黒岳で初スノーシュー

2019/03/19 - 2019/03/22

今年は黒岳でスノーシューをしました。昨年歩いた旭岳の東側にある黒岳は標高1984mです。19日から強風で、2日間ロープウェイが運休となり、今年は駄目かと思っていましたが、早目に乗り場へ行くと、動いていて嬉しかったです。直ぐに発車するロープウェイに乗り、五合目へ。そこから更にリフトに乗って7合目へ上がります。頂上へ登るスキーヤーやスノーボーダー達は、そこからボードやスキー板を担いで、更に登って行きます。辛い思いをして、一気に滑り降り、また登るということを繰り返すのでしょうね。スキー客やボーダーの数は、旭岳に比べると少なく、ゲレンデもこじんまりとした印象でしたが、11月下旬から6月上旬まで山岳スキーができる日本で一番長く楽しめる黒岳スキー場だそうです。
3月のこの時期になると、今年は特に雪解けが進んで、ジャリジャリという音がしていました。翌日は夜間からの雪が積もって、真っ白な景色だと思いますが、下に積もった雪が湿気ているので、雪崩などが起きないことを祈ります。
強風のため、翌日も運休ということだったので、本当に今日歩けたことがラッキーだったということですね。

エリア 層雲峡(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

ホテルから歩いてロープウェイ乗り場へ向かう途中、黒岳の頂上が見えました。層雲峡温泉は標高670mだそうです。

これは昨日快晴だったにも拘らず、風が吹く強く運休となったロープウェイ乗り場でした。今日は曇りだったので、景色はあまり良くないと諦めていましたが...

帰りに撮ったロープウェイ乗り場です。朝よりも天気が回復していますね。この左横に、層雲峡神社があります。

ロープウェイで、早速五合目へ上がると、太陽が顔を出していました。5合目で標高1300m。

今日のスノーシューは、ブルーのところを歩きます。

リフト乗り場前にある高松台に上って見た頂上です。

黒岳横の桂月岳、凌雲岳、北鎮岳などが見えています。
大正期に全国を歩いた詩人「大町桂月」の名前をとって、桂月岳（1938m）と名付けられました。大正10年、桂月はこの地を訪れ、山岳案内人の成田嘉助と未開の大雪山を縦走したそうです。その厳しい道中、同行者が大町桂月の人柄に感銘して、命名したという。

こんな風に頂上が見えるとは思っていませんでした。

5月下旬から写真のように、チシマザクラが咲くそうです。

雪が溶けるとこんな感じです。今いるのは、7合目のリフトを降りて、少し登ったところを左手に歩いています。

黒岳から旭岳の縦走をする日帰り登山ツアーも（株）りんゆう観光層雲峡で行なっています。

リフトで上がったところからの景色です。層雲峡の朝陽山、奥にニセイカウシュッペ山が見えていました。

リフトを降りたところが7合目で、標高1520mです。

今年は異常な天候で、雪が溶けたり、また降って積もってはいますが、湿気が多く、雪が重かったです。黄色のマークが招き岩と言われる九合目です。

「あまりょうの滝展望台」からの眺めです。あまりょうとは架空の生物だそうです。この崖の対岸下に、滝があるのですが、冬は雪で滝はもちろん見えません。南からの風が強く、寒いです。９号目から上は、強風で、飛ばされそうですね。

この辺りは、ダケカンバの林です。

登るにつれて、頂上の形状が変化しています。

期待していた雪質ではなかったので、足が疲れます。丁度、戦場ヶ原を春先に歩いた時のことを思い出しました。

上からスキーヤーやボーダーが滑り降りてくるので、注意しながら、歩いています。皆が上手いとは限らないので、怪我をしないように。

ガイドさんです。北海道でガイドをなさっている方の多くは、地元の方ではなくて、本州からの方です。

トドマツで、縦に棟裂の裂け目が付いていますね。まだ元気そうです。

リスの尻尾のようです。

このダケカンバの木は毎年、雪が積もってこのように折れ曲がっていますが、雪解けが進むとちゃんと立っているそうです。重そう。

ロープウェイ乗り場駅にあった志賀さんのお鉢平の空撮写真だと思います。カルデラ湖が綺麗ですね。

冬が終わると春が来ます。

こんな花や

こんな蝶も

色々な花が咲き始め、

冬のスノーシューばかりしている私はまだ見たことがない花も咲くのです。

泊まっているホテル大雪3階のお風呂から見える黒岳の頂上。緑色のところが頂上ですが、この日は曇っていて見えませんでした。晴れている日には綺麗に見えたのですが、撮り忘れました。

内湯から眺め。