2019/05/04 - 2019/05/04
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たびたびさん
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昨日の知立祭りに続いて、今日は亀崎潮干祭。実は、二つともユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」なんですね。愛知県は、33件の登録のうち、最多の5件。あとは、尾張津島天神祭、犬山祭、須成祭ですから、私はこれで全てを制覇することになります。そういう意味で、亀崎潮干祭はいよいよ最後を飾る祭り。楽しみですねえ。
さて、亀崎潮干祭の一番の見どころは、何といっても、神前神社前の海浜への山車の曳き下ろし。海岸にアオサが繁茂して、初日は海に入れなかったということでしたが、この日は潮の加減がよかったので、引き手が勢い良く海に入っていく勇壮な姿も、豪華な山車が波に洗われながら砂浜を進んでいく美しい光景も無事に拝見することができました。立派な山車を惜しげもなく海水に浸けてしまうというのは、さすが漁師の町ということでしょうか。ちなみに、半田は酢・酒の醸造と樽廻船、菱垣廻船の海運の町でしたが、この辺り一帯はやっぱり海の恵みに支えられてきた地域。これも海に感謝する気分の現れの一つなのかなと思います。
そして、曳き下ろしに次ぐのは、朝の棒締めと神前神社前の引き回し。これも熱気があってかなりの見応え。観客に見せて一緒に楽しもうといった視点も多く含まれているような気がしました。街全体が盛り上がっている感じもいいと思います。
5つの祭りはそれぞれといえばそれぞれですが、知立祭りと犬山祭りはからくり人形。尾張津島天神祭と須成祭は水郷祭。それぞれ近い感じかな。これに対して、亀崎潮干祭は、からくりはありますが、唯一、海にまつわる祭りという面での個性が光っていると思います。
<参考まで>
犬山祭り
https://4travel.jp/travelogue/11347691
知立祭り
https://4travel.jp/travelogue/11490497
尾張津島天神祭
https://4travel.jp/travelogue/11263794
須成祭
https://4travel.jp/travelogue/11270573
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今日のメインは亀崎潮干祭なんですが、その前に、ちょっと気になっていた大府を散策してみたいと思います。
地蔵院は、大府駅から歩いて5分。駅前の大通りに面した曹洞宗の寺。規模は比較的小さめですが、開けた境内には水子地蔵菩薩の小さなお堂。 -
たまたま花まつりの期間で、甘茶をいただけるイベントが開かれていました。オープンな雰囲気があって、こういうの嫌いじゃないですよ~
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続いての延命寺は、鎌倉時代に創建された天台宗の寺で知多四国八十八ヶ所霊場4番。
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山号の宝龍山が後奈良天皇から賜ったものであるとか、尾張藩の庇護を受けていたとか。境内の雰囲気はけっこう大寺の風格もあって、やっぱり普通の寺とは違います。
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イチオシ
本堂では花まつりの準備が整っていて、花に飾られた白い大きな象。お寺の奥さんがきさくにいろんな由緒を説明してくれましたが、それも古刹ならではの対応なのかなと思います。
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大倉公園は、大正時代、ノリタケの初代社長、大倉和親の別邸があった場所を公園として整備したもの。
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それらしい門を入って、
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もともとは、桃畑だったそうですが、小山の地形を活かして小川の流れる一角や果樹園っぽい丘陵地などがあって、全体として庭園風の緑が多いです。
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ただ、全景が見渡せる場所がないので、部分部分で楽しむしかない。そこはちょっと惜しいような気がします。
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小ぶりですけど建物が少し残っていて、
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外からですけど、内部も少し拝見できました。
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今度は、大倉公園からさらに住宅地を抜けて上って行った先の桃山公園へ。
こちらは、ガンジ山という山の頂上にあって、市街周辺も見渡せます。園内は桜やつつじも多くて、美しいですが、 -
シンボルはなんといっても風車モニュメント。見上げる高さに設置された銀色に光る風車が風向を示していて、その存在感ある姿にはちょっと見とれてしまいました。
大倉公園つつじまつりというのが毎年4月下旬に行われるイベント。大倉公園だけではなくて、この桃山公園も会場なんですね。つつじは、3千本近くにもなるようです。
まあ、大府はこれくらいにして。 -
亀崎駅に到着。
一度、来たことがあるので、まあまあ地理感はあるので安心です。祭りはもう始まっているのかな。
そのつもりはなかったんですが、まだ早いし、尾張三社まで行って、できれば棒締めから見てみましょうか。
尾張三社ちょっと遠いですね。到着するとのぼりが何本も立っていて、まさに祭りの雰囲気です。 -
神前で太鼓を叩いて、
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皆さん、拝礼。
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本殿の中では、巫女さんの舞も奉納されました。
なるほどー -
そして、これから、いよいよ棒締めですか。
棒締めは、楫棒(かじぼう)と台輪を繋ぐしめなわを締め直す儀式。 -
5台の山車が尾張三社の境内に、それぞれ陣取ります。
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ただ、この山車は方向転換が苦手のようですね。
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イチオシ
方向転換をするためには引手が総がかり。
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楫棒(かじぼう)を持ち上げて少し浮かせないとダメみたい。
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えいや、こらや。
どうかするとこの時点でもうかなりのエネルギーを使ってますよ。 -
それでも、引手は元気いっぱい。
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それぞれの山車では、ここが踏ん張りどころと、えいやこらさ。
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据えられた場所で、棒締めに取り掛かる。
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えいやこらさ。
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あっちでもこっちでも。
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えいやこらさ。
どんどん準備が整います。
ここ自体、かなりの見ごたえがあるじゃないですか。これは見ないとダメですよ~。危うく見逃すところでした。 -
そして、棒締めが終わると
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今度は境内の端っこに山車を揃えます。
