2018/07/16 - 2018/07/16
143位(同エリア206件中)
ごんぶとさん
●Historic Villages of Korea: Hahoe and Yangdong
●登録区分 文化遺産
●登録基準 (3), (4)
●登録年 2010年
53箇所目の世界遺産に選んだのはまたまた韓国!村全体が韓国の重要民俗文化財第122号に指定されている河回村へ行ってきました!!
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旅の始まりはソウル駅から!目的地の河回村はなかなかの田舎ですので、事前に調べたとおりアクセスできるかが重要なポイントとなっていました。なんせ、僕に与えられた時間は今日1日のみ。絶対に日帰りで河回村訪問を完結させなければならなかったのですから(^^;
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9:05発のKTXに乗り込み、まずは東大邱を目指します。到着予定時刻は10:57。約2時間の小旅行です。
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座席にはUSBジャックとコンセントが付いているため、スマホの充電を気にする必要はありません。便利な世の中になりました。
ただし、全席に等間隔に付いているわけではないようですのでお気をつけあそばせ。 -
10:57
定刻どおり東大邱に到着しました。 -
そしてすぐに、東大邱駅の隣のビルにある東大邱バスターミナルへ移動しました。
3階のチケット売り場にて時刻表を確認すると、安東行きのバスは1時間に2本くらいの間隔で運行している模様。多少時間の余裕をもって、11:50の安東行きチケットを購入しました。 -
バスターミナル内には飲食店が意外に多くあり、時間潰しには困らなかったです。とりあえず【リ・キンパ】にてキンパを購入しておきました。
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そして、11:50。4F【18番】のプラットホームにて、安東行きバスに乗り込みました。
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さあ安東へ向けて、いざ出発ε≡≡ヘ( ´∀`)ノ
優等車のため、3列シートで9700W。座り心地の良いソファのような席で、なかなか快適でした。 -
バスの中ではキンパを食べながら過ごしました。
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13:10
安東バスターミナルに到着です。所要時間100分と聞いていましたが、80分で到着しました。道が空いていると、こんなに早く着けるんですね。 -
しかし河回村まではまだまだたどり着けません。ここから更に30分ほどバスに揺られる必要があるのです。
河回村行きのバスは246番線。安東バスターミナルの正面玄関を出て、道路を渡ったところにそのバス停があります。時刻表(左)のとおり、バスは1時間に1本ほどのようです。表の一番左が、安東駅始発の時間を示しており、安東駅から安東バスターミナルまでは10~15分ほどとのことなので、一番左に+10分した時間が、安東バスターミナルの出発時間になるというわけですね。 -
13:45
安東駅13:20発のバスを待っていましたが、これがなかなか来ない(^^; ちょっと焦りましたが、13:45頃になってやっと246番バスがやってきました。日本のように正確な時刻を期待してはいけません。 -
料金は1300W。一般的な路線バスです。
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14:10
【安東河回村入口】に到着しました。乗車時間は25分ほどでした。バス停前には【河回世界仮面博物館】もありました。
ここは駐車場にもなっていて、保存の観点から2008年よりマイカー規制が敷かれ、許可車両以外はここから先の村内へは乗り入れが禁止されているのだとか。 -
ここで、河回村の入村チケット5000Wを購入し、シャトルバスに乗って村まで移動しました。乗車時間は2,3分ですかね。シャトルバスの時刻表はなく、10分に1本くらいの頻度で走っているようです。(1km程度なのでシャトルバスに乗らずとも徒歩で行ける範囲です)
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14:23
やっとこさ目的地に到着です!9:05にソウル駅を出発して約5時間半。なかなかの移動時間でした…(。>д<)
おさらいすると…
ソウル9:05→東大邱10:57(KTX)
東大邱11:50→安東13:10(高速バス)
安東13:45→安東河回村入口14:10(路線バス)
安東河回村入口14:20→河回村14:23(送迎バス)
世界遺産碑の前でユネスコポーズ!! -
まずは村内マップで村の形状を頭に叩き込みます。
河がS字にぐるりと囲む村。だから河回。まさに【名は体を表す】ですね。河の名前は「洛東江(ナットンガン)」だそうです。 -
散策路に沿って歩くことにしました。
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魔除け的なこの木像を横切り、村の奥へ進みます。
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このあたりには藁葺きの家が多くありました。
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どんどん歩いていきましょう。
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河回村の建物は樹齢600年の御神木であるケヤキを中心に、瓦葺きの家の周囲を藁葺きの家が取り囲んでいるとのこと。
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村中心方向へ歩いていくと、ついに瓦葺きの家が見えてきました。
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ここは…なんでしょう?門が閉じられてました。
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すると【養真堂】が見えてきました。
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緑色の表札には養真堂の説明がハングル&英語で書かれています。
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ここは大儒学者・柳雲龍の住居であり、河回村で最も古い家屋。高麗時代の様式と朝鮮時代初中期の様式を併せ持つ建築です。確かに高貴なオーラが漂っていますなあ。
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かのエリザベス女王も1999年にこの村を訪れています。女王から贈られた樹木も植えられていました。
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そうして次は…
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柳成龍の住居で、養真堂と並び宝物に指定されている由緒ある建造物【忠孝堂】です。
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朝鮮中期の建築様式。
かなり大きな住居です。 -
敷地内には遺物博物館があり、国宝など様々な遺物が展示されているそうです。
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はい、ひょっこりはん♪
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はい、ひょっこりはん?
