2016/06/22 - 2016/06/22
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真昼あんどん行さん
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2016年、初めてタイでサッカー観戦をしました。
チェンマイからランパーンまで小旅行に行って、そ当時のDevision.1、現在はT2と名称が変わったリーグ戦を観戦しました。
ランパーンFCvsチェンマイFCで、町の西外れにあるスポーツコンプレックスというスタジアムでその試合は行われました。
その時の経験を旅行記にします。
それはともかく、私にとっては、ランパーンには今から考えると自分にとってのタイのサッカー観戦のエッセンスがあったような気がします。
ここで「学んで」おけばよかったのですが、人生同様同じ失敗を繰り返しました。
現地で観戦する方の参考になれば幸いです。
なお、表紙は正面スタンドから撮ったキックオフ直後の写真です。
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前半は、サッカー以外の写真を載せます。
こんな雰囲気の町というのも知ってもらえたら、と考えて。
チェンマイの少し南にある町で小じんまりとしています。
タイ国鉄は2018年にも何回か乗っていますが、この2016年のチェンマイ発ランパーン行が遅まきながら、のデビューでした。
完乗にはほど遠いですが、タイでは北線、北東線、南線、寝台特急、昼間の特急、普通列車とそれなりに経験値を積み上げました。
タイ国鉄については「プロの鉄」の方の足元位には辿り着けたかな、と自惚れてはいますが…。
こちらも大した事はありません。
かのメークローン線にすら乗っていません。
少し頭を使えば幹線の「完乗」も出来たのにそれすらやりませんでした。
かったるいという理由で。
駄目ですね。
乗って来た、チェンマイ午前8時50分発の8列車スプリンター号をナコーンランパン駅のホームで撮りました。 -
ランパーンは観光馬車が良く知られています。
そのオブジェがホームにありました。 -
ナコーンランパン駅前です。
手前がソンテウ(タクシー代わりになります)、
奥の機関車は以前、別の旅行記にも書きましたもが日本のC56です。 -
帰りにはバスを使いましたが、タイでの長距離バスもランパーンが最初でした。
町の規模が大きくはないので、歩いて鉄道駅にもバスターミナルにも行ける、というのでそういう結果になったとは思います。
帰りにバスを使ったもう1つの理由としては「タイ国鉄は遅れる」という偏見があり、始発駅ではないランパーンから乗るのは得策ではない、と考えたせいです。
読者の方にとってはどうでも良いことでしょうが、そんな事などを考えると、滞在時間は1泊2日と短かったのですが自分にとってはタイ旅行の基本を教えてくれた町という感じもしないでもありません。
チェンマイ・ランパーン間は列車で50バーツ、バスで66バーツでした。
2016年時点の価格です。
広くて、トイレもあり、菓子パン、飲み物のサービスもあるので、どちらを取るかといえば列車でしょうが、経験値を積む上でバスを使った事も意味があったとは考えています。
バスターミナルの写真です。 -
チェンマイへはこのバスに乗りました。
2-2のシートでトイレはありませんでした。 -
先ず、タイ国政府観光庁のオフィスを訪れました。
日本の某有名ガイドブックの地図に場所は載っていた、と思います。
この時計塔の付近にありました。
2016年の写真です。
現在はラマ10世のものに変わっているでしょうか。 -
ここで地図を貰って、町中からスタジアムまでのソンテウの相場も予め教わりました。
「50バーツぐらい」
という返事でした。
その他、町の地図を頂きました。
重宝しました。
有難うございました。
観光案内所の方です。 -
ランパーン市内です。
古い建物が残っていました。 -
川を渡る橋です。
説明するまでもありませんが。 -
博物館のような場所だったのでは…。
入場しなかったので分かりませんが。 -
このお寺に出掛けました。
下の写真の場所です。 -
お寺と仏塔です。
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上のお寺です。
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境内です。
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ソンテウが来なかったので、この方の車に乗せて頂きました。
ありがとうございました。 -
市内の市場の写真です。
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入りませんでしたが、このような施設もありました。
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珈琲を頂きました。
日本のTVに出ている人に少し似ていると…。 -
ランパーンの宿は「旅社」に泊まりました。
日本の古い言い方をすると商人宿といった感じでしょうか。
華人の経営が多いと思います。
アルコールに関して、少し寛容である気はします。
ここではやりませんでしたが、法律により発売できない時間、日にちにビールを買えるという事です。
旅社は勿論デラックスなホテルではありませんが、プライバシーがあるシングルルームを高くない値段で確保できます。自分には居心地が良い空間だと今になって思います。
次にタイに滞在する機会があれば旅社を探せば良いかな、と野望を持ちながらこの原稿を書いています。
