GW10連休！ケアンズ西部の高原で「探鳥どうでしょう。」、オージー文化にもドップリ！。第１話：ケアンズへ夜間飛行の巻。

2019/04/28 - 2019/05/06

ヒゲディレクター：
　「おーい、kakinosuke！・・・今回のGWの企画はだな、オーストラリア北東の田舎街ケアンズと郊外の熱帯雲霧林でたくさんの野鳥を激撮してもらうゾッ！！！しかも撮影は4Kビデオだ！！！」という入り口から始まります。


ヒゲディレクター：
　「最終目的は、シドニーオリンピックのマスコットキャラクターにもなったワライカワセミとその仲間たちの動画激撮だ！！！こいつは鳴き声が人の笑い声みたいな事で有名なんだ。だからもちろん鳴き声も撮るぞ！！！」
　
kakinosuke：
　「そう言えば、ワライカワセミって上野の動物園で見たなぁ。結構笑うように鳴いていたな・・・」
　
ヒゲディレクター：
　「100m先の鳥もバッチリ拡大して撮らなくてはならんし、そのために今回はN○○○○の光学3000mmの超望遠コンデジと外付けのガンマイクを用意してあるんだ！！！」
　「NHK-BSのWild Lifeの番組みたいに本格的な野鳥の撮影をしようと思ったら、もちろん重くてかさばるフルサイズ一眼レフに望遠バズーカレンズが必要だが、LCCのジェットスターは機内持ち込み荷物の重量に制限がある！！！だからコンデジだけを機内持ち込み手荷物にして、持って行くんだぞ。」
　
kakinosuke：
　「・・・・・」
　
ヒゲディレクター：
　「そこで旅行直前ではあったが、御殿場プレミアムアウトレットに遊びに行くって言うおまえの息子にラインしてだな、その超望遠コンパクトデジタルカメラをわざわざ買ってこさせたんだぞ！！！」
　
kakinosuke：
　「なんだい？それじゃあオレは買ったばかりの新型のカメラでぶっつけ本番で4Kビデオを撮るのかい？」

ヒゲディレクター：
　「あたりめえだ！！！」
　「安定した画を撮るにはもちろん三脚も必要だ。だからついでにM○○○○○○のトラベル用ビデオ三脚も用意してあるぞ！！！」
　「飛行機も押さえた！！！ジェットスターのケアンズ直行便、しかもビジネスクラスだ！！！文句は言わせねえぞ！！！」
　
kakinosuke：
　「おーっ！ビジネスクラスか？そりゃあテンション上がるじゃないか！！！」

ヒゲディレクター：
　「ただし、ケアンズの事は全く知らないんだな、これが・・・。」
　「地球の歩き方の本も買っていないぞ！」

　kakinosuke：
　「何だとー？、じゃあ、オメエ、何にも分からずにケアンズって所に行くのか？オレたち？？？」

ヒゲディレクター：
　「でも心配するな！、現地の日本人ネイチャーガイドの探鳥ツアー５日間にすでに予約を入れてあるぞ！！！」
　「まず前半５日間はケアンズ郊外のとんでもなくうっそうとした雲霧林の中にある２カ所のロッジを宿泊地とする！！！」
　「そしてなんと驚くな。メシも飲み物も一切付いていない！！！つまり金はあってもモノが無いから、ロッジに着く前に全部自己調達しておかないと飢え死にするぞ！！！」
「まあ、水道水は飲めん事は無いらしい。ただ、いきなり行って飲んで、腹を下しても知らんからな！！！」

kakinosuke：
　「えーっ！！！そんな旅行はオリンピックで金メダルを取れるぐらいの体力と技術とその上、腹を下さない抵抗力がないワシら夫婦には無理じゃぁ！！！」
　「だいたいワライカワセミなんて、動物園に行きゃあ、簡単に撮れるじゃないか！！！」
　「なんで、わざわざオーストラリアまで行って、鳥のビデオを取らなきゃならないんだよ！！！」

ヒゲディレクター：
　「だっておまえら夫婦は自称野鳥好きの仲良し夫婦だろ！！！」
　「だいたい野鳥というのは自然の中にいるもんだ！！！」
　「ケージの中の鳥を撮って、何が面白いんだって話だ！！！」

kakinosuke：
　「オイ、もういいんじゃないか？　キャンセルしたらイイじゃないか！！！」

ヒゲディレクター：
　「ツベコベ言うな！！！もう決定した事だ！！！」
　「それに、もう金は全て払い込んである。しかもキャンセル不可のな！！！」

kakinosuke：
　「よーし、では今回、我々はケアンズに行って、ワライカワセミや何やらいっぱい4Kビデオで撮るぞ！！！」
　

　探鳥歴たった2年のあぶない夫婦が、無謀にも亜熱帯地域に向かい、こんな旅までやるか！という内容です。

　フォートラサイトで拝見した、ある探鳥家さんのケアンズ探鳥旅行記や他にもネットで見つけた探鳥家さんの探鳥記に触発され、素人の鳥好き熟年夫婦が現地ケアンズの日本人ネイチャーガイドさんの案内による４泊５日のケアンズ探鳥ツアーと市内滞在3泊の計8泊9日の旅行に行って来ました。

　2018年、日本国の法律で「2019年のGWは10連休とする！！！」が発布されたその日に、国民の義務としてこれを有効かつ完全に活用するべく、まず手を付けたのが、ジェットスタービジネスクラスの成田・ケアンズ往復便の予約です。