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これも、えんやこらや。
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なんというか、何をするにも大騒動。
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力いっぱいやらないと
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この山車はどうにもならないよう。厄介な山車ですねえ。
こんなんで、今日一日、体力が持つんでしょうか。心配です。 -
さて、それでもこうして何とか山車が揃いました。
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正面にはそれぞれ自慢のからくり人形が控えていますよ。
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イチオシ
からくり人形「三番叟」は、一番山車の宮本車。
5台の山車の一番車で、亀崎潮干祭の山車の元祖です。 -
大阪の食い倒れ人形みたいな雰囲気ですが、これでもめでたさを精一杯に表した人形です。
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からくり人形「布ざらし」は、二番山車の青龍車。
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手を上下に振って、布がひらひら。
雰囲気ありますねえ。 -
からくり人形「猩々(面かぶり)」は、三番山車の力神車。
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体を振って元気いっぱいの女の子。
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見せ場は途中からの面かぶり。あっという間の早変わりです。
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イチオシ
また、面をとって朗らかに。
からくり人形らしい楽しい動きです。 -
からくり人形「巫女の舞」は、四番山車の神楽車。
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からくり人形「神官」は、最後。五番山車の花王車です。
男衆の力強さと軽妙なからくり人形の取り合わせ。これも祭りのだいご味ですよね。 -
早めですけど、ここで昼飯にしましょう。
黒壁舎は、 -
彫刻の立川美術館の一階に入った喫茶店です。
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いただいたのは、チキンカレー。店内はゆっくりできる落ち着いた雰囲気があるのですが、このカレーはそんなでもない。ぼんやりした味わいでちょっとイマイチかな。まあ、いいでしょう。
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落ち着いたところで、改めて、山車を拝見しますよ~
尾張三社を出た山車が市街に向かいます。 -
ここは、クランクになった場所。方向転換が苦手な山車がいかにスムーズに曲がるか。それぞれの山車がその技を競います。
まずは、一番山車の宮本車。 -
引綱はけっこう長いですね。
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やってきました、やってきました。
担ぎ手がもう態勢に入っています。 -
引っ張る人、押す人。
それぞれが役割分担して、一気に回る。見ているこちらも力が入ります。 -
曲がり切って、ほっと安心。
ゆっくりと去っていきました。 -
続いては、青龍車。
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えんやこら。
-
えんやこら。
-
次は、力神車。
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正面の猩々(面かぶり)も見えています。
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これも無事に通過。
お疲れ様あ。 -
神楽車はどうでしょう。
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えんや、えんや。
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力が入ります。
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西組の花王車は、桜の半纏ですね。
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えんや、えんや。
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ドドドドドー。
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これも無事に通過です。
-
イチオシ
さて、再び山車を追っかけて。。
今度は、市街に入る手前の曲がり角です。ここも難所のようですね。皆さん真剣な面持ち。 -
そして、力いっぱいの押しまくりで
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なんとかかんとか
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方向転換ができていきます。
ふ~
まったく、なかなか息が抜けるところはないですね。 -
市街に出てきて、ここでいったん休憩ですか。
一列に並んで待機のかっこうです。 -
では、その間に山車の幕や
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彫刻を拝見しましょう。
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この豪華な紺羅紗地の大幕は、青龍車。
-
イチオシ
他の四台の幕が猩々緋であるのに対し、ここだけが青の幕なんです。竜がキラキラ輝いてますね。
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さて、この祭りの最大の見どころは神前神社前の海浜への山車の曳き下ろし。一足先に浜辺の会場に行って、いい場所を確保せねば。
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ここかなあ。
大きなカメラを持った人たちがたくさんいる場所なので、たぶん、間違いないでしょう。私は一人なので、なんとかそこに潜り込みました。待っている間に、周りの人から、祭りだけじゃなくて知多半島周辺とかいろいろの情報収集。これも旅の大きな楽しみの一つですからね。 -
ちなみに、今日は二回目の曳き下ろし。昨日の曳き下ろしは、アオサが繁茂した浜の条件が悪くて海への曳き下ろしができなかったんだそう。今日は大丈夫でしょうか。
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さてさて、やってきましたよ~
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先遣隊でしょうか。ちょっと心配げに浜の状況を確認しています。
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おお、大集団の引手がかけてくる。
どー、どー。 -
おー、先頭が海に入りました。やったー、これが見たかったんですよね。
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続いて、じゃぶじゃぶ。大勢の引手が海の中へ。やりましたねー
山車を海の方に引き付けて、 -
やおら方向転換。
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砂浜を向こうの方に進んでいきます。
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柔らかい砂地ですが、
