ポルトガル旅行－１０：リスボン２（リスボンは鬼門か？）

2019/04/14 - 2019/04/16

リスボンは初日からくたくたとなったが、どうも鬼門のようだ！
２日目、１５日はベレンにあるジェロニモス修道院に行くことにした。１５日は日曜日と思って出かけた。まず、フィゲイラ広場から市電１５番に乗る。この市電はベレン行きなので観光客が押し寄せて混んでいた。到着して入場門まで行くと今日はお休みとのこと。日曜日だろ！どうしてお休みなの？

後で気づいたのだが、１５日は日曜日ではなく、月曜日でした。月曜日は休館日なのです。もうどうしようもなくボケてました。さらにボケは続く。

いたしかないのでシントラに行くには時間がないので、前回行ってないロカ岬に行くことのした。リスボンのカイスト・ド・ソレド駅まで戻り（３０分以上はかかる）、近郊線でカスカイスまで行く。
近郊線なので切符を買おうとＩＣ切符をかざすも切符が買へない。どうもＩＣ切符は２種類までしか切符を上乗せできないようだ。１枚目は24時間切符であるが、念のため２枚目の２４時間切符を買っておいたのだ。そのため、３枚目は買えないのだ。新規に切符買う。

４０分以上かかりカスカイスに到着。自動改札で出ようとすると出れない！改札の人に切符見せて出してもらう。
駅を右方向に進み道路を渡るとその正面地下方向にバスターミナルがある。そこから４０３番でロカ岬へと向かう。バスは３０分に1本でシントラ行き。やはり３０分以上は乗り到着。天気も晴天で見晴らしの良い岬展望台であった。

そこから引き返し、カスカイオスで近郊線に乗る。切符を買った時に気づいたのだが、来る時は２ゾーン分を買っていたが、良く券売機を見るとリスボンは４ゾーン分なのだ。来た時は間違った切符を買っていた。

さらに、帰りの電車から窓を見ていたら、なんと途中でジェロニモス修道院が見えてきた。ベレンには近郊線の駅があったのだ！
わざわざリスボンまで引き返さずに、ベレンの近郊線駅からカスカイスに行けたのだ！もう大ボケといえる。

さらに不運は続く。翌日、１６日はジェロニモスを見るぞと、今度はフィゲイラ広場から７１４番の市バスでベレンに向かう。市電１５番より市バス７１４番の方が良い。まず、混んでいないし、市電１５番と同じ広場から出る。
いざ到着してみると雰囲気が違う。なんと今日は政府のイベントがある日で休館でした！ジェロニモス前では政府のイベントが続いてました。

そんな訳で、ジェロニモス修道院は見れずで終わる！

しかし、一方で展望台は回ることができた。
①サンタ・ルシア展望台
カテドラルから上って行ったところにある
②サン・ジョルジェ城展望台、
フィゲイオロ広場から市バス７３７番で行く
③サン・ペドロ展望台、
バイロ・アルト地区の丘にある
④グラサ展望台
など４つ全てをカバーできた。

リスボンは観光客が大幅に増えて、大混雑している。とくに市電２８番はどうにもならないほどの混みようだ！

どうもリスボンは自分には鬼門のようだ！

さて、リスボンの回り方だが、市電２８番を使わない。これがポイントです。

まず、最初、大聖堂がある丘であるアルファマ地区ですが、２８番は使用しない。
フィゲイロ広場から737番のバスに乗り、終点のサンジョル城下で降りて、お城展望台（サン・ジョルジェ城展望台、この展望台からの眺めが一番良い）に行く。入場料１０Ｅ。下手をすると切符の長だの列ができているかもしれません。ここが最高の展望台です。
このお城を下ると左手方向にあるのが、海側への展望台となるサンタ・ルシア展望台です。

ここから選択しは２つ。市電２８番に乗りもうひとつ先の丘にあるグラサ展望台とセニョオラ展望台に行く。市電はいったん下り、単線となり登り始める、そうすると直ぐにサン・ヴィンセンテ教会の横に着く。そこで降りて教会など見るか、もうひとつ先の平坦部分（小さい広場が左手）まで行き、展望台に行くかとなる。２つの展望台を見たら、また市電２８番でサンタ・ルシア展望台方向に戻り、大聖堂前まで行く（混んでいたら展望台で降りてのんびり坂道を下る）。
カテドラルを見て、隣の教会を見て、さらに下り平坦地に出ます。海側に出ればコメルシオ広場、奥手側に進めばフィゲイロ、ロシオ広場方面。これがもっと効率的です。

もうひとつの選択肢は下り始めてカテドラルを見て、隣の教会を見て、さらに下り平坦地に出ます。海側に出ればコメルシオ広場、奥手側に進めばフィゲイロ、ロシオ広場方面。コメルシオ広場には地下鉄駅があり、これでサンタ・アポローニャ駅に行きます。ここからバス７３４番（７４３番？）、駅を背にして右奥方向にバス亭があります（レストランが数軒続く前）。この７３４番に乗るとサンビンセンテ教会の横に出て、右に曲がります。その通りを市電２８番が走ってます。右に曲がったら直ぐに降りてください。丘の上の平坦部分に出ますので、そこからグラサ展望台、もうひとつ奥のセニューラ展望台へと行けます。

