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 バスタ新宿から、高速バスに乗って房総に向かいました。<br /> 海水浴場で有名な岩井に3泊4日滞在しました。 <br /> 一日豪雨で缶詰になりましたが、息を切らして鋸山を、強い日差しを浴びながら館山を、くたびれ切るまで足を動かし続けてきました。<br /><br /> 今回の旅行記は、館山駅から東京湾を眺めつつ歩き、渚の駅に立ち寄り、赤山地下壕、掩体壕と戦争遺跡を見て回った時の報告です。<br /><br /> 戦時中、館山は、東京湾の入口に位置することから、首都防衛の役割を果たす軍事的要害の地でもありました。今尚残る戦時の遺構を自分の目で確かめ、その存在の貴重さを実感することが出来ました。

2019年5月房州にて_4:赤山地下壕と掩体壕

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2019/05/19 - 2019/05/22

152位(同エリア718件中)

旅行記グループ 2019年5月 内房

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ひよどり

ひよどりさん

 バスタ新宿から、高速バスに乗って房総に向かいました。
 海水浴場で有名な岩井に3泊4日滞在しました。 
 一日豪雨で缶詰になりましたが、息を切らして鋸山を、強い日差しを浴びながら館山を、くたびれ切るまで足を動かし続けてきました。

 今回の旅行記は、館山駅から東京湾を眺めつつ歩き、渚の駅に立ち寄り、赤山地下壕、掩体壕と戦争遺跡を見て回った時の報告です。

 戦時中、館山は、東京湾の入口に位置することから、首都防衛の役割を果たす軍事的要害の地でもありました。今尚残る戦時の遺構を自分の目で確かめ、その存在の貴重さを実感することが出来ました。

  •  館山駅<br /><br /> 赤山地下壕を目指します。<br /> この地下壕が見たくて、旅行プランを立てました。<br /><br /> 駅からバス便もありますが、寄り道しながら行きたいので、歩いて行きます。<br /><br /> バス:館山航空隊行き(日東バス)で10分、みやぎ停留所下車徒歩3分、1時間に2本程度の間隔で運行されているようです。

     館山駅

     赤山地下壕を目指します。
     この地下壕が見たくて、旅行プランを立てました。

     駅からバス便もありますが、寄り道しながら行きたいので、歩いて行きます。

     バス:館山航空隊行き(日東バス)で10分、みやぎ停留所下車徒歩3分、1時間に2本程度の間隔で運行されているようです。

  •  内房なぎさライン  1<br /><br /> 館山駅から西へ300m程進むと、内房なぎさラインに突き当たります。左折して、海岸沿い「なぎさライン」を南下します。

     内房なぎさライン 1

     館山駅から西へ300m程進むと、内房なぎさラインに突き当たります。左折して、海岸沿い「なぎさライン」を南下します。

  •   内房なぎさライン  2<br /><br /> 渚の駅近く、館山夕日桟橋。<br /> ぼーっと海を眺めるには、日差しが強過ぎました。

      内房なぎさライン 2

     渚の駅近く、館山夕日桟橋。
     ぼーっと海を眺めるには、日差しが強過ぎました。

  •  渚の駅館山  1<br /><br /> 駅から1kmちょっと、涼を求めて、渚の駅に入りました。<br /> 海を学ぶ「渚の博物館」、産直物産館、レストランからなる複合施設です。

     渚の駅館山 1

     駅から1kmちょっと、涼を求めて、渚の駅に入りました。
     海を学ぶ「渚の博物館」、産直物産館、レストランからなる複合施設です。

  •  渚の駅館山  2<br /><br /> 初めて見る魚です。<br /> アイラインがひょうきんです。

     渚の駅館山 2

     初めて見る魚です。
     アイラインがひょうきんです。

  •  渚の駅館山  3

     渚の駅館山 3

  •  渚の駅館山  4<br /><br /> こじんまりとした施設です。<br /> 学校の課外授業で来訪したのでしょうか、館外に整列した中学生達がいました。<br /><br /> 物産館は、新鮮な野菜や魚、お土産が揃ってます。<br /> 8本位入った生の皮付きヤングコーンを100円で購入しました。同じような品が、家の近くのスーパーだと、398円です。