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重要民俗資料第87号の【鵲泉古宅】。
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奥の間の正面に塀を作り、男性の居間へ来た来客と奥の間の婦女子が互いに顔を合わせることがないようにしている点が特徴です。
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歴史を感じさせる民家が続きます。
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で、こちらが【遠志精舎】です。
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重要民俗資料第85号の【遠志精舎】は、柳成龍が隠居生活を送った場所。
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柳成龍が父親の死によって都落ちし、隠居する際に建てたもので、隠居後にもここで心身共に鍛錬し休養したといわれています。
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ここは草生え放題ですなあ(笑)
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そうしてやってきたのが、この村の中心にある【参神堂(サムシンダン)】です。樹齢600年以上のケヤキの霊木で、子供に関する願いをする人が多いようです。
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願い事を紙にしたため、像の頭に結びつけました。何を願ったのかはナイショですが、叶うといいな♪ヽ(´▽`)/
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なかなか御利益のありそうなお姿をしていらっしゃいますね。
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後ろ姿もご立派(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
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この川が【洛東江】。その向こうにそびえる切り立った絶壁が【芙蓉台(プヨンデ)】です。崖の上には村全体を見下ろすビュースポットがあり、河回村を鳥瞰できるようです。
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川沿いには松林があり、ひんやり涼しげで癒されました。風水学的な目的で植えられているようです。
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芙蓉台には有料の渡し舟で行けたのですが、当日中にソウルまで帰るにはあまり寄り道できないので、断念しました。
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小路に隠れユネスコマーク発見。(隠れミッキーみたいに言うやつ)
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緑が豊かで長閑ですねえ。
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市場的なお店もありました。
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というわけでお時間がきてしまいましたので帰りのバスに乗り込みました。駆け足で巡った河回村でしたが、1時間もあれば充分見て回れるかと思います。
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と、安東バスターミナルへ向かう途中でしたが、何故か途中下車してしまいました。安東といえば、言わずと知れた韓牛の産地。このあたりには韓牛を扱う30軒近くの精肉食堂が集まる【安東韓牛豊山市場(アンドンハヌプンサンジャント)】があるそうなんです。
なかなかリスキーな行動でしたが、本能のおもむくままに歩くと… -
ここ、ここ、ここです!黄牛コッカンという韓牛(ハヌ)専門店!結構大きなお店なので目立ちますね。安東韓牛豊山市場の入り口付近にあるのですぐに見つけられました(´ρ`)
慶尚北道 安東市 豊山邑 安郊里 597
(경상북도 안동시 풍산읍 안교리 597) -
店内に入ると、冷蔵庫に韓牛がズラリと並んでいました。肉質を自分の目で見定めることができるところが良いですね!
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ということで注文したのはプルコギチョンゴル。1人前(160g)10,000ウォンで、かなりお財布にも優しいです。
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韓牛をあなどるなかれ。和牛には負けるものの、なかなかの美味しさですよ(´ρ`)(´ρ`)(´ρ`)
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ほどよく甘い味付けも絶妙で。ご飯が進む進む。美味しゅうございました。
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お値段表はこんな感じ。
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プルコギで満腹になったあと、再びバスで安東バスターミナルへ向かいました。
17:35発の東大邱行き9700Wに乗車したので、余裕で当日中にソウルに着けそうですね♪バスの乗り継ぎもうまくいってよかったです。
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