2019/04/29 - 2019/05/04
135位(同エリア266件中)
らぱぱ代さん
その2は3日目午前中の観光について。
4月29日 成田出発
4月30日 アブダビ乗継ベイルート着 ドッグリバー、ジェイダ洞窟観光、ブシャーレ泊
5月1日 カディーシャ渓谷、レバノン杉保護区、聖アントニオス修道院、 ビブロス遺跡 ベイルート泊
5月2日 シューフ山地(ベイト・エッディーン、デル・エル・カマル)、シドン(サイダ)
5月3日 ベイルート市内観光、国立博物館、ベイルート発アブダビ乗継
5月4日 成田着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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恒例の朝食前のお散歩。ホテルのあるブシャーレはカディーシャ渓谷の奥標高1450メートルの高地にあります。桜やリンゴの木が茂る山並みに教会や巣修道院が点在する美しい町です。2000メートルの山々には雪が残り、中東とは思えない風景が広がっています。
2つの塔のある教会の前までは時間が足りなくて行けませんでしたが、ぐるっと歩いて町をまわりました。 -
歩きながらもう1枚パシャリ。中東のスイス?
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手前にも教会があります。
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ホテルのテラスからのカディーシャ渓谷の写真。大きな滝があります。
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8:30 ホテル出発。バスでどんどん高度を上げていきます。カディーシャ渓谷はレバノン山脈最高峰のコルネ・エル・サウダ山(標高3087メートル、登ってみたい!)の山域にあり、1998年に「カディーシャ渓谷と神の杉の森」として世界遺産に登録されました。自然遺産かと思ったら文化遺産なのですね。真ん中に大きな谷があり、両側の段丘の上に集落が点在しています。段々畑は果樹園。日々の暮らしは大変だと思いました。
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9:00 レバノン杉保護区に到着。お土産物屋さんが並ぶあたりに早速大きなレバノン杉がありました。この保護区には樹齢3000年を超えるレバノン杉は3本あって、これがそのうちの1本だとのこと。
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剪定のあとはありますが、堂々たるものです。さて、レバノン「杉」といいますが、実はマツ科ヒマラヤスギ属の針葉樹で「松」です。そういえばヒマラヤスギも「杉」といっても「松」ですね。どこでどうなったのでしょう。レバノン杉はレバノンの高地に自生し、かつては山すべてがレバノン杉に覆われていましたが、長きにわたる伐採で1000本程度にまで減ってしまいました。現在では年1000本ペースで植林しており本数はかなり増加したそうです。ですが、成長が遅く1年に5センチほどしか伸びない、また種をつけるのも4年に一度という気の長い植物で、かつてのように山がレバノン杉に覆われるには数世代も先のことでしょう。
成長が遅いことで、丈夫で腐りにくく、古代から神殿や宮殿、船舶の資材として使われ、レバノン杉の輸出がフェニキアの都市に繁栄をもたらしました。 -
このあたりはブシャーレよりさらに高く標高1950メートルとのこと。5月に入りましたが、雪がたくさん残っています。でもお天気はよいし、風もないので、寒さは全く感じませんでした。さわやか~
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保護区入口の広場から。雪山にレバノン杉の緑が映えます。そして青い空!
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残念ながらこの先のトレイルは、残雪が多く入口が閉まっていて歩けませんでした。それがちょっと心残り。
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トレイルは歩けないので車道に戻り、もう1本有名なレバノン杉を見に行きました。フェンス越しに見たこのレバノン杉は、レバノンの国旗に描かれているレバノン杉のモデルになった木と言われています。でも、国旗のレバノン杉は縦より横幅の方が長かったような。。。 年月を経てフォームが変わってしまったのかな。あのような形が理想だという願望でしょうか。
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ずらっと並んだお土産物屋さんには、レバノン杉を利用したマグネット、置物がたくさん売られていました。レバノン杉の苗や松ぼっくりも。買って帰って自宅の庭に植えるのかな。
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カディーシャ渓谷が正面から見えるところで写真ストップ。どうやったらこのような谷ができるのでしょうか。ブラ○モリならぶらぶら解き明かしてくれるのでしょうけれど。写真ではイマイチ伸びやかな広大さが伝わらなくって残念です。
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10:50 聖アントニウス修道院。
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聖アントニウスは荒野で20年間たった一人で修行をした3世紀の聖人。
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5~6世紀、隠棲修道士が切り立った崖の小さな穴で祈りの生活を送っていました。12世紀頃修道士たちの集団生活が始まりキリスト教マロン派の修道院となったそうです。
この修道院へ下りてくる道も、車がすれ違うことができないような細いところだらけで、人里離れたという言葉がぴったりです。 -
今も山壁に小さな部屋が残されています。
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入口の階段。右側には博物館があります。
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博物館には、修道院で過去に使用した家具とか祈りの際に用いる物など、いろいろ展示されていましたが、これは1610年に中東地域に最初に持ち込まれた印刷機。古シリア語の教典等が印刷されたそうです。
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古シリア語の教典。アラビア語だろうと古シリア語だろうと全く読めませんが、左上から右下へ斜めになっているのが特徴ですね。
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狂人の洞窟。山肌なので大きな洞窟もあります。ここはかつて精神病者を鎖につないで閉じ込めておくと奇跡で治ると信じられていたところだそうです。いつ頃まで行われていたのでしょうか。
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ちゃんと祭壇には鎖もあります。
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洞窟教会。自然の岩のへこみを利用した教会。19世紀に入口をつけて現在の姿になりました。
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洞窟教会内部。左側の天井部分は岩肌そのままです。
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現在修道士さんたちが生活をしている建物。
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川をはさんだ対岸の山の上には、現在もたった一人で隠棲生活を送っている人の場所が見えました。
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11:50 LE TOURNANTで昼食。ホテルの中のレストランです。今回の旅行の中で一番豪勢なお食事でした!
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ではメゼ(東地中海地方の前菜)開始。
ピクルス盛り合わせ。
デザート以外の写真は、4人前です。
ビール小瓶4ドル。グラスワイン4ドル。良心的なお値段です。 -
前菜はサラダかなと思いました。3種類もでてくるなんてごーじゃすと内心思っていると、次から次へと。
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何だったかなあ。
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ミハシー(お米をぶどうの葉で巻いたもの)。
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ホムス(ひよこ豆のペースト)。ピタパンにつけて食べます。
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ホムスその2。なすだったかな。
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ヨーグルト。
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サラダその1。最初に出てきた野菜はどういう位置づけ?
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サラダその2。トマトとタマネギとパセリをレモン汁とオリーブオイルであえたレバノンでタブーリと呼ばれているもの。他でも出てきました。
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この揚げ物がメインかと思っていました。丸いのはファラーフェル(ひよこ豆のコロッケ)、細長いのはチーズを春巻きの皮で包んであげたもの、餃子型はほうれん草のソテーが入っています。もうひとつは何だったかな。このあたりになるとお腹いっぱいで一つを切ってシェアして食べていました。
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ポテトフライ2種。四角い方はニンニク風味でおいしかったです。
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何だったかな。
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ここでようやくメインディッシュの登場です。ミックスグリル(チキン、ビーフ、ケバブ)。口に合うお味でした。
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デザートとコーヒー。
あんなに品数がでてくるとは思っていませんでしたので、最初飛ばしすぎました。テーブルの上に乗らなくなるので、どんどんお皿は下げられていってしまいます。
満腹。ごちそうさまでした。お味も満足、満足。
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