【世界遺産制覇への道！其の037】海印寺大蔵経板殿

2013/04/14 - 2013/04/14

韓国９ヶ所目の世界遺産は…海印寺です！

エリア 大邱(韓国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＫＴＸで釜山から東大邱までやってきました。

ここで大邱地下鉄１号線に乗り換えです。

切符を購入します。

聖堂池駅に着きました。

駅のすぐ近くにある西部停留所へ。

時刻表から海印寺方面行きの市外バスを探します。

チケットを購入できました。
7100Wでした。

このバスで海印寺前まで高速を使って約一時間半！結構遠いです。

バスターミナルから海印寺入口までは徒歩で20分ほどさらにかかります。

そろそろ入口でしょうか？

風情のある山道です。

まだまだありそうですね。

小川も越えて行きます。

坂が膝にダメージを蓄積します。

それらしい雰囲気になってきました。

入口はもうすぐのようです。

これを渡り終えると､､､､

●Haeinsa Temple Janggyeong Panjeon, the Depositories for the Tripitaka Koreana Woodblocks
登録区分　文化遺産
登録基準　(iv) (vi)
登録年　1995年

入口に到着しました！

ここまで、釜山から約三時間ですか。かなりの遠出になりました。

向こうに見えるのが山門。

近づくごとに鼓動が高鳴ります。

これを潜って､､､､

よいしょっと､､､､

参道はまだ続きます。

さらに本殿を目指します。

海印寺は、韓国仏教界の最大勢力である曹渓宗の三宝寺院、五大叢林（海印叢林）に数えられています。

この門にもデカデカと掲げられていますね。

門の内部には、こんな画がありました。

反対側にも。
色彩豊かで見応えがあります。

てことで、境内に入りました。

山の中の寺院ということで、かなり急な階段が多いです。

まだ階段があります。本殿はまだか。

境内は広々としていますね。

さらに階段を登ってみましょう。

宿舎でしょうか？

大きな庭中塔がありました。

そして、向こうに見えるのが本殿「大寂光殿」だそうです。

上から眺めると、塔を中心に本殿などが取り囲むように配置されていることが分かります。

本殿。青い外観は日本ではあまり馴染みのないものですね。何度か火災に見舞われ、現在の建築は1817年に再建されたものです。

はためく旗とのコラボがよいです。

毘盧遮那仏が本尊として奉られているそうです。

そしてそして、さらにさらに急な階段を登ります。

こ、これは版木！！高麗八萬大蔵経版木のレプリカです！！世界遺産となる決定的な要因となった素晴らしき遺産！！

大蔵経版木とは、仏教の経典の総集を木版に彫りつけたものです。中でもこの海印寺にある高麗八萬大蔵経は、現存する大蔵経でも最高のものと言われています。

モンゴル侵攻の危機に晒されていた高麗が国家繁栄の願をかけ、1236年〜1251年に作成した版木。1398年に江華島から海印寺に移され、現在に至るという。

その版木を収蔵するために建築されたのがこの蔵経板殿（大蔵経経板閣）で、海印寺では最古の建物（1488年）となっています。

この建築こそが、世界遺産に指定されているわけですね。

仏像が奉られています。

中は撮影禁止なので、外側から格子の間をパシャリ。図書館のように版木がビッシリ並べられていました。

風通しがよく、保管に最適な環境なのでしょう。

山の中の、まさに秘境といった印象です。

よい体験ができました。

来て良かった\(^^)／

本殿前に戻ってきました。

提灯がいっぱい飾られていて、迷路のようになっていました。これは「海印寺回り」といって、大蔵経の真理を示しているのだそうです。

鐘と太鼓。いつ使用するのでしょうか？

♪ヽ(´▽｀)/

こちらのお坊さんはこんな服を着ていました。

さて、こんどは山を下っていきます。

入口に帰ってきました。

こんなアート作品もありました。803年から続く由緒ある寺院と、近代アートのコラボレーションは実にミスマッチ。仏教的にどうなのこれ？

韓国の世界遺産には必ずある看板。

入場料は3000Wでした。

次のバスがくるまで、バスターミナルの売店でカップラーメンを食します。辛いなこれｗｗ

バスが到着しましたので、行きの道程を逆戻りして帰ります。着づらい場所だけど、来るだけの価値がある、素晴らしい遺産であることは間違いありません。やっほい\(^^)／