2019/04/15 - 2019/04/19
400位(同エリア6974件中)
solさん
前回ローマで行けなかった、予約必須のボルゲーゼ美術館へ行ってきました。それから、その周辺、テルミニ駅の向こう、コッペデ地区、無料のMACRO美術館やオーティナティブなモンティ地区を徒歩で歩き倒しました。
ローマ法王パウロ5世の甥であるボルゲーゼ枢機卿の夏の別荘、兼アートコレクションの収納として使われていた邸宅が現在はボルゲーゼ美術館として公開されています。さすが、カトリックの総本山のお膝元、別荘の規模が違いました。芸術家のパトロンでもあった枢機卿のコレクションは圧巻でした!
アラフィフ、虚弱体質の私ですが、地下鉄は使わずに歩き倒してやりました(笑)
4月15日(火)1日目 <ローマのメイン観光地でとりあえずローマを感じる>歩行距離:18.3キロ
https://4travel.jp/travelogue/11488635
12時到着 スペイン広場のホテルチェックイン
ナヴォーナ広場 → パンテノン → フィオーリ市場 → ユダヤ人街 → トランステヴェレ地区 → バチカン → サントアンジェロ城
16日(水)二日目 <ボルゲーゼ美術館とその周辺地区>歩行距離:21,4キロ
https://4travel.jp/travelogue/11493046
スペイン広場 → ボルゲーゼ美術館 → MACRO → レプブリカ広場 → モンティ地区 →
17日(木)三日目 <ローマ下半分一周>歩行距離26.3キロ
https://4travel.jp/travelogue/11494221
トレヴィの泉 → トランステヴェレ地区 → テスタッチオ地区 → カラカラ浴場 → コロッセオ、フォロロマーノ → エマニュエル・ヴィットリア像 → モンティ地区
18日(金)四日目 <ローマ上半分一周>
ボルゲーゼ公園 → パルコ・デッラ・ムズィカ公開音楽堂 → MAXXI美術館
19日(土)五日目 <ムッソリーニの作ったファッシスト E.U.R地区>
E.U.R地区 → 最後の観光 → テルミニ駅よりバスでフルミチーノ空港へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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朝食を食べずにホテルを8時に出ました。
日中はありえないほどの人だかりのあるスペイン広場、こんなに閑散としています。 -
朝方人間でよかったと思う瞬間・・・。
スペイン広場 広場・公園
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この階段を上り、右側をずっと歩きます。
スペイン広場 広場・公園
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観光地を抜け、民間のアパートやビルにたくさん出会いました。
さすがイタリア、普通の建物でも凝っています。 -
さすが建築大国。
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さすがのイタリアのビル。
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早く着きすぎたので、カフェでも飲むことにしましょう。
ここのカフェめちゃおいしかった。普通の地域のパン屋のカフェ。
でも、バリスタはちゃんとワイシャツを着てスラックスズボンをはいています。 -
徒歩で20分。ボルゲーゼ美術館に到着。
敷地の広さに比べて意外とこじんまりとしている建物です。
まず、地下で予約チケットを提示、荷物を預けます。ボルゲーゼ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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中に入ってびっくり。外見とは全然違う豪華絢爛さ。
すごく凝った装飾。
シエナ貴族で、ローマ法王を多く出している名家のカトリック枢機卿の夏の別荘です。
宗教ってお金になるのは知っているけど、さすがに政治をも牛耳っていたカトリック総本山の実力者ともなるとここまでの富を得られるのか・・・。 -
美術品コレクターでパトロンでもあり、芸術家たちにいろいろと作品の注文をしていたそうで、ここのコレクションは圧巻です。
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カノーヴァ!!
