2019/04/13 - 2019/04/13
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Takashiさん
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豊川市小坂井町にある菟足(うたり)神社の風まつりは伝統のあるお祭りだ。ことに花火が有名で、内容も手筒花火、仕掛け花火、打ち上げ花火と多彩である。打ち上げ花火は球数は少ないが、大きい玉が多く四重芯、五重芯といった多重層のものもあり、これらをゆったりと楽しめた。手筒花火は本場の迫力で、写真撮影もできるという恵まれたものだった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2019年4月13日(土)、JRで名古屋から豊橋に行き、飯田線に乗り換えて小坂井駅に着いた。午後4時過ぎだ。歩いて数分で菟足神社である。神社前の広場には大筒の山車が並べられている。
もう沢山の人たちが繰り出している。子供たちが多く、楽しそうだ。 -
神社の脇には屋台が並んでいる。人を正面から入れない写真にしようとすると構図が苦しい。
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菟足神社は1300年を超える歴史を持っている。境内はまだ静かだ。
私は少年時代、この付近でよく遊んだ。 -
母方の祖父母の家が、神社の脇にあったからだ。その家はもうない。しかし、歌人でもあった祖父、川出麻須美の歌碑が残されている。「極まればまたよみがへる道ありて生命(いのち)果なし何かなげかむ」である。敗戦と妻の死を乗り越えて詠まれ、力をを与える歌だ。必ずしも個人のことでなく、もっと広い対象のよみがえりとも読める。歌碑の右手には祖父の経歴が記されていて、孫としては誇らしい。写真は、少し前に小坂井を訪れたとき撮ったものである。
祖父が著した小説、神主の息子、の重要なモチーフは手筒花火の事故である。神主の息子とは祖父のことで、祖父の父、川出綱吉は菟足神社の神主であった。こんなに縁がありながら、風まつりのことは詳しく知らなかった。花火に興味を持ってから、これはいけないと気付き、初めての観覧になった。 -
集会所近くでお土産に風車を売っていた。記念に1つ購入した。ここで花火のプログラムも入手できたようだ。
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プログラムは張り出されてもいる。6時半から夜の部が始まるようだ。例によって早く着きすぎたと、南側の斜面で寛いで、持ってきた弁当を食べた。同じような行動の人が多い。
この斜面の向こうには仕掛け花火の準備がされている。打ち上げ花火はその奥に上がるだろうから、ここは写真撮影に絶好だろう。ただ残念なのは電線が多いことだ。別の場所を探索することにした。 -
神社から東に下り、交差点を右折して国道を豊川放水路の方へ歩いた。このあたりなら、どこからでも打ち上げ花火をゆったり眺められる。途中、撮影機材を持った人たちに出会った。風祭は花火愛好家には知られているようだ。
ついに放水路の土手に着いた。打ち上げ場所が見える。国道から少し入ったところまで立ち入れるので、ここに場所を決めた。他に撮影者がいないのは不安だったが。 -
昼花火が上がっている。
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光が見える。
この場所は単発の打ち上げ花火を見るにはいいが、国道に近いという点では落ち着かないかもしれない。妻は手筒花火観覧を重視して、神社に残ることにした。 -
6時半。打ち上げ花火が始まった。通常の花火だが、近いし、遮る物がない場所を独り占めでいい気分である。あとはガードマンが一人いるだけだ。
あまりに客が少ないので不安になった頃、地元の人がちらほらとやって来た。そして、打ち上げ花火がいいのは、7時から7時半の間と教えてくださった。 -
適当な間隔で花火が上がる。
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低く打って
迫力があるのもある。 -
神社にあったプログラムの、打ち上げ花火の所を拡大した。四重芯とか五重芯とか多重層で玄人好みの凄い花火が並んでいる。
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7時になって、いよいよ本番だ。1尺玉などが次々に上がるだろう。1尺玉の花火の直径は300 mを超える。
最初のが上がって驚いた。高い。
フルサイズのD810に14mmズームを付けていたのだが、花火の上部はフレーム一杯だ。次のは大きくはみ出した。こんな経験は初めてだ。打ち上げ場所に近いのだろう。 -
縦位置で撮れる雲台ではないので、地上風景を入れるのは諦めて、花火だけの撮影に切り替えた。
2発の花火から千輪が散りばめられている。いい色だ。
こんな花火をゆったりと眺められるのは贅沢だ。 -
シックな青と赤の対比。
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長く尾を引いていく。
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プログラムを読み違えていなければ四重芯、すなわち5つの違う色の層からなる花火のはずだ。