　でもその時点でなんと！ビジネスクラス21席のうち、座席指定可能はたったの４席！！！予約したのは半年以上前ですよ！！！

　幸い往路は左側最前列、帰路は左側３列目でした。

　「行きは最前列で足元が広大で、前席の倒れこみもないので問題無し。でも帰路は3列目だから足元もそれなりに狭くなるし、前席の倒れこみもあるからちょっとね・・・」なんて思いつつこれはこれで確保。
　でも帰りの便でLCCでは想定内のダブルブッキングがあり・・・
　　　その話は後ほど・・・

満天の星を堪能する夜間飛行（ジェットストリームみたいな）を楽しみ、ケアンズ空港でネイチャーガイドさんと待ち合わせ。空港を出るなり、ターップりと探鳥の始まりです・・・。

エリア ケアンズ(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: ジェットスター航空

　夜8時過ぎのジェットスター；ケアンズ行きに間に合うのには十分すぎる時刻ではありましたが、ランチを成田空港で食べる目的で午後2時過ぎに自宅を出て、武蔵野線東松戸駅経由で京成スカイアクセス特急に乗り換えです。

　さすが10連休の最初の日曜日！！！前回のサンディエゴ旅行でその便利さに味をしめて今回もアクセス特急を利用したのですが・・・
　結構混んでますね。でも乗車時間30分なので夫婦揃って列車最前列車両に乗り込みます。

　第２ターミナル1階でGlobal WIFIを借りて、ここのお気に入りラーメン屋の「T'sたんたん」に入ります。

　ヘルシーヴィーガンラーメンのお店です。

　ちなみに、隣の店は豚骨ラーメン屋さんです。私は豚骨ラーメンが好きなのですが、ここは妻に好みに合わせてっと・・・

　ベジラーメンとSoyミートの焼餃子です。

　これ、結構美味しいんです。
　
　ぜひお試しを・・・もちろんお隣の豚骨ラーメンもかなりおいしいです。でも豚骨ラーメン屋さんはいつも混んでいますよね。

　こちらのヴィーガンラーメン屋さんはそんなに混んでないので、待ち時間もなく、またキャリーバッグの置き場にも困りません。

　お値段は2400円。
　
　そこそこしますね。

　第３ターミナルまでは600m歩くとか、連絡バスは大回りするから面倒であるとか、いろんな情報がありましたが、2分で着くダイレクトな連絡バスがありましたよ。

　チェックインは・・・
　
　LCCとは言っても右列のエコノミーと違って、まあビジネスクラスは並んでませんね。

　悠々、チェックインです。預入荷物30kgまでなんですが、私も妻もキャリーバックは機内持ち込みサイズの小ささなので、余裕で重量制限パスです。

　機内持ち込み荷物は２個までで、1個につき7kgまでなので、メインのカメラを入れたリュックサックと、別途サブカメラを入れたバッグに分けました。

　空港内のフードコートとしては、日本一の広さだそうです。

　時間が時間だけに、また皆さんLCCご利用ですから、搭乗前にここで夕食を済ませていらっしゃるのでしょう。
　出国してしまうと、食事できる場所が無いという事ですから・・・

　我々は、ビジネスクラスなので夕食と朝食は付いてますから、ここで何か食べちゃうと完全なオーバーカロリーになりますから、見るだけです。

　んでも・・・お好み焼きとか、焼きそばとか、粉物を・・・食べたかった！！！

　何もすることは無く、素っ気ないソファーに座ってスマホに入れてあるお気に入りのラジオ番組を聴きながら１時間半の時間をつぶして、ようやく搭乗開始時間です。

　https://youtu.be/k2aKMH1RQmE

　LCCとはいえ、B787-8 の新型機ですね。

　左上にノーブランドのアメニティーポーチ、下にペットボトルリサイクルのブランケット。
　スリッパは・・・無し・・・

　このブランケットは「どうぞお持ち帰りください。」と一見太っ腹のようですがこれには誰もが納得のカラクリが・・・・
　それは帰国編でのお話・・・

　座席幅はJALのプレエコノミークラス程度かな？

　足元のオットマンまでもそんな感じでした。

　ヘッドフォンも付いてます。ノイズキャンセル機能付きか否かは判りません。
　自分のノイズキャンセリングイヤフォンを使ったので・・・

　まあ使わずにすむならなるべく使わずに、エコの旅を・・・ということで・・・

最前列「バルクヘッド」です。
素っ気無いですが、前方の壁は遠くて広々空間ですね。

　ウェルカムドリンク・・・私はいつものオレンジジュース。

　妻は、シャンペンです。

飲み干して、さあ夜間飛行の始まりです。
https://youtu.be/BdJRy9vgnSM

　夜食メニューです。

　３択ですね。

　私は、ポークジンジャー重です。まあ、夜食ですからこれぐらいの量で充分ですね。
　意外に美味しかったですよ。

　妻はヴェジタリアン食のトマトパスタです。
　これも美味しかったです。

　JetStarなかなかやるじゃん！

　雲の上の夜間飛行ですから星が綺麗でしたが、少しウトウトしたと思ったら午前3時に起こされて、朝食のバナナケーキです。

　これも美味しかったですよ。

　ケアンズまで残り１時間のフライトです。

ちょっと寝ておきます。おやすみなさい・・・・