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ベルニーニの美しすぎるダヴィド像。
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美しすぎます。
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ナヴォーナ広場やサンタンジェロ城のものは複製だということは知ってましたが、ここまでに美しく精巧だとは知らなかった・・・。神の名にふさわしい力強さと美しさ。神々しいとはまさにこのこと。
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アポロとダフネ像
エロス(キューピッド)が矢で遊んでいるのを見て。アポロンがからかった。
エロス(キューピッド)は怒って、金の矢(恋に落ちる)をアポロンに向かって放った。そして、鉛の矢(恋を拒む)を川の神の娘、ダフネに射た。
アポロンはダフネを恋し、ダフネはアポロンを拒否した。
ダフネは父親の川の神のところへ駆け込み、言った。
「助けてください、お父様、私の姿を変えてください。」
彼女の姿が変化してきた。足元から月桂樹の木になっていった。
アポロンが追いついたとき、ダフネは最後の心臓の鼓動を鳴らせていた。
アポロンは、ダフネへの愛の記念に、ダフネの月桂樹の葉で冠を作り、生涯それを身に着けた。 -
どこまで富を持っていたのだという話。夏の別荘ですからね。
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冥府の神プルートに誘拐され妻にさせられる春の神プロセルピナ。
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庭から見える庭の様子。
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とにかく細部まで手がかけられた宮殿。
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有名なカラヴァッジョの絵画に出会えて感激です。
『病めるバッカス』 -
『ゴリアテの首を持つダヴィデ』
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『聖アンナと聖母子』
マリア様と幼児のキリスト、マリア様の母親。 -
『果物かごを持つ少女』カラヴァッジョ
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家具コレクション
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イタリアや他の国の大作が並ぶ中で、この絵がとても気になりました。
ジャコポ・ズッキ
『ALLEGORIA DELLA SCORPERTA DELL´AMERICA』
『アメリカ発見の喜び』・・・かな。 -
ヴェネチアの絵画をたくさん残したカナレットのコロッセオ。
カナレットはヴェネツィアの風景画のイメージが強かったですが、実はローマの遺跡の絵画もいっぱい残しているのですね。 -
ボティチェリにも出会えました。
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ラファエロ・サンチョも。
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数が少なく貴重なレオナルドダヴィンチの絵画。
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ドラゴンと鷹がボルゲーゼ家の紋章。
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予約で入場制限している美術館なので、のんびりゆったり見られます。
すごくよかったです。 -
ボルゲーゼを出て、大通りのほうへ行くと、普通の民間のビルの柵に気づきました。
こんな民間レベルで、柵にまで手をかけているイタリア。ほんっと散策が楽しすぎる。 -
普通のビルです。
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ローマの色・・・かな。
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歩いていくと、ひときわ変わった建物がある一画に出会いました。
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コッペデ地区。
1920年代に、高級官僚のための居住地として出来た地区です。コッペデ地区 旧市街・古い町並み
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「コッペデ地区」という呼び名の由来は、ここにある建物がフィレンツェ出身の建築家、ジーノ・コッペデによって建てられたものだから。
このアーチのある建物は"大使たちの館"と名付けられ、現在ロシア大使館として使われています。コッペデ地区 旧市街・古い町並み
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中世、ルネッサンス、バロック、アール・ヌーヴォーなど、あらゆる様式を折衷してコッペデ氏が生み出した"コッペデ様式"とでも言うべき独自のスタイルだそうです。
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正面に大きな蜘蛛があることから『蜘蛛の館』とよばれているそう。
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『妖精の館』
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「妖精の館」
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住宅街を歩いていくと、引越ししているお宅が。クレーンで物を下ろしています。
古い建物だからエレベーターで運べないのでしょう。
ローマって素敵だけど、新しく改装出来ないから、住人は大変だろうと思いました。 -
ローマ北東部のアパート。地区が変わると様式が変わる。
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ローマ北東部のアパート。
藤が美しい季節です。 -
次の目的地に着きました!
