1999/09/09 - 1999/09/13
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kodeyanさん
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画像は、トリポリの廃墟内部である。
1999年、15年に及ぶ内戦から10年が経っていた。
シリアのラタキアから、11人乗りミニバスで岐阜県ほどの大きさのレバノンへと南下した。
レバノン第二の都市、トリポリが次の目的地だ。
ラタキアのバスターミナルでは、コーヒーを買おうとすると、おじいちゃんはお金はいらないという。
市場でも、にこにこ笑顔で挨拶するとオレンジをくれたり、日本人とわかると親切にしてくれて、シリアはめっちゃいい国だったなぁ。
レバノンも結論から先にいうと、タクシー運転手以外はいい人が多かった。
2005/6/20追記:
ジェイタ洞窟ですが、冬の雨期には水かさが増し、入れないこともあるそうなので、ご注意ください。
-
話しは前後するのだが、
この旅で、どうして中東を選んだかというと・・
1996年にポーランド、ハンガリー、クロアチアと旅した時に、ドイツ語がカタコトでもできれば、旅も倍楽しくなるだろう。
そう思って、ベルリンの語学学校に1週間通ったのである。
その時ホームスティしたホストファミリーの旦那さん(写真手前)が、パレスチナの人だった。
新婚旅行の写真を見せてもらったら、薔薇色の美しい遺跡があった。
ペトラという素晴らしいところだから、ぜひ次は中東を旅してね。
それがきっかけとなったのである。 -
トリポリ 時計塔とタール通り
紀元前1200年頃、トリポリで活躍したフェニキア人は、レバノン杉で船をつくり、地中海貿易を独占していたそうだ。 -
宿泊したホテルから撮影した向かいのビル。
壁面の銃弾跡に驚く。
ここでは、安宿の洗礼を受けてしまった。
夜中にハンパじゃない痒さで目が覚めた。
背中のおへその裏側あたりが、親指の爪先大ほど赤く腫れていた。
南京虫にやられた〜( ; _ ; ) -
セントジル要塞に向かう坂道の途中に、生々しい廃墟があった。
タイトル画像は、この廃墟のなかを撮影したものだ。
1975年4月にはじまった内戦が、8月にベイルートから北85kmのトリポリに飛び火したときのものだろうか。
1983年、トリポリに追い詰められたアラファト派のコマンド4000人が、反アラファトの反乱派と内ゲバ闘争をしたときのものだろうか。 -
話題を変えて、トリポリは“お菓子の首都”といわれている。
レバノンというと、ベイルート バールベック ビブロスの3Bが有名だ。
が、この「ハルワート・エル・ジブン」はトリポリでしか食べられないスイーツだそうだ。
雪見だいふくの皮を、チーズ味にしたような冷たい生地に、ピスタチオを砕いたもの、シロップ、クリームがかかっている。
名物にうまいものなし、というけれど、これはうまい! -
トリポリの次はベイルートへ南下した。
バスターミナルがチャールスヘロー通りに変わったばかりの頃だった。
これは、ターミナルに近い安宿「Hotel ALSHBAA」の共同キッチン。
ベイルートは物価が高いので、繁華街のハムラ通りで食材を買って、ここで調理していた。 -
このホテル、内戦時はキリスト教徒地区の東ベイルートにある。
夜、屋上から西ベイルートを望むと、夜景がきれいだった。
でも昼間は、コンクリートのあちこちが弾丸でえぐられていて、痛々しい。 -
内戦開始から6ヶ月、1975年10月には、右派のピエールジュマイル率いるファランヘ党、通称カタエブがホリデイ・インホテルとフェニシアホテルを占拠。
左派グループは、サン・ジョルジュホテルを占拠し、互いに射ちあうホテル戦争となり、一番被害を受けたのが、このホリデイ・インホテルだといわれる。 -
対戦車用の装甲貫通弾が使用され、壁には丸い穴が貫通するだけだが、内部は爆発でめちゃくちゃに破壊された。
中東一のホテル街も、無残な姿をさらしていた。 -
イギリスの歴史家アーノルド・トインビーは、レバノンは宗教の博物館といった。
トルコの虐殺からレバノンに逃れたアルメニア人も、ベイルートに集中して住んでいるそうだ。
この家具屋さんも、アルメニア人経営のものと思われる。 -
ここで、内戦から話題を変えよう。
ベイルートからタクシーで1時間ほど郊外にある山の中腹に、“ジェイタ洞窟”という、お薦めの場所がある。
洞窟の長さは6910m、世界第二の規模だとか。 -
1836年に、近所に住むアメリカ人ハンターが、山を散歩中に発見したという洞窟は、上下2ヶ所ある。
上の洞窟は、このゴンドラで♪ -
下の洞窟には、このオモチャみたいなトローリーで♪
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撮影禁止なので、簡単にスケッチを書くと、なかはこんな感じ。
長さ623mの地下湖をボートでめぐる、音と光のショーが楽しめる。
ディズニーのIt`s a small worldみたいなノリである。 -
洞窟前に露天のお土産やさんが何件かあり、このペンダントを買った。
色が抜けてしまったけれど、好きな色の色水に米粒にアラビア語で名前を書いたものを入れてくれる。
これ、とても気に入っている。ちなみに5$。 -
最後に、フルーツコクテルが、めちゃうま!という噂を聞き、レバノン南部、イスラエル国境に近い、海に沈んだ古代都市スールへ。
画像中央の遺跡は、ローマ時代の列柱道路だ。 -
ここが、フルーツコクテル屋さん。
レバノンではカクテルじゃなくコクテルという。 -
中東はフルーツがうまい。
バナナ、イチゴ、キーウイ、マンゴ、ピーチ、の角切りに、ナッツのスライス、イチゴシロップ、蜂蜜クリームがかかっている。
銀座千疋屋(センビキヤ)に負けないぜ?
これで3000レバノンポンド 240円!
この後ベイルートから、ダマスカス、ベイルート街道を乗合バスに揺られ、ダマスカスへと向かう。
ドンドコ★11は、再びシリア編の予定だよ。
尚、現在のレバノン、特にベイルートは、この頃とだいぶ変わっているのではないかと思う。
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この旅行記へのコメント (2)
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- さすらいおじさんさん 2005/06/15 08:03:20
- レバノンの魅力が良く解りました。貴重な情報をありがとうございます。
- kodeyanさん レバノンは長年行きたくて行けてない国なので、じっくり拝見しました。内戦から10年でも弾丸の痕が悲惨ですね。
レバノンにジェイタ洞窟という世界2位の巨大な洞窟があることを始めて知りました。スケッチが親切ですね。レバノンの魅力が良く解りました。貴重な情報をありがとうございます。
- kodeyanさん からの返信 2005/06/16 07:44:23
- RE: レバノンの魅力が良く解りました。貴重な情報をありがとうございます。
- さすらいおじさんさま、おはようございます。
一般的にキケンというイメージがあるかもしれませんが、
中東は一人たびの女性も多いんですよ。
ともかくレバノンのタクシー運転手以外は親切だし、一度行くと
ファンになる人が多いと思います。
ジェイタ洞窟は、安宿でも某有名ガイドブックに数行しか紹介されて
いないのは、おかしいよね〜って話してました。
私なら見開き1ページ使って紹介します。(笑)
機会があれば、ぜひ!
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