2018/08/23 - 2018/08/23
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ナミビアの大西洋岸の内、スケルトン・コーストと呼ばれているのは、スワコプムンドのスワコプ川河口以北。
スワコプムンドの街の中心部はスワコプ川河口よりちょっとだけ北にあるので、スケルトン・コーストにある街と言えば言えるんでしょうが、ドイツ風の街並みを持つリゾート・タウンとしての雰囲気の方が濃厚で、スケルトン・コースト(骸骨海岸)と言う陰惨な名は似合わない。
でも、今日から二日間はたっぷりとスケルトン・コーストの雰囲気を味わいに、スワコプムンドより北のヘンティス・ベイやケープ・クロス、そしてさらに北にあるスケルトン・コースト公園まで行ってみようと思います。
これは旦那が今回のナミビア旅で一番見てみたいと言っていた場所だから、テンションが上がるドライブ旅になりそう!
出だしの今日は、スワコプムンドで見残していたクリスタル・ギャラリーとスワコプムンド・ミュージアムを見学してから出発。
スケルトン・コーストはどんな姿を見せてくれるだろう。
表紙の画像は、スケルトン・コーストにあるケープ・クロス・シール保護区内。
遠目には浜辺に岩がゴロゴロ転がっているように見えますが、全部オットセイです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今日はスワコプムンドを出て大西洋岸をさらに北のスケルトン・コーストへと行くんですが、その前に見残していた見どころ二つに寄ってみます。
その一つは、スワコプムンドの中心部にあるクリスタル・ギャラリー。
宝石の結晶をイメージしたようなデザインの外観と、玄関前に配置された枯山水風の岩石がすぐ目に留まります。
開館は、月~土曜日の9:00~17:00で、チケットは20ナミビア・ドル。
世界の珍しい色形の鉱物や貴石類のほか、ナミビアのエロンゴ州で発見されたという世界最大の水晶が展示されてあるので行ってみましょう。
画像右手がその水晶で、高さ3m幅3mで重さは14.1トン。
う~ん、大きいことは大きくても、美しいかと言われれば、ちょっと…。(^^ゞ
このギャラリーには多少お高い宝飾店も何軒か入っていますが、買い物を強制されることは無く、落ち着いて見学できたのはよかったです。
色鮮やかな色石を使ったお土産品店もあり、こちらは気軽に見て回れました。クリスタルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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スワコプムンドお名残りの朝の散策。
これはストランド・ホテルそばの浜辺に沿った遊歩道。
左の画像奥に見える建物がストランド・ホテル。
この2018年8月下旬現在、スワコプムンドでは一番新しく規模が大きいホテルだったと思います。
ストランド・ホテル脇の遊歩道にはちょいと洒落たカフェやレストランが並んでいたり、ホテル建物向こう側にはパーム・ビーチや桟橋もあって、スワコプムンドに来る人ならこのあたりは一度は訪れるはず。
スワコプムンドは海辺のリゾート地ですが、スワコプムンド沖を流れるベンゲラ海流は夏でも冷たく波の荒い寒流。
浜辺にはその日の満潮・干潮の時刻と共に水温も表示されます。
この日はどんより曇って水温は14℃ほど。
気温も上がらず、せいぜい裸足で水辺へ行く人が見られた程度でした。 -
向こうに見えるのは、ストランド・ホテル脇を通っている遊歩道の延長になっている岩場。
先端が夕日の名所になっていて、昨日行ってみた時には素晴らしい夕景が見られたのに、今朝はこんな曇り空のスワコプムンド。
ストランド・ホテル脇にあるのはこの浜辺だけではなく...、 -
…スワコプムンド・ミュージアムという私営の博物館もすぐそばに。
外観は古いですが、内容は豊富なので行ってみるといいですよ。
博物館外の子どもの遊び場には捕鯨砲なども置いてありました。
オープン時間は毎日10:00~17:00。
チケットは30ナミビア・ドル。写真撮影OK。
私営の博物館なので、志がある方は、カウンターに置いてある寄付金箱に維持費としていくらか入れてもいいのでは。スワコプムンド ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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スワコプムンド・ミュージアム内部。
入ってすぐの場所は、自然史に関する展示。
奥に行くにしたがって、ドイツ植民地だった頃の展示品コーナー、当時の生活を再現したコーナーもあり、規模の割りに充実した内容だったと思います。
個人的には、スワコプムンドが1892年にドイツ領南西アフリカの主要港として建設されたところから始まる歴史年表が、当時の写真も混じえて展示されてあるのが興味深かったです。スワコプムンド ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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スワコプムンド・ミュージアム内部。
ナミビアの先住民のサン族やヒンバ族を紹介しているコーナーもありました。
スワコプムンドの後、これらの人々が暮らす地域に行く方は、ここでお勉強して行きましょう。スワコプムンド ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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そろそろスワコプムンドを出て今日の宿泊地のヘンティス・ベイへ。
あ、燃料も満タンにしなくっちゃ!