MACRO、ローマ現代美術館。
ローマ市営美術館です。ローマ現代美術館 (マクロ) 博物館・美術館・ギャラリー
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20世紀の始めに建てられたノメンターノ地区の工場をリノベーションして現代美術館として1999年にオープンしました。
イタリアのビール、PERONIの工場跡地で、外壁にはPERONIの文字が残っています。
(http://www.roma-apiedi.com/zona-per-zona/porta-pia-nomentano/74/114-macro 参照)ローマ現代美術館 (マクロ) 博物館・美術館・ギャラリー
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建築はフランス人のパンクロック建築家とよばれる、オディール・ディック。
入った瞬間、イタリア人のデザインではないとすぐに感じることができました。 -
入場無料です。
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展示作品。ヴァチカンの教会がもしこうだったら?
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すごくおもしろかったです。
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ガラスが多く使われ、建物の構造がよく分かる空間。
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落ち着いた黒を貴重とする空間に 巨大な赤い塊が楽しい。
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とても魅力的な建物。
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外へ抜けると、反対側の出口へいく空間。
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こっち側は屋上のテラスへ。
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屋上の様子。
これは楽しい。 -
こっちにのぼってもいいし、向こうに行ってもいい。
ごろんと腰掛けるいすもありました。日向ぼっこしながら過ごしてもいいし、イベントも行えます。
うまく空間を利用できます。 -
左と右のスペースがお互いを邪魔せず、それぞれイベントが行える感じ。
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いい物を見させてもらいました。
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マクロを出て、気ままに歩いていると、ローカルな市場に出くわしました。
おいしそうなパニー二が並びます。
具の組み合わせが想像もつかないような。
卵焼きとほうれん草と水牛の生チーズだとか。
ズッキーニの花が食べてみたくて、ズッキーニの花のパニー二を買ってみました。 -
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温めてくれました。
ズッキーニの花の味は・・・あまり分かりませんでした。 -
この素敵な建物に惹かれ、パチリ。
後で調べたら、イギリス大使館だったそうです。
国や市などの機関の建物ってほんっと素敵。 -
歩いていくと、見えてきました、遺跡。
古代ローマ時代のディオクレティァヌス帝の大浴場の遺跡です。 -
ディオクレティアヌス帝の浴場跡にあった広場を、1861年イタリア統一を機に現在の姿に変更。ここはよく場内の劇場部分だったそうです。
共和国広場 広場・公園
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ここらはローマ帝国皇帝ディオクレティアヌスが306年に建設した公衆浴場で、ローマ帝国でイタリアで最大かつ豪華な浴場でした。大きさはカラカラ浴場と同じ程度で、カルダリウムを太陽エネルギーで温めていました。
537年にゴート族がローマを陥落させるまで、使われ続けていました。
壊れて遺跡同然となっていたこの建物を ミケランジェロが改装し、外側と内部の柱がそのまま使われました。サンタ マリア デッリ アンジェリ教会 寺院・教会
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教会のとびら。
ポーランドの彫刻家、イゴール・ミトライによって2006年に作られました。
扉はブロンズ製、両方あわせて3トンもあります。
これは右側のとびら。
受胎告知。 -
左のとびら。
これはキリストが十字架にかけられて復活した様子です。
下の包帯が巻かれた二つの頭部は殉教者だとか。 -
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この巨大な柱、ものすごく高い天井などはローマ建築の特徴です。
ミケランジェロはこれをそのままいかして教会作りをしました。 -
日時計、子午線
1702年に当時のローマ教皇クレメンス1世によって作られ、1846年まで使用されていました。
天文学上の1年が365日と4分の1日なので、暦とのずれをこの日時計によって修正していたそうです。
(https://romamayumi.exblog.jp/26494325/ 参照) -
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共和国広場を抜け、なんとなく治安の悪そうな地区にやってきました。
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Fontana del Viminale
ローマの狼の乳を吸うロムルスとレムスの像、やっと見ました。 -
Basilica di Santa Pudenziana
とても古そうな教会。こんなのが無数にあります。 -
着きました!
