2019/04/01 - 2019/04/05
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xiaomaiさん
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上野動物園にいるシャンシャンは、その所有権が中国にあり、生後2年後に中国に帰ることになっている。それに先駆け、新居となる臥龍パンダ繁殖センターを訪れた。それがメインで、ついでに成都観光もしてきた。
1日目:BR765
2日目:臥龍パンダ繁殖センター
3日目:寛窄巷子、文化公園、百花潭公園、錦里、武侯祠
4日目:成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地、都江堰
5日目:友人宅訪問、BR766
後日追記:「中国野生動物保護協会と東京都によるジャイアントパンダ保護研究実施の協力に関する協定書」に基づき、上野動物園で生まれた「シャンシャン」は、満2歳になった時点で中国に返還されることになっていたが、日中合意のもと、新しい協定が締結され、返還は1年半延期されることになった。
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2日目はシャンシャンの新居となる「臥龍パンダ繁殖センター」へ向かった。6時半にホテルに運転手兼ガイドが迎えにきてくれることになっていたので、ロビーで待っていた。
画像はロビーに置かれていたディスプレイ。 -
6時半になっても、ただ、小柄な男性がロビーをウロウロしているだけで、誰も迎えにきてくれていなかった。その男性は自分に近寄り顔をちらっと見て去っていった。やりとりしたメールの最後にはいつも「よろしくね」と書いてあったので、自分はガイドは女性だと思っていて、その男性を邪険にすら感じていた。その後、その男性がまた自分に近寄り、先ほどと同様顔をさらっと見て、またもや去っていった。そして、そのままフロントへ行き、何やらスタッフと話をしていた。耳をそばだて聞いてみると、私の姓名をアルファベット読みしていた。その時、その男性こそがガイドであると確信し、こちらから近寄った。すると、「日本人に見えなかった。中国人だと思った」と言われた。確かに台湾に住んで22年。ついに、日本人と思われなくなったかと感じた。
臥龍パンダ繁殖センターは有名な観光地である都江堰のさらに先にある。交通の便が悪く、初めは新幹線やバスで行ける都江堰のパンダ基地に行こうと思っていた。その後、シャンシャンの新居はそこではないことを知り、臥龍パンダ繁殖センター(臥龍中華大熊猫苑)に行き先変更。ところが、そこへ自力で行くのは困難だと知り、地元の旅行会社に申し込むことにした。当初は中国人向けのツアーを探したが、まったく見つからず結局日本人向けの個人ツアーに申し込んだ。確かに、臥龍パンダ繁殖センターを訪れている個人客は皆外国人だった。中学生のグループも教師に引率されてきていたけれど、費用は外国人の数分の一に違いない。 -
成都市内のホテルから車で2時間。その間、出川哲朗に似たガイドさんはずっと話し続けていた。自分が中国山東省の人間に見えること、おおらかな動作や直接的な物言いが日本人らしくないこと、台湾は中国と統一しないほうがいいこと、その他、中国や台湾の政治経済などについて、聞いたり聞かれたりしながらの移動だった。中国は経済的に大きく発展を遂げているけれど、その恩恵を蒙っているのは、ごく一部の富裕者だけで、庶民は相変わらず苦しい生活をしているのだと、ガイドさんと話していてつくづく感じた。
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臥龍パンダ繁殖センターは標高1700メートルのところにあり、成都市内よりずっと涼しく感じた。
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やがてシャンシャンも今自分が通っているこの道をトラックに乗せられて移動し、新居となる臥龍センターにやってくるのだろうと思いながらの道中だった。
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成都市から100キロほど離れたところにある臥龍パンダ繁殖センターは、四川省汶川臥龍特別行政区にあり、野生パンダが生息する山々に囲まれている。汶川大地震の後、香港特別行政区の支援を受け、2016年5月12日に開園。30ヘクタールほどの面積を有する。
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申し込んだのは「パンダボランティアツアー」。申し込みにあたっては、伝染病に感染していないことを証明する健康診断書を提出しないといけない。
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ボランティアなのであれば、費用はかからないのが一般的だが、実際には参加費が徴収される。ガイドさんによると、初期はその名の通り、参加費は取られなかったそうだが、参加希望者多数のため、その徴収が始まり、年々金額が高くなっているそうだ。
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世話をするパンダ舎に到着。パンダが食べるたけのこ。
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ついにご対面。ボランティアが食べ物をくれることを期待し、待ち構えているパンダ。
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スタッフから指示がなければ、餌付けはできず、その様子を見かねたパンダが立ち上がって抗議。
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パンダ舎の掃除。まずは食べ残しの竹や笹を取り除き、大便をまとめる。
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食事は竹をメインにしているので、大便の臭みは強くない。大便はまとめ、生育資料とするため、重さが毎日計られている。
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床を掃き、水で清掃し、水気を取って終わり。離れたところにいたパンダの様子を眺めていたら、ガイドから「手を止めないで」と言われてしまった。高額費用を払ってのボランティア、せっせと仕事をしろと催促まで受ける......。
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続いて、パンダが食べる竹を食べやすいように割る作業。高く持ち上げ、力を込めて落として割る。慣れないことで初めはうまくいかなかったけれど、メキメキと腕を上げ、誰よりも上手くなっていた自分。画像に写っているのは、南米からやってきたカップル。もっと腰を入れないと、竹はうまく割れないよ。
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先ほど掃除した部屋には既にパンダ様がおいでになった。
こんにちは、お部屋の掃除を担当させていただきました〇〇です。ご不満な点がありましたら、何なりと......。 -
