2度目のローマ＆初めてのバルセロナ 7日目＜バルセロナ2＞

2018/12/23 - 2019/01/01

本日のメインイベントはサグラダ・ファミリアとコルドベスのフラメンコ。

普段は観光をしない我が家だが、さすがにバルセロナに来てサグラダ・ファミリアをパスすることはあり得ない。
エレベータ＆音声ガイド付き入場券を日本で入手した。

フラメンコと闘牛はスペインに来たら見てみたいものの代表格。
バルセロナでは闘牛は禁止らしいので、フラメンコは絶対に外せない。
コルドベスも、20時30分からビュッフェ付きコースを日本で予約済み。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

7日目　12月29日（土）　朝

【Amrey Sant Pau＜朝食会場＞】

格安ホテルにしては朝食会場はちゃんとしていた。
広いし清潔感もある。

アムレイ サン パウ ホテル

【朝食会場：朝食ブッフェ】

さすがに豪華とは言えないが、必要最低限のものがそれなりに揃っている。

【朝食会場：朝食ブッフェ】

H\iSご用達だけあって、日本人率が高い。
最初は日本人が大半だったが、後になれば白人が増えてきた。
日本人は早起きして出かけるが、白人はゆっくりバカンスを楽しむってことか。

〇サンパウ病院

今朝は4号線なのでサンタントニ・マリア・クラレト通りを西に向かう。
サンパウ病院は敷地が広い。
ホテルの部屋から見える建物とは違う古い建物が沢山あるようだ。

サン パウ病院 現代・近代建築

▽Sant Pau / Dos de Maig　サン・パウ／ドス・デ・マイグ駅

サグラダ・ファミリアまで1駅なので歩いても行けるが、T-10も持っているし、時間もないので地下鉄で行くことにした。
サン・パウ／ドス・デ・マイグ駅では、上り下りのホームを間違わないように、十分確認したはずだったが、・・・・。

▽Camp de l'Arpa カンプ・デ・ラルパ駅

到着したのはサグラダ・ファミリア駅でなく、逆方向のカンプ・デ・ラルパ駅だった。
しかも、地上に出るまで気がつかなかった間抜けぶり。

慌ててて反対ホームに駆け込んだ。
サクラダ・ファミリアのエレベータ予約時間は10時15分だけど、どうやら遅刻しそうだ。

▽Sagrada Família　サグラダ・ファミリア駅

何とかサグラダ・ファミリア駅に到着した。
この時点で10時15分

サグラダ ファミリア駅 駅

〇サグラダ・ファミリア

地下から地上に出ると、目の前にサグラダ・ファミリアがそびえ立っていた。
5分くらいの遅れだから、恐らくはノープロブレムだろう。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

〇サグラダ・ファミリア：入場券 29EUR×３人

HPで29ユーロで買っておいた入場券
エレベータと音声ガイドが付いている。
エレベータはBarcelona Walkerでおすすめの生誕のファザードにした。

Entrance time：10:00-10:15
Towers：Tower on the Nativity facade
Start time：10:15

〇サグラダ・ファミリア

音声ガイドを受け取ってエレベータ前に行くと10分近くの遅刻だったが、何のお咎めもなくエレベータに乗れた。

小さなエレベータで、後ろのカップルと５人しか乗れない。

〇サグラダ・ファミリア

エレベータを降りたら狭い階段を下りることになる。
パリの凱旋門での苦行が頭によぎる。

〇サグラダ・ファミリア

何か所か小さなバルコニーが設けられている。
ちなみに受難のファサードは工事の関係でバルコニーに出られないらしい。

〇サグラダ・ファミリア

「サクラダアキオ」
沢山あるいたずら書きの中で日本語はほとんどないが、それでも恥ずかしい気持ちになる。

〇サグラダ・ファミリア

塔の下部に螺旋階段がある。
Barcelona Walkerによると生誕と受難で螺旋の巻き方向が違うらしい。

〇サグラダ・ファミリア

階段を降りてきたら教会の内部になる。
音声ガイドの解説によるとガウディの独創性がすごい。

教会を沢山知っている訳ではないが、他の教会とは様子が随分違う。

〇STワールド・バルセロナ支店

近くなのでSTワールドのバルセロナ支店に寄ってみた。
来店者に記念品をくれる引換券を貰っていたのでノコノコやって来た。

〇STワールド バルセロナ支店

日本語の上手なエンリケさん
何でも聞いてと言うので調子に乗って、明日の夕方、予約なしでピカソ美術館に行く予定だと話したら、わざわざピカソ美術館に電話をしてくれた。
結果、明日は満員なので行っても入れないと教えてくれた。

ピカソ美術館は残念だけど無駄足にならずに助かった。

▽Passeig de Gracia

サグラダ・ファミリアから地下鉄2号線でパッセージ・デ・グラシアまで5分

パセジ ダ グラシア駅　 駅

【チャペラ Txapela】

昨日見つけられなかったアウトレット行のバス停を無事発見
チャペラを目印にバス停を探す場合は、グラシア通りにチャペラが2つあることに気を付けて！

チャペラ 地元の料理

〇カタルーニャ広場

バルセロナ検討を始めた時、カタルーニャ広場の言葉がやたらと出てきた。
カタルーニャ広場がバルセロナの中心かと思っていたが、この時遠目に見ただけで立ち寄る機会はなかった。

