2019/02/19 - 2019/02/21
765位(同エリア1914件中)
forestkoroさん
- forestkoroさんTOP
- 旅行記162冊
- クチコミ25件
- Q&A回答1件
- 173,308アクセス
- フォロワー5人
「白川郷」を出発したバスは、東海北陸自動車道を経由して
1時間で「高山」へ。
高山は、仕事やプライベートで訪れているので4度目ぐらいだろうか。。。
今回はそんなに時間もないし、車でもないし、仕事でもないので、
「酒造めぐり」を楽しむことにした(呆)。
城下町の中心、商人の町として発達した上三之町を中心に、
江戸末期から明治期に建てられた屋敷等が軒を連ねる上町・下町の
三筋の町並みは、「古い町並」と呼ばれ、
「三町伝統的建造物保存地区」に指定されている。
特に有名なのが「上三之町」の通りで、造り酒屋の軒下には
新酒ができたことを知らせる
杉の葉を玉にした「酒林」(杉玉)が下げられている。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
向こうに見えるのはJR高山駅。。。
-
飛騨の蔵元は「12蔵元」あるそうだが、周辺には7つの蔵元が揃っている。
此方は、「深山菊」で有名な「船坂酒造店」。
店内にはレストランや日本酒バーも備えた、大きな蔵元だ。 -
-
種類が豊富で二口分ぐらいずつ2種類まで無料で試飲できる。
燗酒は一合で500円~600円。
スタッフの方オススメの「深山菊 特別純米」と「しぼりたて生酒」をいただく。
前者の方がコクがあって好みのタイプ。 -
此方はその向かい側にある「原田酒造場」。ご存じ「山車」で有名な蔵元だ。
-
この時期、市内にある6軒の造り酒屋が1週間交代で酒蔵を一般公開すると
いうことらしいが、此方の公開は22日(金)からとのこと(3/2まで)。
店内はいかにも蔵元らしい「凜」とした雰囲気。 -
試飲も「山車 なでしこ花酵母造り しぼりたて本生」1種類だけだった。
-
1杯150円。当然、こうなる(笑)。
-
-
プラより酒器でいただきたいかも(笑)。
が、囲炉裏の横で味わうと美味しさが増すような。。。
ピュアな淡麗の清々しいお味のお酒だ。北アルプスの伏流水の美味しさ
ダイレクトに味わうイメージ。お値段もお手頃だし、うれしくなってお買い上げ! -
-
少し歩くとセレクトショップが!!
飛騨のお酒をあれこれと揃えたお店で色々と選ぶことができる。 -
銘柄は限られるが、此方でも試飲をあれこれ(汗)。。。
友人へのお土産用に此方でも1本購入してしまった(呆)。 -
ずっしりと重たくなった袋をぶら下げて「老田酒造店」へ。
此方は「鬼ころし」で有名な蔵元だ。
此方でも「しぼりたて生酒」を試飲(呆)。
麹が立っている感じのふくよかな香りのお酒だ。
そういえば○○年前に仕事で訪れた時には
クライアントのおじさまが「飛騨高山に来たらこれだよ!」と
「鬼ころしの一升瓶」を複数本購入(呆)。
その夜は宿で大宴会をして、翌日は「飛騨天文台」(京都大学附属)へと
向かったのだった。とんでもない山の中にある空に近い天文台だった(懐)。
今回はもうお酒は2本あるので、鬼ころしの「酒粕飴」を購入。
酒粕はお肌にも良いので友人たちへのお土産にも好適品だ。
普段、自宅でもよく食べる「千歳鶴」(北海道・札幌の地酒、母の実家とも関係
が深い)の「酒粕飴」よりもアルコール度が低くてお菓子に近いイメージ。
この飴だったら食べやすいので、お酒が飲めない友人たちにも喜ばれるだろう。
さて、そろそろお腹が空いてきた。。。 -
はるばる高山を訪れたのなら、名物の一つ「高山ラーメン」が食べたい。
早速、某ログで検索をかけるが、ラーメンランキングの上位店は
どういう訳か「火曜定休」が多い(汗)。
高山のメインストリートの一つ、安川通り沿いで見つけたのが、
「蔵食房 龍々」さんだ。
店頭にはテイクアウトできる「鶏トマ唐揚げ」の看板や
「極・担々麺」の案内もが目立つが、「高山ラーメン」もいただけるお店らしい。
入口部分はそんなに広くないが、うなぎの寝床のような店内を奥に進むと
茶色と白を基調に、梁や柱を大胆に組み合わせたシックな空間が広がっている。
天保7年(江戸時代)に建てられた土蔵を改築。
