お船でお昼ご飯　思い出の呉上陸

2018/08/20 - 2018/08/20

広島市の宇品港から呉市まで45分の船の旅。
四国松山を目指す船は、江田島と本州に挟まれた海域を南下し、途中で自衛隊基地や造船で知られる呉に寄港します。

乗船時は西日本豪雨災害の直後で陸路が寸断され、陸の孤島になった呉市に向かうため乗船しました。船内で食べたきつねうどんの味は忘れられないです。

広島(宇品)11:20～呉12:05　瀬戸内海汽船

エリア 呉・海田・安浦(広島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

広島駅から路面電車で約1時間。
終点広島港にやってきました。均一運賃なので180円。

広島港停留場 (宇品) 駅

駅を出て左に100mほどでフェリー乗り場です。

宇品港 名所・史跡

窓口で行先と乗る便を伝えて乗船券をゲット。
上が乗船券で下が上陸券。徒歩客のみであれば予約不要です。
瀬戸内海汽船と石崎汽船の共同運航です。

瀬戸内海汽船 乗り物

桟橋の椅子に一列に座って待ちます。

後ろ向きで船が入ってきました！
今回乗船したのは瀬戸内海汽船の「石手川」。名前の由来は松山市内を流れる川です。

一番前の席を確保。
港の出口に紅白の灯台が立っています。あの間を抜けて呉を目指します。

本船の右には広島を拠点とするクルーズ船「銀河」が泊まっていました。おしゃれでかっこいいなあ。

「銀河」ランチ＆ディナークルーズ グルメ・レストラン

出航し、正面に見えていた島々を右にして本州に沿って南下していきます。

船尾のデッキに出てみました。
航跡を見ているとわくわくしません？雪につけた足跡みたいに。

船内の掲示から。チャート(海図)です。
航海士さんが手書きで書きこんだとみられる直線で航路が描かれています。

船内の掲示から。脱出経路図。
非常時の集合場所を確認。この船、スクリュー2つついてるんだ！などとどうでもいいところに目が行ってしまう…。

江田島の自衛隊基地。護衛艦「とね」がいました。

右も左も陸地に挟まれており、大海原ではなく海峡を進んでいく感じ。

さてお昼ごはん。
船内に売店があり、その場で作ってもらえます。テーブル席でいただきます。
きつねうどん(500円)。

出汁は京風かつおだし、本格さぬき麺使用とのことで美味しかったです。

広島～呉では、ほんとに揺れが小さいので安心して食べられました。

呉の町が見えてきました。窓越しなので写真はきれいではないですが。
豪雨災害大変だったね、頑張ったね。

自衛隊基地が見えた！
国内最大級の護衛艦「かが」だ！

お隣にピンク色のコンテナ船がいました。
「かが」よりだいぶ大きいんだけど…　アジアとヨーロッパを結ぶ定期航路に入る船だそうです。

戦艦大和を建造したのはあの看板の建物の下らしいです。
呉の海から世界の海へ

呉も後ろ向きに入港。

下船。
今回乗船した「石手川」は貨物船と衝突し船尾左舷がへこんでしまっています。

呉港 乗り物

松山へ向かって旅立っていきました。

呉中央桟橋ターミナル 名所・史跡

歩いて数分ほどで観光案内等で有名な呉の撮影地に到着。
左が大和ミュージアム、奥が鉄のくじら館です。

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 美術館・博物館

さらに数分で呉駅に到着。各方面のバスが出ています。

広島側、呉側ともにアクセスが良いので機会があればまた乗りたいですね。
2019年夏に新造船「シーパセオ」が就航予定です。イメージ図見ると、きつねうどんが似合わないすごいおしゃれな船で楽しみですね。

呉駅 駅