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豊川市小坂井町にある菟足(うたり)神社の風まつりは伝統のあるお祭りだ。ことに花火が有名で、内容も手筒花火、仕掛け花火、打ち上げ花火と多彩である。打ち上げ花火は球数は少ないが、大きい玉が多く四重芯、五重芯といった多重層のものもあり、これらをゆったりと楽しめた。手筒花火は本場の迫力で、写真撮影もできるという恵まれたものだった。

豊川市小坂井町の風まつりで花火を観覧、撮影

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2019/04/13 - 2019/04/13

15位(同エリア331件中)

旅行記グループ 花火撮影

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35

Takashi

Takashiさん

豊川市小坂井町にある菟足(うたり)神社の風まつりは伝統のあるお祭りだ。ことに花火が有名で、内容も手筒花火、仕掛け花火、打ち上げ花火と多彩である。打ち上げ花火は球数は少ないが、大きい玉が多く四重芯、五重芯といった多重層のものもあり、これらをゆったりと楽しめた。手筒花火は本場の迫力で、写真撮影もできるという恵まれたものだった。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 2019年4月13日(土)、JRで名古屋から豊橋に行き、飯田線に乗り換えて小坂井駅に着いた。午後4時過ぎだ。歩いて数分で菟足神社である。神社前の広場には大筒の山車が並べられている。<br /><br />もう沢山の人たちが繰り出している。子供たちが多く、楽しそうだ。

    2019年4月13日(土)、JRで名古屋から豊橋に行き、飯田線に乗り換えて小坂井駅に着いた。午後4時過ぎだ。歩いて数分で菟足神社である。神社前の広場には大筒の山車が並べられている。

    もう沢山の人たちが繰り出している。子供たちが多く、楽しそうだ。

  • 神社の脇には屋台が並んでいる。人を正面から入れない写真にしようとすると構図が苦しい。

    神社の脇には屋台が並んでいる。人を正面から入れない写真にしようとすると構図が苦しい。

  • 菟足神社は1300年を超える歴史を持っている。境内はまだ静かだ。<br /><br />私は少年時代、この付近でよく遊んだ。

    菟足神社は1300年を超える歴史を持っている。境内はまだ静かだ。

    私は少年時代、この付近でよく遊んだ。

  • 母方の祖父母の家が、神社の脇にあったからだ。その家はもうない。しかし、歌人でもあった祖父、川出麻須美の歌碑が残されている。「極まればまたよみがへる道ありて生命(いのち)果なし何かなげかむ」である。敗戦と妻の死を乗り越えて詠まれ、力をを与える歌だ。必ずしも個人のことでなく、もっと広い対象のよみがえりとも読める。歌碑の右手には祖父の経歴が記されていて、孫としては誇らしい。写真は、少し前に小坂井を訪れたとき撮ったものである。<br /><br />祖父が著した小説、神主の息子、の重要なモチーフは手筒花火の事故である。神主の息子とは祖父のことで、祖父の父、川出綱吉は菟足神社の神主であった。こんなに縁がありながら、風まつりのことは詳しく知らなかった。花火に興味を持ってから、これはいけないと気付き、初めての観覧になった。

    母方の祖父母の家が、神社の脇にあったからだ。その家はもうない。しかし、歌人でもあった祖父、川出麻須美の歌碑が残されている。「極まればまたよみがへる道ありて生命(いのち)果なし何かなげかむ」である。敗戦と妻の死を乗り越えて詠まれ、力をを与える歌だ。必ずしも個人のことでなく、もっと広い対象のよみがえりとも読める。歌碑の右手には祖父の経歴が記されていて、孫としては誇らしい。写真は、少し前に小坂井を訪れたとき撮ったものである。

    祖父が著した小説、神主の息子、の重要なモチーフは手筒花火の事故である。神主の息子とは祖父のことで、祖父の父、川出綱吉は菟足神社の神主であった。こんなに縁がありながら、風まつりのことは詳しく知らなかった。花火に興味を持ってから、これはいけないと気付き、初めての観覧になった。