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イチオシ
引手は大勢。
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ゆっくりゆっくりと着実に進んでいきます。
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次は二番山車ですか。
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引手が走る走る。
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そーれー。
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勢いよく海に入っていきました。
やるやるー -
そして、
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ゆっくりと方向転換へ。
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海辺すれすれを
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また、向こうのほうへ。
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旗が揺れて、いい感じ。
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あれ、よく見ると山車が海に入ってますよ。
気が付くとだんだん潮が満ちてきている。アオサの場所は海の深いところになってしまって、いい条件が整ったようですね。 -
三番山車です。
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これも、えいやー
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引手が勢いよく走って、
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ジャブジャブジャブ
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ひざ上まで浸かって、綱を引く。
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十分、引けたかな。
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引けたところで、徐々に方向転換。
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なるほど、なるほど。
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山車を波際のいい場所まで持ってこないといけないので、海に入って濡れることなんかかまってられないんですよね。
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要は、山車をどうコントロールするか。
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水際の一番いいコースを目指します。
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いい感じ。
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浅瀬をゆっくりと進む山車の姿。
いいですねえ。 -
左右に綱を張って、万が一にも山車が倒れたりしないように。
慎重に山車を進めます。 -
はー
素晴らしいですねえ。 -
四番山車。
-
イチオシ
これもジャバジャバジャバ。
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もうしかしたら、昨日のうっぷんもこれで晴らしているのかな。
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えんやえんや。
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引手は皆さん必死なんですが、
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山車に目を向けると
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イチオシ
その動きはそろりそろり。
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大事にコントロールされて、そのギャップもちょっと面白いかもしれません。
うーん。潮もすっかり満ちてきましたね。 -
さて、最後の山車ですね。
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えんや
-
えんや。
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海が深くなって、ちょっと手こずってますか。
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それでも、
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がんばる
-
がんばる。
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この山車も
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先行した山車を追いかけて、しっかりと進みます。
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そして、すっかり、潮が満ちてきて。
山車の周りは一面が海になってます。 -
5台の山車が揃いましたね。
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壮観。いい眺めじゃないですか。
引手はここで休憩ですね。
で、この休憩は、神前神社前の引き回しに備えたもの。これからもう一つのクライマックスがあるんです。 -
神前神社前の広場にやってきて、山車を待ち受けます。
まあ、今朝の棒締めから始まって、散々見てきた山車なんですが、どうなんでしょうねえ。
あれれ、ここだと引手の全員がよく見える。 -
先頭の引手から
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山車まで。
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そして、かじ棒を担当する男衆も。
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その一連の集団が
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目の前すぐを
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駆けていく。
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そのスピードと
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力強さの競演には、改めて迫力を感じます。
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引手から、
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かじ棒の
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男衆に
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山車の方向転換。
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すべての要素がはっきり確認できて、