     渚の駅館山 4

     こじんまりとした施設です。
     学校の課外授業で来訪したのでしょうか、館外に整列した中学生達がいました。

     物産館は、新鮮な野菜や魚、お土産が揃ってます。
     8本位入った生の皮付きヤングコーンを100円で購入しました。同じような品が、家の近くのスーパーだと、398円です。

  •  駅から約2km、なぎさライン館山港交差点左折、県道257号線(房総フラワーライン)を横切り、更に100m、崖面に赤い扉、地下壕への閉ざされた入口でしようか?民間の防空壕?<br /> 目的地に近づき、気分も少し高揚してきました。

     駅から約2km、なぎさライン館山港交差点左折、県道257号線(房総フラワーライン)を横切り、更に100m、崖面に赤い扉、地下壕への閉ざされた入口でしようか?民間の防空壕?
     目的地に近づき、気分も少し高揚してきました。

  •  崖面の地層に見とれてしまいます。<br /> 子供の頃見ていた図鑑の1ページのようです。

     崖面の地層に見とれてしまいます。
     子供の頃見ていた図鑑の1ページのようです。

  •  案内板もあります。プールの脇を通って赤山地下壕へ。

     案内板もあります。プールの脇を通って赤山地下壕へ。

  •  案内板

     案内板

  •  豊津ホール<br /><br /> 受付で、記名、簡単な説明を聞き、ヘルメットと懐中電灯を受け取ります。

     豊津ホール

     受付で、記名、簡単な説明を聞き、ヘルメットと懐中電灯を受け取ります。

  •  地下壕へ  1<br /><br /> 券売機で入場券を購入、出発です。

     地下壕へ 1

     券売機で入場券を購入、出発です。

  •  地下壕へ  2<br /> <br /> ホールの東に回ります。

     地下壕へ 2
     
     ホールの東に回ります。

  •  地下壕入口が見えてきました。

     地下壕入口が見えてきました。

  •  地下壕入口<br /><br /> ヘルメット装着。

     地下壕入口

     ヘルメット装着。

  •  壕内  1<br /><br /> ひんやりとした空気の中、先を見たり、上を見たり、壁を見たり、キョロキョロ視線を動かし放しで進みます。<br /><br /> 一言「すごい!」

     壕内 1

     ひんやりとした空気の中、先を見たり、上を見たり、壁を見たり、キョロキョロ視線を動かし放しで進みます。

     一言「すごい!」

  •  壕内  2

     壕内 2

  •  壕内  3<br /><br /> 造形の美しさに見とれてしまいます。<br /> <br /> 壕内は、天井高も通路幅も十分あり、地中とは言え、強い閉塞感は感じません。

     壕内 3

     造形の美しさに見とれてしまいます。
     
     壕内は、天井高も通路幅も十分あり、地中とは言え、強い閉塞感は感じません。

  •  壕内  4<br /><br /> 非公開の壕は、吸い込まれるような暗闇で、懐中電灯の光量不足で、全容は掴めません。<br /><br /> 順路通りに進むと、左側に、5~10m間隔で、壕が並びます。壕外にあった解説看板やパンフレットによると、各地に残る地下壕に比べて、この壕間が狭いのが、赤山地下壕の特徴だそうです。

     壕内 4

     非公開の壕は、吸い込まれるような暗闇で、懐中電灯の光量不足で、全容は掴めません。

     順路通りに進むと、左側に、5~10m間隔で、壕が並びます。壕外にあった解説看板やパンフレットによると、各地に残る地下壕に比べて、この壕間が狭いのが、赤山地下壕の特徴だそうです。

  •  壕内  5<br /><br /> 懐中電灯の光で解説プレートを読みます。<br /> 「この縦穴のクボミには、電話番が腰掛けて、勤務していたそうです。(中略)左側の窪みは、トイレで桶が置いてあったそうです。」

     壕内 5

     懐中電灯の光で解説プレートを読みます。
     「この縦穴のクボミには、電話番が腰掛けて、勤務していたそうです。(中略)左側の窪みは、トイレで桶が置いてあったそうです。」

  •  壕内  6<br /><br />  壁面に残る浅い2つの縦長の窪み。<br /> 解り辛い写真で申し訳ありません。<br /> パンフレットには、壕の暗さも観察ポイントに挙げています。

