物館にも訪れたいと思っていました。 -
うおーッ!!!!!!!
この博物館、普通の場所なら主役級の展示物がまるで楽劇会の小道具のようにゴロゴロ置いてある。途中から感覚が狂ってきて凄さがわからなくなりそうでしたが、終始感動しっぱなしでした。
ちなみに、ツタンカーメンの金のマスクだけは撮影禁止でした。残念。 -
ロゼッタストーンのヒエログリフのみバージョンのうな石碑も大量に転がってました。この石碑を眺めるだけでも数時間潰せます。
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石像もたくさんありました。
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アヌビス
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エジプト考古学博物館には2時間ほど滞在しました。
エジプト好きの筆者でも2時間あれば十分だったので、恐らく皆様も大丈夫だと思いました。 -
ツタンカーメン由来のアイテムも大量に展示されてました。どれも金色に輝いており、存在感がありました。
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博物館のあとは手元から尽きたエジプトポンドを両替しに街に繰り出しました...が、ここで問題が。その日はちょうどメーデーで、どこの銀行や両替屋も閉まっていたのです。
途方に暮れ彷徨っていたところ、流暢な英語で話してくる兄ちゃんから「うちで両替してやるよ!」とお土産屋に連れていかれました。この手のドルを必要としているお店では、両替も出来たりします。
・・・が、お金を両替に行った兄ちゃんがいつまで経っても戻って来ず、その間ひたすらパピルスの営業を受けました。パピルスは購入予定で既に博物館で買っていたのですが、博物館では一枚300ポンドしたパピルスに対し5枚で1000ポンドという価格まで交渉しまくり購入してしまいました。
ちなみに購入後、両替が終わってました。交渉時の必殺技「この価格ならバイバイ!」を使わせない相手のテクニックにしてやられました。
その後はメーデー、というよりもエジプト人のねっとりとした客引きにうんざりし、すぐさまホテルに戻りました。
エジプト人がウザいと言われる所以が少し分かった気がしました。 -
夕飯は日本でも有名な、スフィンクスの前にあるピザハットで食べました。
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テラス席(ピザハット専用)では、ピラミッドのライトアップも見られます。
ライトアップはストーリー形式でアナウンスが流れながら進んでいく方式ですが、よく分からない上にライトアップもダサいので、あまり期待しない方が良いです。 -
なんとも言えないライトアップ
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翌朝はホテルで優雅に朝食。
既にピラミッドが日常の風景になりつつありました。 -
本日はピラミッドday!
この日はタクシーをチャーターしましたが、その中でラクダを勧められたので乗ってみました。
人生初ラクダでしたが、鳴き声は怖いしめっちゃ高いし唾も緑だしでビビりまくってしまい、「Don't be afraid !」と叫ばれてしまいました...
楽しかったですが、めっちゃボラれました。入場料含め総額1万~1万5000円ぐらいだった思います。戦っても良かったですが、良い経験が出来たんで良しとしましょう。 -
同じような人達がたくさんいました。
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この丘から眺めるピラミッドは格別です。ここには通常のチケットでは入れないため、高い金を払った甲斐がありました。
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相棒とクフ王のピラミッド
間近で見ると本当にデカい。 -
登れそうだな、と言ったらガイドの人に「昨日も登ってた奴がいて捕まったから絶対にやめろ」と釘を刺されました。
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スフィンクス
意外と小さく、また街に近かったです。
ピラミッドも含め、もっと砂漠の真ん中にあると子供の頃は思っていました。 -
スフィンクスとピラミッド
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次の目的地サッカラのピラミッドへは、エジプトのローカルな村々を抜けた先にあります。
ゴミで溢れかえっている道路や川が興味深かったですが、ドライバー曰く、カイロとは異なりこのような村がエジプトのボリュームゾーンとのことです。 -
目的地のサッカラのピラミッドです。
人も少なく、何よりすぐにボッてくるガイドや、話し続けるねっとりタクシードライバーに辟易していたので、束の間の休息でした。
ピラミッド自体は無理に行かなくても...という感じ。 -
サッカラの次はメンフィス!
