SGWに慶良間諸島シュノーケルざんまいの旅　5日目（結）

2019/05/01 - 2019/05/06

とうとう海で泳ぐのは本日がラストデー。
来月も来るとはいえ、去年10月を最後に半年我慢してようやく迎えた今シーズンの最初の海が今日で終わる。

のんびりした日も多かったんで、今日は後悔ないよう、存分に泳ごう

昨日やらかした失敗は繰り返さねえと酔い止めを飲み、帰って着替える準備とそれ以外のパッキングを済ませて、宿に預けてチェックアウト。
9:30に港に迎えにきてもらう。
昨日お会いした国際的なファミリーと今日もお会いしたが、あちらは今日も嘉比島のようだ

というか、無人島客の大半が嘉比島に行ってて、
安慶名敷島にきてるのは私ともう一組のカップルだけだ。

これには理由がある。
今日は大潮である。
もっとも潮が満ち、もっとも潮が引く日。
座間味と安室島がつながる日。
干潮は昼の13時ごろ。
つまり、午前中がもっとも安慶名敷島の流れが早くなる日なのだ。

この場合、大抵は渡し船で「今日は流れがよくないからあっちの島がいいよぉ」と言って
安全な方に渡される。

一応私はシュノーケル上級者として流れへの対処法を知っているので、
「死なないようがんばってね！」という
とても信頼に満ちた励ましとともに送り出されたw

エリア 慶良間諸島(沖縄)

久しぶりの安慶名敷島！
綺麗な海の色から嘉比島が見渡せます。
今日はガチの大潮で干潮は昼。
安慶名敷島のAMは流れがかなり強くなるので、
殆どのお客さんは嘉比島に行っており、
安慶名敷島にきていたのは私ともう一組のカップルだけでした。

なんか無人の無人島率高い～GWなのにーw
逆に人が少ないから私が多少無理しても真似する人はおらんやろ…

ずっとお世話になってるアイランドパワーさんから見送られてこの旅行最後の海を楽しむよ！！

閑散とした砂浜にマイテントをポップアップ
あっさり水バッグ倒す（バカ
私のテントしかねえ！ww

そして周りを見渡すと見覚えのある轍が…

案外意識しないと気付かないようなのですが、
これは子亀の轍。
去年10月に行った時いく先々のビーチで埋め尽くさんばかりの轍を見ました。
この様子では昨晩あたり生まれた子亀がいるようですね～

https://kumejimaaosyoubin.jimdo.com/久米島について/ウミガメ/ウミガメの繁殖活動-産卵-孵化-脱出/

これが確かならアカウミガメ？
アカウミガメ見たことないけども…

早速エントリー！
砂浜エリアからだとちょっと浅瀬が遠いw
このあたりは流れがちょっと不規則で北から南への流れではなかった。複雑ね

そして入るなりカスミアジさんが悠々と通過

お、おお…

デバスズメダイ吹雪ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!
ちょっとこれは安室島よりすごいかも…
今回嘉比島のデバスズメダイ密度が足りない気がしたんだけどあんたたちここにいたのね

動画も撮ってるんだけどカメラがあっちこっちして興奮したせいで何を見せたいのかわからないカメラワークになってた反省

珊瑚が元気～！！

安慶名敷島の岩場のちょっと沖に発達していたテーブル珊瑚を見にきました。
この時間かーなーりー流れが早いので、
ドリフトしながらもある程度で陸を目指さないとそのまま島を通過してしまいそうなのでw
慎重に位置確認しながらテーブル珊瑚の群生のうえを
飛ぶように駆け抜けます。

うおーすげえな
みちみちだぞ
ヒズシの次くらいにすごい

途中えげつないほどの魚影を通過
（デバスズメダイの吹雪を超えるとこのオセロとオヤビッチャの豪雨ポイントがすぐ来る）
このあたりの魚影が楽しくて楽しくて
何度もドリフトシュノーケル→陸路で戻る
を繰り返す。

もう一組いたひとが「魚いますー？」
「えげつないほどいますよ」
「え？！釣れない…」
「ドリフトで泳いだ方がw」

デバスズメダイゾーンのところにたくさんのナンヨウハギ
しかもでかい…
お前ら今回ここにおったんか…

よく育っております。

ハナビラクマノミちゃんのお住まい！
最初はどんなに頑張っても流されてしまうのでw
あえて流れに逆らって静止を目指すも虚しく流れる→静止に成功したけど背後のクマノミに迷惑かける→流れも収まって好き放題撮る
こんくらいしつこくご訪問しましたw
ハナビラクマノミは色合いが儚くて可愛いな

昨日波酔いでお弁当食べれなかったので、今回はどんな体調でも間違いない
バナナをランチに持ち込みました。
だんだん野性味を増してきました。
果物は間違いないからな！

