2019/05/01 - 2019/05/08
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TX-1000さん
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2019年ゴールデンウィークはイタリアで乗り鉄して、ついでに世界遺産とかをチラッと見てきました。
タイトルにもなってますが、イタリアまでの往復で利用したのは中国国際航空です。中国の航空会社って言うだけで二の足を踏んでしまうって声もありますが、私の中で中国国際航空に寄せる信頼は非常に厚く、人間の命よりもはるかに重い中華人民共和国のメンツを乗せて飛んでいる航空会社なので絶対に安全だと思ってます。
ただ、中国国際航空の何が嫌かって言うと、北京の乗り継ぎに時間がかかる事です。普通の空港なら2時間あれば余裕で乗り継げますが、北京では厳しい事もあります。乗り継ぎに際して手荷物検査とパスポート検査があり、それぞれ長蛇の列が出来てる上、とにかく遅いんです。しかも、空港自体が巨大で、末端のゲートの方は霞んでいて見えないほどです。
以前は安かったので何度かお世話になりましたが、北京で乗り継ぎに手間取り、巨大な空港内を全力ダッシュの上に駆け込み搭乗した経験があったので、それから敬遠していたんです。
まっ、その時はみんな遅れてて、飛行機の出発時間も遅れたんですけど。。
それでも今回、なぜ中国国際航空を選んだかと言うと、圧倒的に安かったからです。ゴールデンウイークの真っ只中に77390円(往復総額所税込み)でイタリアへ連れてってくれるんです。
去年はジェットスターのセール価格でオーストラリアのゴールドコーストに行ってきましたが、ほぼ同じ料金で更に遠くまで連れてってくれます。もはやLCC顔負けです。なので、荷物も預けられて、機内食も出てるLCCと割り切って乗る事にしました。
このページでは旅行6日目と7日目、中国国際航空の最新機種エアバスA350に乗って北京経由で帰国します。
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これから日本へ帰国します。雲ひとつ無い絶好のフライト日和ですね。
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空港までは鉄道でも行けるようですが、ミラノ中央駅の脇から出ているバスに乗ります。
鉄な私ですが、宿の近くから出るバスの利便性に負けました。 -
バスは渋滞するミラノ市街から空港がある郊外に向かいます。
何やらよく分かりませんが、宮殿みたいな建物です。 -
バスは高速道路に入り、正面にはアルプス山脈が見えてきました。
私の故郷の長野みたいだなぁ -
空港へ到着しました。
私が乗るのは下から三段目、北京行き中国国際航空CA950便です。出発時刻が13時30分から14時45分に変更になったようです。
空港に到着する時に中国国際航空機が見えたのでコレに乗るのかと思ってましたが、どうやら上海行きのシップだったようです。 -
チェックインの列に並びます。
途中、後ろの人に話しかけられましたが、中国語は分からないです。。 -
日本までのチェックインができました。
黄色いチケットはチェックインの際に渡されて「どうせ免税店の割引クーポンだろ」くらいに思っていたら「出発が遅れてごめんね。フードコートのマックで食事して待ってて」って言われました。
1時間程度の遅れで食事クーポンを支給する中国国際航空って太っ腹だなぁ -
で、さっそくマクドナルドにやってきました。注文したのはダブルチーズバーガーです。
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ビッグマックとか他のメニューも選べて他の人はビッグマックを選んでましたが、私はまだお腹すいてなくてダブルチーズバーガーにしました。11時にもなってなかったんですよね。
そういえばマック食べるの久しぶりです。
最初は「は!?遅延だと?何やってんだゴルァ!まったくこれだから中国は(怒)」って思ったりもしましたが、ハンバーガーを食べながら中国国際航空の誠意のこもった謝罪の気持ちに、心の広い私は「まぁ1時間遅れても成田行きの便の乗り換えは余裕あるから許す」って思えてしまいます。
タダ飯の力は絶大です。 -
それでは搭乗ゲートへ向かいます。
こんな遠くで日本語に会えるとは思わなかったです。 -
バスに乗ってシップへやってきました。
北京までは最新機種のエアバスA-350です。
この時、まだ日本航空ではA350は就航してなかったので貴重な存在でした。 -
ポートサイド側の窓際に着席しました。
私の周りは農協の旅行みたいな団体で、やたらテンション高い人達の中に入ってしまいました。
この人達、タキシング中に立ち上がってCAに注意されていたと、どう見ても飛行機に乗り慣れてない感じがします。そして、それを注意するCAも「おい!立ち上がるんじゃねーゾ。ゴルァ!!...チッ。」って感じの強目の口調が素敵です。 -
A-350もカラフルな照明ができるんですね。
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離陸しました。
とても天気が良くて、湖や美しい街並みがはっきりと見えます。 -
眼下にはアルプス山脈が見えてきました。その雄大な景色に見惚れてしまいます。
以前、母からアルプス越えの景色の美しさを聞いた事がありましたが、私も自分の目で見られるとは思わなかったです。 -
「あの山に囲まれた街は何て名前なんだろう。」なんて思いを馳せながら、2度と見る事が無い景色に見惚れてしまいました。
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イタリアとオーストリアの国境付近に差し掛かってます。
それにしても、画面が美しいです。 -
この後、東ヨーロッパに進むと雲が出てきてアルプス山脈は見えなくなってしまいました。
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離陸して1時間少々してミールサービスが始まりました。パスタとライスの選択でパスタを選びました。
さすがイタリアで調理された機内食は美味いです。ただパスタは薄味だったので塩と胡椒を追加しました。 -
