冬の札幌、まんぷく旅行　雪も地震もなんのその

2018/12/25 - 2019/01/02

連日雪模様だった旭川。最後の朝もどんよりとした雪曇り。
でも気分は晴れ渡ってウキウキです、なぜか。

まずはホテルをチェックアウトして、荷物を預かってもらってから、朝食とランチを兼ねた食事です。
今回利用した「JRイン旭川」はロケーションと言い、バスルームの充実ぶりと言い、この値段では文句のつけようがない、ちゃんとしたホテルでした。旭川駅とイオンモールに直結しているのも便利。駅中にはコンビニと郵便局があります。

食事は前から気になっていた「あさめし前田本舗」でラーメンを。
普通のラーメン屋さんで見かけないメニューが色々あって、思わずどれにしようか迷いそうになるところ、結局オーソドックスにしょうゆラーメンを。相方はそばラーメンを。どちらも美味しかったです。

予約しておいたJRチケットで昼過ぎに旭川をたち、一路札幌へ。
列車の車窓から見える景色がなんとも寒々しくて美しい。札幌に行くと晴天が待ってるかな、なんて話ながら１時間３０分ほどで到着。
今回利用するホテルは「ホテルWBC　札幌ノースゲート」です。
３泊するのでベッドルームとリビングが分かれている最上階の部屋を予約。朝起きる時間が異なるので、先に起きても隣の部屋で音を立てて大丈夫なのは本当に楽です。

今夜のディナーは三ツ星レストラン「モリエール」です。予約時間は二つに分かれていて、私たちが予約を入れられたのは１７時半でした。ちょっと早いと感じるかも知れませんが、食事は２時間程度をかけてゆっくりと進むので、さほど気になりません。また予約は２部制ですが入れ替え制ではなく、次の時間の予約客の分のテーブルはその時間になるまで空いたままです。サービスの質にこだわっているため、いちどに入れ過ぎないという考えなのでしょう。
そしてそのコンセプト通りの素晴らしい料理とサービスで２時間半のディナータイムを終えました。最高です。

翌日はレンタカーを受け取り、そのあと狸小路に行ってお買い物です。
受け取りにいく道すがら、雪がどんどん強く降り始め、車を受け取った直後くらいからほとんどホワイトアウトの状態に。真っ白で数メートル先も見えないほどでした。
狸小路の近くの駐車場に車を止め、小路をブラブラ。お目当ては包丁屋さん。札幌で有名な包丁の宮文で名前入りの包丁を調達しました。名入れが終わるまでの間、近くのチーズ専門店でお買い物。年末ということもあって混雑していたけど、良いチーズがありました。店の名前は失念。札幌にはチーズ専門店が何店舗かあるけど、どこの店も品ぞろえなど評判が良さそうです。

この日の気温は確かマイナス３度程度だったと思いますが、外に長い時間いたせいか寒くて仕方ない。昼は暖かいものを今すぐ食べたい、ということで目についた「餃子の王将」に入りました。狸小路の中の店です。
ラーメンと天津飯を二人で分けていただきます！値段の割にちゃんと美味しいし、身体も温まりました。
それから包丁を受け取り、車でホテルまでいったん戻り、そのあとはエキナカをブラブラ。さすが師走。大丸のデパ地下は激込みでした。

その夜は札幌に来るたび必ず訪れる居酒屋「たべごと屋ござる」で晩ごはん。札幌の夜を満喫しながら早めにホテルに戻りました。
大晦日イブは疲れもあって早めにベッドに入りおやすみなさい。と思ったら．．．明け方でしょうか、地震の揺れで目が覚めました。札幌はその時の地震速報にも出ない程度の揺れだったようですが、ホテルの部屋が１２階だったせいか、結構揺れました。地震怖いなぁ．．．

明日は札幌最後の夜、そのあとは東京でも一泊します。
あともう少し続く旅行、明日を楽しみにしながら今度こそおやすみなさいｚｚｚ

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝の旭川駅前、バスターミナルの様子。雪模様の天気でどんよりしているけど、なぜだか心地よい朝の時間です。
ホテルのチェックアウトまでもう少し。ゆっくり過ごしたいのでホテルで朝食はつけないのが我が家流。食べたいものを食べたいときに外でいただきます。この日は最後の旭川ラーメンを食べに行く予定です。

除雪してるのかな。朝の８時ごろですが人の姿はまばらです。１２月２９日なので、もう会社もお休みですね。

バスが揃ったようです。バスの向こうには北海道の産んだ「ツルハドラッグ」の赤い看板が見えます。
こんな風景を、この日の朝はお茶をのみつつ時間をかけてゆっくり眺めて楽しみました。

ちなみに泊まった部屋のナンバーはこれ「1111」。ペットホテルでお留守番している我が家の愛犬を思い出しちゃいました．．．

さて、朝と昼とかねた食事は緑橋通りにある「朝めし前田本舗」でいただきます。カウンターだけの小さなお店。昼時には混みそうです。

テーブルの前にメニューが張ってあります。これがそのメニュー。ラーメン屋さんにしては種類が多く、バリエーションも豊かです。ビールやお酒もありますね。
色々迷いましたが、結局普通に味噌ラーメンとそばラーメンを頼むことに。

こちらが味噌ラーメン。「チャーシューないじゃん」と思われそうですが、チャーシューの代わりにひき肉が入っています。他の具材も通常のラーメンとは違い表面に散らしてある感じで、実は野菜がたくさん入っています。
脂は多めでこってりした味噌ラーメン。とっても美味しかったです。
この店は有名店「山頭火」の創業者が趣味と研究を兼ねてやっているものだそうです。そのためにお試しメニューらしきものが色々あるんですね。

