1998年 ブエノスアイレス 5/6 :恐るべき猫公園､そしてプール

1998/12/05 - 1998/12/14

暇だし動物園にでも行こうか､と 5日目に
最寄り駅の Plaza Italia にやってきた｡
しかし思いのほか入場料が高く､
どうしようかなと迷っていたとき
何気なく隣の公園を覗くと猫がいる。
猫好きだから公園に入ると…
猫嫌いなら身の毛もよだつ
恐ろしい光景が待っていた

エリア ブエノスアイレス(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Plaza Italia 駅前に立つ Giuseppe Garibaldi の銅像｡
ガリバルディはイタリアの英雄だがニース生まれで
世界の戦争で活躍､
ブラジル娘に恋をしてウルグアイやアルゼンチンでも活躍､
とのことで世界各地に銅像が建っている

動物園の前には
観光用の列車のような自動車が

結構混んでいた動物園の入り口。
[ところが動物園は 2016年に閉鎖され
現在は "世界一危険な動物園" として
郊外のルハンにあるようです｡
動物園のあった場所は Map では
Eco Park (formerly Zoo) と表示]

何気なく入った公園の入り口で
２匹の猫が迎えてくれる｡
猫公園は元動物園のとなりにある植物園
Jardín Botánico Carlos Thays なんだが…
20年前には植物園としての機能があったとは
思えない普通の公園。
というか､興奮して猫しか見ていないので､
あっても気づかなかったのか？？
そして現在､公園内の一部がＳＶで見られるが
(ゼロではないが) 猫がいない！！
植物園を立派にしたことで邪魔な (？)
猫たちは別の場所に移されたのではないかと…

ともかく中に入りましょう｡
お得意の猫のポーズの猫
以下､とにかく猫だけなので特にコメントは不要かも…
少なくとも数百匹はいたはずで､これでも､ほんの一部です

普通の公園なので当然
人間さまも普通にいます

猫がいても人間が気にしないように
人間がいても猫は気にとめない

同じようにノンビリ､いや
きっと猫のほうがリラックスしてるはず

人間も そこそこいるんだけど…

猫の知ったことじゃないです

なんか用？
不機嫌そうな猫

奥に行けば行くほど猫が増える

植物園というか､まともに育てられている (？)
植物を見たのはこれぐらい

温室らしきものが ないではないが…

目立つのは猫ばかり

近づいてみても同じ

ガラスは割れていて
まるで廃墟のような温室も｡
やっぱり中に猫がいる

中を占領しているのも植物ではなく猫

当然エサを与える人間が あちこちにいる

あっちでも

こっちでも

行った時間は昼前だと思うが
エサは食事時だけか､それとも適当？

缶詰の肉類が多いようです｡
もちろんドライもあったけど…

ベンチは人間さま用なんだけど…

エサを置く方が悪い｡
猫は悪くない

猫同士の喧嘩は見なかったが
犬みたいに尻尾を振って (？)
餌に飛んでくるのもいれば…

カッコ付けて (？) チラッと見るだけの猫も

言うまでもなく人間より
はるかに猫のほうが多いが
人間様も怖がらず (？) ベンチに座っている

すべて猫です

すべて猫です､と言いたいが
すべて鳥です｡
猫が襲うことはないんだろうか？
エサが十分与えられるから
襲う必要もないのかな…

お腹いっぱいで動けない…

食後の運動をするか…

まったく人間を恐れず
かなり慣れている

いずれにしろ
人にも猫にも憩いの場である
素晴らしい公園でした

これはオマケで
ボカ地区のレストランにいた猫

同じく市内の台所用品や
食器などの店にいた猫

こちらは可哀相な迷い犬

２階のベランダには
猫のように犬が隠れている

どこだったかでシマウマが見えた｡
動物園の隣だから？
でも明らかに動物園の檻ではないね…

さて６日目は､
なぜ こんな場所に来たのか不明だが
Monumento de los españoles がある
大きなロータリーにいる。
このあたりは広大な公園地帯で日本庭園もある
Map を見るとレコレータ墓地から遠くはないので
その帰りに寄ったのかもしれない｡
[ビデオも撮ったが相変わらず見つからない]

行った証拠に (？) レコレータ墓地の地図｡
(実際は Ａ3に近いので一部です)
地図も大きいが墓地も大きく 5.5ヘクタール｡
東京ドームが 4.7ヘクタールなので､もっと広い｡
(入ったことないけど)
外国の墓地は広大なものが多いから事前情報か
地図がないと探すのは大変｡ この地図は事務所で貰った｡
しかし行った人なら分かるが､エヴィータの墓なんて
立派な扉がある室 (もちろん入れない) で
墓石のある普通の墓を想像してはいけない

先のモニュメントの正式名は Monumento
a La Carta Magna y las Cuatro Regiones Argentinas という
長い名前

塔の周りに４つの銅像がある｡ これは La Pampa ｡
航空写真で見ると横断舗道がないので
(原則) 噴水には近づけないはずだが
ネットを見ると中で泳ぐ人もいたし､
僕も側まで行っている

こっちは Los Andes と
向こうに見える El Río de la Plata
残りの１つは El Chaco

このあたりには広い公園が多い｡
向こうに見えるドームは
ガリレオ･ガリレイ･プラネタリウム｡
行けばよかった…

どこかの公園内を歩いていたら
建物が見えた。外でエクササイズを
やっているグループがいる

Club de Amigos という
スポーツ施設だった

僕は体育会系ではなく体に良いことは
一切やらないが､プールがあり入場料も
３ドルと安いので涼みに (？) 入った｡
[いつも旅行に水着は持参する。しかし普段は
持ち歩かないのに､たまたま持っていた]

調べてみると 1985年にできたが
一般開放は 1995年かららしい｡
テニス､サッカーと言った屋外スポーツから
ジムなど数多くの設備がある。
たまたま､この時は小学生らしき団体が入ってきた

こちらはジムですね

大きな体育館

プールと言っても室内ではなく､
屋外プールだった

真夏の太陽がギラギラ！
テントなどもないし
"涼む" というのも変だが
まあ 水に入れば涼しい

遊園地ではなくスポーツ施設なので
周りは芝生でシャワー以外に
何の設備もない (当然 売店もないよ)｡
客は少なかったが泳ぐ人も少なく
どちらかと言えば日光浴が目的？

この時 泳いでいたのは
写真の僕と若い女性１人だけ。
(録画状態のビデオを水辺に置いて撮影)

ちなみに真夏とは言え 12月です｡
だからサンタさんも登場します