年越しの札幌、小樽、そして新年の東京　

2018/12/25 - 2019/01/02

１２月３１日、小樽へ冬の海を見に行くことにしました。
今日は北海道最後の日、２０１８年の大晦日でもあります。
ディナーはＪＲタワーホテルの上階にある「スカイＪ」を予約してあります。
夕方前には戻ってきて、レンタカーを返却します。

最後まで雪に見舞われた今回の旅行。小樽への道も雪が降っていました。
向かったのは祝津。祝津水族館を見下ろす岸壁に車をつけて、冬の海を眺めることに。
海風が冷たい。断崖の少しむこうの岩山にはたくさんのアシカ？らしき動物がいて、独特の鳴き声を響かせています。
その様子を撮影に来る人たちも数人いました。きっとここ、アザラシが見れることで知られているんでしょうね。

祝津を後にして、小樽市内を少しだけドライブしたら、一路札幌へと戻ります。

早めに車を返却し、ホテルに戻ってゆっくりしてから、徒歩でＪＲタワーホテルに向かい「スカイJ」へ。
大晦日のこの日、空いている店は多くありません。期待していた店はすべて年内の営業を終了していたので、最後の頼みの綱とばかりにホテル内のレストランをチェックし、ここに行き当たりました。コース料理を予約しています。

広い店内は見渡す限り、海外からの旅行者らしき客で埋められています。そりゃそうですよね。みなさん、行く場所は限られます。私たちは窓側の席をお願いしていたので、夜景がきれいに見えてステキでした。キレイな２層のアペリティフを頂いてからコース料理に突入。
正直、観光客向けのレストランとばかりにあまり期待していなかったのですが、その期待をはるかに超えるちゃんとしたコース料理でした。美味しかったです。特に鰻とフォアグラの一品。絶品！また行きたいです。

楽しい食事の時間を終え、ホテルの部屋に戻ります。
荷物をまとめたら早めにおやすみなさい。明日は昼の便で千歳空港から羽田に飛びます。朝食は千歳空港で食べる予定です。
日本国内の様々な空港の中で千歳空港は私のイチオシ。時間がいくらあっても足りないくらいにバリエーション豊かな食を楽しんだり、買い求めたりできるんです。
私が買ったのは北海道バターを２種類とゆり根と山ワサビ笑　その後我が家でとっても重宝いたしました。

元旦は朝からバタバタと移動し、落ち着いた頃には夕方の新宿をぶらついておりました。
さすが新宿、多くの店は元旦の夜も営業していましたが、お目当ての店は閉まってた！！地下に降りたところにある人気の居酒屋です。下りたシャッターの前にごみ袋が置いてありました。

結局宿泊ホテルから歩いてすぐのフードコンプレックスに入り、タパスバーでワインを頂きながらのディナーです。
泊まったのはホテルセンチュリーサザンタワー。羽田空港行のシャトルバスがホテルから乗れるのでここに決めました。

今回はJALのプレミアムエコノミーシートを利用。サクララウンジで朝ご飯を頂き、出発までまったり過ごしました。
そして昼前のフライトでバンコクへ飛び、ここでしばらく滞在します。
年末の北海道旅行楽しかった。また行きたいなー　次は夏か秋ごろに．．．

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

小樽へと向かう道。真っ白です。大晦日ですがそれほど混雑してません。ただ途中、除雪車の後ろについてしまったためノロノロ運転に巻き込まれました。でもね、除雪のお仕事、ありがとうございます。安全運転に大きな一役かってます。徐行されたところ、皆一斉に追い越しして、渋滞などはありませんでした。

トンネルを抜けるとそこは”やっぱり”雪国でした。
視界は悪いけどきれいだわー。枯れ木も味がある。

そうこうしているうちに、雪がやみました。なんと青空です。
除雪車もお仕事終えてお帰りですね。お疲れ様、三が日は家でゆっくりして下いね、と言いたいけど、空模様しだいなんでしょうね。北海道の大変なお仕事です。

到着しました。祝津パノラマ展望台。ちゃんと名前がある展望台なんですね、ここ。さっきまでの青空はどこへやら。またしても曇り空です。

寒そうな冬の北の海。白とグレイの世界。私の目には粉砂糖のかかったチョコレート味のお菓子に見えます。

公園の名を掘ったと思われる石碑。

そしてホテルノイシュロス小樽。
このホテル、廃墟かと思い、ちょっと怖かったんですけどね、調べてみたらとっても素敵なラグジュアリーリゾートホテルだそうですよ。ある意味最高のロケーションなので、全室から素晴らしい景色が眺められます。露天風呂も全室についているのだとか。いつか泊まってみていものです。