  • 集会所近くでお土産に風車を売っていた。記念に1つ購入した。ここで花火のプログラムも入手できたようだ。

    集会所近くでお土産に風車を売っていた。記念に1つ購入した。ここで花火のプログラムも入手できたようだ。

  • プログラムは張り出されてもいる。6時半から夜の部が始まるようだ。例によって早く着きすぎたと、南側の斜面で寛いで、持ってきた弁当を食べた。同じような行動の人が多い。<br /><br />この斜面の向こうには仕掛け花火の準備がされている。打ち上げ花火はその奥に上がるだろうから、ここは写真撮影に絶好だろう。ただ残念なのは電線が多いことだ。別の場所を探索することにした。

    プログラムは張り出されてもいる。6時半から夜の部が始まるようだ。例によって早く着きすぎたと、南側の斜面で寛いで、持ってきた弁当を食べた。同じような行動の人が多い。

    この斜面の向こうには仕掛け花火の準備がされている。打ち上げ花火はその奥に上がるだろうから、ここは写真撮影に絶好だろう。ただ残念なのは電線が多いことだ。別の場所を探索することにした。

  • 神社から東に下り、交差点を右折して国道を豊川放水路の方へ歩いた。このあたりなら、どこからでも打ち上げ花火をゆったり眺められる。途中、撮影機材を持った人たちに出会った。風祭は花火愛好家には知られているようだ。<br /><br />ついに放水路の土手に着いた。打ち上げ場所が見える。国道から少し入ったところまで立ち入れるので、ここに場所を決めた。他に撮影者がいないのは不安だったが。

    神社から東に下り、交差点を右折して国道を豊川放水路の方へ歩いた。このあたりなら、どこからでも打ち上げ花火をゆったり眺められる。途中、撮影機材を持った人たちに出会った。風祭は花火愛好家には知られているようだ。

    ついに放水路の土手に着いた。打ち上げ場所が見える。国道から少し入ったところまで立ち入れるので、ここに場所を決めた。他に撮影者がいないのは不安だったが。

  • 昼花火が上がっている。

    昼花火が上がっている。

  • 光が見える。<br /><br />この場所は単発の打ち上げ花火を見るにはいいが、国道に近いという点では落ち着かないかもしれない。妻は手筒花火観覧を重視して、神社に残ることにした。

    光が見える。

    この場所は単発の打ち上げ花火を見るにはいいが、国道に近いという点では落ち着かないかもしれない。妻は手筒花火観覧を重視して、神社に残ることにした。

  • 6時半。打ち上げ花火が始まった。通常の花火だが、近いし、遮る物がない場所を独り占めでいい気分である。あとはガードマンが一人いるだけだ。<br /><br />あまりに客が少ないので不安になった頃、地元の人がちらほらとやって来た。そして、打ち上げ花火がいいのは、7時から7時半の間と教えてくださった。

    6時半。打ち上げ花火が始まった。通常の花火だが、近いし、遮る物がない場所を独り占めでいい気分である。あとはガードマンが一人いるだけだ。

    あまりに客が少ないので不安になった頃、地元の人がちらほらとやって来た。そして、打ち上げ花火がいいのは、7時から7時半の間と教えてくださった。

  • 適当な間隔で花火が上がる。

    適当な間隔で花火が上がる。

  • 低く打って<br />迫力があるのもある。

    低く打って
    迫力があるのもある。

  • 神社にあったプログラムの、打ち上げ花火の所を拡大した。四重芯とか五重芯とか多重層で玄人好みの凄い花火が並んでいる。

    神社にあったプログラムの、打ち上げ花火の所を拡大した。四重芯とか五重芯とか多重層で玄人好みの凄い花火が並んでいる。

  • 7時になって、いよいよ本番だ。1尺玉などが次々に上がるだろう。1尺玉の花火の直径は300 mを超える。<br /><br />最初のが上がって驚いた。高い。<br /><br />フルサイズのD810に14mmズームを付けていたのだが、花火の上部はフレーム一杯だ。次のは大きくはみ出した。こんな経験は初めてだ。打ち上げ場所に近いのだろう。