これで主要な展望台５つのうち4つは見たことになります。
町の中心にあるロシオ広場は２つ地下鉄駅があります。ひろつがロシオ駅、もうひとつがレスタドーレスです。このレスタドーレス駅を奥手に進むと左手に観光ＩＮＦ、そしてリフトがり、これを上るとサン・ペドロ展望台や内部がきれいなサン・ロケ教会があります。カモンイス広場から２４番市電でも来れます。この展望台から下りカモンイス広場に出て、もう一つのリフトに乗ることもできます。

街の下町はバイト・アルト地区ですが、地下鉄のBaixe chiade駅を利用する。
この地下鉄駅は谷間にあるリベルダ地区と丘の上にあるバイト地区をエスカレターで結んでいます。Ｃｈｉａｄｅの標識方向に進めばバイト地区のカモンイス広場に出ます。そこから２４番の市電に乗れば丘の上の方に上れます。なお、カモンイス広場の奥てを市電沿いに進むと左手にもうひとつの有名なリフトがあります。

なお、フィゲイロ広場の奥裏手、ロシオ広場（奥に向かい右手側）に多くの観光客用レストランがひしめいてます。１２年前は庶民のレストラン地区でしたが、今は観光用レストランです。以前のレストラン郡はフィゲイロ広場から海側進みむ一帯でしたが、今は数が減ったようです。

ベレンのジェロニモ修道院に行くにはフィゲイロ広場からバス７１４番から市電１５番になります。市電は観光客が押し寄せていてともかく混みます。バス７１４番がお奨め。

なお、ベレンから近郊線でカスカイスまで行き、ここからバス４０３番でロカ岬、シントラへと回れます。カスカイスのバスターミナルは駅を背にして右方向に進んだ先（地下方向）にあります。３０分に1本。

エリア リスボン(ポルトガル)

これがカテドラルの上の方にあるサンタルシア展望台

ここに行くには普通は市電２８番を使うのだが、混みすぎて２８番が使用できない。
フィゲイロ広場から市バス７３７番でサン・ジョルジュ城まで行き、そこから下ると直ぐにある。展望はこのサン・ジョルジュ城（入場料１０Ｅ）が一番良い。ただし、運が悪いと切符待ちの行列が出来ている。

展望は海岸線が主体となる（海方向に展望台が面しているため）

市電２８番を使わずに回るにはフィゲイロ広場から７３７番のバスでジョルジュ城まで行き、そこからサンタルシア展望台、カテドラルと下り、さらに下りか海岸線のコメルシオ広場に出るのがベストです。

この正面に見えるのがサン・ヴィンセンテ教会でもうひとつ先の丘にある。

リスボンは中心の谷間（ロシオ広場などがある）。海側から見るとこの谷間の左側の丘がバイロ・アルト地区（レストランなどが多い繁華街）、右側がカテドラルやサンジョルジュ城があるアルファマ地区（ここは坂だらけで上るのは大変）、さらに右側にもうひとつ丘があり、ここにサン・ヴィンセンテ教会やグラサ展望台がある。
写真の中央にあるのがサン・ヴィンセンテ教会。サンタルシア展望台から市電２８番で行く。

これがロシオ広場先にあるリフト。並んでいる場合がります。

登った先の右側がサン・ペドロ展望台

サンジョルジェ側が展望できます。右端。
谷間がロシオ、フィゲイロ広場など

正面に見えるのがグラサ展望台

右手の丘がサン・ジョルジェ城。
左手の少し奥側にあるのがグラサ展望台です。

これがロカ岬

一番奥の丘、グラサ展望台から
左の森部分がサンジェルジュ城です。

正面、奥の森部分がロシオ広場の上にあるサンペドロ展望台

ここからがサンジョルジェ城展望台

左端の広場がコメルシオ広場

展望場所

フィゲイロ広場
谷間の中心

写真の中央、奥てにある森部分がサンペドロ展望台です。

奥に広場新市街

この旅行記へのコメント （2）

• ハルハルさん 2019/04/20 15:33:41

  ありがとうございます

  来週リスボンに行くので、最新情報助かります。
  市電使わずに行く方法があったとは！
  オススメの眺望、回り方を教えていただきありがとうございました。
  私も他の国で、月曜日お休みの観光スポットで残念な思いした事があり、共感しながら拝読しました
  

  寅さん からの返信 2019/04/20 21:27:39

  RE: ありがとうございます

  来週リスボンですか、天気が回復していれば良いのですが。折り畳み傘は必需品です。
  まだ寒さがありますので、軽い冬服でＯＫですが、これが晴れるとちょうど良くなると
  難しい時期です。ユニクロ　ライトダウンジャッケツトがお奨め。
  
  観光客が物凄く多いですから。ＩＣ切符で２４時間が便利です。
  
  カモンイス広場の上方向にシャレたレストランが多いです。ただし、観光客用なので少し高め。ファドも聞くところもあります。
  
  今はスペインのマラガまで来ました。こちらも雨模様です。
  
  では良い旅を！
  
  寅