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引き回しもいいじゃないですかあ。
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皆さんも、ここだと自由に動き回れている感じ。
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浜辺だと砂の上で自由がイマイチ効きませんでしたからね。
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そこから解放された喜びもあるのかも。
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ドドドドドー
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ドドドドド-
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今朝からずっとやってきて
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疲れていないはずはないんですが、
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この勢いは、本当に限界知らずとでも言ったところ。
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まったく、すごいパワーです。
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それに、広場は十分広いのですが、
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やっぱり完全な直線コースではない。
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大きく回ることになるし、
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我々観客もいるので、
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ちゃんとコントロールしないと危ない。
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なので、やみくもに勢いをつけているわけでもありません。
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この衣装を着けている人が全体の取締役。全体に目を配って、差配します。
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ちょうど、日も正面から当たるので
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山車の美しさも
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これならよくわかる。
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引手も
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これならやる気が高まるというものです。
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えんやえんや。かっこいいですよー
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5台の山車が
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代わり番に
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駆け抜けて、
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もう何周目かなあ。
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けっこう時間をかけて
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見せてくれます。
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なんとなくですけど、この引き回しから見物している人も多いんじゃないかなあ。
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早くから場所を取っていた人も多い感じ。
-
イチオシ
それに、私の隣にいたカメラマンは引き下ろしが終わると余韻に浸る間もなくさっさとこっちに移動を始めていましたからね。
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それだけ価値のある引き回しかなと思います。
ちなみに、ここではもう一度山車が並んでからくりの披露が行われるんですが、それは今朝拝見したので、私はここで退散。これで、十分見届けたと思います。 -
亀崎から、まずは安城駅まで帰ってきました。昨日はここで宿泊。荷物を預けていたんです。
さて、ここで早い時間の晩飯。丸長は、安城駅前の元気印のうどん屋さん。外から見てもなんだか活気が感じられます。 -
いただいたのは、新メニューのトマトうどん。卵とじに赤いトマトが散っていて、ちょっと梅干しみたいですけどね。しかし、トマトの味わいがしっかり。生のトマトの他にドライトマトも使っているのだそう。なるほど、ちゃんと工夫をしています。
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続いての両口屋菓匠は、安城駅前の大きなビル。
-
看板商品の「花之滝」をいただきました。錦織のような鮮やかな色彩の包装がなんとも華やか。まあるく絞った形もいいですねえ。
ただ、栗を丸ごとゼリー状の葛に包んだお菓子ですが、おいしさはイマイチかな。どうしたのかなと思ってしまいました。 -
そして、今日の宿、豊橋に到着です。
豊橋といえば豊橋名物のカレーうどんですよね。しかし、私は勢川も玉川も食べたし、もう十分かなと思っていたのですが、みかわの郷もあることを知って寄ってみました。 -
うーん。なるほどー。ここのカレーうどんもいいですねえ。少しカレーの辛さが効いていますが、ご飯と山芋が適当に混ざってくるとどろどろな状態になってまたそれがおいしい。
私は、豊橋では勢川がやっぱりナンバーワンだと思いますが、それに次ぐなら、ここがお勧めかなと思います。
さて、明日は浜松まつり。いよいよ最後の日を迎えます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- チューぱぱさん 2020/02/15 11:04:41
- 懐かしい光景です
- こんにちは。
いつもポチっとをありがとうございます。
実は、私はこの半田市の出身でして、子供のころは地区こそ違えお祭りシーズンには法被姿で山車の綱を引いたものです。
亀崎はただ見るだけでしたが、たびたびさんの写真で思い出し、懐かしさに思わずホロリと。
そう言えば、もう何年も帰ってないな。故郷は遠きにありて・・(笑)
今後ともよろしくです。
by チューぱぱ
- たびたびさん からの返信 2020/02/18 16:36:06
- Re: 懐かしい光景です
- 半田は美しい街。望洲楼でランチがしたかったんですが、一人では予約できないとのことで諦めました。そこがちょっと心残りですけどね。
祭りの方は、棒締め、曳き下ろし、神前神社前の引き回しの威勢の良さだけではなくて、カラクリの繊細さも併せ持っていて、なかなか見どころ満載ですよね。
ただ、知多半島の奥深さみたいなものかなと思っていましたが、最近は、三重県も含めた伊勢湾沿岸の交流や東国への玄関口といった位置づけみたいなものも見ないといけないのかなとも考えます。祭りの背後にはもうちょっと深いものもあるような気がしますが、どうなんでしょうね。
たびたび
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