ホテルの看板です。 -
ホテル正面です。
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午後7時キックオフだと勘違いしていました。
宿のテレビをだらだら見ていました。
ケーブルTVがあって、サッカーの専門チャンネルもありました。
サッカー観戦に来たので、当然それを観ました。
この日に行われる試合時刻のようなものが画面のでテロップが表示されていました。
当初午後7時キックオフと思っていたのですが、6時試合開始もあるような。
タイ文字は読めませんが、アラビア数字なら読めます。
全く自慢にもならない話ですが。
それで、万一午後6時試合開始だったら、と考えて部屋を早めに出ました。
私にしては珍しく「正解」でした。 -
1人なのに2ベットの部屋でした。
値段はクーラー付きで380バーツだった記憶があります。 -
バンコクは別ですが、タイは往々にして市内、町中の移動が難しくなります。
タクシーは少ないし、ソンテウを乗りこなすのは難しいし…と。
御存知ない方のためにソンテウとは何か説明すると、トラックの荷台に屋根と簡単な座席をつけたもので、バンコク以外のタイの町で主となる交通機関です。
町の規模とソンテウの大きさは比例する、とも思います。
乗り合いバスの役割もすればタクシーにもなったりします。
ランパーンでも走っていましたが、流しのソンテウが余り通っていませんでした。
何とか捕まえて、60バーツで乗る事になりました。
運転席と助手席には1人ずつ中年男性が乗っていましたが、後部座席は私だけでした。
助手席の男の人は「仕事の相棒」だと思っていました。
後部座席にはアタッシュケースその他の荷物が他に幾つかあるだけでした。
突然、細い道に入って1軒の住宅の前で停まりました。
ちょっと怖かった、という情けなくて失礼な心境になりました。
(客は自分しか居ないのに何でこんな所に停まるんだ?!)
荷物を男が降ろしに来ました。
ちょっと震えました。
ホールドアップとやらがあっても、持っているのは現金1000バーツ足らずとチェンマイで買った中古のコンデジ(1000バーツちょいでした、確か。旅行の途中で壊れました)だけですし…。
場所はランパーンの市街地なので、歩いても20分程度で旅社には帰れる距離だったでしょうか。
ショックはあるでしょうが、客観的に見たら、それほど大きな問題でもありません。
詰まらないオチです。
何の事はありません。
助手席の方はお客さんでした。
その人の家に着いただけです。
間抜けです。
しかし、善良な方に対して本当に失礼な。
人を疑る事が多い、陰湿な性格です。
申し訳ありませんでした。
ここでお詫びします。
行きがこうですから、帰りに罰が当たりました。
無論、自分の責任ですが。 -
訪れた前年に何かの大会が開かれたようです。
スタジアム正面にありました。 -
こちらもスタジアム正面です。
地元で開かれる試合の対戦相手、日程が掲げられています。 -
地味な数自慢をすれば、それ以降タイ国内で合計6ヵ所のスタジアムを訪れて8試合観戦しています。
しかも、2018年でいえば、リーグチャンピオンのブリーラム、カップチャンピオンのチェンライユナイテッドの試合を現場で観戦しています。
「タイサッカー通」とデカイ顔をしてみたいな、と柄にもなく考えてしまいますが止めた方が無難でしょう。
選手の名前すら分かりませんし、観戦して無事に帰ってくる自信は今もってありませんから。
チャナティップというタイ代表のスター選手がコンサドーレ札幌でプレーしている事も他人か聞かされて初めて気がついたくらいです。 -
試合前のタイ国歌が掛かる頃にこちらの切符売り場に着きました。
こちらで当日券を買います。
色々な方も書いていますが、タイでは並んでチケットを買うのが主流のようです。
2018年に他の場所で試合を観た時もそうでした。
古いタイプの人間である私には逆に助かるのですが。
近場のチェンマイが相手なので、アウェイのサポーター席は既に売り切れだったようです。
日本でもそうかも知れませんが、タイのアウェイ席は狭い所が多いです。 -
チェンマイFCのサポーターです。
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取り合えず試合が観られれば良いので、ホーム席に入ります。
日本流にいえばSS席の脇のS席、或いはSA席といった所でしょうか。
チケットは最近の日本では見ない、古典的なものです。
値段は80バーツでした。
書いている3年前の2016年の話ですが。
スタンドに入場する時に隅を千切られて、腕にスタンプを押されます。
トイレ、飲み物やらの売店は大体どこでもスタンドの外側にありますから必然的に再入場することになります。
ビール、ジュース、食べ物などは日本のスタジアムは「高い」という印象がありますが、タイではコンビニやらと同じレベルで「乗せられていない」値段でした、少なくとも私がこれまでに出掛けたスタジアムでは。
2度目の入場からは係員はチケットではなくて、スタンプを確認していました。 -
Devision.1、現在のT2ですから、タイの中ではレベルは決して低くはありません。
全国リーグです。
ということで、TVのクルーも来ていました。
日本のSS席のような場所は関係者席でしょうか。
外人選手の家族らしき人が座っていた記憶があります。
各チームに外人助っ人選手も居ました。 -
スタンドの様子です。
前半はまだ外も明るいです。 -
試合の模様です。
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同上です。
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スタンドです。
