世の中10連休　そのうち半分を海外で過ごそう。　生のパイナップルを日本に輸入するぞ！

2019/04/29 - 2019/05/03

台湾のパイナップルのシーズンは日本のゴールデンウイークから。
植物検疫があって、生の果物の持ち帰りはなかなか厳しい。それに挑戦してみる。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エバー航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

台湾から生の果物を持ち帰って、お土産にする。
ふと思い立って、持ち帰ることができるものを調べてみた。
http://www.maff.go.jp/pps/j/search/ikuni/tw.html

台湾バナナも、レンブも生マンゴーも【ご禁制】
そこで「パイナップル」の植物検疫を通して日本に持ち帰ることを計画する。
私自身はアレルギーで、生パインを食べると声が出なくなる。だから、味のレポートができないのが残念だ。
しかし、妻の職場へのお土産になるし、我が家の冷凍庫で保管して少しずつ食べよう。

グリーンワールド 花華別館 ホテル

まず、パイナップルを購入した。
沐榮水果店(https://www.facebook.com/pages/沐榮水果店/1839000613054905)

写真の花華大飯店玄関から、西へ２ブロック行ったところにある。
そこで良く熟れたパインを2個買った。100NTDだ。
ちなみに、夜買った時、スタッフに「斧で皮むき」をしてもらっている人がいた。見る見る間に「山吹色」の果肉があらわれ、良い香りがそこらにあふれかえった。

これは期待できそうだ。

パイナップルは「追熟」しない。木からもぎ取ったらその時の甘さで「とまる」
表面が黄色のものは「枯れて」いるわけではなく、中の身の部分がかなり黄色くなって（熟して山吹色に）いることを示している。

ゴルフバッグの植物検疫が厳しいように、土、虫、は持ち出しも持ち込みも厳禁なのだ。
ホテルの洗面所でとくに「お尻」を洗って、葉の間を点検する。虫の死骸がないか、、、。よし！

グリーンワールド 花華別館 ホテル

新聞紙をひろげて、そのうえで乾燥させよう。これで準備完了。

グリーンワールド 花華別館 ホテル

台北に来るたびに、帰る日の朝は「峰圃」の老板董事長と話をする。
お茶は持ち帰りが簡単だが、パイナップルは大変だし面倒だと、、、。

今回は、、、。
ガラス製の急須で、「茶葉が開いていく様子を観察しなさい」といわれ、じっくり、、、。
買うのは「ティーバッグ」なんだけど、「ティーバッグも1回200ccずつお湯をさせば３回（煎）飲める」とご教示いただく

百年老店 峰圃茶荘 専門店

大きい荷物はインタウンチェックインで台北駅にて預託。
パイナップル２個を抱えてMRTで空港へ、、、。

さて、古いブログの情報を頼りに、第二ビル１階で検疫所を探す。しかしブログ情報の場所には「税関支署」が、、。税関の人いわく「３階にある」と地図を示して教わるが、そこは拡張された23番カウンターがあるだけ。

仕方がないので３階中央の案内カウンターで聞くと『１階』だと。青い看板と黄色い看板が目印だと、、、。

でようやく1階にたどり着き、、、。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

動植物検疫の事務所だ。
https://www.taoyuan-airport.com/japanese/facilities_map

この地図に小さく青色のマークがあります。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

事務室は廊下の奥　確かに「青い看板」があります

黄色い看板てこの横の飲食店の看板のこと？

台湾小吃の店が横にあります。たしかに目印になる

パスポートを出し、パイナップルを日本に持って帰る、検疫の手続きをお願いします、
と言ったら、一枚の「申請様式」とボールペンが差し出され

必要事項を記入しています。

係官が、包みを解いてはかりにかけています。

虫や土はついていませんね。合計5.1kg

そうなんだよ。夕べホテルで一生懸命洗ったんだよ。

日本でたべるのを楽しみにしているよ。

この時期のパイナップルはおいしいですよ。

これは、検疫犬のポスター

諸注意の張り出されたボードです

以下の物品を持っている場合は検疫の申告をしてください！

はあ、台湾ソーセージ　持って帰りたいなあ、申告してもだめなんだよね。

無事、台湾の検疫証明書が発行されました。

再びカバンにいれて、機内持ち込みできるようにします。

帰国の便は「ハローキティジェット」ゴールデンウイークにつき満席です。
「頭上の物入」に納めまして。帰国します。

関西空港へ到着し、手荷物受取フロア（１階）までやってきました。フロア中央の検疫カウンターに行き
「パイナップル台湾で買ってきましたーーー。これ検疫証明書です」
「実物は、、これですね」「証明書『裏書よし！』」（ここではじめて台湾の証明書を裏返してみたら、本物ですという主旨の英文が、、、）

「では、検疫済み章　貼らせてもらいます」「ご協力に感謝します」





※このエリアカメラ原則禁止なので、遠くから撮影、かつ係官の顔認識されないよう目線はいってます。ポスターの配列など参考にしてください。

関西国際空港 空港

郵便局の消印みたいな検査済シールです。
税関検査を通って、帰国！

やった、持ち帰り成功！

関西国際空港 空港

自宅のテーブルで広げてみました。
いやいや、1個2.5kgありますので、それは「巨大」パイナップルです。

実際切ってみると良く熟れて甘かったとのことです。

長いレポートになりましたが、ご参考にしてくだされば幸甚です。

追伸：「ドリアン」も持ち帰り可能だそうですが、外務省で「事件」も最近会ったみたいですので、それはやめておきます。