2019/05/16 - 2019/05/18
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Weiwojingさん
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今回初めての高知旅行で、高知市に2日間滞在した後、そこから佐川町に寄り、その後四万十町へ向かった。ここで1泊した後、宇和島へ移動した。ここでも1泊した。そして、最後に高知市に戻った。今回は4泊の旅行である。
今回の旅行は鉄道を利用しての移動であったが、驚いたことには列車の運行が1時間に1本程度で、ある路線では2時間に1本もないところもあった。事前によく調べておかないと、とんでもないことになったに違いない。しかし、何とか高知市まで戻ることが出来た。
* カバーの写真は四万十町を流れる四万十川で、これまで見たこともないような美しい風景を見せてくれた。この写真に見る右側の建物が宿泊したホテルで、素晴らしい景観を楽しむことが出来た。
- 旅行の満足度
- 5.0
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高知ではコンフォートホテル高知に泊まり、快適な滞在を満喫出来たが、前回の旅行記では紹介しなかったので、今篇で先ずは見ていただければと思う。新しく出来たばかりのホテルのようで、きれいで、設備等十分整っていた。
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カジュアルな感じのレストラン。ここで朝食をとった。けっこう充実していて、満足した。
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同じくレストランの一部であるが、淡い色調の調度品ば気持ちを落ち着かせてくれる。
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今回の旅行ではすべて鉄道を利用した。高知駅から佐川駅行き、ここから土讃線に乗り、窪川駅へ向かった。高知駅には「しまんトロッコ」という列車が待機していたが、残念ながら乗車したのは別の列車であった。
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窪川駅に到着した。高知から40分ほどだった。
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窪川駅から予土線に乗り換えるために下車した。ほとんど乗客がおらず、閑散としていて、何やら別世界へ来たかのような感じだった。
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一両だけの列車内の様子。早めに乗車した時は乗客はひとりもいなかった。列車をまるで独り占めした感じであった。
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その後発車間際になって2人乗車したが、ずっとこのような状態であった。明るい日差しの中でのんびり、ゆっくり走る列車は快適であった。
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「土佐大正駅」に着いた。「大正」の次はもしかして「昭和」か?
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正に次は「土佐昭和」駅である。それならばこの次は「土佐平成」駅があるかと思ったが、残念ながらそれはなかった。
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各駅停車の列車がゆっくりと田園地帯を走り、窓から見える風景は変化に富み、見ているだけで楽しかった。また、停車する度に目にする駅の名前が興味深かった。
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この路線は単線であり、時折対向車の待ち合わせのために5~6分停車していることもあった。とにかくのんびりと列車は動いた。
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周辺の風景はだんだん山がちになり、山の間を走っているような具合である。時折、ウグイスの鳴き声が聞えたりした。
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時折小さな町の駅に止まった。その都度、数人の地元の人が乗り込んできた。
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小さな川が見えてきた。四万十川だろうか。
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1時間位走ると、徐々に四万十川が鉄道に沿うような形で見えてきた。
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最初は大した川幅もなかった四万十川が、すこしずつ大きくなってきた。
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江川崎(えかわさき)駅に到着した。ここで下車し、予約しているホテルに向かうことにした。電車はここでかなり停車するようである。
前もってホテルに送迎を頼んであったので、駅に到着の旨を伝得ると、すぐにバンで迎えに来てくれた。 -
この駅で降りたのは小生たち2人だけで、とんでもないところに来てしまったという気もしないでいた。この駅でかなり停車するようであった。
乗客の一人が降りて来て、「こんな駅でどこか行くところがあるのか」と小生に話しかけてきた。「四万十川のほとりにあるホテルに泊まるんですよ」と答えると、いろいろ尋ねてきた。話しているうちに、東京の同じ地区に住んでいることが分かり、また話が弾んでしまった。 -
江川崎駅は小さくて、無人駅である。駅舎の隅の方には観光案内所があったが、この日は閉まっていた。明日は開いているだろうか。
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駅前の民家の玄関を見上げると、素晴らしい彫刻を施した屋根があった。
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迎えのバンでホテルに向かっていると、四万十川が見えてきた。
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初めて見る四万十川は静かな中をゆっくりと動いているという感じであった。
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森の木立の中にこの日泊まることになっていた「ホテル星羅四万十」が見えてきた。小高い丘の上にあり、眺めはよさそうだ。
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ホテルは四万十川を見下ろす丘の上にあり、駅から歩いて来ると30分位は掛かるのではないだろうか。
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宿泊した部屋の様子。四万十川に面した部屋で、窓を開けると静かな川の流れだけが響いてきた。
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部屋から見た四万十川は周りの風景に溶け込むようにして悠々と流れている。
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ロビーからも四万十川が眺められる。何時間でも見ていたいほどである。
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ロビーからベランダに出てみた。すると、四万十川が大きなパノラマのようにガラスに写りこんでいて驚かされた。大変美しい。
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このあたりでも川下りが出来ると聞いていたので、ホテルのレセプションで尋ねると、近くの漁師に聞いてみてくれた。しかし、残念ながら、今はやっていないとのことであった。
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四万十川は早朝霧がかかり幻想的であったが、時間と共にはっきりとした姿を現して来た。
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しばらく四万十川を見てみると、カヌーを漕いで上流に向か人の姿が見られた。観光パンフレットを見ると、この近くで乗れるようである。
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晴れているならもっと雄大な風景が楽しむことが出来たかもしれない。
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早朝近くを散歩した。ホテルが見えるところに来ると、鯉のぼりが四万十川に沿って泳いでいた。
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四万十川はずっと眺めていても見飽きない。できればいつまでも見ていたいい位であった。
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これは小生が撮った写真ではないが、あまりのもきれいだったので了解を得て使わせていただいた。今回の四万十滞在は天候があまりよくなく、曇り空であった。
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道の駅「よって西土佐」に行ってみた。ホテルから歩いて15分位かかった。ここにはこの地方で生産される緑茶と紅茶があると聞いたので、購入したいと思ったが、紅茶は置いてなかった。
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ホテルでの夕食。地元の食材を用いた魚や野菜等で大いに満足した。
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こちらは連れがオーダーした夕食である。
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四万十川で獲れた名物料理を注文してみた。
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朝食は地のものを使い、簡素ながら美味しかったことは言うまでもない。