機内食を食べ終わると、ワルシャワの南を過ぎたところでした。
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速度932km/h、ミラノを出発してから1208km飛行して、北京まで残り7148kmです。
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太陽に背を向けて飛ぶ東行きフライトなので、もう1日が終わろうとしています。
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まもなくウラル山脈を飛び越えます。
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エカテリンブルグを通過しました。現地時刻は22時20分です。
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ときおり小さな街の灯りなど人の息吹きが見えます。
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現地時間は22時を超えて、ようやく日が暮れてきました。
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ユーラシア大陸を横断する8000キロのフライトの、ちょうど半分まで来ました。
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追い風の中を飛行していて、対地速度1000km超えです。
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窓の外では真夜中なのに地平線がうっすら黄色く光ってます。夏至の頃には白夜になる北極圏が近いので、明るさが残っているんですね。
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目を覚ますとモンゴルと中国の国境付近、タクラマカン砂漠上空を飛行中です。
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徐々に東の空が明るくなってきました。
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まだ外は暗いですが、朝食のミールサービスが始まりました。しかし、機体が揺れてシートベルトサインが点灯しサービスが中断しました。
そして再開したら、ものすごい勢いで機内食を渡されます。北京到着までまだ1時間以上あるのですが。。
今回もパスタとライスの選択で、パスタにしました。パスタ、美味しいです。 -
地平線から太陽が登ってきました。美しい朝焼けに見惚れてしまいます。
でも、悠長に朝陽を見ながら食べていてはいけないようです。機内食は、まだ食べてる人も居る中、15分ほどで回収されました。
日本だったらクレームが出ると思いますが、そんな事は恐れない中国国際航空の姿勢は嫌いじゃありません。 -
朝陽に照らされる北京の街並みを見ながら北京首都国際空港へ着陸します。
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ローマから8100km、1時間ほど遅れて北京に到着しました。
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手荷物の再検査を終えて出発ロビーへ出ました。
東京・成田空港行きのCA925便はE23番ゲートです。 -
手荷物の再検査を20分ほどで抜けて、成田行きの便のゲートにやってきましたが準備中です。
シップはエアバスA330です。 -
猛烈に眠い中、搭乗しました。今回もポートサイド側の窓際です。
そういえば北京には2019年10月、新たに北京大興国際空港ができるようですが、多くの国際線も新空港へ移転するのでしょうか。 -
離陸しました。
図らずもエアバス機の乗り比べができましたが、私はクルージング中はずっとノイズキャンセルイヤホンをしているので静粛性とか分からないです。 -
でも、やっぱりシートモニターは新しいA350の方が美しいですね。
再び眼を覚ますと、シップは黄海を抜けて朝鮮半島へ差し掛かろうとしてます。 -
ミールサービスが始まりました。ビーフか魚のチョイスでビーフを選択します。でも、ビーフと言うより野菜のごった煮ですね。。
きっと、この下にビーフが居ると思って食べましたが、ビーフさんとは会えませんでした。
サラダは黄ばんでいて手をつけず。。 -
朝鮮半島の西側が見えてきました。
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眼下には仁川空港が見えます。
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そしてこの時、なぜか北東に変針しました。
中国としては仲良しの北朝鮮ですが、日本人としては1mmも近づいて欲しくないです。 -
続いて見えてきたのはソウルの町並みです。
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お茶を飲み終わる頃には、朝鮮半島を抜けて日本海へ出ようとしていました。
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ウトウトしていたら、日本列島を東に突き抜けました。いわきの手前で南に旋回し成田空港へ向かいます。
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南側から成田空港へ進入します。
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見慣れた日本の景色に安堵します。
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成田空港第一ターミナルに到着しました。
今回の旅はイタリアの美しい街並みに感動しました。また、以前から乗りたかったAGVのイタロにも乗る事ができて良かったです。
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