今回の旅行ですごく行きたかった、リオネ・モンティ地区。 -
かつては低所得層が住んでいて、売春宿などがあった治安の悪い地区だったそうですが、今は個性的な店が並ぶ、オーティナティブ間満載の地区となりました。
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ハーブ類を店頭で売る、オーガニックレストラン
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お洒落なお店があったかと思えば、こういうスキだらけの感じがたまりません。
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普通の昔からありそうな革製品を扱うお店。
なぜここに来たかというと、革靴のケア製品を購入して帰ろうと思ったのです。
私の住むサンパウロには 靴は履き捨てといった感覚で、ちゃんとした革靴がないからです。 -
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呼び鈴のわんこがかわいい。
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この界隈で何かを待つ婦人・・・情緒があります。
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ローマ市内ならではの小さな車とグラフィティ。
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ここで多くの人たちが持参したお昼を食べていました。
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ローマっていろんなところに座れるところがあります。
すっごくスキ。 -
小さな本屋さん。
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モンティ地区の中心の噴水広場。
人でいっぱい。 -
フランスのグラフィテイロのインベーダー発見。
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アクセサリーがイタリアデザインって感じ。
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さて、どこを切り取っても絵になる雰囲気抜群のモンティ地区を離れ、徒歩でスペイン広場近くのホテルへ。
スペイン広場あたりは高級ブランド店がいっぱい。
白人の作った高級ブランド店に入るのは アラブ・アジア人ばかり。
世の中の力関係が静かに変わったことを肌で感じ取りました。
スペイン広場のきれいなレストランに入っているのはみなアメリカ人か、アジア、アラブ。
ヨーロッパの白人は軽食や うちから持参したサンドイッチや果物を広場で食べている人が多かったです。 -
この辺を散策してみました。裏道にはアトリエや古美術の修復をしてそうなところをちょくちょく見かけました。
さすがイタリア。
修復するものも修復できる技術を持った人も多いということですね。 -
裏道にひっそりとあるオステリア。
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国が変わると野菜も変わる。
右はイタリアのブロッコリ。 -
この葉っぱはどんな味がするのかも想像もつかない。
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どんな味がするのだろう、このトマト・・・
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イタリアの人はズッキーニの花も食べます。レタス感覚で。
大根の葉の感覚かしら。 -
右のはキャベツかな。
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まだ暗くなるまで時間があるのでもったいない!
散策をすることに。 -
イタリアの春の夕日ってやわらかくてやさしい・・・。
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大通り近く。
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この日の歩行距離、21,4キロ、歩数は29,512歩でした。
三日目に続きます。
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この旅行記へのコメント (1)
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- kiju-jiさん 2020/06/09 11:24:50
- solさん。今日は、kiju-jiと云います。
- 初めまして喜寿-爺と云います。NHK・BSのヨーロッパ・トラムの旅(ローマ編)を観ていたらコッペデ地区という通常のガイドブックに載っていない地区があり、ネットで検索したらsolさんの旅行記があたりました。
というのは今年は無理だけど来年、人生最後の旅行としてローマに滞在してオルヴィエートに日帰りを計画しています。ついでにローマに1週間ぐらい連泊して主に教会と美術館巡りをと考えています。ローマは1996年に銀婚記念に行った旅行で3日間だけ、システィーナ礼拝堂はすんなりとは入れじっくり見学しました。その時は宗教的知識は0でしたが、ラファエロの間もアテナイの学堂だけは記憶に残っています。エウル地区など知る由もなく、solさんの4日目に日本人の殆んどが忘れてしまっているザハ・ハディット女史の名前が出て来て私の記憶力が未だ衰えて・・・。
日本のTV局の放送に寄れば、ブラジルも新型コロナウィルスが蔓延しているらしい。solさんは大丈夫ですか。お見舞い申し上げます。また、ドレスデンの旅行記から知りましたがsolさんは広島育ちとのこと。私は3歳2ケ月の時に長崎市に隣接した長与村で被爆(爆心地から6.5km)。
来年、計画通りに旅行ができたら2度目の旅行記を投稿するつもりです。お暇な時に私が初めて書いた「喜寿記念スロヴェニア・クロアチア旅行記」を覗いていただければ幸いです。ではまた。
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