岩山にアシカがたくさん、と思ったらアシカじゃなくてトドだそうです。
ほんとにたくさんいるんですよ。のんびりゴロゴロしているみたいです。きっと寒くないんですね、みんな独特な良く響く声で鳴いていました。ステキな光景です。

アップしてみたけど、トドの姿、見えるかなー（見えない気がします）
生ではちゃんと見えました。
最初は隣の祝津水族館から逃げ出したのかと思いました笑　

小樽から札幌に帰ってきて、ホテルに戻りました。ディナーまでは少し時間に余裕があったので、ホテルラウンジで軽く乾杯です。黄昏時のこういう時間は大好きです。旅行中だからこそ味わえる特別な時間。仕事に追われる毎日の中で、この時間を楽しむのは至難の業です。
そして、北海道はやっぱりクラシックビールですね。美味し

ディナータイムに選んだスカイJでは夜景の見える席をお願いしていました。これもセットメニューのひとつで、アペリティフ一杯がサービスでついてきます。
お値段ちょっと高かったけど、めったにない年末の旅行だからと奮発しました。
あー札幌の夜景、きれいですねぇ

アペリティフは何やらきれいに２層になったカクテルです。とっても美味しくて飲みやすかったです。メニューから他のカクテルを選ぶこともできます。

そして相方が頼んだのはマティーニ。
このレストランではカクテルがちゃんと美味しいのも嬉しかった。会話がはずみます。

さて、お料理がスタートです。
砂肝のピンチョス、鶏のリエットとフォアグラ入りグージェール。最近は砂肝がほんとブームですね。

オマール海老のコンソメジュレ。赤パプリカのパヴァロアとカリフラワーのムース、キャビア仕立て。赤パプリカの色がキレイ。それにとっても美味しかった。

ホタテ貝のポワレ、岩海苔のリゾット、タップナードと白ワインソース。

途中、夜景をみつつインターバル。会話も弾みます。お酒もすすみました笑

フォアグラとアナゴのミルフィーユ、大根のコンソメ煮と香草サラダ添え。
これ、最高に美味しかった。とっても繊細な味と食感が忘れられません。今でも印象に残るお料理のひとつです。

仔牛のロースのロティとクロケット、トリュフのペリゴールとラビゴット２種のソース．．．と、もう何が何だからわかりませんが、ひたすら美味しいんですね、これが

デザートです。ザッハトルテとリンゴのカラメリゼ、クリームチーズのアイス添え。
なんとなくわかります。このデザートは夜景が見下ろせるカウンターに移っていただきました。予約時にそのようにお願いしてあったので、スムーズに案内していただきました。感謝。

翌日、元旦の千歳空港。

さよなら北海道、離陸直後の空からの風景です。雪の景色が目に焼き付いています。

「さよなら北海道！」なんて舌の根も乾かぬうちに新宿で晩ごはんを探索。
ホテル付近のフードコンプレックスで生ハムが美味しそうなジャーマンタパスバーを発見しました。今夜はここで最後の食事を楽しみます。

ワインとソーセージプラターなど、色々頼みましたが、何を食べても美味しかったです。そしてとっても混んでいました。

ソーセージ、ハム、ブレッド、ザワークラウト、オリーブ、そしてカラフルなピクルス。どれもワインと良く合います。酢の物が混ざっているせいか、胃がすっきりしています。

ジャーマンタパスを楽しんだ後も、まだ部屋に戻る気になりませんでした。もう少しお喋りしようと、ホテル一階のバーでマティーニをオーダー
これ、なにやらすごーく変わった味がしました笑　え、美味しくないー！！結局ほとんど飲まずに部屋に戻ることになっちゃった。
良いホテルだったのに、バーのドリンクが美味しくないのは大失点だと思います。だって、ドリンク代高いんだもーん。

サクララウンジで朝食。
羽田の空は快晴。飛行機も無事に飛べそうです。
サクララウンジの食事は割と美味しいので、和食にしようかどうしようか迷ってしまいます。なので、ラップと卵焼きが同居することに。

飛行場の景色を眺めながら過ごす時間はステキであって、寂しい時間でもあります。羽田空港はもう何十回と来ているのに、いまだに旅立つときは心がさわさわするんですよね...
半年後にまた来ますね。しばらくさようならです。