スワコプムンドは規模の大きい街なので、ガソリン・スタンドも大きくて設備よし。
コンビニやATM、洗車、ファストフードのお持ち帰りのご用もOK。
どこでもスタッフが給油してくれます。
ここではディーゼルがリッター13.01ナミビア・ドルでした。
地方だと、スタンドの規模も小さく古びていますが、それでもお店が付設してあったり24時間営業の場所も有り。 -
スワコプムンドを出たのは午後の2時。
瀟洒なドイツ風街並みから一歩出て、C34号線で北へ向かい始めると、そこはもうスケルトン・コースト沿いのまっ平らなナミブ砂漠の砂地。
それでも、C34号線沿いは簡単ながら舗装は出来てました。
う~ん、この味気ない道!
これもナミブ砂漠の見せる多様性の一つと思っても、今日の陰鬱な曇り空と相まって、何だか心が沈んで来た。
「ナミビア行くなら、スケルトン・コーストが見たい!」と言って楽しみにしていたはずの旦那も浮かない顔。(^^; -
スワコプムンドからC34号線で北へ!
スケルトン・コースト沿いに40分ほど行くと、まっ平らな砂浜の波打ち際近くに、座礁した船の姿が見えて来ます。
浜辺手前まで車で入って行けるので、波や風の様子に注意しながら行ってみましょう。
画像手前の泡のようなものは、栄養豊富な海水が波や風で攪拌されて出来る波の花。
日本だと風情あるものとして扱われますが、スケルトン・コースト沿いでは、まるで大量廃棄された古綿のように飛んで来ては積もってました。(^^;Zeila Shipwreck 観光名所
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スケルトン・コーストは、遠浅の砂浜が延々と続いている海岸線。
夏でもベンゲラ海流の冷たい荒波が押し寄せて霧も濃く風も強いため、昔からよく船が座礁する場所として知られています。
この画像の難破船は、ゼリア・インディア号というトロール船。
座礁したのはほんの数年前の2014年11月と聞いて愕然。
今も続く海難事故の恐ろしさをも実感させる光景でした。
●注: この船の名は、資料によって綴りがZELIA INDIAだったり、ZEILA INDIAだったりします。混乱に要注意。Zeila Shipwreck 観光名所
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そんなゼリア・インディア号を前にした砂浜には、遭難者を模したと思われる骨が並べてあったのが悪趣味。(^^;
これはこの時だけ置いてあったわけではなく、結構前からあるんだそう。 -
難破船ゼリア・インディア号があった場所からC34号線をさらに北へ20分程でヘンティス・ベイの町に到着。
まっ先にこの日のお宿にもチェックインしたんですが、本来なら明日行く予定のケープ・クロス・シール保護区方面の様子を見にすぐにお出かけ。
そのお宿や周辺の様子は、この旅行記の後半でご紹介します。 -
ヘンティス・ベイの町からさらにスケルトン・コースト沿いに北上して行くC34号線。
相変わらずまっ平らな砂の中の道を進んで行くと、道の両側に点々と並んでいる台が。
何か乗っかってるけど、何?