古王朝時代の都となった場所ですが、村の中に突如現れる感じで、華やかさとはかけ離れていました。
このスフィンクスのある場所も、地元の公園といった様相で気に入りました。 -
この犬にはやくなりたい。
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有名なラムセス像!
大きいし形も綺麗に残っていて凄かったです。 -
帰りに寄ったレストラン。
美味かったですが、アスワンやルクソールには数段劣りました。残念。 -
カイロに帰ります。
バックパッカーの端くれなので、途中通ったゴミまみれの村に興奮してました。
カイロに帰った後もねっとりとしたドライバーにその後や翌日も付いていくと言われ、断るのにかなり困りました。必要なら連絡する、と言ったのに翌日ホテルまで押しかけてきたのには驚きました。エジプト人のねっとりさに思わず拍手をしつつ、こっそりとuberを呼んで逃げました。日本人相手のビジネスのやり方を教えてやりましょう。 -
すぐにボッてくるラクダのガイドや、ねっとりとしたタクシードライバーに疲れていましたが、ホテルに戻ったらすぐさまハーンハリーリーに向かいました。やはりuberは偉大です。
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観光客向けっぽいところでお土産を購入しました。
以下、この旅で身につけた値段交渉ガイドです。
①ここまでなら出せるという額を決める
②その額の半額で提案
③交渉
④つっぱっても値段が下がらないタイミングが来るので、日本語でまくし立ててその場を立ち去る
⑤呼び止められたらそれ以上下がるので交渉。追いかけてこないなら謝ってから言い値で買う。
言い値で買っても良いですが、日本人がナメられるので後に来る旅行者のためにも戦いましょう。上記のことを念頭に置いていれば、少しは交渉出来るはずです。
とはいえ、あまりに安い価格を提示しすぎると日本人の品位を下げるので、一応値切りはする、という程度にしてます。価格交渉に関してはアジア諸国で更に鍛えたいと思います。 -
コミケに匹敵する人の群れで、毎年二回あの地獄を経験してなかったら死んでいたところでした。
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ハーンハリーリーを抜けても人の海。
治安大丈夫?と心配されそうですが、意外にもカイロでは脅威に感じた瞬間は無かったです。 -
噂通り渋滞が半端じゃなかったです。
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ハーンハリーリーも広く、ローカールなエリアもありました。バックパッカーとしてはこういうエリアがたまりません。
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スパイスの香りが凄すぎて、無限の咳製造機になってました。(汚い)
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シーシャ吸ったことないから吸いたい!と思い、ガイドブックに載っていたお店に行きました。場所が分かりにくく、1時間ぐらいは彷徨いました。
お店: エル・フィシャーウィー
↓ このブログによくまとめてあります。
(https://www.google.co.jp/amp/s/tetsuchippy.com/2018/10/15/el_fishawy/amp/ )
初シーシャはチェリー味にしました。シーシャチェリー、卒業です。
さて、ドキドキしながら吸ってみると...美味い!普通のタバコは稀に吸いますが、それとは全く違いシンプルに甘い煙って感じです。ちなみにエジプトのタバコは苦かったです。
シーシャを吸ってる最中、喉を痛めてたせいでむせてたら周りのエジプト人にウケたらしく、仲良くなりました。吸い方もレクチャーしてくれて、エジプト人ってやっぱり温かいなと改めて思いました。 -
お店
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これにてカイロ2日目終了です。
帰りは渋滞のせいで中々タクシーが来ず、また運転手が道を間違えハイウェイ上でバックをしだしたので死を覚悟しました。
エジプト人は運転が適当なだけでなく、シートベルトをつける習慣がなくタクシーのも高確率で取り外されてます。しかし、何故か事故が起きた場所は見なかったので、意外とルールがあるのかもしれません。 -
最終日はアズハルモスクやシタデルなど、イスラムを感じる日程です!
