2017/12/26 - 2017/12/28
6585位(同エリア9410件中)
こはるさん
はじめて大分県を訪れました!
3日間で、中津市、宇佐市、大分市、別府市…とレンタカーで巡りました。
念願の宇佐神宮と富貴寺大堂にお参りでき、以前からとても気になっていた壁湯温泉に入ることができました。
気の向くまま、マイペースなひとり旅です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ぐるっと宇佐神宮にお参りをして、大鳥居のところへ出てきました。
(本来とは逆に回ってしまいました…!) -
これが、宇佐神宮の周辺マップですが、大鳥居を背にして歩いていき、酢周辺をめぐって、呉橋の駐車場に戻ります。
-
神武天皇聖蹟菟狭顕彰碑です。
神武天皇が東征の折、宇佐に来られたことを記念して、昭和15年に建てられたそうです。
宇佐神宮境内の、「一柱勝宮跡(あしひとつあがりのみやあと)」もそのことに縁の史跡ですね(旅行記「中編」に載せています) -
隣には、こんなものも!
自由律俳人の種田山頭火の碑です。
明治15年に山口に生まれた山頭火ですが、全国を漂白の旅。
宇佐神宮には、昭和4年と13年にお参りに訪れたそうです。 -
山頭火の日記より。
-
山頭火の書簡より。
-
道路を走る車にもわかりやすいように、どーんと大きな「宇佐神宮」の看板が建っています。
手前の石碑が宮本武蔵に縁のもの、奥に蒸気機関車が見えます。 -
宮本武蔵の「誠心直道の碑」。
説明版によると…。
宮本武蔵の正統兵法二天一流(へいほうにてんいちりゅう)は、流祖武蔵から八代目までは熊本に伝えられたそうです。
そのあとを継いだ九代目が、宇佐の地に在住していたのだとか。 -
その説明版です。
このあたりの知識は、まったくなくて…! -
道路沿いの大きな看板。
これは見逃しませんね! -
隣には、「宇佐参宮線26号蒸気機関車」が、ちょこんと展示されています。
-
蒸気機関車のアップです。
ドイツ・ミュンヘンのクラウス社が製造したもので、明治27年(1894年)に、国鉄の前身である九州鉄道株式会社が購入したそうです。
そのあと、大分交通株式会社に譲られ、宇佐参宮線で、71年間にわたり活躍した蒸気機関車とのことです! -
宇佐参宮線は、大正5年(1916)3月開業、昭和40年(1965)8月に廃止された路線だそうです。
-
呉橋の駐車場に戻る途中で、極楽寺にお参りに寄りました。
浄土真宗本願寺派の寺院です。
昭和の大造営によって、宇佐神宮の境内から、ここ(宇佐神宮境内のすぐ西側)へ移されたのだそうです。 -
極楽寺の境内です。
-
極楽寺境内の「三舟の書」の石碑です。
幕末の三舟(さんしゅう)として著名な、高橋泥舟、勝海舟、山岡鉄舟が、明治15年に訪れたときにしたためたものだそうです。 -
極楽寺の弥勒菩薩さまは、もともと、宇佐神宮境内の弥勒寺講堂の本尊仏だったそうです。
明治はじめに発せられた神仏分離令のため、こちらに移されたのだとか。 -
そして、ぐるっと回って、呉橋の駐車場まで戻ってきました。
鳥居の奥に見えているのが、呉橋です。
駐車場はこの鳥居の左手側にあります。
これが宇佐神宮の西参道で、呉橋を渡ってすぐのところに、弥勒寺(極楽寺の阿弥陀如来さんは、もともとここの講堂の本尊仏とのこと)がありました。
この鳥居は「鉄鳥居(かねとりい)」というそうです。 -
鉄鳥居の説明板です。
西参道に鳥居があったのは古く、15世紀の絵図にも描かれていたそうです。
江戸時代中期の元文元年(1736)の火事で木製の鳥居が焼失してしまったので、寛保三年(1743)に江戸の住人によって、鉄の鳥居が寄進されたそうです。
でも、戦時中に、金属類の回収が命じられたため、鉄鳥居は供出されてしまったのです…。
いろんなところに、歴史を感じます。 -
鉄鳥居の沓石(くついし)。
沓石というのは、いわゆる礎石のことだそうです。 -
鉄鳥居をくぐったところで振り返り、西参道を臨むとこんな感じです。
多くの人が、参道を通って宇佐神宮に参詣したのですね。
もう17時30分近く。
宇佐神宮にさよならし、車で、今晩の宿泊地、別府八湯のひとつ、「鉄輪温泉」へ向かいます! -
途中で通った、宇佐駅の駅舎。
宇佐神宮風です! -
車を走らせること、1時間15分ほど。
宇佐市から別府市へ。
19時過ぎ、いよいよ鉄輪(かんなわ)温泉です!!
温泉の気分が高まります!
もくもくと夜の闇に、白い湯気が大きくたちのぼっています。 -
今晩は、鉄輪温泉の「もと湯の宿 黒田や」さんにお世話になります!
-
「もと湯の宿 黒田や」さんの明るいロビー。
チェックインを済ませたあと、鉄輪温泉を散歩がてら、外へ。
もう19時半過ぎなので、おなかもすいてきました。 -
鉄輪温泉の案内図です。
-
鉄輪温泉街を夜のお散歩。
「いでゆ坂」というそうです。
いでゆ坂を下っていきます。 -
道路にも、隙間からもくもくと湯気がたちこめています。
-
あちこちに、共同湯がいっぱい!
これは、「上人(しょうにん)の湯」。
踊念仏で有名な、時宗の一遍上人にちなんで名づけられたのだそうです。 -
もう閉まっていて入れませんでしたが、こんな「足蒸し」の施設も!
-
「足蒸し」の中は、こんな感じです。
-
ここが、共同湯の「渋の湯」です。
-
「渋の湯入浴心得三か条」。
第一条には、「和やかな入浴」とあり、「組合員と外来入浴者のくつろぎ場と心得ること」とありました。
入浴時間は、6時30分から21時まで。
入浴料は100円です!
おなかがすいていましたが、もう20時。入浴時間はあと少し。
地元の皆さんに交じって、渋の湯に入ってきました!
ルールがよくわからなくて、きょろきょろしていると、みなさん親切に「こうするのよ」と教えてくださって…!
ありがとうございます。
のんびーり、湯を堪能しました。 -
「むし湯 ポケットパーク」。
広場になっています。 -
「一遍湯かけ上人」の像。
-
「旧鉄輪むし湯跡」です。
むし湯が以前にあった地で、男女混浴の蒸し釜がひとつあったそうです。 -
むし湯跡の手前の石碑。
野口雨情の歌が刻まれていました。 -
そして、現在の「鉄輪むし湯」です。
-
もうひとつ共同湯、「地獄原温泉」です。
鉄輪温泉といえば、地獄蒸しのお料理が有名ですものね!
(今回、食べられなかった…残念…!) -
おなかがすいた~!!
お宿近くの「焼鳥おおの」さんで、遅めの晩ゴハンです。 -
お店の中は、遅い時間なのに、多くのお客さんで大賑わい。
大分といえば、の「とり天」と~♪ -
と、だんご汁!!
美味しかった~!
お店の方もとってもフレンドりーで親切で、一人旅の私にいろいろと話しかけてくださって、おしゃべりも楽しかったです。
大満足してホテルの部屋に戻りました。
大分滞在二日目も、濃密な一日となりました。
おやすみなさ~い。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
こはるさんの関連旅行記
大分 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
42