仙台で寿司と名居酒屋、東塩釜でマイ海鮮丼、鳴子温泉の自炊部で飲んだくれた二泊三日。その三

2019/03/29 - 2019/03/31

初日は仙台で立ち食い寿司と銘酒居酒屋源氏を楽しみ、二日目は東塩釜でマイ海鮮丼、鳴子温泉の自炊部で季節外れの雪を見ながら飲んだくれてとうとう最終日。

東京への新幹線は18時前なので季節外れの雪も降っていることだし、仙台へ戻って仙台市内を観光することに。
そう言えば仙台市内ってちゃんと観光したことが無いんだよな、ということでるーぷる仙台を利用して仙台観光と洒落こみました。

仙台は良く知っていますが、よくよく考えればちゃんと観光したことが無い。16ある停留所を1周約70分で回るーぷる仙台、平日は20分おき、休日は15分おき。
最期は仙台駅へ戻るのでとにかく安心。
唯一の注意点は、るーぷる仙台の乗車券では通常のバスには乗れないという点。それ以外は文句なし。


るーぷる仙台を利用してのモデルコースは下記で３時間以下、３時間以上の２パターンで紹介されています。　
http://loople-sendai.jp/modelcourse/

尚、ループル仙台は地下鉄も利用できるものがありましたが今回は４時間程度の旅であったため、瑞鳳殿、仙台城跡、大崎八幡宮の三か所に下記って訪問。

時間のない方は、瑞鳳殿、仙台城跡の二か所でも良いかと思います。




仙台で寿司と名居酒屋、東塩釜でマイ海鮮丼、鳴子温泉の自炊部で飲んだくれた二泊三日。その二
https://4travel.jp/travelogue/11478101

の続きです。

エリア 仙台(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 新幹線 徒歩

鳴子温泉から仙台へ。

行くときは結構遠いな、と思ったものの帰りはあっという間。
これは、一度(旅程を)経験しているので帰りは入ってくる情報量が少なくなるためらしい。
要するに帰りは行きと違って刺激が少なかったということ。

クリスロード 市場・商店街

仙台に戻ってまっすぐ向かったのはラーメン末広本店

今回の旅では鮨で通そうと思っていたんだけれど、鳴子で雪に振られて身体が冷えてラーメンが食べたくなった次第。

ラーメン末広本店 グルメ・レストラン

本日のランチはワンタンメン800円也。

ほらね、ちょっとおいしそうでしょ。
昔ながらの中華そば。

ラーメン末広本店はラーメン専門店ではなく地元密着型中華食堂。

昭和の雰囲気がお好きな方におすすめ。
観光客はまずいない。

ところですぐ近くには末廣ラーメン本舗という大行列の店がある。

京都の新福菜館に関係しているらしいが、仙台で京都のラーメンっていわれてもねえ。

仙台駅に戻ってコインロッカーを探すも数が少なくどこも空きがない。
やっと見つけたら、コインロッカーのくせにICカード専用なんてことをおっしゃる。
そんな時に限って、チャージが０。