アズハルモスクは周囲の喧騒とは無縁で、厳かな雰囲気に包まれていました。居心地が良かったのでつい長居をしてしまいました。 -
祈りを捧げたり、休んだりしてます。
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涼しくて快適です。
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アズハルモスク鑑賞後は、特にやることもないのでシタデルという場所を目指してブラつきました。
イスラム地区という場所を長い時間彷徨いますが、現地を垣間見られて楽しかったです。 -
市場大好きの筆者ですが、荷物があったのと喉の風邪が悪化してキツかったので素通り。最終日はちょっと余裕が無かったので、後悔してます。
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ヴィーガン絶叫不可避のこんな光景が続きましたが、日本には無い異文化に興奮しました。
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狭い道にトゥクトゥクがたくさん来て疲れましたが、エジプトらしくて良かったです。
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ミナレット
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さまよう筆者
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屋台で買った激安の揚げ物。超美味かったです。
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イスラムの街といった様相で最高です。
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路地
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途中からはタクシーに乗り、シタデル(城壁)に着きました。入り口が遠いので、タクシー推奨です。
暑さ、腹痛、風邪のコンボでボロボロだったので、ここでも休みました。エジプトはコーラが日本の5割増しで美味いです。 -
中はこんな感じ。ちょうど別のモスクに行く時にいたHISの日本人観光客集団がいて最悪でした。
旅行の時ぐらい、日本人のいない場所に行きたいですね。 -
シタデルからの景色。
空気が悪すぎて霞んでいますが、ピラミッド見えます。
カイロに入ってから明らかに日本出国時から患っていた喉の風邪が悪化したので、空気の悪さは本物です。 -
シタデルの後は、ガイドブックのコシャリを食べに行くことに。が、uberに目的の場所が表示されず運転手さんに迷惑をかけてしまいました。(写真は降ろされた謎の場所)
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最寄駅から歩いて向かったコシャリ屋です。極限の疲れがコシャリを更に美味しくします。日本にもコシャリ屋の進出を願いましょう。
お店: エル・コドゥワ(El Kodwa)
Dokki駅のそばです。 -
旅行の際は必ずスーパーで現地の人の生活を妄想する筆者。エジプトのスーパーは肉や魚も売っており、日本とあまり変わりが無いように感じました。
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旅の最後はカイロタワー。
近そうで遠いです。 -
スカイツリーや東京タワーには及ばないものの、カイロではかなり高い建物になります。
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高い建物は外資系のホテルぐらいで、あとはボロい建物ばかりでした。街中もゴミや野犬まみれで、アジアと比較してインフラ面でも遅れていそうです。
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以上で、エジプトの旅行記を締めくくりたいと思います。
カイロ空港の出国検査で股間を触られたり、荷物をぶちまけられても笑って許せるようになったあたり、エジプトという国に少しでも馴染めたのかもしれません。
さて、エジプトをほぼ縦断する形となった本旅行ですが、個人手配でも全然余裕でした。
電車はそこそこ本数もある上に、乗るのに特に難しい要素はありません。
その他エジプト旅のコツとしては、タクシーのチャーターとuberの使用です。uberはカイロでしか使えないので、その他の地域は流しのタクシーを使うこととなりますが、タクシードライバーはぼったくりのプロ。いかにこれに乗らず観光をするかが大切だと思いました。
オススメの場所はルクソールとカイロのイスラム地区です。
エジプト好きにとってルクソールでのひと時は、まさに夢のような時間でした。また、カイロのイスラム地区も圧倒的な異文化を感じられて良かったです。
エジプトは案外安全ですし、思ったより簡単に来られます。エジプトに行きたいけど少し怖い...という方々は、是非この旅行記を参照してくださればと思います。
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旅行記グループ エジプト縦断欲張り旅行
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