車を降りて見に行くと、これはピンク色をした塩の結晶を売っている無人販売。
そう言えば、道筋に製塩工場があったっけ。
ウォルヴィス・ベイの近郊と同じような広大な塩田があるんだろうな。
この画像の商品にはお値段が書いてないですが、別の場所では大きさごとに20~30ナミビア・ドルというお値段が付いてました。
食用? それとも観賞用?
お金は置いてある瓶に入れるシステムらしいけど、これって誰かに持って行かれないの?
誰かが見張りをしてるんだろうかと見回しても、あたりはまっ平らの砂原で人影は無し。
不思議なお店でした。 -
ヘンティス・ベイから40分程でケープ・クロス・シール保護区への標識が。
あれ? ずいぶん近かったね。
ひょっとしたら、まだ保護区内に行けるかもよ。
…と保護区のゲートへ。
ちょっと注釈を付けておくと;
ケープ・クロスというのはこれから行く岬の名。
シールというのは、英語でアザラシやアシカ、オットセイの仲間の総称。
この保護区にいるのは、そのうちのオットセイ。
アザラシ、アシカ、オットセイの違いが知りたい方は、次のペット総合情報ブログーペットハイムの『アザラシ、アシカ、オットセイの違いって何!?』のページで見てみるといいですよ。
https://petheim.net/seal/ -
これがケープ・クロス・シール保護区ゲートそばにあるチケット・ブース。
チケットは80ナミビア・ドル/人。車の乗り入れ料金は10ナミビア・ドル/台。
「もう4時半になるけど大丈夫?」と聞いたら、「うん、いいよ、ごゆっくり~。」という返事。
ラッキー!! (^◇^)
でも、あんまり遅くなってゲートを閉められたら大変だから、結局は1時間ほどで戻ってきましたが。(笑)ケープクロスシール保護区 国立公園
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ゲートからオットセイが群れる海岸線まではさらに車で5分ほど。
簡単な駐車場がまずあって、この画像奥に見えている柵付きの遊歩道を辿って見学するようになってました。
車の外に出て、まずびっくりするのはその異臭。
これはオットセイたちの糞便が主な原因で、目に沁みるほどのきつい臭いです。
次に驚くのは、オットセイのその数。
遠目には岩がゴロゴロしているように見えたのは、全部オットセイ!
Σ( ̄□ ̄|||)
この画像には写っていない場所もオットセイに占拠されていて、何とここには数万頭ものコロニーが生息しているんだそう。ケープクロスシール保護区 国立公園
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上掲の画像の碑の土台でぐっすり寝ていたのはまだ子どものオットセイ。
人間は危害を与えないと学習しているせいか、間近まで行っても怯えて起きたりせず、笑ったような顔で寝ているのが愛らしい。
手を伸ばせば届く距離でしたが、お触りは厳禁です!ケープクロスシール保護区 国立公園
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ケープ・クロス・シール保護区内に設置されている柵付きの遊歩道。
人間もオットセイも安全に観察したりされたりできるようになっています。
この遊歩道は、歩き始める時と歩き終えた時に、オットセイが中に入り込まないよう、きちんと出入口は閉めましょう。
手摺りのところどころに説明プレートが出ていましたが、風化が進んで読み取れないものが多いのが惜しい。ケープクロスシール保護区 国立公園
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遊歩道から左右を見ると、陸の駐車場側も海岸側もオットセイがびっしり。
上の方でも言ったきつい異臭のほか、大声で鳴き交わす声がヤギのような「ベエエ~!ベエエ~!」なのにもビックリ。
時折聞こえて来る喧嘩の威嚇のための「グホッ!! グホッ!!」の吠え声も凄まじい!