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さらに繊細な、色の違った光の線だ。多分、五重芯だろう。しかし、6種の色の層を識別するのは私には難しい。
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パステルカラーの綺麗な花火。こういった花火が視界一杯に広がっていく。
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いくつかの光が流れ落ちている。
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再び四重芯だ。銀、黄、緑、青の芯に外側の黄金色ときれいに彩られている。
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五重芯のはずで外側は大きく開いて流れ落ちる。
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金色の花火が綺麗に尾を引いていく。
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イチオシ
またもや四重芯だ。黄、橙、緑、赤紫の芯が見事に並んでいる。
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色の違った、ヒマワリ型の千輪が同時に打ち上げられた。
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よく見ると線の色が複雑だ。
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こういう落ち着いたのもいい。
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イチオシ
3つの花火の同時打ち上げ。さらに同じ色の千輪も。如何にも春の色だ。
3つの花火は同じ高さに上がったはずだが、見ている場所からの遠近の差で、この様になったのだろう。国道の交差点近くに撮影者がいたのは、花火の高さをそろえるためだったかもしれない。 -
神社の方向を見ると、盛大に仕掛け花火が上がっている。波の中にそびえる富士山というイメージだろうか。
さらに10分ほど打ち上げ花火を見ていたが、そろそろクライマックスは過ぎたのかもしれないと、荷造りして神社に向かった。 -
境内では盛大に手筒花火が打ち上げられている。人出も凄い。やはり風祭の一番人気は手筒花火なのだろうか。私は人垣の間から花火を見ていた。
妻は早くからいたせいか、最前列に座れたそうだ。混んできたのは7時半過ぎで、その後手筒が始まったといっていた。
しばらくすると観客が減ってきた。ここは三脚禁止ではないので、一脚のようにそっと立てて撮影した。手筒花火は豊橋で撮影した(https://4travel.jp/travelogue/11291552)が手持ちだったので、三脚を使って花火の線を伸ばそうとしたのだ。 -
-
イチオシ
少し撮影してから、妻と会って帰宅することにした。もう9時近いのだ。まだ手筒花火は続いているし、大筒も残っているが。
ここの手筒花火は豊橋のと比べて、決して劣っていない。いつか手筒花火を主体に再訪してもいいねと話し合った。
小坂井駅からの飯田線は空いていて、花火帰りとも思えなかった。気軽に花火を楽しめた一日だった。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ラクパグさん 2019/05/22 23:52:41
- Takashiさん こんばんは!
風祭!! 作物に暴風の被害がないように祈願する祭り。
知らないことが 多く恥ずかしいです。
風祭 ステキな響きですね~
又 歌人でもあった祖父、川出麻須美の歌碑が残されている。
歌碑が 残されているなんて 驚きです!
花火 北海道で 初めて撮ったのですが 難しすぎて
諦めました。落ち着いた ピンクの 花火 魅了されます。
また 花火を 打ち上げる方の 勇ましい姿も 初めて
見れて 感動です。撮影は 本当に 繊細で 難しいですね。
美しい 手筒花火に 感動でした!
ありがとうございました。 ラクパグ
- Takashiさん からの返信 2019/05/23 13:38:21
- RE: Takashiさん こんばんは!
- ラクパグさん
こんにちは
コメントを頂き、大変有り難うございます。
花火見物は楽しいですが、往復の乗り物の渋滞、混雑がという立場からは、今回の小坂井の花火は素敵でした! 帰りの列車に乗ったら空席があったのには、ビックリしました。
手筒花火を三脚で撮影できるのも、珍しいと思います。写真に集中する人は、相当早く行くとも聞きましたが、妻の経験からは、普通に行動しても何とかなるようです。
打ち上げ花火を撮った私は楽勝でした。花火の撮影はあるレベルまでは、場所の選定にかかっているようです。三脚を立てられれば、お薦めの設定で何とかなる気がします。夏には有名な花火大会のツアーに参加するつもりですが、三脚を使えるのかどうか分かりません。使えなくても、今年は小坂井で撮ったなと思うことにしています。
Takashi
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