    7時になって、いよいよ本番だ。1尺玉などが次々に上がるだろう。1尺玉の花火の直径は300 mを超える。

    最初のが上がって驚いた。高い。

    フルサイズのD810に14mmズームを付けていたのだが、花火の上部はフレーム一杯だ。次のは大きくはみ出した。こんな経験は初めてだ。打ち上げ場所に近いのだろう。

  • 縦位置で撮れる雲台ではないので、地上風景を入れるのは諦めて、花火だけの撮影に切り替えた。<br /><br />2発の花火から千輪が散りばめられている。いい色だ。<br /><br />こんな花火をゆったりと眺められるのは贅沢だ。

    縦位置で撮れる雲台ではないので、地上風景を入れるのは諦めて、花火だけの撮影に切り替えた。

    2発の花火から千輪が散りばめられている。いい色だ。

    こんな花火をゆったりと眺められるのは贅沢だ。

  • シックな青と赤の対比。

    シックな青と赤の対比。

  • 長く尾を引いていく。

    長く尾を引いていく。

  • プログラムを読み違えていなければ四重芯、すなわち5つの違う色の層からなる花火のはずだ。

    プログラムを読み違えていなければ四重芯、すなわち5つの違う色の層からなる花火のはずだ。

  • さらに繊細な、色の違った光の線だ。多分、五重芯だろう。しかし、6種の色の層を識別するのは私には難しい。

    さらに繊細な、色の違った光の線だ。多分、五重芯だろう。しかし、6種の色の層を識別するのは私には難しい。

  • パステルカラーの綺麗な花火。こういった花火が視界一杯に広がっていく。

    パステルカラーの綺麗な花火。こういった花火が視界一杯に広がっていく。

  • いくつかの光が流れ落ちている。

    いくつかの光が流れ落ちている。

  • 再び四重芯だ。銀、黄、緑、青の芯に外側の黄金色ときれいに彩られている。

    再び四重芯だ。銀、黄、緑、青の芯に外側の黄金色ときれいに彩られている。

  • 五重芯のはずで外側は大きく開いて流れ落ちる。

    五重芯のはずで外側は大きく開いて流れ落ちる。

  • 金色の花火が綺麗に尾を引いていく。

    金色の花火が綺麗に尾を引いていく。

  • またもや四重芯だ。黄、橙、緑、赤紫の芯が見事に並んでいる。

    イチオシ

    またもや四重芯だ。黄、橙、緑、赤紫の芯が見事に並んでいる。

  • 色の違った、ヒマワリ型の千輪が同時に打ち上げられた。

    色の違った、ヒマワリ型の千輪が同時に打ち上げられた。

  • よく見ると線の色が複雑だ。

    よく見ると線の色が複雑だ。

  • こういう落ち着いたのもいい。

    こういう落ち着いたのもいい。

  • 3つの花火の同時打ち上げ。さらに同じ色の千輪も。如何にも春の色だ。<br /><br />3つの花火は同じ高さに上がったはずだが、見ている場所からの遠近の差で、この様になったのだろう。国道の交差点近くに撮影者がいたのは、花火の高さをそろえるためだったかもしれない。

    イチオシ

    3つの花火の同時打ち上げ。さらに同じ色の千輪も。如何にも春の色だ。

    3つの花火は同じ高さに上がったはずだが、見ている場所からの遠近の差で、この様になったのだろう。国道の交差点近くに撮影者がいたのは、花火の高さをそろえるためだったかもしれない。

  • 神社の方向を見ると、盛大に仕掛け花火が上がっている。波の中にそびえる富士山というイメージだろうか。<br /><br />さらに10分ほど打ち上げ花火を見ていたが、そろそろクライマックスは過ぎたのかもしれないと、荷造りして神社に向かった。

