百済と新羅　1400年を遡る　その２

2016/11/24 - 2016/11/29

「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
2016年の　韓国　河曲村　ソウル　その２。

　〇　2016年11月24日（木）　　広島→ソウル→扶余
　〇　2016年11月25日（金）　　扶余→慶州
　〇　2016年11月26日（土）　　慶州→安東
　●　2016年11月27日（日）　　安東→河回村→ソウル
　●　2016年11月28日（月）　　ソウル　　
　●　2016年11月29日（火）　　ソウル→広島

エリア 安東(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さあ、今日は河回村(ファフェマウル)へ行くよ。
昨夜泊まった『安東パークホテル』　
お世話になり申した。

旧安東駅。
旧漢字表記の驛だ。
漢字表記があると、なんか安心するよね。

安東駅 駅

旧駅前の道路を北に渡り、西に100mほど行った、246番のバス停。
薬屋とキムッパ天国の間の道路に、青いバスレーンがある。
ここから46番のバスに乗る。
昨日の市外バスターミナルや、新慶尚北道庁を経由して河回村のバス停に着く。
30Kmほどあるので、約１時間のバス旅だった。
(現在、新安東KTX駅～河回村は、210番バスで50分。そのまま屏山書院へも行ける)

河回村のバス停からは、川沿いを歩く。
河回村は、実際に人が住んでいる村なので、車を入れないためだ。
それがこの村のプレミアム感を高めている。
シャトルバスもあるが、歩いても１キロほどだ。
(210番・急行2バスだと、村の中まで入る)
この村いい！

河回村 旧市街・古い町並み

田舎の村だが、家々に気品がある。
昨夜の雪で作った雪だるまはオマケだが、道が掃き清められて、清潔なのがいい。

ちなみに、俳優のリュ・シウォンさんの実家もこの村にある。
つまり、両班出身ということだ。

オンドルを作っている家を見つけた。
この煙道を煙が通り、暖めるわけだ。
民宿の一室になるのかもしれない。

河回村と言えば、村を巡る洛東江と、西の岩山(芙蓉台)。
冬は渡し舟が運休しているので、芙蓉台には登れないが、見るだけでも価値がある。
超広角レンズの写真なので、小さく見えるが、実際はそそり立つ屏風岩だ。

それにしても寒い！
昨日の雪が積もっていて、松林が幻想的だ。

河回村内には、レストランが少ない(入り口付近に少しある)ので、川辺に出ていたおでん屋台に立ち寄る。
定番の練り物のぐねぐねと、

一杯、二杯、三杯、四杯。
冷た～いマッコリが、五臓六腑に染みわたる。
クーッ！
いかんいかん、勤務中に飲酒してしまった…
帰ってから始末書を書かされるなぁ…

村の中心には守り神のケヤキの大木が立っている。
夏に来てもいいだろうな～

土の路地って、久しぶりに歩いた。
人が住んでいるので、屋敷内の見学はできないが、きちんと手入れがしてあるのが伺えて、心も洗われる思いだ。

冬場の水土日の２時から、観光案内所付近で仮面劇が行われる。
河回村、いや～よかった。是非、上司をつれて再訪しよう。
上司が、土の路地に興味があるかどうかは疑問だが。

おやつに、安東バスターミナルで『ラミョン』を食べる。
日本人がインスタントラーメンを注文するのが珍しいのか、アジュマに大笑いされた。
インスタントラーメンは、日本の発明品だよ。

バスで安東からソウルに戻ってきた(16,500ウォン)。
夕食はビビンパとチメク半羽でカンパーイ。
勤務時間は終わっているから、大丈夫！

今日のお宿は、東大門駅近くの『ホテルQBソウル東大門』
バスがソウルに着く直前に予約した。
予約した部屋よりも、ちょっといい部屋に泊まらせてくれた。

ソウルでは、以前から行きたかった『宗廟』に行ってみた。
時間を予約して入場するので、時間に余裕のある時でないと行けない。
歴代王の位牌が並んでいる重要な場所なのだが、上司は興味がない場所なので、今まで行っていなかったのだ。

宗廟と言えば鐘路。鐘路と言えば『ホソバンカルビ』ではないか。
そういえば今回、焼き肉食べてない。
全身カルビモードになって、ホソバンカルビへGO！
アイヤー、なんて事だ！　またしても一人カルビお断り！
ソルロンタンで昼食だ。(でも、さすがホソバンカルビ！中のお肉が大きい)

ホソバンカルビ ユッケチョンムン 焼肉

街の中をプラプラして、夕食は、高田純次さんが『世界プラプラ』で行っていた『ミソンオク』へ。
なんと、明洞！
でも、明洞の繁華街から少し入って、落ち着いた場所だった。

味成屋 韓国料理

って、今回もソルロンタン…
結局、韓国って、二人で行かないと、食べ物の自由がないことが、よ～く理解できた。
次回からは、上司とのふたり旅に戻ろう。
少々窮屈でも…

少々窮屈だったのは、『ホテレッテ ソウル ステーション』
明朝は五時半に起きて、広島に帰ろう。
必要経費の決裁を、上司にもらわなきゃ…

ホテレッテ ソウル ステーション ホテル