高山の「古い町並」に合わせた今風のお店に作り替えたということらしい。
お手洗いへと続くアプローチには「坪庭」(よりも広い)なども設えられている。
此方のメニューは、飛騨の食材を豊富に使用した飛騨高山【極・担々麺】と
あっさりした風味の【高山ラーメン】、【鶏トマ唐揚げ】の3本柱らしい。
特に【鶏トマ唐揚げ】を用いたメニューは「飛騨高山グルメグランプリ」を
4年連続で受賞しているのだそうだ。 -
そんなに有名なら食べてみれば良かったのだけれど、
オーダーは「並盛り」(750円)に「味付き煮玉子」(100円)をトッピング。
此方の「並盛り」は麺が120グラムなのだそうだ。 -
高山ラーメンといえば、「ちぢれ細麺」が特徴なのだけれど、此方のスープは、
地元で100年続く日下部味噌醤油醸造の醤油、鰹節、鶏ガラ、豚骨スープを
ブレンドしたというあっさり系。
叉焼も自社加工場で造り、食べた時にとろけるのが特徴なのだそうだ。
トッピングはメンマと葱とサラダ菜のようなシャキシャキッとしたほうれん草(?)。
若干濃い目の味付け(私にとっては)なのだけれど、濃い目のスープが
ちぢれ細麺によく馴染んで美味しい。叉焼もとろけるように柔らかく、
玉子はちょっと半熟仕様。そしてサラダ菜のようなほうれん草が
別添えのサラダのように、サッパリ感をサポートしてくれる。
また卓上には胡椒の他に、辣油(担々麺用?)と「酢」がスタンバイ!!
お店の方によると、「高山ラーメン」に「酢」を加えると
少し味が引き締まってまた違ったテイストが楽しめるのだそう。。。
試しにトライしてみたら、これが美味しい!!
焼きそばに「酢」をかけると脂っこさが抑えられるのと少し似ている。
白川郷も高山も寒かったし、飲んだくれた、もとい、少し嗜んだ後の
「〆の一杯」にふさわしいラーメンだった。
冷え切った身体もすっかり温まったし(笑)。
何よりも高山の古い歴史と新しい味が混在しているところが面白い。
火曜日はラーメン店に限らず、お休みのお店が割と多いようだ。
その次に多いのは「木曜定休」だった。
高山で「高山ラーメン」を食べる時には注意された方がよろしいだろう。 -
高山ラーメンを食べて温まった後は、安川通りを鍛冶橋方面へ進む。
「宮川」にかかる「鍛冶橋」の袂に佇む屋台風のお店が、
みたらし団子の「二四三屋」(ふじみや)さんだ。
すぐ近くにカフェ併設のお店もあるようだが、せっかくなので此方へ。。。
通常、「みたらしだんご」というと、砂糖醤油の餡をかけた串団子のことだが、
飛騨高山の「みたらしだんご」は、甘い醤油だれではなく、お醤油味のお団子を
指すらしい。「極めてシンプルで素朴なお味!」という観光バスのガイドさん
情報をもとに、高山ラーメンを食べた後のデザートにいただこうとやってきた。 -
お母さんが一人で焼いている。1本90円。
d0352022_16373319.jpg
お皿に置いてくれたところを激写!!
オリジナルの団子生地に、醤油会社に依頼して作ってもらったという
「3種類の醤油をブレンドして作ったオリジナルの醤油ダレ」を使用。
このタレは、創業以来、70余年にわたって継ぎ足して使われ、
今も当時から変わらない味を守り続けているのだそうだ。
芳ばしいお醤油の味がお団子に染みこんで、独特の味わい。。。
普段、甘じょっぱいみたらし団子を食べている自分にとっては、
いささか「未知の食べ物」だった(笑)。
お茶といただくというより、お酒と合わせてもたぶん美味しいお団子だと思う(笑)。
高山市内にはこのような「みたらしだんご」のお店が何軒かあるようなので
食べ比べにトライしても楽しいだろう。
この日は火曜日なので、お休みのお店もあったようだが。。。 -
この後は、だいぶ前に訪れたことのある「高山陣屋」前で記念撮影。
-
-
桜の名所であり、高山祭りの際に屋台が通ることでも有名な「中橋」。
ここにも雪吊りが!!
この後、山々の美しい景色をバックに、バスは東海北陸自動車道→北陸自動車道を
経由して、金沢をめざす。。。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
飛騨高山・古川(岐阜) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 1902・金沢旅行記
0
22