オットセイって、こんな臭いでこんな声なのね。
特に臭いは、今もこれらの写真を見ると鼻の奥によみがえって来るほど。ケープクロスシール保護区 国立公園
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8月の下旬にはオットセイの授乳の様子もあちこちで見られたケープ・クロス・シール保護区。
こんなに近い場所なのに、親も子も全然怯えたりせず、リラックスしてお乳を上げたりもらったり。ケープクロスシール保護区 国立公園
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イチオシ
このオットセイの親子は、手を柵の間から伸ばせばすぐ届く距離での授乳。
お陰でその様子がよく観察できました。
ただ、手が届く所にいるからと言って、実際に触るのはご法度ですよ。ケープクロスシール保護区 国立公園
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この子はお腹いっぱいお乳をもらったようで満足満足のポーズ。(笑)
オットセイも伸びをするんだね。ケープクロスシール保護区 国立公園
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子ども達だけで小さなグループを作っていたオットセイ。
こちらを見つめてきた子がタヌキ顔。ケープクロスシール保護区 国立公園
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オットセイの仕草を見て回るのも楽しいケープ・クロス・シール保護区。
この子の寝相はすごいなあ。(笑)
ヒレの形や、ゴムのような質感がよく分かる。ケープクロスシール保護区 国立公園
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手頃な大きさの岩があると、それを枕にして寝ているオットセイも。
この二頭は同じ格好で寝ているね。
シンクロナイズド・スリーピング! (笑)ケープクロスシール保護区 国立公園
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イチオシ
ケープ・クロス・シール保護区の柵付き遊歩道内側。
遊歩道はベッタリと地面に設置されているわけではなく、ところどころ橋桁も付いていて、オットセイたちはそこから海への出入りも出来るようになっています。
おおむねこんな平和な姿で寝転ぶオットセイたちが多かったんですが…、ケープクロスシール保護区 国立公園
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イチオシ
…時には喧嘩が勃発!
オットセイは、強いオスが何頭ものメスを従えて繁殖する動物。
これもハーレムを巡るオス同士の争い?
「グオーッ!! グホッグホッ!!」の吠え声や、相手に捨て身でぶつかって行く肉弾戦の響きも凄い!
それを見物したり警戒するオットセイがいたり、我関せずの寝姿を見せるオットセイもいるケープ・クロス・シール保護区の浜辺。
ハーレム奪取の喧嘩に敗れたオスはその後どうなるかと言うと、再挑戦はせずにオス同士のグループを作って生涯を終える個体が多いんだそう。ケープクロスシール保護区 国立公園
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ケープ・クロス・シール保護区の波打ち際。
砂地も混じる岩が多い海岸線になってますが、その岩の周りもオットセイだらけ!
岩の色形にオットセイの姿が溶け込んでいて、パッと見ただけだと気付きません。ケープクロスシール保護区 国立公園
-
イチオシ
波打ち際の浜辺をびっしりと埋め尽くしているケープ・クロス・シール保護区のオットセイの群れ。
遊歩道からその様子を見ていると、そこに現れた一匹のイヌ、ではなく一匹のジャッカル。
いや、ジャッカルもイヌの仲間なんですけどね。(^^;
何しにこんなオットセイの群れの中に一匹で来たんだろ?
ひょっとして、オットセイの赤ちゃんを狙ってる?
と、画像左手のオットセイの一団が警戒するように首をもたげて一斉に「ベエエ~! ベエエ~!」ケープクロスシール保護区 国立公園
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オットセイの一団の「ベエエ~!」攻撃を食らったジャッカル。
プイ!と横を向いたかと思ったら、今度はSUR SHANGHAIたちの方をギロッ!
Σ( ̄□ ̄|||) わーー!!