    神社の方向を見ると、盛大に仕掛け花火が上がっている。波の中にそびえる富士山というイメージだろうか。

    さらに10分ほど打ち上げ花火を見ていたが、そろそろクライマックスは過ぎたのかもしれないと、荷造りして神社に向かった。

  • 境内では盛大に手筒花火が打ち上げられている。人出も凄い。やはり風祭の一番人気は手筒花火なのだろうか。私は人垣の間から花火を見ていた。<br /><br />妻は早くからいたせいか、最前列に座れたそうだ。混んできたのは7時半過ぎで、その後手筒が始まったといっていた。<br /><br />しばらくすると観客が減ってきた。ここは三脚禁止ではないので、一脚のようにそっと立てて撮影した。手筒花火は豊橋で撮影した(https://4travel.jp/travelogue/11291552)が手持ちだったので、三脚を使って花火の線を伸ばそうとしたのだ。

    境内では盛大に手筒花火が打ち上げられている。人出も凄い。やはり風祭の一番人気は手筒花火なのだろうか。私は人垣の間から花火を見ていた。

    妻は早くからいたせいか、最前列に座れたそうだ。混んできたのは7時半過ぎで、その後手筒が始まったといっていた。

    しばらくすると観客が減ってきた。ここは三脚禁止ではないので、一脚のようにそっと立てて撮影した。手筒花火は豊橋で撮影した(https://4travel.jp/travelogue/11291552)が手持ちだったので、三脚を使って花火の線を伸ばそうとしたのだ。

  • 少し撮影してから、妻と会って帰宅することにした。もう9時近いのだ。まだ手筒花火は続いているし、大筒も残っているが。<br /><br />ここの手筒花火は豊橋のと比べて、決して劣っていない。いつか手筒花火を主体に再訪してもいいねと話し合った。<br /><br />小坂井駅からの飯田線は空いていて、花火帰りとも思えなかった。気軽に花火を楽しめた一日だった。

    イチオシ

    少し撮影してから、妻と会って帰宅することにした。もう9時近いのだ。まだ手筒花火は続いているし、大筒も残っているが。

    ここの手筒花火は豊橋のと比べて、決して劣っていない。いつか手筒花火を主体に再訪してもいいねと話し合った。

    小坂井駅からの飯田線は空いていて、花火帰りとも思えなかった。気軽に花火を楽しめた一日だった。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ラクパグさん 2019/05/22 23:52:41
    Takashiさん こんばんは!

    風祭!! 作物に暴風の被害がないように祈願する祭り。
     知らないことが 多く恥ずかしいです。

     風祭 ステキな響きですね~
     又 歌人でもあった祖父、川出麻須美の歌碑が残されている。
     歌碑が 残されているなんて 驚きです!

     花火 北海道で 初めて撮ったのですが 難しすぎて
     諦めました。落ち着いた ピンクの 花火 魅了されます。
     また 花火を 打ち上げる方の 勇ましい姿も 初めて
     見れて 感動です。撮影は 本当に 繊細で 難しいですね。
     美しい 手筒花火に 感動でした!
     ありがとうございました。 ラクパグ
     

    Takashi

    Takashiさん からの返信 2019/05/23 13:38:21
    RE: Takashiさん こんばんは!
    ラクパグさん

    こんにちは

    コメントを頂き、大変有り難うございます。

    花火見物は楽しいですが、往復の乗り物の渋滞、混雑がという立場からは、今回の小坂井の花火は素敵でした! 帰りの列車に乗ったら空席があったのには、ビックリしました。

    手筒花火を三脚で撮影できるのも、珍しいと思います。写真に集中する人は、相当早く行くとも聞きましたが、妻の経験からは、普通に行動しても何とかなるようです。

    打ち上げ花火を撮った私は楽勝でした。花火の撮影はあるレベルまでは、場所の選定にかかっているようです。三脚を立てられれば、お薦めの設定で何とかなる気がします。夏には有名な花火大会のツアーに参加するつもりですが、三脚を使えるのかどうか分かりません。使えなくても、今年は小坂井で撮ったなと思うことにしています。

    Takashi

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