何かを訴えるかのようにこちらを見るパンダ様。
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1時間ほどの作業の後、園内を自由見学。パンダだけでなく、標高1700メートルならではの景観も楽しめる。雲海が美しい。
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清掃をしたパンダ舎のすぐ近くにいたパンダ。
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淑琴という今年10歳になるメス。
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続いて、子供パンダエリアへ。おや、あんな高いところに白と黒の塊が......。
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パンダは木登り上手。太い枝が分かれているところに座っていた。
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何を思っているのだろう。
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この子も活発に木に登ろうとしていた。
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シャンシャンはこの子たちと一緒に暮らすことになるのだろう。都会育ちのシャンシャン、上手くやっていけるだろうか。
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大きめの子パンダも木登り。
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無理な姿勢なように見えたけど、これが一番落ち着くようで、しばらくじっとしていた。
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イチオシ
愛くるしい......。
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シャンシャンがここに来たら、興奮して走り回るのかな......。
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ふと下を見下ろすと、2頭の子パンダ。
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イチオシ
細い木の枝の間に収まっている子パンダ。
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子パンダといっても、君はその隙間を抜けることはできないよ。
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パンダは本当に木登り好き。リーリーもシンシンもシャンシャンも高い木に登れず気の毒。
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子パンダエリアから大人パンダのエリアへ。この看板、なんかおかしい。野生だったのを捕獲したのに、なぜ誕生日の記載があるのだろう。
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上記看板によると、2006年9月1日生まれの依寶、オス。
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おやつタイム。パンダクッキーとにんじん。腰が引けているように見えるけど、スタッフから必ず1メートル以上離れるように注意を受けた結果。できれば、頭を撫でてあげたいけど、鋭い爪を見たら、やはりやめておこうと思わされる(パンダに触れることは当然禁止事項)。
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南米から来ていた男性もおやつをあげる。
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にんじんを音を立てて美味しそうに食べていた。1人につき、パンダクッキー2つとにんじん1本をあげられる。
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こちらは人間の昼食。赤みがなく、緑色が多い。四川料理らしく見えないけど、それなりの辛さはある。一番美味しかったのは、回鍋肉(ホイコーロー)。ガイドさんも美味しいと言っていた。今回の成都旅行でこの食事の満足度が実は最も高かった。でも、ガイドさんによると日本人は味付けになれず、あまり食が進まないようだ。完食した後、ガイドさんにやっぱり中国人だとのお墨付きをもらう。
ガイドさんは昼食代のみ払わなければいけない。今までのように10元出したら、30元に値上げしたと言われていた(短い期間のうちにどんどん値上げすることを愚痴るガイドさん)。 -
食後は、パンダのドキュメンタリー映画を鑑賞(40分)。
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この日、移動のために何回か乗った車。
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再度おやつタイム。待ちかねたていた様子のパンダ様。
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シャンシャンが来たら、よろしくね。
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最後におやつとして与えるパンダクッキーを作成。小さいのはスタッフが見本として作ったもので、大きい方は自分が作ったもの。パンダのために、丹精込めて謹製。
トウモロコシの粉や麦、少々の塩と砂糖などを加えたもので人間でも食せる。4時間ほど蒸して出来上がり。 -
パンダ博物館は公開されていなかった。
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6時半にホテルを出発し、8時半にセンターに到着。14時50分にここを去るまでの約6時間、シャンシャンを思いながら、ここで過ごした。ガイドさんも言っていたけど、シャンシャンに会いに来る日本人が押し寄せることになるのだろうな。
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ボランティア参加証書、ポロシャツ、絵葉書、これらをパンダが大きくプリントされた袋に入れ、プレゼントされた。
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ホテルに到着したのは16時45分。急に疲労感に襲われ、夕食を食べに外へ出る体力すらなく、テレビで京劇を楽しみ、就寝した。
シャンシャン、君の新居となるところはいいところだったよ。ここに来たら、必ず会いに来るからね。
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