【世界遺産制覇への道！其の052】百済歴史地域

2018/05/19 - 2018/05/19

●英名 Baekje Historic Areas
●仏名 Aires historiques de Baekje
●登録区分 文化遺産
●登録基準 (2), (4)
●登録年 2015年

通算52ヶ所目の世界遺産は韓国の【百済歴史地域】へ。構成遺跡は各地に点在していますが、そのうちの一つである公州の【公山城】へ行ってきました。

エリア 公州(韓国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: その他

旅の始まりはソウルの高速バスターミナルから。まずは公州行きのバスチケットを購入しました。片道8000w。

この日は休日だったためか、かなりバスが満席になっていて。２時間弱も待つはめになってしまいました。時間潰しのため、バスターミナル内にある馴染みの【キムガネ】に入店です。

【キムガネ】のキンパはやっぱり旨い。辛ラーメンも一緒にいただきました(´ρ`)

さあ、やっとバスがきました。

４列シートでしたが広くて快適。これなら長距離移動も余裕ですね。

約２時間で到着しました。公州のバスターミナル内にはセブンイレブンの他、喫茶店や定食屋もありました。

バスターミナルから公山城までは、とりあえず徒歩で向かってみました。川沿いを歩けば橋が見えてくるはず。。。

おー、見えた見えた。橋が見えました。ただ、思ったより遠いし、橋が長いのね…。
これは歩くもんじゃないな、と計画変更してタクシーを止めました。

タクシーは楽チンですね。ものの５分ですぐ到着しました。

ここが公山城の入り口。
立派な城門が見えますね。

チケットを購入して、いざ遺跡内へ。
一人1200w。

エリアマップを横目に…

世界遺産の記念碑前でユネスコポーズ！！

朝鮮三国期の百済時代に造られた城郭・公山城。

百済の文周（ムンジュ）王が475年に現在のソウルから首都を移してから64年の間、都を守る役割を果たした城郭です。

見処はこの城壁です。東西に約800m、南北に約400m、全長2,660mで、もとは土城だったそうな。朝鮮時代に石城に改築され、今に至るといいます。色彩が実に美しいですね。

チケット売場から入ってすぐの【錦西楼（クムソル）】は、４つの城門のうちのひとつで、西側に位置しています。城内に入る車道として利用されていた門で、1993年に復元されています。意外と新しいのね(^^;

門の天井には虎の絵が描かれてました。

城壁の中は緑豊かでした。

こちら【公山亭】。

高台に建つ見張り台でしょう。

美しい色合いです。

公州市街と錦川が見渡せるビュースポットでした。

パンフとともに。

黄色の旗がはためく城壁の上。格好良いですねえ。

南方面へ。

こちらは南門【鎮南楼（チンナムル）】。朝鮮時代に土城から石城に立て直すときに造られた門です。

下段は石造り、上段は木造でした。

さらに山林を進みます。

ここは百済の都が熊津だった頃の王宮跡と推定されている場所。

この大穴は何だろう？

大きな井戸だろうか？
当時の王宮のスケールが想像されますね。。。

【推定王宮地（チュジョンワングンジ）】。ここにどんな王宮が建てられていたのか…想像を巡らせるだけで楽しい♪ヽ(´▽｀)/

再び西門へ。

百済時代を演出する兵士がズラリと並んでいました。こういう、観光客を楽しませようという心意気は、南漢山城と違って良きですね。

公山バスターミナルに戻ってきました。

帰りは３列シートで、行きより更に快適でした！9000w。

ソウルに到着して、チーズタッカルビを食す！！
これにて52箇所目の世界遺産を制覇です。