カタルーニャ広場 広場・公園

《エル・コンテ・イングレス　El Corte Inglés》

エル・コルテ・イングレスは、マドリードに本社を置く百貨店グループでヨーロッパ最大、世界第4位らしい。

エル コルテ イングレス (カタルーニャ広場店) 百貨店・デパート

《エル・コンテ・イングレス》

1階は化粧品、2階以降はファッションやインテリアがあって、最上階はフードコートと日本のデパートと同じ。

最上階のフードコートはパエリアが美味しいとの口コミが多数ある。
インテリアのフロアーまで行ったが、そこで力尽きた。

《エル・コンテ・イングレス》

地下1階のスーパーに移動

ここは恐ろしく広い。
何でも売っている。

《エル・コンテ・イングレス：Lindor Cornet 12.49EUR×４箱、値引き 12.49EUR》

2箱買えば50％OFFと勘違いしていた。
2箱目が50％OFFということだった。
ローマでも似たような勘違いをしていたが、同じ失敗を繰り返すとは学習効果がまるでない。
でも、70％カカオは美味しい。

《エル・コンテ・イングレス：Choco negro 3.25EUR×２枚、値引き 1.63EUR》

これも上と同じで2枚目が50％OFFということだった。
英語は難しい。

《エル・コンテ・イングレス： Zumo Naranja 2.49EUR》

オレンジを絞るマシーンがあった。
500mlより1リットルの方が割安なので、つい1リットルを買ってしまった。

レジを出た所にイートインのコーナーがあったので、使い捨てのプラコップを買い足してそこでグイグイ飲んだ。
さすがに美味しかった。
最初は持ち歩くのに重いと思っていたが、ここで1リットル飲み干した。

《エル・コンテ・イングレス： 合計 45.46EUR》

ないものがないっていうぐらい品揃えが豊富。
立地も抜群にいいし、バルセロナのスーパーはここで決まりだろう。

〇プルタル・デ・ランジェル通り [Portal de l'Àngel]

エル・コンテを出てそのまま南に下がる。
グラシア通りからプルタル・デ・ランジェル通りに名前が変わっている。

グラシア通りと比べると道幅も随分狭くなったが、十分賑わっている。
また、エル・コンテ・イングレスがある。

【Petritxol Café ペトリチョル】

スペイン名物のチュロスを食べようとラ・パリャレサに来たら、シャッターが下りていた。

幸いすぐ隣のペトリチョルは営業中。
ペトリチョルも地球の歩き方に載っている有名店だし、ラ・パリャレサにそんなに拘りはない。

ペトリチョル チョコア (ペトリチョル通り店) 専門店

【ペトリチョル：チュロス、ブラウニ―、チョコレートケーキ】

チュロスにホットチョコレートをつけて食べるのは知っていたが、大量のホイップクリームには驚いた。
オーダー時にホイップクリームの有無について聞かれたのでつけてもらったが、結果的には必要がなかった。むしろ余計だった。

女性陣はチュロスに興味がないようで、ショーウインドウでブラウニ―とチョコレートケーキを指さし注文していた。

【ペトリチョル：コーヒー×２、カプチーノ】

チュロスにはホットチョコレートがついているのでコーヒーが必要なのか疑問もあったが、結果的にコーヒーは必要だった。

ただ、カプチーノはオーダーミスだった。

【ペトリチョル：合計 19.55E】

レシートをなくしたので詳細はわからないが、合計20ユーロだった。
意外に高くない。
チュロスはこんなもんかっていう評価。
不味くはないが、もの凄く美味しいものでもない。

【ラ・パリャレサ La Pallaresa】

ペトリチョルに入ったのが3時半頃だった。
で、45分後にペトリチョルを出て来たら、ラ・パリャレサには行列ができていた。

ラ・パリャレサのシャッターは本日休みの意味ではなく、休憩中ってことだったみたい。
それにしても、この行列を見せられると、ラ・パリャレサにするべきだったの後悔が湧き出てくる。

ラ パリャレサ スイーツ

《ボケリア市場》

「バルセロナの台所」と言われているランブラス通りのボケリア市場
青果・精肉・鮮魚・調味料・乾物・乳製品・菓子類など多様な品揃えらしい。

ブケリア市場 市場

《ボケリア市場》

市場と言えば東南アジアの市場しか知らなかったが、全然違った。
東南アジアと一緒にしたら失礼だが、清潔感があり、市場独特の生臭さがない。

【ピンチョス屋＠ボケリア市場】

市場では、あれこれ食べている人が大勢いる。
せっかくなので、ピンチョスを食べてみることにした。

【ピンチョス屋＠ボケリア市場：ピンチョス 2EUR、ピンチョス 1.5EUR】

ピンチョス２本で3.5ユーロが高いのか安いのか微妙だが、掛け値なしに美味しかった。
オリーブとイワシ、オリーブとサーモンだったと思うが、生臭くなくて爽やかな食感だった。