チャージをして戻ると、ご想像の通り。空きはなし。やれやれ。

仙台観光される方、荷物はホテルに預けるのが無難ですよ。

新幹線の時間まで後約４時間。

仙台市内観光でもしてみるかと、ググると、るーぷる仙台と言う周遊観光バスが走っていることを知る。

最近は便利になってますねえ。１日乗車券が620円。
一回乗車が260円なのでとってもお得。

正式名称は仙台市観光シティループバスというようだ。
http://loople-sendai.jp/

バス停は16箇所。
時間を考えると行くことのできるのは３か所くらいか。

瑞鳳殿
仙台城跡
大崎八幡宮
の三か所へ行くことに。伊達家ゆかりの場所を巡ってみます。

このバス、一方通行で最後は必ず仙台駅へ戻る。
外国人観光客にもわかりやすくて人気のようだ。

なんだかプリンのような色をしたバスがやってきた。

るーぷる仙台 乗り物

座席の手すりは木製。

クラッシックで良いけれどぶつかったらちょっと痛そうだ。

るーぷる仙台 乗り物

瑞鳳殿前でバスを降りると目に飛び込んできたのがこの枝垂桜。

マンションの敷地内の桜ですが咲くと見事な光景となるに違いない。

坂の途中の左手に寺院。
正宗山　瑞鳳寺

ここは瑞鳳殿ではなく伊達正宗の菩提寺。

正宗山 瑞鳳寺 寺・神社・教会

ほとんどの観光客はここはスルーされるようですが、雰囲気のある良い寺院でした。

昨晩鳴子温泉で降った雪は仙台でも降ったようだ。

しかし、蕗の薹は強いな。

結構渋い石段を登って行きます。

この階段の左手の駐車場に貸し出し用の杖とロッカーがありましたよ。

瑞鳳殿 寺・神社・教会

瑞鳳殿は伊達正宗の霊廟。
拝観料550円を払って中に入るとすぐ左手に涅槃門。

涅槃・・・煩悩を取り去った悟りの境地。
悟りはまだまだ遠いが入門。

数日前、東京で花見をしたんだけれど仙台では梅が満開。

瑞鳳殿

ボランティアガイドの方がいたので時間のある方はお願いしても良いかと。

瑞鳳殿 寺・神社・教会

しかしきらびやか。

瑞鳳殿
https://www.zuihoden.com/

感仙殿

米沢の上杉家廟所を思い出した。

二代藩主伊達忠宗公霊屋感仙殿

三代藩主伊達綱宗公の霊屋善応殿


参道入口を右に入ると五代藩主吉村公以後歴代藩主 公子公女の墓所である御子様御廟があるのですが、空気が重く途中まで行って引き返す。

ところでなぜここに公子公女の墓所があるかと言うと、仙台城から見える場所だかららしい。

次に向かったのは仙台城跡

仙台城跡 名所・史跡

向こうの山が御子様御廟。

ここから毎日見ていたのかと思うとちょっと切ない。

仙台城本丸広間跡

個人的には青葉城という呼び方の方がマッチしますねえ。

仙台城跡 名所・史跡

晴天なら結構な景色なんでしょうがこの日は、晴れたと思ったら雨が降り、傘を指したら晴れてくる、の繰り返し。

仙台城跡 名所・史跡

政宗騎馬像

仙台のシンボル。

勇ましい像なんだけれど、さっき瑞鳳殿の資料館で伊達正宗の身長は159センチだったいう事実を知ってしまったからねえ。

当時の馬も今でいうロバくらいの大きさだったというし。

数十年ぶりのご対面。

仙台城跡 名所・史跡

仙台城跡内にある宮城県護国神社
明治維新から大東亜戦争に至るまでの戦没者の御霊が祀られています。

宮城県護国神社 寺・神社・教会

ひょうたんがたくさんぶら下がっていましたが理由は不明。

こちらは福矢。
この的に願いことを書くと必ずかなう、という。

ところで、仙台城跡には何軒かレストランがあり、伊達の牛たん本舗 青葉城店もこちらに。駅周辺の牛タン店はどこも長蛇の列でしたがこちらはガラガラ。

ランチタイムを仙台城跡でというのも良いかもしれません。

さて次行きましょう。
仙台城跡はやはり人気のある観光地と見えてるーぷる仙台も満員。

今回はプリン色ではなく紺色のバス。

ちなみにバスは７台あるようです。

東北大学等を経由して最期に向かったのは大崎八幡宮。
伊達政宗により造営された。

http://datebunka.jp/cp/10/

この鳥居は県の重要文化財

大崎八幡宮 寺・神社・教会

石段は結構急。

宮城県大崎という場所に元々あったらしくしれで大崎という名がついているらしい。

上まで登って振り返るとこんな景色。

なんだか物凄く心惹かれた狛犬。

誰かに似てるなあ。

大崎八幡宮は仙台総鎮守。

社殿は国宝

日光東照宮を手掛けたことで有名な左甚五郎の作だそうな。

なぜか境内には鶏が。

ガチだ！と後ろから若い女性の声が。

ガチってこういう時に使うんだ。

仙台に戻ってお土産を買いに伊達の牛たん本舗本店へ。

仙台駅で買っても変わりはないけれどま、一応。

牛たん屋さんも数が増えすぎてどこがおいしいのか訳が分からなくなりましたねえ。
昔は太助と喜助くらいしか無かったのに。

伊達の牛たん本舗 本店 グルメ・レストラン

30分ほど時間が余ったので駅前の立ち飲み点で時間調整。

行きたい寿司屋もあれこれあったんだけれど、まあまた次の機会に。

えびすけ 仙台EDEN店 グルメ・レストラン

楽しいことはすぐ終わる。

今回の旅は文化横丁の源氏での時間。
鳴子温泉の自炊部。
この二つに尽きる。
バックパッカー的な旅だったのであまり参考にはならないだろうけれど、仙台出張の際にちょっと足を延ばすのもなかなかに楽しく。

あっという間に東京。
明日は社会復帰しなきゃな。

ところで西岸良平チックな、るーぷる仙台の１日乗車券の絵、誰の絵なんだろう？
調べたけれどわからなかった。