でも、この後はスウッとどこかへ行ってくれて一安心。
ああ、びっくりした。ケープクロスシール保護区 国立公園
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柵付き遊歩道のそばにあったこの建物は、以前は休憩所だったのかも。
今ではオットセイたちの休憩所になってました。(笑)ケープクロスシール保護区 国立公園
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ケープ・クロス・シール保護区には、元気に成長中のオットセイの赤ちゃんたちも大勢いた代わりに、中には悲しい光景も。
生まれて間もない赤ちゃんのまだ新しい死骸が、もうすっかり風化が進んでカラカラになった死骸の合間にありました。ケープクロスシール保護区 国立公園
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ケープ・クロス・シール保護区の駐車場。
波打ち際とは反対の陸地側に二本の十字架が立っていますが、これは1486年にヨーロッパ人として初めてこの地に上陸したポルトガル人のディアゴ・チャオという人物が立てた物。
●注: ただし、今見る姿はレプリカとの事です。
近寄って行ってみると…、ケープクロスシール保護区 国立公園
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…アザラシそっくりの岩に、上で言ったこの十字架の由来が英文で記されていました。
別の岩には、ドイツ語や、ポルトガル語(?)、それにアフリカーンス語(?)で書かれた碑文もあり。
この地にディアゴ・チャオが上陸した1486年には、ここはすでにオットセイのコロニーになっていたんだろうか。
それとも、オットセイの大群を見つけたからこそ、ここに上陸したのかも?ケープクロスシール保護区 国立公園
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ケープ・クロス・シール保護区から、宿を取ったヘンティス・ベイに戻る途中、車でもスケルトン・コーストの砂浜を走れる場所を見つけて行ってみた。
でも旦那は浮かない顔のまま。
「スケルトン・コーストを楽しみにしてたけど、何だか暗い雰囲気続きで滅入る。」
「(^▽^;) お天気のせいもあるよ~。だったら明日はスケルトン・コースト・パークに行くのは止めて内陸にある別の見どころへ行けばいいし。」
「じゃ、そうしようか。」
…と気を取り直してヘンティス・ベイの町へ。 -
ヘンティス・ベイはヘンティス・ベイはスケルトン・コースト沿いの町の一つ。
大きなホテルはありませんが、中小規模のお宿が数軒あり。
SUR SHANGHAIたちが予約して行ったファースト・グループ・デザート・ローズは新しい設備の大き目のホテル。
周辺は住宅街や浜辺の遊園地になっていて、食事場所や商店などが集まっている通りからは離れているので車で行く方向け。
二階建ての建物に、アパート・スタイルのお部屋がいくつも入っているという造り。
車は敷地内に停められて安心。First Group Desert Rose ホテル
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ファースト・グループ・デザート・ローズで予約して行ったのは、リビングやキッチンのほか、寝室が二つ付いた家族向けのお部屋。
部屋からのネット接続OK。
着いたばかりの時には、広くて新しいし清潔だね、と言っていたのに、この後事件発生。
その話はちょっと置いておいて、まずはこのお宿周辺を探検してみます。First Group Desert Rose ホテル
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ファースト・グループ・デザート・ローズの宿泊棟がスケルトン・コーストに面した側。
こうして見てみると、普通の地面の上に立っているように見えるんですが…、First Group Desert Rose ホテル
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…ファースト・グループ・デザート・ローズが立っているのは、スケルトン・コーストの浜辺に直接面したナミブ砂漠の砂丘の上。
斜面には花壇や子どもの遊び場、それに…、First Group Desert Rose ホテル
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…簡単な階段が造られていて、直接浜辺に下りて行けるようになってました。
さっそく下りて行ってみると…、 -
イチオシ
…ファースト・グループ・デザート・ローズ以外の民家もナミブ砂漠が海砂漠となってスケルトン・コーストに落ち込む砂丘の上に!Σ(・ω・ノ)ノ!
土地の人たちは経験上、ここに家を建てても大丈夫と分かっているから出来る事なんでしょうが、何だかシュールすぎる町並み。
この画像の波打ち際はやたら黒くなってますが、これは露出している岩の表面にびっしりと付いているムール貝の稚貝。 -
ヘンティス・ベイの町に沿ってまっ平らに連なるスケルトン・コースト。
遠くの波打ち際で、砂を掘っては何かを拾い上げている人の姿が。
多分これは、アサリの潮干狩り。
浜辺にはムール貝の稚貝の殻以外にも、アサリの貝殻もたくさん落ちてました。 -
ヘンティス・ベイのスケルトン・コーストで見つけたフラミンゴの羽。
あれ? 数日前にウォルヴィス・ベイに行って以来フラミンゴの姿は見てないけど、この辺りにもいるんだ~。 -
砂浜から見上げた砂丘の上に立つファースト・グループ・デザート・ローズの側面。
あ、こっち側からも上って行けるのね、と戻って行ってみると…、First Group Desert Rose ホテル
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…これが結構きつい斜面。( ̄▽ ̄;)
でも、思っていたより硬く締まった砂丘だし、これなら上に家を建てるのも有りかな。
…自分は止めておきますが。 -
砂丘を上って行って見下ろしてみたヘンティス・ベイのスケルトン・コースト。
浜辺に遊園地が設置されてましたが、この時にはお天気のせいかお客さんは無し。
同じ砂丘の上から、ヘンティス・ベイの町方向を見てみると…、 -
…ヘンティス・ベイの町全体も、ナミブ砂漠の砂丘の上に出来ているんだと分かってビックリ!