     壕内 6

     壁面に残る浅い2つの縦長の窪み。
     解り辛い写真で申し訳ありません。
     パンフレットには、壕の暗さも観察ポイントに挙げています。

  •  壕内  7<br /><br /> 電話番。 (着席可)

     壕内 7

     電話番。 (着席可)

  •  壕内  8<br /><br /> 解説プレートによると、この部屋は、ガンルームとも呼ばれ、少尉以上の士官の部屋で、奥の方形の窪みは、御真影が安置された奉安殿とのことです。<br /><br /> 部屋内を照らす照明はないので、手元の懐中電灯で、様子を探ります。<br /> フラッシュを作動させればよかったのでしょうが、目で見た暗い様子にこだわっていました。

     壕内 8

     解説プレートによると、この部屋は、ガンルームとも呼ばれ、少尉以上の士官の部屋で、奥の方形の窪みは、御真影が安置された奉安殿とのことです。

     部屋内を照らす照明はないので、手元の懐中電灯で、様子を探ります。
     フラッシュを作動させればよかったのでしょうが、目で見た暗い様子にこだわっていました。

  •  壕内  9<br /><br /> 地層。<br /> パンフレットによると、新生代第三紀の凝灰質の砂岩や泥岩から形成。

     壕内 9

     地層。
     パンフレットによると、新生代第三紀の凝灰質の砂岩や泥岩から形成。

  •  壕内  10<br /><br /> 工具の痕。<br /> 全長1.5km、岩盤を全て手掘り。

     壕内 10

     工具の痕。
     全長1.5km、岩盤を全て手掘り。

  •  壕内  11<br /><br /> 順路上の終着点に到着。日の光はうれしい。

     壕内 11

     順路上の終着点に到着。日の光はうれしい。

  •  壕内  12<br /><br /> 戦後は、キノコの栽培に使われていたようです。<br /> 写真は、栽培に使われた風呂です。

     壕内 12

     戦後は、キノコの栽培に使われていたようです。
     写真は、栽培に使われた風呂です。

  •  壕内  13<br /><br /> 見学の小学生とすれ違いました。神妙な平和教育と言うよりは、探検ごっこの勢いです。賑やかな声が響き渡ります。この光景そのものが、平和でありますね。

     壕内 13

     見学の小学生とすれ違いました。神妙な平和教育と言うよりは、探検ごっこの勢いです。賑やかな声が響き渡ります。この光景そのものが、平和でありますね。

  •  外はまぶしい。

     外はまぶしい。

  •  掩(えん)体壕へ  1<br /><br /> 地下壕見学の後、受付でヘルメットと懐中電灯を返却し、掩体壕への道順を聞きました。<br /> 来訪時に横切った県道を道なりに左(西)に進み、左手案内板の立つ角を左折。<br /> 「(掩体壕の)目の前にカフェがあるので、すぐわかりますよ。自家焙煎でコーヒー、おいしいですよ。」地元情報も添えて教えて頂きました。<br /><br /> 掩体壕の場所は、上の地下壕入口に掲示された地図の範囲外ですが、概ね、地下壕の右上です。<br /> 方位を無視した図なので、実際は、地下壕から南西方向に直線距離で200m位の所にあります。

     掩(えん)体壕へ 1

     地下壕見学の後、受付でヘルメットと懐中電灯を返却し、掩体壕への道順を聞きました。
     来訪時に横切った県道を道なりに左(西)に進み、左手案内板の立つ角を左折。
     「(掩体壕の)目の前にカフェがあるので、すぐわかりますよ。自家焙煎でコーヒー、おいしいですよ。」地元情報も添えて教えて頂きました。

     掩体壕の場所は、上の地下壕入口に掲示された地図の範囲外ですが、概ね、地下壕の右上です。
     方位を無視した図なので、実際は、地下壕から南西方向に直線距離で200m位の所にあります。

  •  掩体壕へ  2<br /><br /> 案内板の角を曲がると、左側の崖面に、閉ざされた地下壕の入口が並びます。

     掩体壕へ 2

     案内板の角を曲がると、左側の崖面に、閉ざされた地下壕の入口が並びます。

  •  掩体壕へ  3<br /><br /> その内の一つの入口が、見学コース終点で地上の光が見えた場所でした。<br /><br /> 次の写真は、壕内から見た入口の様子です。

