中南米　弾丸旅行　　⑤

2019/03/23 - 2019/04/01

鉄道に乗ることをワンイシューテーマに中南米弾丸旅行

エリア パナマ

本日は、お目当てのパナマ運河鉄道です。

パナマ運河鉄道は、パナマ市からコロンまで結ぶ鉄道に観光車両をつけて往復する、観光列車です。

出発は早朝で、この列車は席は自由で早い者勝ちです。

また、平日だけ運行しています。

始発は旧き良きバルボア駅舎。
まちはずれで、旧市街のはずれの飛行場の脇にあります。

趣があってゆっくり見て回りたいですが、自由席のため、のんびりしていると席がなくなると焦り、あまり写真がありません。

観光車両はパノラマ席と売店のある下の席とがありました。

そして一番先頭なので、車両分、延々と歩くのでした。

45分前で、すでに何組かが埋まっていて、なんとか、パノラマ車両の窓際をキープできました。ですがテーブルがせり出しててあまり寛げません。

しばらくすると軽いスナックの入ったボックスが配られました。

中はこんな感じで、つまりスナックつめあわせでした。
出発してからは一時間ちょいでついてしまうので、これで十分です。

熱いコーヒーも配られます。

冷房がびっしりと利いた車両ですので、あまりじっとしてると寒くなりますので助かります。

でもこのコップ、どうでしょう、他の方の何人はコップの下の継ぎ目から漏れ出してました。日本ではありえないなあ、と中米を感じました。

しばらくするとパナマ運河航路と並走します。

ちょうど大きめな船が走っていました。

マニアにとってはいつまでも楽しく、あちこち車窓を見ているのですが、白人軍団はもう飽きてきたようで、一瞥しただけでおしゃべりに夢中です。
席代わってほしいなあ。

天井まで見渡せて明るい車両です。

そういえばみんなパナマ帽をかぶってますね。
パナマ帽はエクアドルがオリジナルなんですけどね。
むかし、エクアドルで買いました。

やがて列車は運河から離れジャングル脇をひたすら行きます。

運河鉄道といってもほとんどはこのような車窓です。

同じ場所からばかりになってましたので、下の売店の方に移動しました。パノラマ展望席は二階席になっています。

さらにデッキまで移動して窓から撮ります。
窓が開いて風が気持ちいいです。

電化の幹線で保守もされているので、とても早く走ります。日本の鉄道と同じくらいです。

窓が開きます。その気があればドアも開けれます。

後ろの車両にも行けるので探検です。

展望車はほぼ満席ですが、誰もいません。

空いてるのにわざわざ歩いてまえの車両まで来ることもないですしね、

むしろこちらでのんびりと車窓を眺めてたいです。

ガトゥン人工湖では遠くに船が見えます。そろそろコロンが近いです

そしてあっという間に終着のコロンに着きました。

あんまり乗ってません。
バスが頻発している区間なうえ、コロン駅は町はずれなので普段遣いはあまりよくないのでしょうか。

ただ、聞きしの町コロン。地元民も身構える町ですので、そこのバスターミナルはなかなか緊張するので、きっと大変です。

ここで折り返しは夕方。今は昼前。

朝できなかった車両チェックをゆっくりやります。

機関室に入れてもらって撮ってる人もいました。写真は要らないけど、運転席は見てみたかったなあ。

さてここから、バスターミナルに行く人、観光をする人、とばらばらになります。

駅では、世界遺産への観光を募ったりタクシーがいたりします。


で、自分はどうするかというと、パナマにきたら運河でしょ、ということで車で、運河のアグアクララ閘門を見に行きます。

コロンの町はとば口だけでさよならです。

パナマ運河篇につづきます。

つづく
https://4travel.jp/travelogue/11580082