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高さがないので、後ろからの方が観やすいかとも思います。
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テレビカメラも来ています。
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キーパー、ボールをキャッチ、
緑がランパーン、青がチャンマイです。
赤いユニフォームはランパーンのキーパーです。 -
またまた試合の様子です。
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観衆も一部立っています。
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ブレブレですが、ランパーン先制直後のスタンドです。
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後半のキックオフです。
日も暮れました。 -
ランパーンに2点目が入りました。
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観客も盛り上がっています。
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以前に書いたかも知れませんが、蒸し暑い気候のせいか運動量は多くない印象でした。
突然、スルーパスが通り試合が動き出す、といった感じだったでしょうか。
この試合だけかも知れませんが。
私が改めて偉そうに言うことでもありませんが、世界中どこに行ってもサッカーは45分ハーフの90分ですから。
スポーツは自然環境の影響を受けます。
それとタイ人プレイヤーはそれほど身長が高くない選手が多いのでそういう流れになるのかも知れません。
その一方で器用、繊細という特徴があるとも思いました。
タイも東南アジアではサッカーの強豪国で、レベルは決して低くはありません。念のため。
日本代表に対しては分が悪いようですが、近年アジアのその他のチーム相手には健闘しています。
2019年1月のアジアカップでも本選に出場して決勝トーナメントにも進出しました。
専門家ではないので、適当に出任せを書いているだけですが。
ランパーン2-0でリードの時点、残り5分位の所で席を立ちました。
帰りの客でワサワサする前に帰ろうとしました。
確かチェンマイが終了間際1点を返した、と当時ネットで見た記憶がありますがあやふやです。
市内に戻るソンテウ、トゥクトゥクが何台か待っていると思っていたのですが。
そんなものは居ませんでした。
やはり、日本の常識に囚われていますね。
過去の旅行記でも書きましたが、サッカー観戦からの帰り道は「夜のピクニック」でした。
そんな優雅な表現ではなくて、恐怖と疲労の余り泣きたくもなりましたが。
狂犬病の犬に噛まれたら、追いはぎに遭ったら、車かバイクに轢かれたら…。
「狂人、狂犬に噛まれる」
というのは語呂合わせとしては収まりが良い気もしますが、当人としては避けたい事です。
この後、チェンマイ(次に書きます)、過去に書いた2018年のコンケーン、シーサケットと「夜のピクニック」を繰り返していますが、ランパーンがその最初でした。
「行きは良い良い、帰りは」です。
2018年はスマホを手にしたので(といって現地SIMなどは入れていません、というより日本での通話も出来ない状態のスマホでしたが)位置情報があって非常に助かりました。
フリーwifiスポットで地図を画面に出しておけば、自分がどこにいるかはタイ国内では教えてくれました。
3km内外の距離なら、今自分がどこに居て、あと何kmで目的地あるいは市街地に着く、と分かればパニックにはならなくて済みます。
当たり前の話ですが。グラブ、という白タクソフトだかのアプリは必須でしょう。
私は使いこなせませんが。
インストールの方法すら分かりません。
レンタルバイクも使う方法もあります。
私は乗りこなせませんが。
結局、駄目ですね。
以前も書きましたが、今後タイでサッカーを観戦する場合にはスタジアムを選ばなければ、とも思います。
そうするしか方法が見付からなかったので、仕方なく歩きました。
来る時、ソンテウの中からポーッと外を眺めていましたが、それが少しは役に立ちました。
南に下って、東にひたすら歩く単純な道のりでしたが、道に迷う不安がないと少しは神経も安らぎます。
スマホを持っていれば、何て事はない話ですが。
歩道がない道もあったので、すぐ横をバイクやら車やらが通っていきます。
余り気持ち良い、とは言えません。
初めて滞在したタイの田舎町の、しかも夜ですから。
とはいえ、歩けない距離ではありませんでした。
時間にして40分程だったでしょうか。
中心部の光が見えて来ましたが、とにかくホテルまで戻りたい一心でした。
町の中心部から少し東にある宿泊先、欽旅社の前に辿り着きました。 -
別な原稿でも書いたのですが、ホテルの向かいにはベトナム料理店がありました。
タイでベトナム料理はちょっと残念な気もしますが、安心したらお腹が空いたので四の五の言っていられません。
もう歩くのは沢山でした。
ビールを飲む気力すらありませんでした。
閉店時刻間際の店の中で、地味に食事をしました。
ベトナム風に丼の生野菜が付きました。
美味しく食べましたが、味わう余裕はとてもとても…。
(やれやれ、やっとホテルに帰れた)
それ以外の事は考えられませんでした。
私のタイでのサッカー観戦デビューの話でした。
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