'19 GW欲張り旅②　バルセロナからMSCで地中海ショートクルーズ

2019/04/29 - 2019/04/29

10連休の2019年のゴールデンウィーク！
またとないカレンダーに浮かれて計画した8泊10日の周遊旅行記です。

1日目　成田空港→香港経由→シンガポールへ
2日目　シンガポール→バルセロナへ
3日目　バルセロナからMSCシンフォニアに乗船
4日目　ジェノヴァ寄港
5日目　マルセイユ寄港
6日目　バルセロナで下船、観光→パリへ
7日目　ディズニーランドパリ
8日目　パリ→ヘルシンキ経由→香港へ
9日目　香港ディズニーランド
10日目　香港→成田空港

気持ち的には旅のメインはバルセロナからの地中海ショートクルーズなのですが、ゴールデンウィークの航空券はとても高額なため、ヨーロッパへの往復は香港発着で。
すると、クルーズは3泊しかないし、どうせ乗り継ぎするならストップオーバーも組み込んでほかも…と欲張った結果がこの旅程でした。

今回は、旅のメインとなる地中海ショートクルーズ。
バルセロナからMSCシンフォニアに乗船です。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 船 タクシー
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

現地時間の朝7時半くらいにバルセロナに到着しました。
初めて来たので、空港内の表記がスペイン語メインなのには慣れておらず、どうにも分かりづらい…

バルセロナ エル プラット空港 (BCN) 空港

まだ朝が早いので、とりあえず到着フロアのど真ん中にあった「go natural」というカフェで軽く休憩しました。

チョコレートマフィンと、写真には写っていませんがフレッシュオレンジジュースがとても美味しかったです。

そして、空港からクルーズターミナルまでタクシーで直接移動しました。
空港から港までの運賃は39ユーロの定額です。（他に空港チャージと荷物のチャージが数ユーロ）
車窓から見た港はクルーズ船がいくつか並んでいて壮観でした。

今回乗る船はMSCシンフォニア。
ターミナルCから乗船です。

とてもシンプルな入口。
この入口の脇に荷物を預けるカウンターが出ていて、あらかじめ送られてきていたバゲージタグを付けてから係員さんへ託し、チェックインカウンターへ進みます。
私たちが到着したのは10時くらいでしたが、なんとチェックイン待ち時間ゼロ！
あまりに人が少なかったので間違っているのか不安になるくらいでした。

MSCシンフォニアは約6万5千トン、「中型」くらい船ですが、それでも近づくと大きく感じます。
白基調でガヤガヤした塗装が無いスッキリした外観は私好みでした。

乗船するとバルーンアーチが迎えてくれました。
それにしても、誰もいない…

ロビーアトリウム的なところ。
2層吹き抜けで装飾も無くとてもこじんまりした感じですね。

デッキ11に上がって市街の方向を見ると、遠くにサグラダファミリアが見えました。
天気が良くないのが残念ですが、バルセロナ市街が一望できます。

ムンジュイック城も。
あちらのほうが高い位置なので、きっとさらに素晴らしい眺望なのだろうと思います。

デッキ11の「La Terrazza Buffet」に行ってみました。
まだ人が少ない…
13時出航なので10時インは早くないと思っていましたが、どうやらかなり早い時間帯に乗船したようです。

簡単にブランチ。
ありがちなメニューですね。
そして、ありがちな味…（つまり、大して…）

サーバーさんがナプキンで帽子を作ってかぶせてくれました。
怪訝な顔で即外す息子…（笑）

おなかが満ちたので少し船内を探索することにしました。
デッキ11はまだ相変わらずの人の少なさで、気兼ねなく息子を歩かせられました。

「Doremi Spray Park」という子供向けの遊び場があり…

その反対側にはプールです。
まだ誰も入っていません…

デッキ13にはパターゴルフも。
かなりデコボコなのでちゃんと遊べるのか分かりません。

船内も歩いてみました。
この船は各デッキに音楽家の名前を付けていて、例えばデッキ6はモーツァルト。

このマシンでクルーズカードにクレジットカードの登録をしておくことで、クルーズ中はすべての決済がクルーズカードだけで完結出来ます。
JCBも含め、主要ブランドはすべてカバーされています。

写真屋さん。
クルーズ中にカメラマンに撮影してもらった写真はこちらで購入することができます。

カジノです。
この時はまだ営業していませんでしたが、営業している時間はわりといつも賑わっていた印象です。
今回はタイミングを逸して運試しはしませんでしたが、外国船の楽しみの一つですね。

「Teatro San Carlo」シアターです。
毎日何かしらのショーがあるのですが、今回は1歳児連れで3泊しかない航程だったので機会がありませんでした。

覗いただけですが、喫煙者には嬉しい大変立派なタバコ部屋。

「Manhattan Bar」というミニステージがあるラウンジは、航海中に生演奏やパーティが頻繁に行われる場所です。

子どもの遊び場「Junior Club」

レストラン「il COVO」

レストラン「il Galeone」
今回の旅の夕食は基本的にこちらのレストランでしたが、テーブルメイトが日本人のご家族だったので、気持ち的に少し楽でした。

そしてこちらが今回のキャビンです。
安く抑えるためにバルコニー無しの海側キャビンにしました。
とても狭いですが、3泊だけだし、洋上日が無いので部屋にいる時間も短いから…と割り切って決めました。

トイレは普通。

シャワーブースは非常に残念な狭さです。バスタブもありません。
もちろん分かったうえで申し込んでいるのですが、過去4回乗ったディズニークルーズの船はバストイレ別室でバスタブもあるので、子連れだとディズニークルーズのほうがイイですね。

チェックイン時に預けた荷物も早々に運ばれてきたので、部屋で荷解きをして少し休んでいたら、もう出航時間です。

晴れてきたので改めてデッキ12へ。
少し人が増えましたね。

息子も遊べて満足だったようです。

夕食は「il Gareole」でシーフード中心に。
こういうクルーズ船では、あまりハズレないのでサーモンはおすすめです。

食べづらいエビ。まあまあでした。

フルーツを少々。

そしてアイスクリームと謎のムース。何だったか忘れました。

MSCシンフォニアは、思っていたより空いていたこともあってか、落ち着いてのんびりした雰囲気で出航しました。
とは言え、久しぶりの船旅でに気分が高揚し、わくわくしながらの出航です。

寄港地の記録はまた次の旅行記で。