途中でハナゴイがファミリーつくってる根を発見

デバスズメダイのように親子でこちゃっとまとまってるアカネさんはあまり見ない光景だったので
喜んで潜りまくる

雄の色合いがレア感あっていい

この岩礁基地にオヤビッチャが子作りに励んでおりました

今まで見ていたオヤビッチャは学生さんくらいだったのか…というくらいオヤビッチャがでかい。
小さめの鯛くらいある。しかも色が違う
婚姻色ってやつ…？
濃紺になっておりシマシマが見えづらい。

家族を守る親の覚悟か、眺めていたらめっちゃ威嚇されるぼく

ちょっとすごい光景を見ました。
蠢く雲の塊、蜂の大群のようなキビナゴの幼魚の群れを、
これまたセナスジベラの幼魚の群れが襲っていました。
いわゆる狩です。捕食です。

キビナゴの群れの動きはそれだけで１つの生き物のように見事で、
それに十匹程度のセナスジベラが何度も突入してます。

さながら「イワシの大群をサメが捕食する」光景をミニチュア再現したようなwww

かなり貴重なシーンだったと思うんですけど（後で動画上げます）、
セナスジベラ肉食だったんかーいというのがすごい衝撃だったww

散々泳いでいるうちにドリフトするほどの流れもなくなり、
好き勝手泳いであと30分ーというところで、
後から来たグループが「あっちのポイントすごいらしい」
と、砂地エリアから沖に行くのでついていったら、
すんごいユビエダハマ珊瑚の森が！！！

さらに深場にハナゴイの大群勢が！！！

わーもっと早く気付けばよかったーーー
しかもデジカメ電池なくてこんな写真しか

しかもここで、ウメイロモドキに遭遇。
ウメイロモドキはダイビングではおなじみみたいだけど、
シュノーケルで見れたことが殆どなかった。
わーー思ってたよりもっともっと綺麗ーー！！
早くここに気付くべきだった
まあ流れが収まったからこその遠出だけども

ギリッギリまで泳いで、
風に煽られてテントたたむのに苦戦してたら渡し船きてしもたw
あー楽しかったあっという間だった
また安慶名敷島来たい。

宿の送迎の時に、おっちゃんに「今日はどの島に行ったの」と聞かれ
「安慶名敷島です！」
「今日は全然泳げなかったんじゃないの？」
「いや、流れを利用してドリフトシュノーケルしましたよ～」
「あーそれわかるならいいんだ。わかんないと流されてパニックするからね」

海のアクティビティで一番怖いのはパニック。
やっべえ今荒れてるところにいる！と思ってもとにかくパニックにならずに
冷静にあぶないところから脱出すること
そして自分の位置確認以外にむやみに顔をあげずに、
シュノーケルで呼吸を乱さないこと。

あらゆるトラブルを想定して対策をシミュレーションすることが、
海の事故を防ぐ大事なポイント。
バカンス感覚で軽い気持ちで行くなら、流れの速い無人島は向かない。
事前に心も実も準備をして行こう。
そうすることで自然の感動にたくさん会えるよ

港について、あとは船を待つだけ、ってところでなんとお天気雨が降ってきた。
めっちゃ晴れてるのに、ザーザー。
なにこれぜったい虹フラグじゃん！と思って空を見渡すも残念ながら見れず…

https://www.instagram.com/p/BxEnhylD7qq/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1ta0xxn8tsoxzフェリーで先に出ていたインスタ交換した方が上げてくださってた
やっぱり虹が出ていた！！

5/1まで天気が悪く、5/6からまた下り坂。
そのあいだの滞在期間4日だけ天気が良くて、最後はお天気雨からの虹。
できすぎやろー！！

しかも本日大潮だから繋がる座間味と安室島の海峡の上にかかる虹の橋。
誰かここで虹のしずく使った？
安室島には竜王の城があるのか？？

僕のモーゼ力やっぱすごいっす。
行きとは比べものにならないほどのゆったりで那覇へ。
時間的に龍神温泉間に合わないので
素直に宿に向かいました。
天気よかったけど、龍神の湯からのサンセットは6月にリベンジしたい

お宿はロフトベッド式の部屋で個人的にとても好みな基地っぽさ。
これまでとは月とスッポンの綺麗なお部屋で、
久しぶりに暖かいお茶が喉を通ったのでした…

翌日チェックアウトとともに空港へ。
うっかりピーロートの試飲会に遭遇してしまい
私会員なので、憧れのピーロートブルーを半ダースこうてしまいました
ええいもうこれも出会いだ出会い

座間味4泊の旅も終わり、飛行機から慶良間諸島が見えました。
またくるね！！来月！！！！

いやーさすがGW
空港の荷物預けと手荷物検査がえぐいほど並びました
まあこれも経験
いっぱい泳いだぞー
来月は寒いことはないだろう
台風来ませんやうに

また今度！