こちらはそばラーメン。チャーシューが別添えでついています。スープの味はラーメンよりはそば寄り。麺はモチモチのそばという感じだそうです。この店の人気メニューのひとつだとか。

ホテルに預けておいたスーツケースを取りにいったん戻ります。ふと見たらロビーのテーブルの上にはお正月用のミニ鏡餅がありました。
一足早いお正月を感じました。

ＪＲに乗り込んだら「さよなら旭川」、車窓の景色が寒そうです。でも雪色に染まった木々がとってもキレイで、ついつい見とれてしまいます。

みぞれ状の雪が窓枠についていかにも寒そう。この辺りは厳しい自然が見えるけど、街の中はとっても賑やかで外は寒くて中はポカポカ。だから冷えたビールがうまい！なんて、すでに夜の乾杯の瞬間を思い浮かべたりして．．．

札幌駅についたらホテルまではすぐ近くの距離です。
チェックインを済ませると部屋に直行してホッと一息。札幌ノースゲートは古いけど清潔県のあるホテルです。前回宿泊して気に入ったので、これで２度目の利用です。こちらはツインのベッドルーム。ベッドルームにも机とテレビがあります。

リビングルームのソファセット。ブルーの美しいソファですが少々年季が入っています。スタンドの横はエアクリーナー。今やホテルの必須アイテムですね。

この部屋でいちばん気に入ったのはテレビの横のバースペースです。
小さなシンク付きで、ドリンク類をここでゆっくり作ることができるのがステキ。
３泊の間に一番よく使ったのはこの小さなバーカウンターだった気がします。

重厚な机も使い勝手良かったです。私は化粧をする時も、バスルームが重なったときはヘアドライヤーもここで使いました。重宝するスペース。
机の上には自由に使用できるスマートフォンもあります。
相方がまだ寝ているうちに起きても、この部屋に来てカーテンを開け、テレビを見たり、紅茶をいれたり、朝の時間を自由に行動できるのが本当に良かったです。
少々家具類が古いのも、控えめな値段を考えれば仕方ないと思える範疇でした。

札幌二日目。狸小路の包丁店「宮文」さんで購入した包丁に名入れしてもらっている間、寒い身体を温めようととっさに「餃子の王将」に入りました。初めて入った「餃子の王将」にちょっとワクワク。思った以上に美味しくて、身体も温まり、満足でした！

狸小路の後はデパ地下巡り。デパ地下は地方ごとに特色があるから見ていて飽きません。気に入ったものがあると買い物もします。
ブラブラと歩き回ったらまたしっかりお腹がすきました。
さて、今夜は「たべごと屋ござる」で晩ごはんです。もう始まってます！
これはたしかジャガイモのポタージュ。つき出しの一品。最初からホッとする美味しさです。

ビールで乾杯してあっという間に飲み干したら、あとは各自焼酎だったりワインだったり日本酒だったり。ゆっくり飲まないと二日酔いしやすいタイプです。
食事も色々楽しみました。これは大好きな湯葉の刺身。

白身魚のカルパッチョ。この店に来たら必ず頼む一品です。並び方も美しくていいですね。お皿のセンスもキラリ！

シーフードのサラダにドレッシングのジュレ。さっぱりして美味しいんです。こちらも必ず頼む料理のひとつ。ロングランの一品です。

こちらはたしか鴨肉です。一品の量が多すぎず、少なすぎず。二人でシェアしていただくのに丁度良いサイズです。
それにしても、この料理を食べる頃には何を飲んでいたんだろう。焼酎のソーダ割かお湯割りか．．．
美味しい料理とお酒、そして楽しい会話。北海道の旅も後半に突入し、一年も終わりに近づき、いつもとは違った雰囲気で盛り上がった夜です。

ほぼ満員だった店内も気が付くと私たちとあと一組程度になっていました。閉店まで時間はまだまだなのに、皆さんいつもより帰宅が早いようです。年末だから地下鉄が終わる時間も早いのかな？
では、私たちもそろそろ帰ることにしましょうか。

美味しかったです。ごちそうさまでした。また次回来るのが楽しみなお店です。

場所は変わって、こちらはホテルの一階にあるラウンジです。
特定の部屋に宿泊する客が自由に使えるラウンジなんです。
狭いですが私は毎朝ここにきてタブレットを開いたりしていました。ここにある飲み物はなんでも自由にいただけます。

お酒もちょっとだけあります。一晩だけここで食事後にお酒を頂きました。北海道で作られたものが多いように思いました。ワイン、日本酒、ウイスキー、スパークリングワインもあったかな。

紅茶のセレクションが豊富で嬉しい。朝はコーヒーではなく紅茶派です。コーヒー派にはちゃんとしたコーヒーマシンもあります。

ラウンジ内はこんな感じ。ちょっと冷えるので、朝は暖かい服装で来た方が良いです。

外の景色を眺めながら紅茶を頂きつつ．．．タブレットで朝からゲームやってます。１２月、この年の雪はいつもより少ないのでしょうか？思ったほど多いようには思いませんでした。

相方が起きてきて、朝ご飯はエキナカの「PAUL」で頂きます。美味しいパンとオレンジジュース、そしてここでも紅茶を頂きます。
札幌に来たときは、いつも朝ごはんはここで、と決めています。窓側のカウンターテーブルで駅の構内を行きかう人の姿を眺めながら朝の時間を過ごすのが何とも言えません。この時期の駅構内は観光客の姿が多く、みんな忙しそうながらも楽しそう。自分たちもそんな風に見えるのかな。
今日はこの後どう過ごそうか．．．そんな相談をしながら、旅は最終段階に突入です。