サンライズ出雲で行く④天橋立、伊根の舟屋

2019/03/25 - 2019/03/28

サンライズ出雲での山陰の旅も終わりに近づきました。
２５日夜に東京駅をサンライズ出雲で出発して４日目です。

今日（3月28日）は、伊根の舟屋と天橋立を観光して、ＪＲ宮津駅でレンタカー返却、特急に乗車して京都駅に行きます。
京都駅からは、１７：２６の東海道新幹で品川駅で下車し、大宮駅まで帰ります。

エリア 丹後半島(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝８時３０分に宿を出発しました。
雨の残る中、伊根の舟屋（京都府）に向けて車を走らせます。

途中、城崎温泉を通り抜けることにしました。

テレビドラマのサスペンスの舞台などでも登場する風景ですね。

柳でしょうか、新芽が出てきています。
あと一週間もすれば、景色の色も一段と鮮やかになるのでしょう。

京都丹後鉄道の電車が前方から来ました。
車を道端に止め、写真を撮りました。　? パチリッ！?

車は若狭湾（西岸）に出ました。

正面に見える、伊根浦を目指して車を進めます。

伊根の舟屋の遊覧船乗り場に到着しました。
午前１１時発の遊覧船に乗ります。

かもめ５号の船首です。
なぜ「かもめ」なのか？　あとで分かりますよ。

湾の上空をトンビでしょうか、悠々と空を滑空しています。
ここから、伊根浦に入ります。

このあたりから、舟屋が並びます。

数十羽のカモメが、船の上空を回りながらついてきます。
お目当ては、乗船客が与える「カッパえびせん」です。

乗船前に購入することができます。市販されている普通のえびせんです。

筏の上には、あんなにもカモメが羽を休めています。

こちらは、こちらでカモメが船の周りを餌を求めて、鳴きながら
飛んでいます。

おっと、油断をしているとトンビに襲われるかも・・・
実は、私はえびせんを指で摘まんで頭上にかざしていたら、突如、指先を強く掴まれたような感触があったと思ったら、えびせんをトンビに持って行かれました。　('_')　
その感触は３日経っても消えませんでした。　痛みはないです。

妻もカモメ相手にえびせんをあげるのに奮闘していました。
向こうに舟屋が見えます。

舟屋はこんな家です。
１階が船のガレージ（収納庫、作業場）になっていて、ここから海上に
船の出し入れをします。
２階部分が住居です。

舟屋がずらっと並んでいます。

遊覧船は、伊根浦の舟屋群を後にして、船着き場に戻ります。

船着き場に到着です。

下船します。

下船後に、舟屋の通りを少し歩きました。

家と家の間はこんな感じです。

初夏に来たときは、１階の船置き場の扉が開いていましたが、今回は寒さのせいでしょうか、道路に面する扉はどの家も締まっていました。

伊根の舟屋の見学を終え、天橋立を上から見ることができる、笠松公園に来ました。
笠松公園には、ここからケーブルカーで５分程登ります。

どうですか、曇り空、時々霧雨でしたが、はっきりと天橋立を見ることができました。
水面に小さく見えるのが、遊覧船です。宮津・文殊地区から来ます。

笠松公園を後にして、対岸の文殊堂（宮津）にきました。
ここ「智恩寺」は奈良の安倍文殊院、山形の大聖寺と並ぶ日本三文殊の
一つです。

威風堂々としたこの山門は、「黄金閣」と呼ばれています。

立派な山門ですね。

多宝塔です。　なんでも室町時代の建物で、重要文化財に指定されているそうです。

これが文殊堂です。　智恵を授かる文殊さんとして有名です。

みなさん、知恵を授かりましょうね。

文殊堂近くのこの橋を渡ると、松林の並木道が笠松公園まで
続いています。

この先を歩いて笠松公園まで行くことができます。
帰りは遊覧船でここまで戻ってくれば楽ですよね！

そうする予定でしたが、小雨が降ったり止んだりなので止めました。?

文殊堂近くの船着き場から遊覧船が、笠松公園に向けて出港です。

先程渡った橋がまじかに迫ってきています。　
船は橋にぶつかってしまうのでしょうか！

おや、橋が動いています。　
なんと！　横に回転しているではないですか！

そして真横になった橋の隙間を、遊覧船が通過していきます。。

遊覧船が通過した後、橋は何事もなかったように元に戻り、人の往来も
普段通りです。
そう、この橋は「回旋橋」と言って、船が航行するときは通行客を止め、橋の中央部を中心に90度回転するのです。

回旋橋の袂にある2階のレストランで昼食です。
窓際の席からは、回旋橋の様子が目の前で見ることができます。

妻が注文した、えび天丼です。　海老の尻尾がはみ出していますね。

私は、外が寒かったのと、食欲の調子が今一なので湯豆腐定食
にしました。
初日の二日酔いからまだ回復していないのでしょうか？　((+_+))

文殊堂を後にして、ＪＲ宮津駅に到着です。
ここで、レンタカーを返却します。

駅前に気になる店を発見しました。

暖簾に「とんだ屋」と書かれています。　「大衆海の幸料理」、とも書かれています。
帰宅してから調べてみると、魚類の刺身、焼き物、煮物、揚げ物、酢の物などのほかに、カニ料理、ラーメン、丼ぶり物も提供している、知る人ぞ知る有名な大衆食堂店なのだそうです。

お店のショーウインドウ？には、普通の大衆メニューが
置かれていました。
きつねうどん、３２４円は安いですよね、

「特急はしだて6号」、京都行が入線しました。

午後3時04分、発車です。

途中、亀岡駅に停車しました。　建設中のこの巨大な建造物は、
「京都スタジアム」（仮称）だそうです。
オープン予定は、2020年春とのことです。
サッカーチムの京都サンガＦＣが、ホームスタジアムとして
使用することが決まっているようですよ。

午後5時07分、京都駅に着きました。　東海道新幹線に乗り換えます。

乗り換える前に、新幹線の中で食べるお弁当を買います。

東海道新幹線のぞみ２４６号が入ってきました。

京都駅発、午後5時26分です。　東京駅着、午後7時43分。

先程購入したお弁当です。　左側が妻、右側が私です。

妻のお弁当です。

私のお弁当、竹の子ご飯でした。　もうそんな季節ですね。

3月15日をもって、ＪＲ東日本、全体の７０％の列車の車内販売
がなくなったそうです。
東海道新幹線は、東京－新大阪間の「のぞみ、ひかり」号は
継続だそうです。

これも時代なのでしょうか。　「平成」から「令和」に代わると、
また何かが消えて何かが新しく誕生するのでしょうね。
戦後の昭和、平成、そして「令和」を生きることになります。
皆様、新時代を元気にお迎えください。（平成31年4月2日：記）