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チェツクアウト後、江川崎駅まで送っていただいた。時間があるので、沈下橋を通りましょうと、途中にある「長生沈下橋」を通って駅へ向かってくれた。
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沈下橋というのは手前のような橋で、大雨が降ると川の中に没してしまう橋のことである。四万十川には10数箇所あるそうである。
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江川崎駅まで送っていただき、しばらく時間があったので、観光案内所をのぞいてみた。パンフレットを数種類いただいた。
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駅のホームには上りと下りの列車が停車していた。小生たちがのるのは右側の宇和島行の列車である。
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これはラッピング・カーとでも言うのだろうか。
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車体に「かっぱうようよ号」と書かれていて、こんな列車は初めてだ。
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これが小生たちが乗る列車であるが、相変わらず乗っている乗客は数人のみである。
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発車するまで時間があったので「かっぱうようよ号」の車内を見学した。他の乗客の方々も珍しそうに眺めていた。
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座席のあちこちにかっぱの置物が置かれている。
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列車のプラモデル(?)も展示されている。鉄道に関心のある人には興味あるだろう。
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こちらの列車にも乗ってみたかった。
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宇和島駅に到着した。ここはもう愛媛県で、松山市に近い。小生の旅の終着点である。
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駅の待合室は華やかに飾り立てられている。
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ホームを見ると、珍しそうな列車が停車していた。
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駅の外に出ると、まるで回廊のような通路があった。
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トイレの表示に英語、韓国語、中国語(2種類あり、大陸系と台湾系)があり、いささか興味を覚えた。と言うのは、日本で中国語でこのように2種類の言葉で書いてあるのはほとんど見たことがない。
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駅前広場には宇和島で最初に走った機関車を復元した模型が置かれている。
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さらに機関車のすぐそばには宇和島を代表する闘牛のモニュメントがある。
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何本かの木に梅だろうか実をつけたものがあった。
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駅前には大きな道路が走り、両側にはヤシの木の並木が植えられ南国風なたたずまいを感じた。
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ホテルの近くで見かけた「のこめたて」と書かれた看板があった。一体これはどんな意味なのか。
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「老生は銅像にて仰がれるより萬人の渡らる々橋になりたし」と書かれた碑がある。これは日本法律学の祖と言われる穂積陳重(1856~1926)がこの碑の脇にある橋の建設に携わったことを記念したものである。
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これがその橋である。橋のほとりに「かどや」という伝統的な地元の食材を使ったレストランがあり、ここをを訪れたのは昼食をとるためである。
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「宇和島きさいやロード」というアーケード街があり、宇和島城へ行くために少し歩いてみたが、驚いたことに大半の店が閉っていて、歩いている人も少なく閑散としていた。平日の昼間である。
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アーケード街には鯉のぼりがあちこちに飾られていたが、人気のないところで何だかわびしい感じがする。
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アーケードには「牛鬼」の面があちこちに飾られている。
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街中を流れる「辰野川」にかかる橋の上に家が何軒も建つていて、このような風景はあまり見たことがない。
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辰野川に「御茶撰橋」という橋が架かっているが、名前が珍しい。
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昼食に郷土料理「さつま」を食べてみた。
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宇和島の郷土料理「鯛めし」が珍しかったので連れが注文してみた。
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幕末の志士・高野長英が宇和島に来た際に滞在した家が復元されている。
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「高野長英の隠れ家」と書かれた説明があるので、お読みください。
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昼食の後、この日の午後は宇和島城へ向かうことにした。この門は「桑折氏武家長屋門」である。
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緩やかな階段を尾少しづつ登って行った。
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だんだん大きな樹木が生い茂るようになり、古木ともいえるような木々が目に付いた。
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石垣があるところに出てきた。
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石垣の隙間に小さな可憐な花が咲いていた。
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「雪柳」という名前だと教えられたが、今までに見たことはある。しかし、名前まで全然知らなかった。
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始めてみるよな花が咲いている。
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天主閣に上ってみた(入場料:200円)。
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白亜の堂々とした天守閣である。
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天主閣には外敵に備えて様々な工夫が見られる。
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最上階に上ると、360度の風景が見られる。
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「郷土資料館」に寄ってみたが、もう時間の余裕がなかったので、残念ながら中に入ることが出来なかった。
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資料館の入口。
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夜の宇和島はひっそりしていて、街を歩いている人の姿はあまり見られない。昼間食事をした「かどや」へもう一度来てみた。
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花屋かな明りに誘われて中に入った。
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宇和島の郷土料理をいくつか頼んでみた。右から「じゃこ天」、「ふくめん(福麺)」、「丸ずし」である。
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歩道に「牛鬼」を描いた石板が見られた。
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道路を下ばかり見て歩いていると(始終そうしているわけではないが!)、こんなものに気が付いた。マンホールの蓋が宇和島の歴史や文化と関わりのあるものが描かれている。
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宇和島は郷土芸能が盛んなようで、出来ればもう一度来てみたい。
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