【生ハム屋＠ボケリア市場】

お次は定番の生ハム

【生ハム屋＠ボケリア市場：イベリコ生ハム 5EUR】

ハム自体は美味しいが、少々塩辛い。
ビールと一緒に食べたら美味しいようだ。

〇ランブラス通り

ランブラス通りはもの凄い人出
昨日のグラシア通りとは趣きが違う。

ランブラス通り 散歩・街歩き

〇レイアール広場

せっかくレイアール広場に立ち寄ったのにガウディのガス灯をすっかり忘れていた。

レイアール広場 広場・公園

《アート・エスクデジェルス　Art Escudellers》

アート・エスクデジェルスは、スペイン中の陶器を扱っている。
店内はとても広いのに、さらに地上階の他に地下一階と中二階がある。

アート エスクデラーズ 専門店

《アート・エスクデジェルス：中皿 30.49EUR》

あれこれ迷った挙句に買った中皿
いかにもスペインって柄

《アート・エスクデジェルス：カップ 9.59EUR》

これはお嬢が買ったカップ

《アート・エスクデジェルス：合計 40.08EUR》

陶器好きにはたまらないが、商品があり過ぎて、なかなか絞り切れない。
我が家もここで結構いた。

〇エスクデジェルス通り

この辺りはゴシック地区と呼ばれる旧市街
道幅は狭いが、独特の雰囲気がある。
歩いているだけで楽しめる。

〇サン・ジャウマ広場

地図も見ないで適当に歩いていたら大勢の人が集まっている広場があった。
地図で見たらサン・ジャウマ広場と言うらしい。

サン ジャウマ広場 広場・公園

【Cappuccino】

ジャウメ通りウロウロしながらジャウメ・プリメ駅まで辿り着いた。
ちょうどカフェがあったので休憩することにした。

【Cappuccino： カプチーノ 3EUR、アメリカーノ 2.45EUR×２】

何がいいのか、もの凄く流行っている。
それなりに店内は広く席数はあるが、空いた席がほとんどなかった。

7日目　12月29日（土）　夜

【コルドベス：ディナー＆飲み放題付き 78.5EUR×3人】

本日2つ目のハイライトは、コルドベスのフラメンコ
VERTRAで予約したのは、20時30分からビュッフェで22時00分からフラメンコショーのコース
8時15分頃に店の前に行くとそれなりの行列ができていた。

コルドベス 劇場・ホール・ショー

【コルドベス】

どこの国にも横入りする奴はいる。
ここで金を払っていたので予約してないってことだろうか？
だから焦っていたのか？

【コルドベス：ブッフェ】

飲み放題と言われてもビール、サングリア、カバぐらいしか思いつかない。
酒を飲めないマダムに至っては水とコーラ

【コルドベス：ブッフェ】

料理は期待してはいけないと口コミで読んでいたが、それほど不味くはない。
と言っても、すごく美味しい訳ではない。

ディナーなしのフラメンコだけのコースもあるが、肝心のフラメンコの席はディナー付きが前のいい席になるらしい。そりゃそうだろう。

【コルドベス】

さあ、フラメンコの場所へ移動
座席は決められている。
正面ではないが、2列目のいい席だった。

最後にカメラタイムがあるので、それ以外は撮影禁止。
掛け声も禁止のアナウンスがある。

【コルドベス】

フラメンコって知っているようで、何も知らなかった。
思っていた以上に迫力があって、表情も豊か。
ステップと言うより床を蹴りつけている。
床に細工がしてあるのかと思うぐらい大きな音がしていた。

【コルドベス】

オリンピックにナルシストって競技があったら、金メダルをとるのは間違いなく彼だろう。

【コルドベス】

歌も凄い上手い。
声の出し方が中途半端じゃない。
最初は踊りのための歌と思っていたが、そんなものではない。

コルドベスは歌や踊りが即興らしいので、それに合わせるギターはたいへんなことだろう。
ギターの人たちが目くばせしていたのが印象的だった。

【コルドベス】

トリをとっていたので、このお姉さんが今夜のボスなんだろうか。
彼女の迫力も凄かった。

【コルドベス】

78.5ユーロもするが、スペインでフラメンコを見ない訳にはいかないと思っていた。
その程度の認識だったが、すっかりフラメンコに魅せられた。

78.5ユーロの価値は十分ある。

☆Amrey Sant Pau＜406号室＞

今日はそれほど歩いた気はしていなかったが、万歩計は21,030歩になっていた。
死ぬほど歩いたローマのクリスマスでさえ23,147歩だったので、ほとんど変わらない。
サグラダ・ファミリアの階段が距離を稼いだのだろうか？


●2度目のローマ＆初めてのバルセロナ 8日目＜バルセロナ3＞
　https://4travel.jp/travelogue/11466824

アムレイ サン パウ ホテル