     掩体壕へ 3

     その内の一つの入口が、見学コース終点で地上の光が見えた場所でした。

     次の写真は、壕内から見た入口の様子です。

  •  掩体壕へ  4<br /><br /> 壕内部。入口付近の様子。<br /> この時、外から眺めることになるとは思っていませんでした。

     掩体壕へ 4

     壕内部。入口付近の様子。
     この時、外から眺めることになるとは思っていませんでした。

  •  掩体壕へ  5<br /><br /> 地下壕入口をあとに、もう暫く歩くと、案内板がありました。<br /> 右に曲がると掩体壕です。<br /> 道は、なだらかに下っていきます。

     掩体壕へ 5

     地下壕入口をあとに、もう暫く歩くと、案内板がありました。
     右に曲がると掩体壕です。
     道は、なだらかに下っていきます。

  •  掩体壕へ  6<br /><br /> 地下壕受付の方が教えてくれたカフェです。<br /> 残念ながら、定休日でした。<br /><br /> 道を挟んで掩体壕がありました。道路より一段低い場所にあり、コンクリート製の屋根が見えました。<br /> 全体を見たいので、もう少し坂を下っていきます。

     掩体壕へ 6

     地下壕受付の方が教えてくれたカフェです。
     残念ながら、定休日でした。

     道を挟んで掩体壕がありました。道路より一段低い場所にあり、コンクリート製の屋根が見えました。
     全体を見たいので、もう少し坂を下っていきます。

  •  掩体壕へ  7<br /><br /> 坂をほぼ下った所に、脇に入る小道がありました。

     掩体壕へ 7

     坂をほぼ下った所に、脇に入る小道がありました。

  •  掩体壕  1<br /><br /> その小道を少し進むと、掩体壕の入口が見えました。<br /> 立ち入りは、禁止です。

     掩体壕 1

     その小道を少し進むと、掩体壕の入口が見えました。
     立ち入りは、禁止です。

  •  掩体壕  2<br /><br /> 解説板によると・・<br /> 掩体壕は、敵機から戦闘機を守る格納庫です。<br /> 東京湾の入口にある館山は、首都東京を守るための軍事的要衛の地でした。<br /> 海軍航空基地も置かれ、周辺には、10基程の掩体壕があったそうです。<br /><br /> 掩体壕は、戦況も悪化し、空襲に備え、全国の飛行場近くに、急拵えで造ったようです。(参考:竹内正浩『戦争遺跡探訪 日本編』文春新書 2007年)<br /> とは言え、70年以上経過したコンクリートには見えません。<br /> 

     掩体壕 2

     解説板によると・・
     掩体壕は、敵機から戦闘機を守る格納庫です。
     東京湾の入口にある館山は、首都東京を守るための軍事的要衛の地でした。
     海軍航空基地も置かれ、周辺には、10基程の掩体壕があったそうです。

     掩体壕は、戦況も悪化し、空襲に備え、全国の飛行場近くに、急拵えで造ったようです。(参考:竹内正浩『戦争遺跡探訪 日本編』文春新書 2007年)
     とは言え、70年以上経過したコンクリートには見えません。
     

  •  赤山地下壕の入口にあった「館山市のおもなな戦争遺跡」の看板です。<br /> 今回見学した地下壕と掩体壕以外にも海軍航空隊関連の遺跡があるようです。<br /> <br /> 豪雨で断念しましたが、館山の北、富浦の大房岬の砲台跡に行く予定でした。<br /> 歳を重ねると、若い時には、考えもしなかった場所を旅行先に選ぶようになるのですね。<br /><br /> 赤山地下壕は、何度見ても「すごい!」と思える場所です。是非、再訪したいですね。<br /> 

     赤山地下壕の入口にあった「館山市のおもなな戦争遺跡」の看板です。
     今回見学した地下壕と掩体壕以外にも海軍航空隊関連の遺跡があるようです。
     
     豪雨で断念しましたが、館山の北、富浦の大房岬の砲台跡に行く予定でした。
     歳を重ねると、若い時には、考えもしなかった場所を旅行先に選ぶようになるのですね。

     赤山地下壕は、何度見ても「すごい!」と思える場所です。是非、再訪したいですね。
     

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