他人事ながら、これまで地面陥没とか建付けが悪くなったとかの被害は無かったんだろうかと気になります。
この散策の後でお部屋に戻ったところ、事件発生!
台所にゴキブリが数匹チョロチョロッ!
最初は、「まあ、台所ってゴキブリが居がちな場所だし…。(^^ゞ」と思っていたら、カバーをめくったベッドの中にまでチョロチョロッ!
これが引き金になって、旦那が「もうここに泊まるのも嫌だ!二泊予約したけど、明日は出たい。」
そこで、苦情を入れて二泊目のキャンセル交渉。
でも、SUR SHANGHAIたちが予約して行ったのは、キャンセルした場合、前払いした部屋代金は返金不可のお部屋。
決まりだから!の一点張りで、二泊目の部屋代は一銭たりとも戻って来ませんでした。
眺めがいいホテルだっただけにガッカリの対応。
しばらくプンプンだった旦那も、急遽の話し合いで明日の行先とお宿を決めた後はホッとした顔。
うんうん、SUR SHANGHAIもお金が戻って来なかったのは悔しいけど、もう一晩ゴキブリと一緒のベッドで寝たくないし。 -
明日の動向も決まった後は、ヘンティス・ベイの町に出てこの日の夕食。
ヘンティス・ベイは小さい町ですが、海辺の町だけあって、シーフード専門のレストランが数軒。
SUR SHANGHAIたちが行ったGO FISHY RESTAURANTはその一軒。
賑やかなジャッカルスプッツ通りからはちょっと引っ込んでいますが、気さくな雰囲気の入りやすいお店です。
ちょっと早い時間帯に行ったせいか最初はがらがらでしたが、食べ終わる頃には程よいお客の入り。
お試ししたのはフィッシュ・スープとシーフード二人前の盛り合わせ。
スープの方はすりつぶした魚のダシがよく利いていてお勧め。
でも、シーフード盛り合わせはどれもフライにした物ばかりで単調。
ここではグリルとフライを別々に頼んで、シェアするのがよさそうです。
ケープ・クロス・シール保護区以外、旦那にとっては期待外れだったスケルトン・コースト。
明日は、予定していたスケルトン・コースト・パークではなく、内陸にある別の見どころを目指します!GoFishy Restaurant シーフード
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅行三昧さん 2019/03/21 21:41:45
- オットセイ、半端ないって!
- SUR SHANGHAIさん
こんばんは。旅行三昧です。
凄い数のオットセイですね、圧倒されました。
オットセイって「ベエエ~!ベエエ~!」って鳴くんですね。
サンフランシスコのPier39のアシカは「オウッ!オウッ!」でした。初一人旅でしたので、特に鮮明に覚えてます。
https://4travel.jp/travelogue/10045910
ところで、「★ナミビア+南アフリカ車旅(3)ナミブ・ナウクルフト国立公園へ」を次に拝見します。デッドフレイを観に行かれたのですね。是非、じっくり拝見させていただきたいと思います。
いつか絶対に行きますよ!
旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2019/03/22 17:13:17
- Re: オットセイ、半端ないって!
- ご訪問、ありがとうございます。(^◇^)
ケープ・クロスのオットセイ、本当にあれだけの数が見られるとは思っていなかったのでうれしい驚きでした。
たまには動物観察を旅の目的に組み込むのもいいですね。
私たちがソススフレイに行った時にはあいにくの天気だったので、砂丘上りもデッドフレイ訪問もせずに植物観察してました。(笑)
よって、お天気がいい日に行ってみた方の旅行記を参考になさるのがよろしいかと思います。
旅行三昧さんがいらっしゃる時には、お天気に恵まれますように。(^O^)
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